ハリー・ポッターと日ノ本の死神   作:シオンカシン

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稲妻の傷は

もう痛まない

戦士達は、己の武器を仕舞う

もう使うことがないように

犠牲者を弔いながら

そう願う。






死神と死の秘宝編 終幕

 

 

ヴォルデモートの死亡。

それは長く苦しい戦いの終結を意味した。

 

ホグワーツにいた死喰い人はヴォルデモートが死亡するまで殆どが打破されていた。

 

そしてハリーと刀原による終戦宣言が響き渡ると、何とか戦う力を持っていた者も降伏することになる。

 

「いっそ殺せ!」と本人が言うくらいの惨状*1となっていた者もいたのは、ご愛嬌と(見なかったことに)された。

 

 

 

ヴォルデモートの遺体は卯ノ花とマダムポンフリーによって検死が行われ、その日の内に死亡が正式確認された。

 

遺体の処分に関しては様々な案が出されたが、彼が少しでも虚の力を有した事例があるため…火葬の上、遺灰は日本にある真央地下大監獄の最下層『無間』にて封印されることになった。

 

「え、火葬…?」

 

火葬の文化が無いハリー達は困惑したが「不可思議なことが発生して、虚として復活するよりも良いだろ」「日本では火葬が当たり前なんですよ」と言う刀原達に納得した。

 

 

十刃で生き残ったのは……スターク、ハリベル、ウルキオラ、グリムジョーだった。

彼らは護廷十三隊に形だけだが降伏した。

 

彼らは、英国で虚が出現しないように統制をすることに合意する。

 

 

ロンドン魔法省の大臣であるシックネスもその場で辞任し、自由英国魔法省がそのまま英国魔法省になった。

 

魔法大臣となったクラウチ・シニアだが、彼は戦後処理が終わり次第……一連の責任を取って辞職するらしい。

 

後任はキングズリー・シャックルボルトを考えているとのことだ。

 

 

 

クラウチの新政権は戦争の終結を宣言し、ヴォルデモートの死亡を公式確認したことを発表した。

 

日本魔法省は各国の魔法省よりも先駆けてそれを承認し、信頼が地の底に堕ちていた英国魔法省の後押しをする。

 

日英魔法同盟も正式に結ばれる。

 

これから英国魔法省は難しい舵取りを迫られるが、クラウチやダンブルドアがなんとかするのだろう。

 

 

 

真の所有者はハリーだが、ニワトコの杖そのものはダンブルドアがそのまま使うことになった。

ダンブルドアはハリーに託すことも考えていたらしいが、ハリーはヒイラギの杖を使い続けるつもりのようだ。

 

甦りの石はハリーが保管していたが、日本に預けられることになった。

技術開発局や魔法神秘部が歓迎したが、物が物なので霊王宮で保管することになる。

 

透明マントに関して、言うことは無い。

あれはハリーの物だからだ。

 

 

 

グリンデルバルドは正式に釈放されることになり、彼はホグズミードの郊外に終の住処を建てて暮らすことになった。

 

数年後には住人が一人加わるのだろう。

 

 

 

ホグワーツの校長はスネイプだったが、彼も当然ながらその職を降りた。

 

「これでようやく胃痛の日々から解放される……!」

 

そんなことを考えているであろう彼の表情を見たハリーと刀原は、心の底から同情した。

 

肝心の後任だが、ダンブルドアが復帰する形で就任することになった。

 

尤も、それは戦後処理が終わるまでであり……数年後にはマクゴナガルが昇進する形で校長になるとのことだ。

 

 

 

ホグワーツはボロボロになり、元に戻るには莫大な時間と労力が必要だった。

 

ダンブルドアを始めとした教師陣は、ゆっくりと再建しながら教育を続けることになる。

 

変心術、薬草学、呪文学の教授に関して変更はない。

 

魔法薬学はスラグホーンが再び引退し、スネイプが就任することになった。

 

そして闇の魔術に対する防衛術だが……一年間の限定で刀原が行うことになる。

 

