生暖かい目で見てください。
目が覚めるとそこには天井がある。
...当たり前だな...いや待てよ?
俺の部屋の天井にはポスターを張っていたはず!無くなっている!?
あれ?壁紙の質まで変わってね?
どうなっている!?
「あら、起きたの?」
女性の声が聞こえる。
振り向こうとしても何故か首が動かん!
「あうああえ?」
...「あなた誰?」って言ったのに変な声が出た。
え、マジで俺どうなってんの?
身体動かんし、声は出ねえし、もしかして包帯でぐるぐるになってる?
「どうしたのかしら?」
女性の顔が見える。
...でかくね?
「は~い、たかいたか~い。」
女性は俺の身体を持ち上げる。
その細い体のどこに俺を持ち上げる筋肉が!?
いや待てよ...もしかして俺が軽いのか?
女性の後ろにある鏡を見る、チラ!
...俺、赤ちゃんになってる。
「うぎゃあああああああああああああ!!!」
「え!?どうしたの!?」
なんでだよおおおおおお!!!!
ブリテン転生:3年3か月2日
三歳の誕生日のお祝いに貰ったが使う機会が無かった手帳に転生してから今までのことを書こうと思う。
俺は転生した。
重要なことだからもう一度書くがマジで転生した。
死んだ記憶はないんだけどなぁ...
まあそれは置いておくとして、俺は貴族の家に転生したらしい。
時代錯誤とかそういうのではなく過去に転生した。
...現代が遠いんじゃあ...
めちゃくそ不便なんだが。
まあでも現代の利器なんて作れるほど頭が良いわけではないから我慢するしかない。
しかし一つだけ言いたい。
飯がまずすぎる!
何だこれは!?
生の野菜に塩かけただけみたいなものを料理とは言わん!
せめて野菜を洗え!!
そして切ろ!!
畜生!!厨房に危ないからって入れさせてくれないし文句を言っても聞いてくれないし!最悪だあ!!
ブリテン転生:4年5か月6日
今日はこっそり美味しいものを食べるためにお出かけをした。
しかし食べ物の店がない。
やっぱり料理技術が無いから売れないのかな?
仕方がないので自分で食事を作る為に森で野鳥を狩った。
調味料が塩しかないのが辛い。
まあ美味しかったのだから別にいいんだが一つ面白いことがあった。
遂に友達ができたのだ!この人生で初の友達だ!
...少し言い訳をさせてほしい。
俺は貴族の家に生まれて外に出たことなんて数えられるくらいしかない。
それにあったことがある子供なんて貴族の子か俺を貴族と知って敬う奴くらいしかいなかった。
だから友達と言えるほど仲良くなった人なんて一人もいなかった。
まあ友達がいなくても別に良かったんだができるとやっぱりうれしいな!
ちなみにその友達は女の子だ。
名前はアルトリアというらしい。
アルって呼ぶことにした
ブリテン転生:4年5か月7日
夢に変なお兄さんが出てきた。
なんか話しかけてきたんだが長かったので要約すると魔術の才能があるから教えてあげようって話だった。
正直知らない人にそんなこと言われてもな~って思って断ろうと思ったけど、夢の中に何故かアルがいた。
彼女も学んでほしいというので教えを受けることにした。
ちなみにこのお兄さんの名前はマーリンというらしい。
なんか胡散臭さを感じる。