この地に闇を落とした
暴虐の帝王は
討ち取られようとしている
老いた伝説は消えず、死なず
今、若き英雄に引き継がれようとしている
まるでそれは
童話の様に。
ダンブルドアが戻ってきた。
それはホグワーツに大歓声を齎した。
グリンデルバルドが戻ってきた。
それは一部の者に響めきを齎した。
二人の伝説が並び立つ。
眼前にいるヴォルデモートを見据える。
「老耄共が……!良かろう、皆殺しにしてくれるわ!」
ヴォルデモートが叫ぶ。
ダンブルドアとグリンデルバルドが構える。
その瞬間、ハグリッドが抱えていた者が……ハリー・ポッターが動き出す。
誰もが……ヴォルデモートが、ハグリッドが、ハーマイオニーなどが固まる。
真相を知っている者……刀原、雀部、ダンブルドアですら、固まってしまう。
誰もが動けなくなった一瞬の隙。
動けたのは……彼だけだった。
「信じてたぞポッター!」
マルフォイが駆け、ハリーの杖を拾う。
彼はその為に、わざと寝返ったフリをしたのだ。
マルフォイが拾い、そして投げた杖は……真っ直ぐハリーに向かい、キャッチされる。
「「『
二人が放った爆発呪文はナギニに着弾したが、分霊箱である為に効かない。
しかし、それらは最高の合図となった。
「『
グリンデルバルドが青い炎を出現させ、味方側とヴォルデモート側を分ける。
ヴォルデモートはその対処に手間取る。
その隙にハリーとマルフォイ、そして二人を追撃しようとしていた死喰い人を殴り飛ばしながらそれを追ったハグリッドが決死の思いで青い炎に突入し、味方側へと合流する。
「ゲラート!」
「分かっているさ、アルバス」
ダンブルドアの言葉に少し微笑みながら、グリンデルバルドは答える。
「防いでみせろ。『
そして放った悪霊の火は、ブランクを感じさせぬ程に凄まじいものだった。
「おのれ小癪な!」
悪魔と悪霊の合わせ技を対処しながら、ヴォルデモートが叫ぶ。
「全く、私の後継は情けないな。ほんの挨拶代わりだと言うのに……。アルバスなら簡単に対処していたぞ?」
グリンデルバルドは煽りではなく、本心でそう言う。
す、凄いな……。
見方を変えればヴォルデモートより厄介だなと、ハリーは思った。
何だあの合わせ技……やっば……この人厄介すぎるわ。
味方にして良かった…。
刀原は己の判断が正しかった事にホッとした。
ヴォルデモートとグリンデルバルドという世紀の一戦は……今のところ、グリンデルバルドの方が優勢だった。
だが長年のブランクがあると自負しているグリンデルバルドは、目線で「あまり持たないぞ」と言ってくる。
「ゲラートが時を稼いでいる今のうちじゃ!」
「全員中へ!玄関先じゃ戦えん!」
ダンブルドアと刀原がそう叫ぶ。
ヴォルデモート陣営をホグワーツに入り込ませた方が良いと考えたのだ。
「ハリー!」
刀原がハリーを呼ぶ。
そして耳元で何かを言えば、ハリーは迷い無く頷く。
「ダンブルドアに負けた敗北者が!俺様を舐めるなぁあああ!」
その間に、ヴォルデモートが渾身の一撃を放ち、グリンデルバルドの炎を食い破る。
「チッ、私も衰えたものだ」
「全くじゃな」
軽口を叩き合う二人。
少しでも余裕があると思わせたいという考えからだ。
「くたばれ!『
ヴォルデモートが先程までのお返しとばかりに悪霊の火を放つ。
「霜天に坐せ『氷輪丸』」
日番谷がそれを瞬時に凍らせる。
気せずして氷壁となったそれは、死喰い人達の猛攻撃を防いだ。
「おのれ、小癪な!」
ヴォルデモート渾身の爆破呪文でも、それを砕くのにある程度の時間が経過する。
その隙に、ハリー達はホグワーツ城内へ撤退する。
「おおっと、ハリーの前に俺らと死合おうぜ?」
「私たちが相手です」
「逃がさねぇよ」
そして氷壁を砕いたヴォルデモートの眼前には、刀原、雀部、日番谷が立ちはだかる。