スターク達を信用していない訳ではないが、ホグワーツにまた現れるかも知れない虚達に備えるため。

そして英国方面の外交的調整のためだ。

 

「一年間だけだからな!」と言った刀原は、その通りに一年間だけ務めた。

 

そしてその後は、暇を持て余していた『謎の凄腕魔法使いG(グリンデルバルド)』が刀原に召集される形で、これまた一年間だけ務めた。

 

刀原、Gと続いた闇の魔術に対する防衛術の教師は……最終的に、シリウスが就任することになる。

 

 

 

ハリーはホグワーツには戻らず、闇祓いとなった。

未だにいる死喰い人の残党、彼らを掃討する戦いに参加するとのことだ。

 

ロンやネビル、セドリックもそれを行うらしい。

 

ハーマイオニーがホグワーツに戻るのは、実に彼女らしいと言うべきだろう。

 

 

 

 

 

日本にも大きな変化が訪れる。

 

山本元柳斎重國の引退である。

 

本人曰く「新時代に老兵がのさばってどうする」とのこと。

 

そのまま悠々自適な隠居生活を過ごす予定だったらしいのだが、山本元柳斎重國という超巨大な戦力を遊ばせるつもりは無いらしい。

 

『護廷十三隊と真央魔術霊術院の創設は瀞霊廷の歴史そのものに匹敵する偉業である』として、零番隊に呼ばれたのだ。

 

 

空席となった総隊長職だが……候補者は四人いた。

 

四番隊隊長 卯ノ花烈

八番隊隊長 京楽春水

マホウトコロ校長 藍染惣右介

 

そして日本に戻ってきた三番隊隊長 刀原将平

 

まず、刀原が若輩を理由に固辞した。

「大先輩を差し置いて就任出来る訳ないでしょう!」「別に構わん、寧ろ賛成」「いやいや、無理ですって!」というやり取りを挟み、刀原は固辞した。

 

次に卯ノ花が辞退した。

後方支援に徹したいとの理由だが、本心は全く別だろう(前線に行きにくくなるのはイヤ)

 

そして藍染も固辞した。

このまま優秀な人材を育てたいとのことだが、研究者気質な彼なので……これも本音ではないかもしれない。

 

「みんな、僕に押し付けるのね……?」

 

残った京楽はため息を吐き、総隊長就任を受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

十九年後

 

 

ハリーはジニーと共にキングズ・クロス駅に居た。

 

今年からホグワーツに入学する次男を見送るためだ。

 

長男のジェームズ・シリウス・ポッターはどこ吹く風の様だったが、次男のアルバス・ポッターはどこと無く不安げな様子だった。

 

「不安か?」

 

ハリーはそんな次男に優しく声をかける。

 

「ちょっとね」

 

アルバスは苦笑いしながらそう答える。

 

「パパの息子がスリザリンになったらと思うとね」

 

アルバスはグリフィンドールに入りたいと考えていたのだが、彼の師匠が「スリザリンの適正もありそうだ」と言った為、スリザリンに入ることになったらどうしようと思っていたのだ。

 

「だとしたら、スリザリンは優秀な生徒を獲得したってことだ。もちろん、スリザリンになったからといって僕達が責めるようなことも無い。それに……アルバス・ショーヘイ・ポッター……父さんが最も影響を受けた人達の名前を持ってるんだ。スリザリンになっても大丈夫さ」

 

ハリーはにこやかに笑みを浮かべながらそう言う。

 

そんなやり取りをしながら二人が列車に近づけば、見知った男が近づいてきた。

 

「ようハリー。アルバスも、久しいな」

 

黒い死覇装の下には白いシャツを着用し、袖がある隊長羽織をマントの様に羽織っている。

ネクタイと羽裏色は藍白。

 

そして腰には刀。

 

護廷十三隊三番隊隊長、刀原である。

 

「やあショウ、久しぶり」

 

見た目が十九年前と殆ど変わってないが、この人が世界有数の実力者であり……そして自分の大親友であることに変わりはない。

 

「師匠、どうして!?」

 

「え、師匠?」

 

「弟子が巣立つんだ、見送りの一つぐらいせんとな?」

 

そんな気軽に来ていいのか?

