チート能力貰って転生したは良いけど生まれる世界を間違えた 作:ツライスシャワー
‐笠松市某所‐
「ここが彼女が居るかも知れない廃墟だな…」
「あぁ…車が何台も停車しているみたいだし、どうやら当たりみたいだね…」
俺達は彼女のsosを頼りにイベント会場の廃墟まで来たのだが、俺達の想定より相手の規模が大きいので手が折れそうだ…
「どうする、サイクロン?」
「うーん、普段のボクなら荒事以外の穏便な手段で事を済ませるけど相手が悪いね…仕方ない、力技で救出しよう」
「了解だサイクロンんなこったろうと、武器は持ってきてある」
そう言うと俺は持ってきた大型のアタッシュケースを開く。
中には特殊改造が施されたエアガン2丁、金属製棍棒1つ、グローブ1つ、金属製シールド、防弾チョッキ、防刃チョッキ、をそれぞれ2つずつと煙玉3つだ。
「よし、ボクがエアガン2つと棍棒を持っておこう…ジョーカーは煙玉とグローブをお願いするよ」
「了解、まぁ俺に射撃センスは無いしな…」
「よし、ボクはつけ終わったよ、ジョーカーは?」
「俺もだ、よし!じゃいくかぁ…」
「あぁ、そうしよう…そうだ、中に入ったら正義の味方の真似事でもしないかい?ジョーカー?」
「あ?唐突だなサイクロン別に良いけど…何時ものアレで良いか?」
「あぁ、何時もアレで行こう…」
「オッケー…じゃあとっとと救いに行きますか!」
「あぁ…彼女も怖い思いをしているからね!」
そう言うと俺達は真正面から見張りをぶっ飛ばして突入した。
中に入ると何十人もの黒服とやけにガタイのいい男とその奥に依頼主のうちの生徒が拘束されて居た。
「な、何もんだお前ら!!」「サイクロンさん!ジョーカーさん!」
「っちぃ!探偵だか何だか知らねえが見られたからには生かしておけねぇ!行け!お前ら!やっちまえ!」
「「「「「ハイ!!」」」」」
そうして僕達に向かって向かってくる黒服の男達
「来るぞ!サイクロン!」
「あぁ、行こう!ジョーカー!」
「「はぁぁぁぁぁ!!」」
こうして俺達は黒服達と相対した。
「オラ!」
「「グワーッ!!」」
「はぁっ!」
「「ふべらっ!?」」
「オラァ!後ろががら空き…「ジョーカー!」痛ッ!」
「チッ!後ろか!オラァ!」
「グワーッ!?」
「悪いサイクロン!助かった!」
「全く…油断し過ぎだよ…」
「わりぃ!次からは気をつける!」
俺達の戦いだが単純に俺達ウマ娘は身体能力が桁違いに高いので数が何倍多くても短期決戦だったらこちらに分が有る…と言うかただの蹂躙劇である。取り敢えずダウンした奴らは…半分位か。
「チッ!素の身体能力じゃ適わねぇ!おい!誤射しても良いからチャカ使え!チャカ!じゃなきゃ無理だ!」
「「「「はい!」」」」
俺達が殴ってぶっ飛ばして殴ってぶっ飛ばしてを繰り返して居ると突然銃弾が体を横切った。
「はぁ!?アイツら拳銃持ってんのかよ!?」
「みたいだね!作戦変更!煙玉を使おう!」
「了解!せいっ!」ボシュン!
そうして俺は煙玉を使って視界を遮った。
畜生…まさか拳銃なんて使って来るなんてな…
「クソ!撃ち方やめろ!場所が分かんねぇんじゃ無駄弾を食うだけだ!」
取り敢えず銃弾は止んだ…取り敢えず作戦を考える為にサイクロンと合流して小声で作戦会議する
「どうする、アイツら銃とか持ってるぜ…防弾チョッキを着ているとは言えメットは無いから頭は防げないぞ…」
「ふぅん…ジョーカー?ボク達ウマ娘は耳が結構いい事忘れてるね?」
「あ?それがどうし…成程ねぇ…!」
「そう言う事、ボクがエアガンを撃つからエアガンの玉に反応した声の出処まで行ってぶっ飛ばしてくれ」
「了解!さてと、やりますかぁ…」
そう言うとサイクロンがエアガンをあちらに1発づつ打ち始めた
それを見計らって俺は走って敵の方向に向かった。
パン!「おい、誰か打って…グワッ!?」
パン!「お、おいどうし…ピギャ!?」
パン!「ち、畜生…一体どうなって…グハァ!?」
そうして俺達の作戦は成功して煙玉が晴れる頃にはほぼの敵を気絶させる事に成功したのだった。
「お、おいお前ら!返事し……はぁ!?」
そして煙幕が晴れた時には主犯者らしき男以外の敵は全員倒れていた。
「これで…形勢逆転だね」
「だな、おいアンタ!良くもウチの後輩を攫ってくれたな……」
「キレてるねジョーカー…まぁボクも結構頭に来ているけどね……!」
「ク、クソっ!まだ終わりじゃ無い!俺にはこのU-BEASTが有る!」
そう言うとガタイだけは良いアイツは何かカプセルを飲んだ…んな!?
「は、ハハハハ!タギル!チカラガタギルゾォ!コレデキサマラナドアカゴドウゼンヨ!!」
「っっ…!なんて姿だ!?」
「あぁ、アレはちょっと不味いかも知れないね…」
カプセルを飲んだ男は筋肉が異常発達して巨大化、まるで童話の怪物のような姿になった。
「フハハハ!シネイ!」ブゥン!!
