ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第12話「カバジ戦(前編)」

4人の目の先には倒壊した建物と部下達は瓦礫に埋もれていた。

 

ナミ「説明してよ!! だいたいおかしいと思ったわ!! ライオンと戦ってきた時からね!!」

 

ナミ「人間業じゃないもの!! 何よ今の風船みたいにふくれたの!!」

 

ルフィ「ゴムゴムの 風船だ!!」

 

雨野ララ(ルフィくん それ答えになってないから・・・)

 

ナミ「それが何かって聞いてんのよっ」

 

すると、瓦礫から音が、

 

ナミ「あ・・・・・・」

 

バギー「よくもまァハデにやってくれたもんだ・・・・・・」

 

ナミ「仲間を盾に・・・」

 

カバジ「旗揚げ以来 最大の屈辱ですね 船長」

 

バギー「おれァァ もう怒りで ものも言えねェよ」

 

モージ「くそ・・・ 気を失ってたか・・・ 何だ このあり様は・・・・・・!」

 

バギー「!」

 

カバジ「モージ・・・生きてたのか・・・」

 

モージ「!? おいカバジ・・・!!てめェ リッチーに何してる!!」

 

カバジは盾にして気絶したリッチーを放り投げた。

 

カバジ「・・・・・・ああ この()か 俺の服が汚れるといけないんで盾に使わせてもらっただけだ」

 

モージ「おいリッチー!!無事か!?」

 

カバジに睨みつけられ、リッチーは瓦礫の陰に隠れてビビっている。

 

モージ「このスカシ野郎がァ!!!」

 

モージはルフィと雨野ララを見てびっくり。

 

モージ「げっ!! 麦わらの男!!バギー船長 あいつにはお気をつけを!! 奴も”悪魔の実”の能力者なんです!! ”ゴム人間・・・・”なんです!!!」

 

ナミ「ゴム人間!?」

 

ルフィ「うんほら」

 

ルフィは両手で両頬をつねって伸ばす。

 

ナミは気持ち悪そうに、右手で口を押さえた。

 

バギー「・・・・・・悪魔の実を・・・・・・!!!」」

 

バギー「バギー玉もはね返す訳だ・・・」

 

モージ「あとあの美しいピンク髪と容姿の娘なんですがね!?」

 

バギー「あの娘が何なんだ?」

 

モージ「あのロボット野郎の正体だったんですよ!!」

 

バギー「何!? それはハデに本当か? つーか何で言わなかった!?」

 

モージ「あの時は顔へのダメージでちゃんと言えなかっただけなんですよ!!」

 

バギーは切り離した手でモージの胸倉をつかみ、

 

バギー「アホか!! ちゃんと言えやーーー!!」

 

バギーはモージを投げ飛ばした。

 

モージ「でも言いました!!」

 

モージ「ぎゃああああ そこどけェ!!!」

 

ルフィ「お前がどけっ」

 

ルフィは左足を上げて、次に下した勢いで右足をモージの頬に蹴りを入れて吹っ飛ばす。

 

ルフィ「開戦だ!!」

 

ナミはモージを避けた。

 

カバジ「バギー一味参謀長”曲芸のカバジ!! 一味の怒り この私が請け負う!!!」

 

カバジがルフィを剣で突こうとしたが、ゾロの剣で防がれる。

 

ゾロ「剣の相手ならおれがする!」

 

カバジ「光栄だねェロロノア・ゾロ・・・一人の剣士として貴様を斬れるとは」

 

雨野ララ「ゾロさん ちょっときつくなった時は無理はしないで一回私と交代して休憩ですよ。でもとどめを刺すのはあなたですが」

 

ゾロ「ああ。しょうがねぇからな・・・」

 

カバジ(船長に刺された傷だな・・・!!よくも顔色一つ変えずに立ってられるのもだバカが・・・)「くくっ・・・」

 

カバジ「曲技っ”火事おやじ”!!」

 

カバジは口から火炎放射を行い、ゾロの顔面へ命中させる。

 

ゾロがよろけた隙を狙い、傷の方の腹に蹴りを入れる。

 

ゾロ「ぐああああっ!!!」

 

ゾロは仰向けに倒れて腰の傷による痛みで悶えた。

 

カバジ「なんだ そんなに強く蹴ったつもりはないが?」

 

ナミ「汚い奴っ!!あいつ傷口を狙って・・・!!」

 

ララ「確かにやり方が汚いのは否定できませんね・・・」

 

カバジは横に剣を突き立て、

 

カバジ「曲技っ!!」

 

カバジ「”湯けむり殺人事件”っ!!」

 

高速回転させ、土煙を発生させた。

 

ゾロ「何が曲技だっ・・・!! ただの土埃じゃねェか!!」

 

ゾロはカバジの剣を防ぐが、また腰の傷に蹴りを入れられ転がる。

 

ゾロ「うああああああっ!!」

 

ナミ「あいつまた!!」

 

カバジ「どうした?大の男が大声でわめいてみっともないぞ・・・」

 

雨野ララ(ゾロ 交代するかな?)