あと、師匠って?

 

「一応、護廷の仕事も英国魔法省であるから。まあ、それはついでだが」

 

ハリーの思考を読んだように刀原はそう言う。

 

「スリザリンだろうが、グリフィンドールだろうが、アルバスはハリーの子供で……俺の弟子だ。その一点に曇りはない。誇りを持て」

 

「…はい!」

 

刀原の励ましに、アルバスは高らかに返事をする。

 

「そして……これを渡しておく」

 

アルバスの返事に満足そうに頷くと、刀原は持っていた鞘付きの木剣を差し出す。

 

「師匠、これは?」

 

「訓練を続けるのであれば必要だろう?そうだな……三年後にそれなりのレベルに達していれば、より良いものを渡そう。そのための布石だ。これは木剣だが、真剣の様に扱え」

 

「……はい!」

 

アルバスは刀原から差し出された木剣を慎重に受け取り、腰に差す。

 

ハリーはその光景を見て、唖然とする。

自分の次男が、矢鱈と木の棒を振り回ていた理由が分かったが……全然嬉しくない。

 

子供達との時間をもっと作ろう。

 

ハリーは決心した。

 

自分の次男をいつの間にか弟子にしている大恩ある兄貴分に、後で決死の思いで小言を言うことも決意した。

 

「アルバスが弟子にしてくれって言い出したんだぞ?俺は止めたんだがな」

 

この刀原の証言で更なる混乱に陥るまで、あと数時間。

 

 

 

 

 

無事を祈り、別れを惜しむ様に……大人達と子供達はハグを交わす。

 

それが終わると、子供達は緊張やワクワク感を隠さずに列車に乗り込んだ。

 

大人達はその光景を見て、かつて自分達もそうだったと思い出しながら、子供達を見送る。

 

立派になったな。

 

見た目が十九年前と殆ど変わってない刀原と違い、ハリー達は年齢相応の見た目だ。

 

多分ハリー達の最期も見送ることになるだろうが……今は気にせずに。

 

刀原がガラにもなくそう思っていると、ハリーが額の傷を触っていた。

 

「まだ痛むのか?」

 

「いや、もう痛まない」

 

ハリーにある額の傷。

十九年間、この傷が痛んだことはない。

 

列車は出発し、子供達はホグワーツへ向かう。

 

それは新時代の幕開けを感じさせた。

 

 

 

 

 

 

 


 

ハリー

ホグワーツには戻らず、闇祓いになる。

 

その後、魔法省の闇祓い局の局長に史上最年少で就任。

時折ホグワーツで講義も行っている。

 

終戦から二年後には待望の日本を訪れ、山本元柳斎等と面会、高い評価を受ける。

 

そして外国の魔法使いとして史上初めて霊王宮に招待され、零番隊や霊王と謁見した。

 

本人曰く「生きた心地がしなかった。ヴォルデモートと戦う方がマシ」とのこと。

 

原作通り、ジニーと結婚した。

 

 

ハーマイオニー

ホグワーツに戻り、ジニーやルーナ達と授業を受ける。

 

魔法省生物規制管理部に入り、その後は法執行部へとキャリアを進め、数々の純血優遇の法制度を改革する。

 

彼女も日本を訪れ、特に藍染や市丸から高い評価を得た。

 

原作通り、ロンと結婚した。

 

 

ロン

ハリーと同じく、ホグワーツには戻らずに闇祓いになる。

 

その後は早期に引退し、キャリアウーマンのハーマイオニーを支えた。

 

現在は双子が経営しているWWW(ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)の手伝いもしている。

 

 

ドラコ

元々裕福であるため、これといった職にはついてない。

 