苦い顔をするヴォルデモートだが、救いの手はあった。
「んじゃ、俺らが相手だ」
「この男には何の感情も無いが……」
「我々と遊んで貰おうか」
スターク、ウルキオラ、ハリベルが刀原達の前に出る。
「上等!」
刀原の言葉と共に、死神と十刃はそれぞれの相手と散開する。
ヴォルデモートは縋るような気持ちになりながら、ホグワーツ城へ踏み込んだ。
「我が君、お気をつけ下さい!この城はっ!?」
「?……!?」
そして死喰い人の言葉を聞いて警戒し、直後『盾の呪文』を張った。
近くにあった石造が爆発で吹っ飛び、石片が周囲にまき散らされたのだ。
誰かが仕掛けた簡易
ヴォルデモートは知らなかった。
ホグワーツ城がトラップまみれであることを。
直後、ヴォルデモートに
「流石は一番、強いな」
「そう言う隊長君こそ、バラガンのじいさんを討ち取っただけのことはある」
二年前に戦った時と同様、刀原とスタークは軽口を言いながら斬り合う。
だがスタークは、目の前の死神が本気ではない事を知っていた。
「リリネット!……いくぞ」
「……うん」
スタークは離れて
そして傍に来たリリネットの頭に手を添え、霊圧を高めた。
「蹴散らせ『
発動と共に、スタークは左目に眼帯をはめ、首の周りや腕、足に毛皮を巻いたような姿となる。
そして両手には銃。
「一閃煌めき両断せよ『神殲斬刀』」
刀原も始解する。
「城には撃つなよ?」
「撃ったら容赦なく殺す」とばかりに、刀原は微笑みながら言う。
「……撃たねぇよ。そんな下衆に成り下がった訳じゃねぇしな」
脅迫じゃねぇかと呟きながら、スタークは言う。
スタークの霊閃と刀原の斬撃がぶつかった。
ホグワーツの近くにある湖の直上で日番谷とハリベルが向かい合う。
先程の戦いでは日番谷は始解しかしておらず、ハリベルも帰刃していない。
つまり、まだ様子見状態だった訳だ。
ヴォルデモートや今は亡き綱彌代に、何の思い入れも無いハリベル。
しかし、一応こそ付くが多くの同胞を討たれ、このままおめおめと敵の軍門に降るわけにはいかないのだ。
そしてこの氷の斬魄刀の使い手が、その本気を未だ見せていない事は知っている。
だが。
「貴様の本気を出させてやる。そして、私は勝つ」
ハリベルはそう言って、刀を逆手に持ち替える。
「いいぜ。来い」
日番谷も霊圧を高める。
「討て『
顔の仮面が消え、下半身は細いプレートを並べたようなスカート状に、右腕が鮫を模した大剣となる。
その様は、まさに鮫の女王。
「卍解『大紅蓮氷輪丸』」
日番谷も卍解する。
氷の龍と水の鮫が激突した。
帰刃を解放し、背中に黒い翼が生えている悪魔にも似た姿へと変貌したウルキオラは、始解した雀部と互角の勝負をしていた。
「『落とせ雷霆』」
雀部が剣を振り下ろし、上空から雷を落とす。
威力、速度……共に二年前よりも格段に高く、速くなっているそれを、ウルキオラは躱す。
「
「『雷公砲閃撃』」
お返しとばかりにウルキオラが放った黒い虚閃を、雀部は雷の光線で真っ向から迎え撃つ。
黒と黄色の光線は両者の中心で拮抗し、弾ける。
「流石……ですね」
「貴様もな」
雀部とウルキオラは、そう言って互いを認める。
「奥の手を使う。簡単に死んでくれるなよ」
ウルキオラはそう言って霊圧を高める。
「
変質したその姿は、まるで悪魔の様。
「では、私も本気で参りましょう」
雀部は動じることなく霊圧を高める。
「卍解『
そして雀部も卍解し、その色合いを純白と黄色に変えた。
両者は互いに大技を放つために構える。
「『
「『
放った技はぶつかり、巨大な爆発が起こった。
刀原や日番谷がスタークやハリベルと激戦を繰り広げていた頃。
ホグワーツ城内でも激戦の真っ最中だった。
「戦え!我らを庇護してくれるハリー・ポッター様の為に!」
厨房からはドビー率いる屋敷しもべ妖精たちが、包丁やフライパンを手に突撃した。
