ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
ルフィ達はナミ達に追いつき、砂漠を歩く。
ルフィやウソップは息がぜいぜい状態である。
ララ「あっつーー・・・」
ペケ(私は砂漠の暑さに負けたくありません!ララ様 ユバまで頑張りましょう!!)
ララ(ペケ 励ましありがとうね。でもそんなに気張る事ないからね。)
ペケ(ララ様 お優しい言葉 感激です。あなたに仕える身として私は感無量!!)
ララは懐のスマホを取り出し、
ララ「スマホは暑さに耐性持っている・・・頑丈でよかった。」
イヤホンを接続しバッテリー無限スマホをちょっと弄り、画面操作する。前と動画を交互に目をやりつつ歩く。
ウソップ「なあ・・・ララ 一応聞いてみたかったんだけどよ・・・」
ララ「何ですか?」
ウソップ「お前って変身中は・・・その 服とかどうしてるんだよ?」
ルフィ「え?」
サンジ「お前 そんな事ここで聞くのかよ?」
ゾロ「何アホな事聞こうとしてんだ・・・」
ウソップ「でも気になったもんでな・・・ で どうなんだ?」
ララは若干赤面しつつ、
ララ「正直に答えますけど・・・半超空間内では私は上下共に白の下着姿なんです。」
サンジ「えーーー!?下着姿ーーー!?」
特にサンジは目をハートマークにし、ちょっと興奮気味。
ウソップ「上下白の下着姿・・・。」
ルフィ「元に戻る時は・・・瞬時に制服着用なのか?」
ララ「・・・はい。電磁波球体に包まれた際に瞬間時間で制服着用になってるんです。そういうシステムにしてます。」
ゾロ「ほお・・・」
ララ「ちなみに50℃くらいに気温が高いこの砂漠で変身しても、半超空間内は春のように暖かい定温に戻るんです。」
ウソップ「何だよそれ ずりィな・・・。やっぱララはこの世界ではチートだぜ!!規格外な存在だ!!」
ララ「ウソップさんの言う事も分かります。私はこの世界で生まれた存在じゃないんですから!望んだ転生特典を授かり、地球から生まれ変わって来た人間なんですから!」
ナミ「ねェビビ 反乱軍について教えてくれる?」
ビビ「そうね 話しておいた方がいいわね。あれは11年前・・・」
11年前のアルバーナに遡る。
少年《ビビ お前は・・・立派な王女になれよ》
王宮内の王座の間
少年《村は枯れました どうして助けてくれなかったんだよ!!》
コブラ王《だが天候は神の営みだ・・・ 私が王とて自然の力はどうすることもできんのだ・・・!!》
少年《でも父さんは王なら何だってできるって言ってたぞ!!!》
コブラ王《・・・私ができるのはあくまで人為的なもであって・・・》
兵士《国王!!この子の父という者が宮殿に!!》
トト《とんだご無礼を国王様っ!!!ウチのドラ息子がホントにっ!! 責任は全て私が!!!どんな罰でも受ける所存にございますゆえどうか・・・!!!》
トトは少年を座らせると同時に自分も座り、息子の頭を何度も殴る。
トト《まったくもってこのバカが!このバカが!!このバカが!!!》
コブラ王《トトと言ったな・・・おぬし・・・》
トト《はっ》
コブラ王《今回干ばつの被害にあった村の住人達の生活は一時 国で保障する このアルバーナに住み己々の身の振り方を考えるがいい・・・!!》
トトは息子と共に土下座。
トト《何という心遣いを!!ありがとうございます!!ありがとう!!!》
少年《・・・何だよ!!!お前なんかに村のみんなの気持ちがわかるもんか!!!》
少年は王の座を走り去ってしまう。
トト《こら!!コーザ!! 待ちなさいっ!!》
コブラ王《トトよ・・・》