しかし、ハーマイオニーやハリーが進める改革に賛同し、純血の他家を説得している。

 

英国に戻ってきた両親が大の親日家になっているため、定期的に日本を訪れているらしい。

 

原作通りにアストリア・グリーングラスと結婚。

後に彼女が血の呪いで死にかけた時は、外聞も誇りも私財すらも投げ出して刀原達に助けを求めた。

 

「何言ってやがる。お前との仲じゃねぇか。頼ってくれて嬉しい。良く助けを求めた。後は俺たちに任せろ」

 

結局、井上の拒絶によって死別は回避された。

 

 

ネビル、ジニー、ルーナ

原作通り。

 

 

フレッド、ジョージ

フレッドが死ぬ...何て悲劇が起きることは無く、仲良く悪戯専門店を経営している。

 

ジョージはアンジェリーナ・ジョンソンと、フレッドはアリシア・スピネットと結婚した。

 

 

セドリック、チョウ

運命からは逃げ切れず戦死……何てことは無く、セドリックは数年だけ闇祓いになった後、クィディッチの選手になる。

チョウもクィディッチ選手だったが、引退している。

 

最終的に、二人は結婚した。

幸せになれ。

 

 

シリウス

闇祓いとして活躍した後、闇の魔術に対する防衛術の教授になる。

スネイプとはホグワーツ血戦にて共闘し、和解した。

仲が悪いのは変わらず。

 

ハリーの子供達を溺愛している。

 

 

リーマス

闇祓いとして数年活躍した後、魔法省にて狼人間に対する制度や地位向上の改革を行う。

 

 

スネイプ

魔法薬学の教授に復帰する。

リリーの命日に行く墓参りは絶対に欠かさない。

ハリーとはその度に会い、近況を話す程度の関係性に落ち着いている。

 

 

ホグワーツの生徒達

パーティーは終了したため、元の良い子達に戻った。

寮間での対立は完全に消え「対立……?ああ、寮杯とかクィディッチ杯のことですかね?」となった。

かの者がもたらしたものも、世代が変わるにつれて消えていった。

 

そして、かの者はハリーと共に伝説となった。

 

 

キングズリー

クラウチ・シニアの後を継ぎ、魔法大臣に就任する。

その後はハーマイオニー達と魔法省の改革に乗り出す。

刀原との腹芸は精神的に不可能なのが唯一の欠点。

 

ダンブルドア

ホグワーツの校長に復帰する。

しかし数年後には引退してホグズミードにある知人宅に同居し、悠々自適な隠居生活を堪能している。

 

現在でも、英国魔法界のご意見番としての影響力は健在。

 

 

マクゴナガル

ダンブルドアの後を継ぎ、校長に就任する。

かの者の影響が薄れ、生徒達も元の良い子達に戻ったことに、心の底から安堵した。

 

かの者の弟子が木剣と共に入学し、天を仰いた。

 

 

グリンデルバルド

ホグズミードの郊外に終の棲みかを構え、終戦から一年ほどはそこで自由気ままに生活していた。

 

しかし「暇してるんならやれ(やらねぇとぶた箱に入れるぞ?)」と言う刀原の要請(脅し)により『謎の凄腕魔法使いG』として闇の魔術に対する防衛術の教授に一年だけなる。

 

その後は後をシリウスに任せ、隠居生活に戻った。

 

 

 

ヴォルデモート

完全に死亡し、世間に報じられた。

遺体は火葬し、遺灰は日本にある真央地下大監獄の最下層『無間』にて封印兼埋葬された。

 

 

死喰い人の残党

ホグワーツ血戦にて、大半が見るも哀れな姿で逮捕された。

残りは数年かけて掃討されていき、僅かな人数が世界各地に散らばった。

 

 

 

ジェームズ・シリウス・ポッター

ポッター家の長男

 

ジェームズは確定していたが、シリウスかリーマスのどちらにするのかと言う論争がハリー達そっちのけで勃発。

あわや決闘になりかけ…最終的にくじ引きで決定したのは内緒。

 