「蜘蛛などは任せよ!」
現れたアクロマンチュラなどの闇の魔法生物たちは、フィレンツェなどのケンタウロスが相手をした。
「吸魂鬼や巨人、そして虚は僕らが相手する」
京楽や朽木などの護廷十三隊は、早々に屋外へ散開した。
「待たせた!援軍を連れて来たぞ!」
「遅れてすまない!自由英国魔法省、参戦する!」
チャーリーとクラウチが援軍を連れて城内に突入する。
それまで人的な面で有利だった死喰い人は、各所でじりじりと敗北していった。
だが、一番の激戦区である大広間は…まだ終わってなかった。
「老い耄れ共が!」
大広間の中心にいるヴォルデモートは、憤怒に満ちた顔で呪文を飛ばしていた。
眼前に立ち塞がるダンブルドアとグリンデルバルドには勿論、他の者にも辺り構わず打ち込んでいた。
しかし、誰も殺せていなかった。
「それ故に、わしらは老獪なのじゃ」
「その老い耄れに苦戦しているのは何処の誰だ?」
ダンブルドアはヴォルデモートの呪文が周囲の者に命中しないように立ち回り、グリンデルバルドがその間に攻撃を仕掛けていたからだ。
流石のヴォルデモートも、伝説の魔法使い二人を相手に苦戦していた。
「どうも大臣!これは辞表代わりです!」
「良いぞパース!そのジョーク最高だ!」
パーシーが
フレッドはそのジョークを笑いながら、サポートに徹していた。
ハグリッドはマクネアにパンチを叩き込んだ。
その立場を利用して数々の魔法生物を殺してきた処刑人も、この強烈なパンチにはひとたまりもなかった。
「ピーター、逃がすと思うか!」
「貴様は此処で捕らえる。観念するがいい」
犬猿の仲である筈のシリウスとスネイプは、二人仲良くペディグリューを追い詰めていた。
どさくさに紛れて逃亡を図ろうとしていたペディグリューだったが、チャンスを逃していたのだ。
そしてそのツケを、今までの愚行も併せて支払うことになる。
裏切り者のネズミの運命は、潰えていた。
グレイバックはロンとマルフォイの二人と戦っていた。
しかし、相手は途中でリーマスに代わる。
リーマスは、自身を狼人間へと変えた仇に落とし前をつけなくては……トンクスや息子と胸を張って触れ合えないと思っていたからだ。
ロンとマルフォイもその思いを汲み取り、ささやかな援護に徹することにした。
積年の
各地で死喰い人の幹部は敗北していった。
ルックウッドはアバーフォースに失神させられた。
ヤックスリーはジョージとリー・ジョーダンによって打ち倒された。
ラバスタン・レストレンジとロドルファ・レストレンジは…二人そろって火薬樽に変えられ、仲間ごと爆発して気絶した。
ロウルも、トラバースも倒された。
そして、ヴォルデモートがダンブルドアとグリンデルバルドと戦っている隙に…彼が愛した唯一の存在も打ち倒された。
ネビルは、ハリーからグリフィンドールの剣を託されていた。
最初こそ固辞していたネビルだったが……ハリーの強い勧めもあり、それを手にしていた。
『蛇を殺してほしい』
この戦争中、ネビルは託された事を成すために機会を伺ったのだ。
一方のナギニは、ヴォルデモートが掛けた呪文によって守られていた。
それは
だが、チャンスは訪れた。
勝利の凱旋のつもりでホグワーツに入城したヴォルデモートが、余裕を見せつける意味も込めて護りを解いたのだ。
これはヴォルデモートの慢心、油断であった。
そしてヴォルデモートは
丸裸も同然となったナギニは、単独行動をしてしまう。
それを、ネビルと同じ様に蛇の殺害を依頼されていたセドリックとチョウに見つかってしまう。
二人は囮になってナギニをキルゾーンへ誘い込んだ。
「ネビル!」
「今よ!」
そして二人が作り出した決定的なチャンスを、ネビルは逃さなかった。
「やぁあああ!」
ネビルはそう己を鼓舞するかのように声を上げ、グリフィンドールの剣をナギニに向かって一閃した。