「はぁ!?」「なっ!?」
アイツ鉄柱を引っこ抜いて武器にしやがった!?なんつーパワーだよ!
「お、おいどうするサイクロン!あれは流石に不味いぞ!?」
「ボクもそう思うよ…1度彼女を救助して逃げるのが良い…「サセルカァ!!」んだけど今無理になったね…」
畜生!アイツ鉄柱を出入口にぶん投げて物理的に封鎖しやがった!
「これは…腹くくるしかねぇな…」
「あぁ、そうだね…」
そう考えお互いに覚悟を決めていると突然あの怪物の体に輪っかが巻き付く……は?
「ナ!?ウ、ウゴカン!?ナゼダ!!」
「見つけた…」
そこには阿修羅の表情をした松浦さんが白と青を基調にした戦闘服?っぽい服をきてこっちに来た…どう言う事だ?
「ま、松浦さん?」
「松浦!?どうやって此処に、教えてなかった筈!?」
「少し当たりはついてたからな…それと少し遅くなった、悪い…」
「ナ、ノンダオマエハ!?」
「あ、あんたが主犯か…良くもウチの教え子を誘拐してくれたな?地獄を見せてやる…」
「ヒ、ヒィ!?」
「エクリプス」
『はい、マスター』
「ディバインバスター、最大出力で打つ、非殺傷設定は付けておいてくれ…」
『了解です、マスター』
エクリプスさん松浦さんが話をしていると突然デカい金色の玉が出て来た…は、はぁ!?
「ちょちょちょ、松浦さん何ですかそれ!?」
「な、何だい松浦それは!?」
「タ、タスケテ!!」
『チャージ完了しました』
「ありがとうエクリプス…じゃああんた、言い残す事は」
「シ、シニタクナイ!?」
「安心しろ殺しやしねぇよ…でもね少し…頭冷やそっか…」
「ヒィ!?」
「ディィバァァイィン…」
「バァスターァァァァァ!!!」
『DivineBuster』
松浦さんがそう言うと金色の玉はレーザービームの様に斜めに真っ直ぐ発射されて廃墟が消し飛んだ………うわぁ( ᐛ)
「なぁ、サイクロン…松浦さんを怒らせるのは絶っっ対するなよ?」
「あぁ、ジョーカー…ボクも肝に銘じておくよ…あれは喰らいたくない…」
「ふぅ、終わったわ…取り敢えずアイツは今頃気絶してるだろうから警察に通報しておいてくれ、後あの子はもう外に連れ出して有るからメンタルケアの方を頼む…俺は事情聴取とか面倒いから帰る」
「ちょ、松浦さん!?……って早!?」
松浦さんはものすごく足の速さで直ぐに消えてしまった…あ、嵐
のような人だな…
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-トレセン学園図書室-
結局、あの後あそこに居た黒服とガタイのいいオッサンは丸ごと警察に捕まった、どうやらあの娘の事が好きすぎるガチ恋勢の金持ち坊ちゃんからの依頼で動いてたみたいで中々思い通りにならないから金の力でその道のプロを呼んで自分の物にしようと画策していたらしい。
しかし作戦は見事に丸潰れ、更に実行犯の証言も有り今度逮捕状をとって逮捕するということらしい。
ただ不思議な事にあの廃墟は鉄柱が不自然に入口に突き刺さっている事以外は特に何も無かったらしい……
尚今回の事で俺達は勇敢にも立ち向かったとの事で近く笠松警察長から賞状が贈られるが正直複雑な気分だ……
「ジョーカー?記録は終わったかい?」
「あ、サイクロンか、今終わったとこだ、どうした?」
「そうかよかったよ、実は今日この前依頼してくれた後輩ちゃんがボク達に食べ放題を奢ってくれるらしくてね…どうだいジョーカー、今日空いてるかい?」
「マジで!?行くわ!」
こうして俺はタイプライターに今回の事件に端末の記録出来たのを確認したらサイクロンと共に図書室を出る…しばらくこう言う事件が起きない事を祈るばかりだ……
という訳でオリジナルウマ娘視点です……
本当に申し訳ない。
主人公ほぼ空気で尚且つウマ娘要素も薄いってこれマジ?
次回からサラッと本筋に戻るんで許してくだちぃ…
主人公
教え子誘拐されてブチ切れプンプン丸。結界も貼らずにぶっぱなしたが発射前にエクリプスが結界を貼ってくれたお陰で問題にならなかった。
へっぽこアホアホのポンコツ。
サイクロン
頭脳派、普段は荒事を好まない性格だがやむおえず戦闘する時は棍棒を使い戦う。
今回謎の怪物相手に死を覚悟したがその後の出来事で頭が真っ白になった。
ジョーカー
武闘派、足と話術で情報収集する行動派、割と好戦的で戦闘時グローブを装着してぶん殴る。負担は殴る時手加減しているが偶に手加減を忘れて相手が5メートル位吹き飛ぶ事も有る。
今回謎の怪物相手に刺し違える覚悟でいたがその後の出来事で無事宇宙猫になった。
U-BEAST
今回?限りのオリジナルアイテム、ロシアのウマ娘研究所にて開発された薬品。
ヒトにウマ娘の何倍もの力を発揮出来る様になるが知能の低下と重度の中毒症状になるという副作用が有る。
日本では当然違法薬物所持等で捕まる。