名付け親も誰にするか大いに揉めたが、最終的にダンブルドアとなった。

 

祖父のジェームズみたいに傲慢にならないように、シリウスやリーマス達から甘やかされながらも、厳しく育てられた。

 

その為、兄貴肌の優秀な兄となった。

悪戯気質も健在だが、そこはご愛嬌。

 

所属はグリフィンドール寮

 

 

アルバス・ショーヘイ・ポッター

ポッター家の次男。

 

名前に関しては色々と候補はあったのだが……最終的にハリーが最も影響を受けた人物の名前にするということで、ダンブルドアと刀原の名前となった。

 

セブルス君は泣いていい。

君死んでないし…そもそも相手が悪かったんや。

ダンブルドアは原作通りだし、兄貴分には勝てん。

 

「自分の名前を自分で名付けたみたいで恥ずかしいんだけど?リーマスとかロンとかで良くね?」というご本人の言葉を「別に良いのでは?」という雀部の言葉を受けてシカト(無視)し、名付け親も刀原になった。

 

その対価としてかどうかは不明だが…ハリーにとっては頭の痛いことに、遊びに来た名付け親に剣術の稽古付けてもらったりしている。

 

夢は文武両道の立派な騎士になること。

 

 

名付け親より貰ったレイピアに近い細さの木剣(鞘付き)をホグワーツに持って行き…それを見たマクゴナガルは思わず二度見した。

 

なお「誰からそれを頂いたのですか?」と聞き「ししょ、名付け親(刀原)から頂きました!」とにこやかに答えられたマクゴナガルは少しだけ天を仰ぎ、全てを察した顔で「…分かっているとは思いますが、無暗にそれを抜かない様に」と言った。

 

そして「『真の強者は抜かずに勝つ』ってししょ、名付け親から言われてますので、ご安心下さい!」と言われたとき、ちょっと胃が痛んだのは気のせいとしている。

 

『伝説のかの者の後継者』と目される日はそう遠くない…。

 

 

愛する次男が自身の親友みたいになりつつあるのを危惧しているハリーだが…実は名付け親がこっそり教えた鬼道の『(破道の一)』『(縛道の一)』とごく短距離の瞬歩を切り札にしている。

 

実質的に名付け親とは師弟関係みたいになっている。

それを知ったハリーは「もっと子供たちとのコミュニケーションを取ろう」と心の底から決意した。

 

所属は結局と言うか、やっぱりというか……グリフィンドール。

騎士といったらグリフィンドールでしょ。

父も師匠もグリフィンドールだったし。

 

組分け帽子はスリザリンとで悩んだが、原作よりも確固たる意志を持っていたのでこの結果になった。

 

だがスコーピウス・マルフォイとは列車内で出会って以来の大親友。

 

呪いの子?

少なくとも彼ではない。

 

箒なんか出来なくても構わんって師匠言ってたし。

反発心?反抗期?そんなことになったら師匠からからかわれる。

敵?倒す。

 

刀原にとっては可愛い弟子であり、「師匠たちはこういう思いだったのか」と考えながら彼をさりげなく鍛えている。

そのため…彼の身に何かあった場合、何かした者に死の制裁をするつもり(俺の弟子に手ぇ出すとは良い度胸だな)

 

ただでさえ無理ゲーの『闇の帝王復活(呪いの子正規)ルート』の難易度が、更に跳ね上がった(クソゲーに変わった)瞬間である。

 

 

リリー・ライカ・ポッター。

ポッター家の長女にして末娘。

 

リリーは確定していたが、ライカかルーナで迷い…付き合いの長さでライカとなった。

 

「えっと、恥ずかしいのですが?」という言葉を「気にしなくて良い」という刀原の言葉を受けてこれも無視し、名付け親は雀部となった。

 

次男みたいにプチ死神化はしてないのが救い。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

刀原

戦後処理や警戒、交渉のため……一年間だけ闇の魔術に対する防衛術の教授になる。

その後は後任を『謎の凄腕魔法使いG』に任せ、惜しまれつつ日本に帰国した。

 