トト《ははっ》
コブラ王《いい子じゃないか 彼は・・・”村のみんなの気持ちが”と・・・そう言ったよ・・・村人達のために・・・彼はここへ乗り込んで来たのだ・・・》
5歳のビビ《なによっ泣き虫!!》
コーザ《!!》
コーザ《何だチビお前・・・・・・!!》
イガラム《コブラ様》
コブラ王《どうしたイガラム》
イガラム《お言葉ですが・・・彼ら全員を援助できるほど この国に予算はありません・・・》
コブラ王はイガラムにチョップを食らわす。
コブラ王《バカ者!!我らの生活費でも何でも削ればしぼり出せようが!!》
イガラム《うっ》
イガラム《・・・・・・・・・ そのように》
兵士《大変です国王様!!! ビビ様がっ!!》
顔をけがしたビビが姿を現す。
ビビ《ケンカしたの 負けたけど・・・》
コブラ王《ビビ!!》
イガラム《ビビ様~~~!!》
イガラム《あのクソガキャ一国の王女によくも!!たたきのめしてやる!!!》
コブラ王は必死にイガラムを止める。
コブラ王《待て!! 待てイガラム!!!》
トトがやって来て、両手で包丁を握っていた。
トト《申~~~~~~~~~~し訳ありません!! 私 死んでお詫びを!!!!》
コブラ王はイガラムとトトにチョップを食らわす。
コブラ王《待たんかおのれらァ!!》
イガラム《ハウ・・・・・・!!》
コブラ王《バカ者 子供のケンカだ・・・!!》
首都アルバーナ 町のはずれ
男の子《決闘だーっ!!!》
男の子《姫様だからって手を抜くなよコーザ》
男の子《生意気王女なんかやっつけちゃえー》
女の子《ビビちゃん頑張れーっ!!》
男の子《おいお前ら おれ達のリーダーはコーザだぞ!!》
ビビとコーザは対峙していた。
ビビ《わたしが勝ったらあんた達のリーダーはわたしよ!!》
コーザ《お前なんかに負けるかチビ助!! おれは村でずっとリーダーを張ってきたんだ》
2人のバトルが開始された。
結果としてコーザが勝った。
コーザ《いいか お前ら!!今日からビビは おれ達”砂砂団”の副リーダーだ!! 文句ある奴はいるか!!?》
子供達《ないーーー!!!》
コブラ王《・・・・・・みろイガラム・・・・・・》
コブラ王《ビビに友達ができた・・・》
イガラム《・・・・・・・・・ええ》
コブラ王《いずれ あの子がこのアラバスタを背負って立つために・・・一番大切なことだ・・・・・・!!》
イガラム《・・・・・・》
男の子《あっ王様だ》
女の子《王様だ》
男の子《護衛隊長イガラムもいるぞ》
ビビがトトの家を訪れる。
ビビ《トトおじさん おばさんおばさん おはよう!! リーダーは?》
トト《やあおはよう・・・コーザなら もう出て行ったよ いつもの場所じゃないか?》
トトの妻《あ・・・ビビちゃん お昼ごはんどうする?》
ビビ《いただきますっ!!よろしく!!》
ビビは走り去る。
トト《・・・フフフ おかしな国だよまったく・・・一国の王女がこんな民家に普通に出入りするなんて》
トトの妻《平和な証拠よ・・・》
両手に葉っぱの生やした木を持つイガラムが通りかかる。
トト《イガラムさん あんたメシは?》
イガラム《ぬぬ!?いやいや結構おにぎり持参ゆえ!!》
イガラムでは失礼っ!!」
トト《!!》
コブラ王も頭に布巾を被り、まるで泥棒姿のように、通りかかる。
トト《国王様!!あなたまで何を!!!》
イガラム《ゲゲッ!!国王 あんたまだ付いてきたのか!!》
コブラ王《だ・・・だってビビちゃんが心配じゃないか~~~ン》
イガラム《帰りなさい!!私の負担が増えるでしょうがっ!!》
コブラ王《なにーっ》