刀原の真似をするかのように振られた剣は、彼の刃の様に正確な軌道を描く。
ナギニの頭が、切り落とされた。
「ッ!?」
ヴォルデモートは瞬時に分かった。
己に残る、最後の不死の鍵が消えたことに。
「おのれぇえええ!」
ヴォルデモートが放った渾身の魔法は、病み上がりとブランクを抱えて疲弊していたダンブルドアとグリンデルバルドを吹き飛ばす。
そして怒りのままに、周囲を火の海へと変えようと杖を上げる。
その時。
「終わりだ。ヴォルデモート」
声が響く。
今まで透明マントに身を隠しながら機を伺っていたハリーが現れたのだ。
「分霊箱はもうない」
ハリーは淡々とそう言う。
「蛇以外の全て、蛇以外の全てを破壊していたんだ。日記も、指輪も、カップも、ロケットも、髪飾りも……。そして今、最後の分霊箱である蛇が破壊された。お前をこの世に繋ぎ留める分霊箱は……もうない」
「終わりにしようリドル。決闘だ」
「……ポッターは本気ではない」
ハリーに決闘を申し込まれた形となったヴォルデモートは、嘲笑う様にそう言った。
「本気では無かろう?母親に庇ってもらい、二年前はトーハラとダンブルドアに庇ってもらい……次は誰に庇ってもらうつもりだ?」
「確かに、今まで多くの人に守られてきたのは事実だし、多くの人に助けられてきたのは事実だ」
ヴォルデモートの冷笑にハリーは頷きで返す。
「僕はそれを恥とは思わない。みんなの力が無かったら、僕は此処まで来れなかった。みんなが掴ませてくれたチャンスなんだ」
ハリーはヴォルデモートを見据える。
「僕はシーカーだ。決してチャンスは逃さない。だから今日で、全て終わらせるんだ。だから僕は、お前の前に現れた」
恐怖は無い。
微塵も無い。
やることは全部済ませたのだ。
『戦いの前に万全の準備をするのは当然』
「リドル。お前はもう詰んでいる」
ハリーはそう堂々と宣告した。
「お前は探していた……最強の杖を。ニワトコの杖を。だからグレゴロビッチを拉致し、オリバンダーを狙った」
「だがニワトコの杖に辿り着く為の道は途中で途絶えることになる。
「仮にグリンデルバルドだとしよう。だがそれでも道は途絶えていた。その次は間違いなくダンブルドアだからだ。グリンデルバルドが誰に敗北したか……カエルチョコレートでも分かることだ」
「だがダンブルドアに手を出すことは不可能だった。何故なら、彼は今まで日本にいたからだ。流石のお前も、護廷十三隊の本拠地である日本に攻め込むような愚行は犯せなかった」
「だからお前は、今の今までニワトコの杖を手にすることなど出来なかった訳だ」
ハリーの言葉に、ヴォルデモートは沈黙する他なかった。
「だからどうした?ニワトコの杖が無くとも、貴様など赤子同然だ。貴様を殺し、のこのこと戻ってきたダンブルドアを殺せば、俺様に敵はいなくなる」
ヴォルデモートは余裕を見せつけるかのように言う*2。
「分かってないなリドル。僕がこう語っている時点で、既にその機会など無いんだ」
ハリーは、ダンブルドアと刀原は、既に手を打っている。
「僕は、お前が大広間へ来る前に…ダンブルドアを武装解除してる」
ーーーーー
大広間に入ったダンブルドアは警戒していたのにも関わらず、いきなり武装解除された。
「アルバス!?」
グリンデルバルドが驚いた表情をする。
周囲もどよめく。
完璧な不意打ちだったため、ダンブルドア本人も戸惑いを隠せない。
だが武装解除した人物が現れると「上出来じゃ」と満面の笑みを浮かべた。
武装解除したのは、透明マントに隠れていたハリーだったからだ。
『ダンブルドアを武装解除しろ。本人の許可は貰ってる』
ハリー達をホグワーツ城内に逃がす前、刀原はハリーにそう耳打ちした。
その意味を理解したハリーは、ダンブルドアが
ーーーーー
ニワトコの杖の主が変わる条件に殺害は必須ではない。