終戦から三年後に、引退と言う名の昇進をした山本元柳斎に変わり総隊長候補に挙げられるも……全力で拒否した。

 

その後、総隊長に就任した京楽によって三番隊に新設された護廷十三隊の外務情報局の局長に就任。

 

時折、世界を飛び回っている。

 

死神であるため、見た目が二十代後半のままであまり変わってない。

 

 

 

雀部

刀原の帰国後、有事から平時に切り替わったことで五番隊の隊長を辞し、三番隊に移動する。

 

しかし、雀部ほどの戦力を副隊長にすることは出来ないため、外遊等で忙しい刀原の留守を預かるためとして三番隊の第二隊長とされた。

 

後に刀原と結婚。

 

ダブル刀原体制で三番隊は回っていくことになる。

 

 

山本元柳斎重國

総隊長を引退した。

 

その後は悠々自適な隠居生活を堪能するはずだったが、零番隊に呼ばれた。

 

 

雀部長次郎

彼ほどの戦力を遊ばせる訳にもいかず、かといって総隊長や隊長の座は拒否されたため悩まれることに。

 

最終的に護廷十三隊顧問を新設し、落ち着いた。

 

 

京楽

総隊長に就任する。

勿論、七緒ちゃんも一緒。

 

 

卯ノ花

生涯現役。

今後もバリバリ切る……間違えました。

今後もバリバリ癒します。

 

 

藍染

総隊長候補に挙げられるも拒否。

その後、空席となった五番隊隊長も拒否。

 

マホウトコロの校長を続行する。

 

 

五番隊隊長の座

最終的に平子真子が復帰と言う形で隊長に就任した。

 

 

総隊長 兼 一番隊隊長

京楽春水

 

二番隊隊長 兼 隠密機動衆総司令官

四楓院夜一

 

三番隊隊長 兼 外務情報局長

刀原将平

刀原雷華(旧姓 雀部)

 

四番隊隊長

卯ノ花烈

 

五番隊隊長

平子真子

 

六番隊隊長

朽木白哉

 

七番隊隊長

狛村左陣

 

八番隊隊長

未定(候補者 矢胴丸リサ)

 

九番隊隊長

六車拳西

 

十番隊隊長

日番谷冬獅郎

 

十一番隊隊長

更木剣八

 

十二番隊隊長 兼 技術開発局長

浦原喜助

 

十三番隊隊長

浮竹十四郎

 

顧問

雀部長次郎忠息

 

 

 

 

*1
複数人から『くすぐり呪文』を受け、無限くすぐり地獄に堕ちていた者。

 

武装解除された直後、悪質タックルからのハンマーパンチを浴びせられ、身も心もボロボロになり…泣いていた者。

 

臭い玉が四、五発ほど直撃し、とんでもない悪臭を纏っている者。

 

全身黒こげ、何故か全身生クリームまみれになった者。

 

ボロ雑巾の様にされ、戦利品の様に教師に差し出された者(やりましたよ先生!僕達が倒しました!)

 

等々。

 

全てホグワーツ生の仕業である。






これまで読んでいただいた全ての皆様へ感謝致します。

当小説は、これにて一旦の幕引きとさせて頂きます。

とは言うものの……書ききれなかった小話等が多くありますので、幕間と言う形で投稿を行うこともございます。

呪いの子もありますからね。

今後とも良しなにお願い致します。

改めて

当小説への感想、評価。
誠にありがとうございました。


シオンカシン




























戦争の火種は燻り続ける


新時代をも巻き込んで

火種はやがて戦火と化す


英雄達よ、警戒を怠るな

誰であっても高みの見物は許されぬ


平和を崩す悪逆に

守護者の刃を振り下ろせ。



次回

ハリー・ポッターと日ノ本の死神
『呪いの子とThe DiamondDust Rebellion 』

お楽しみに

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