イガラム《なにーじゃないっ!!》
ビビが走ってると、
男《やあお嬢ちゃん》
男《お出かけだね・・・送ろうか?》
コーザ《かかれ”砂砂団”!!!》
コーザの合図でメンバー達が飛び出してきた。
男《うわっ!!何だこいつらくたばってなかったのか!!》
ビビ《!? リーダー!!みんな!!》
コーザ《ビビ逃げろ!!! こいつらお前を狙ってるんだ!!!》
砂砂団のメンバー《早く!!!逃げろビビ!!!》
砂砂団のメンバー《殺されちまうぞ!!!》
ビビ《だけど・・・リーダー!!!》
男《アッハッハッハッハ~~~~ッ!!!殺しゃしねェよ おれ達ァ身代金が目当てだからなァ!!誘拐するだけさ》
男《さァ こっちへおいでビビ王女様ァ!!!》
コーザを含めたメンバー達は武器を構える。
コーザ《渡すもんか!!! 死んでも守れ!!!”砂砂団”!!!》
メンバー《おお!!!》
ビビ《・・・・・・!!》
男がビビを捕える。
男《ハッハッハ!!マヌケなガードだな・・・!!!》
ビビ《あっ》
コーザ《まだ仲間が!!?》
ビビは男の腕を弾いて走って逃げる。
男《くそっ!!逃げた!!!》
ビビ《うわああん》
男《遺跡の方だ とっ捕まえろ!!》
メンバー《いかせるな!!!》
メンバー《おお!!!》
コブラ王とイガラムは惨状を見て愕然としていた。
イガラム《・・・・・・・・!! ・・これは一体・・・!!!》
イガラム《おい!!どうしたんだお前達!! ここで何があった!!!》
メンバー《ビビを狙った悪者がいたんだ・・・!!!刃物を持った大人で・・・ 今遺跡の方へ行ったよ!!コーザも後を追って・・・》
男《いねェな どこへ隠れやがった・・・ 捜せ捜せ 逃がすんじゃねェぞォ!?》
ビビはうまく隠れたつもりだったが、壁の上から
男《何だ ここにいたのかい・・・・・・!!》
ビビ《!!》
男《頼むから大人しく捕まってくれよ》
ビビ《ああっ》
コーザ《待て!!!》
コーザが男を殴りつけ、男は地面に落下。コーザも飛び降りた。
ビビ《リーダー!!》
コーザ《”砂砂団”をナメるな悪党!!! この町から出て行け!!出て行け!!》
男《・・・・・・・・・》
男は小太刀を構える。
男《おいボーズ・・・黙って お姫様をこっちへ渡しな・・・ あまり大人を怒らすもんじゃねェぞ・・・!!》
ビビ《刃物・・・!!!逃げようリーダー!!》
コーザ《そんなもん恐くねェよ!!》
男《・・・・・・・・はァ!?》
コーザ《・・・・・・・・・ふー・・・・・・・・・・・・・ふーーーー・・・》
男《斬られたことは・・・あるかい?ボーズ・・・》
コーザ《〈死んでも守れ!!!”砂砂団”!!!〉》
ビビ《リーダー・・・・・・!!やめてよ!!》
男は小太刀をコーザに向け、
男《痛ェぞ・・・!?》
男は突進し、コーザはカウンター的に左目を切られつつ、木のこん棒で男を殴り倒した。
コーザ《わあああああ!!!!》
コーザは左目から血を噴き出す。
コーザ《わ・・・》
ビビ《・・・リーダー!!!》
ビビ《!》
男の仲間《あーあーうちの兄貴をのしちまいやがって・・・!!》
コーザ《!!!》
男の仲間《何てこったい殺してやろうかクソガキども・・・!!!》
ビビ《あ・・・・・・》
男《さァこっちへ・・・》
その時、
コブラ王《こンのたわけどもがァ!!!》
コブラ王とイガラムのダブルキックが男2人に炸裂した。
ビビ《パパ・・・イガラム・・・》
イガラム《ビビ様 ケガは・・・!?》
コブラ王は男を足蹴にした。
コブラ王《おんどれァコラ ウチの子に何さらしとんじゃオォ!? このチンピラがァ!!!》