その瞬間、ニワトコの杖の主はダンブルドアからハリーに移ったのだ。
ヴォルデモートの余裕の笑みが固まる。
ハリーの言葉が何を意味するのかを理解したが故に。
「つまり……
「
「
ヴォルデモートとハリーは同時に呪文を放つ。
呪文はほんの僅かな時間だけ拮抗するが、緑色の呪文は次第に押されていった。
ハリーが持つヒイラギの杖は、ヴォルデモートにのみ強く反応する杖となっている。
そしてヴォルデモートのイチイの杖は、ハリーの杖と
ハリーは
この場において、ヴォルデモートはハリーに勝てない。
勝つ条件が揃っていたのだ。
死の呪文は押し込まれ、跳ね返る。
そして……ヴォルデモートは自身の呪文に撃たれた。
勝った。
誰もが思った。
ハリーも。
ダンブルドアも。
グリンデルバルドも。
大広間で見守っていた浦原や四楓院ですらも。
だが、闇の帝王は簡単に死ななかった。
突如、ヴォルデモートの体からどす黒い霊圧が噴き出る。
「屈辱だ。この手は使いたくはなかった。だが!俺様は世界を手にする!手段は選ばん!」
ヴォルデモートの顔面が髑髏の仮面に覆われ、溢れ出る霊圧で周囲にいた者達が吹き飛ばされる。
ローブは更に黒くなり、杖は変形して背丈ほどの細長いものと化す。
「息絶えよ『
その姿は、破面の様だった。
最近、楽観視が多くなってきているようなヴォルデモートと言えど……ニワトコの杖を手にしたとしても、
そして、刀原達にとっては……ヴォルデモートが普通の杖を持とうが、ニワトコの杖を持とうが、大きな差ではない。
『イカれたキチガイが弓を持ってる』が『拳銃を持ってる』に代わるぐらいである。
刀で戦っているハリー達にとって凶悪極まりないのは事実だろう。
しかし、刀原達は戦車とかミサイルで戦っているのだ。
「え、何か変わった……?ああ、武器が強力になったのか。良かったな。で?だからどうした?」ポチ チュドーン!
これでお仕舞である。
ヴォルデモートが護廷十三隊と真っ向から挑むには、やっぱり斬魄刀とかが必要なのだ。
人を捨て
魂を変え
帝王は虚ろとなる
未来は無く
希望も無く
その姿を死に変える。
初期も初期の頃に、ヴォルデモートや死喰い人の何人かを虚化させ、ハリー側も何人か死神化させる構想がありました。
しかしそれをするのには……崩玉とその力を理解している人が必要です。
ですが……そんな人は藍染様ぐらいしか思いつかなかったため、その構想は早い段階で消去されました。
ハリーとグリフィンドールの剣の相性が良かったのは、その名残ですね。
なお……本来なら、死の呪文が跳ね返った時点でヴォルデモートは終わりです。
なんならその予定でした。
ですが……それだとあまりにもヴォルデモートが詰み過ぎていて可哀想だったため…テコ入れさせて頂きました。
「これで満足?」
「まあ、良かろう」
ヴォルデモートが虚化出来た理由としては……分霊箱によって魂が変質していたのに加え、そこに虚の因子を取り込んだから出来た……とさせて下さい。
「御託も理屈もよい!これで死神と対抗出来る!このまま俺様による奇跡の逆転劇が……」
「まあ、ちょっと長生き出来るようになっただけだし?」
「え?」
感想、ご意見、評価、お気に入り登録。
ありがとうございます。
そしてお待ちしております。
では次回は
運命の決着
次回もお楽しみに
おまけ
没案
「我が名はジェラルド・ヴァルキリー。ヴォルデモートなどに興味も義理もないが…陛下の命で馳せ参じた!さあ死神どもよ掛かってくるが良い!」
「同じく陛下の命で来たリジェ・バロだ」
破面を休戦の前に全員倒した後、親衛隊のコイツらが乱入して刀原達と戦うルートもありました。
ホグワーツが壊滅するんで却下されましたが。
「我の出番は!?」
「アニメで活躍している僕らを出さないなんて」
「絶対ダメ」