また一人男が連れてこられた。
???《こやつらも・・・一味の様です・・・》
コブラ王《チャカ ペル お前達なぜここに・・・》
ペル《なぜここに?それなら聞きたい》
チャカ《なぜ国王が宮殿を離れこんな所におられるのです 勝手な行動は慎んで頂きたい・・・》
ビビ《イガラムっ!!コーザが!!》
イガラム《ええ・・・!!すぐに医者に診せましょう 丘で倒れていた”砂砂団”も・・・!! チャカ!!ペル!! すぐに手配を!!》
チャカ《はっ・・・》
イガラム《勇敢な子らだ・・・》
宮殿内
コブラ王《・・・・・・・・・ どうしたんだ ビビ いつまでもふさぎ込んで》
ビビ《・・・・・・だって恐かった・・・!》
コーザ《・・・そりゃおれだって恐かったさ あいつら刃物なんか持ってやがるから・・・》
ビビ《違う!・・・・・・・・だってリーダーが私のこと”死んでも守れ”って・・・・・・!!》
イガラム《・・・・・・》
コーザ《〈死んでも守れ”砂砂団”!!!!〉》
コーザ《・・・・・・!?》
ビビ《・・・死ぬなんて言わないでよ リーダー・・・!!》
イガラム《(何より・・・友達を失うのが恐かったのか・・・)》
コブラ王《ビビはまだ小さいが王女コーザ 今日の君の働きは巨大なものだ 礼を言う ありがとう》
コーザ《・・・・・・ビビは友達さ 当たり前のことだよ》
コブラ王《・・・そうか 君達が担う次の世代のアラバスタは頼もしいな》
コブラ王《・・・・・・この国は好きか?》
コーザ《・・・うん 生まれた国だ!!》
コブラ王《私もだ》
イガラム《私は少々・・・心配でもあります・・・》
コブラ王《どうした》
イガラム《人の上に立つということは・・・少なからず酷な判断も要するもの その為にビビ様はお優しすぎる》
コブラ王《イガラムよ・・・》
イガラム《は・・・》
コブラ王《いいのだ アラバスタはこれでいいのだ》
イガラム《・・・・・・》
コブラ王《お供しましょう この命尽きるまで》
ビビ《『ユバ』》
コーザ《そうさ! お前の親父から俺の親父に話があったんだ》
ビビ《トトおじさんに?》
コーザ《今はまだ無人のオアシス 『ユバ』に町を開いてみないかってさ!!》
コーザ《あの場所はいろんな旅人や商人達が行き交う アラバスタ西部の砂漠の”交差点”なんだ・・・!! そこに町ができてみろ!!この国のどれほどの人達が喜ぶか!! すごいだろう!?》
コーザ《その代表ちとしておれの親父が話を受けたのさ!!》
ビビ《リーダーも行くの?》
コーザー《行くさ!!親父はここに残れって言うけどな・・・ そりゃ町を開くなんて並大抵のことじゃないけど やってやる!!!この手で新しい町を開くんだ!!! 『ユバ』は この国に必要な町なのさ》
それから後日
コブラ王《頼んだぞトト・・・》
トト《ええ国王様・・・きっと素晴らしい町を開いてみせます》
コブラ王と握手を交わすトト。
トト《じゃあなビビちゃん しばらくお別れだ 町が形になったらいつか遊びにおいで》
ビビ《うん トトおじさん》
コーザ《すげェ町を作っておれ達がこの国をもっと潤してやるさ!!》
コーザ《じゃあなビビ お前は・・・ 立派な王女になれよっ!!!》
ビビ《うん!!》
コーザとトトは去って行く。
トト《コーザ!!お前は何を偉そうに》
トトはコーザの頭を一発殴る。
コーザ《イデ!!》
そして現在へ戻り、
ナミ「でも それが反乱軍とどう関係が?」
ビビ「その反乱軍のリーダーの名が「コーザ」。」
ナミ「えっ!?コーザって!?」
ビビ「今話した少年の名前よ!!」