 

カバジ「貴様の相棒の妙な能力のお陰でこっちは災難だ」

 

ゾロはうずくまる。

 

ナミ「あんな深手で戦うなんてもともと無茶なのよ!! ララ あなた交代する気なんでしょ!?」

 

雨野ララ「ええ まぁ ゾロさん! 一度交代して休憩しますか?」

 

ゾロ「ああ とりあえずそうさせてもらう・・・」

 

カバジ「今度はロボット野郎に変わる謎の美しいピンク髪の娘か・・・」

 

雨野ララはデバイスを用意し、カバジと対面する。

 

バギー(あの娘 一体何者なんだよ?)

 

カバジ「なぁ 娘よ おぬしは一体なんなのだ? ロボットに姿が変わるとか訳が分からんぞ?」

 

雨野ララ「自己紹介だけはしておきます 雨野ララです。ピチピチの16歳です。でもバギーさんとの戦闘まで言えません あなたは最後にゾロさんに負けますから。これだけは言っときます 変身中の私はチートに近い存在ですよ。変身中は変身後の名で呼んでくださいね。ちなみにロボットなのに人格が存在し3人とも違うので」

 

雨野ララ(最初はゼロで、サーベルありのSA(サードアーマー)・エックス、アクセルね。)

 

雨野ララはデバイスで電磁波球体に包まれゼロに変身し、ゼットセイバーを構える。

 

ゼロ「俺はゼロだ!フッ 勝負と行くか!」

 

ゼロはすぐに殺傷力が低い零にチェンジした。

 

カバジ「武器が変わった!?しかも刀身から紫のオーラが出ている!?」

 

バギー(何なんだ・・・!?チートって何なんだ!? ってか完全に話し方が変わってるよな?今更だが声が違う・・・!?)

 

ゼロ「せいぜい楽しませるんだな!」

 

ゼロは零を手にフットのダッシュ機能で突っ込み、カバジは剣を構え鍔迫り合いになる。

 

カバジ「足でダッシュとは・・・ゼロと言ったな? ロボットに人格が存在するとかそっちの方があり得ないのでないのか?」

 

ゼロ「俺たちレプリロイドは単なるロボットではない。人間に近い思考能力を持ったロボットだ!」

 

バギー(人間に近い思考能力を持つロボットがレプリロイドだと・・・!?)

 

ナミ「レプリロイドって、そういう存在なんだ・・・)

 

ゼロは一旦距離を取った。

 

ゼロ内部の半超空間内の下着ララ(ゼロの使用技は、今回はX5で行こうかな・・・)

 

半超空間内の下着ララはデバイス操作で、空中画面表示でX5のゼロの技を確認していく。

 

ゼロは零を構え突っ込み、カバジは構えると

 

ゼロはジャンプしてから回転技、三日月斬を繰り出した際に三日月が描かれる、

 

カバジ「くっ・・・」

 

ゼロ「衝撃は来たようだな。」

 

ルフィ「すげェなーー」

 

ナミ「三日月のような楕円が描かれた・・・」

 

ゾロ「・・・剣で回転する度に・・・三日月の楕円を描かれるってのは・・・凄い技だな・・・」

 

ゾロは寝ながら、感想を言っていた。

 

ゼロは次にカバジの前でジャンプした後、空中で2回目のジャンプをし、カバジの真上で刀身が燃えた剣を突き刺す断地炎を食らわそうとしたが、カバジは間一髪で避けた。断地炎で突き刺した場所は炎の爆発を起こす。

 

ルフィ「今剣の刀身が火に包まれたよな!?」

 

ナミ「私が驚いたのは2回目の空中でジャンプなんだけど!?」

 

ゾロ「・・・空中でもう一度・・・ジャンプとかとんでもねェな・・・」

 

ナミ「刀身が火で包まれたとはいえ、突き刺した場所が炎の爆発を起こすって、どういう原理なのよ!?」

 

カバジ「ならばお返しだ!曲技”湯けむり殺人事件”っ!!」

 

カバジは剣を突き刺してからで発生した土埃を、高速回転させ土埃を回りに蔓延させる。

 

ゾロ「またあの土煙かよっ!?」

 

ルフィ「しししし。ゼロの奴なら大丈夫だろ!」

 

 

カバジ「ここから貴様を突き刺してやる、機械とはいえこの状態では私の事は認識できまい!!」

 

ゼロ「やってみろ。」

 

ゼロは零からX8のゼロ用武器・Tブレイカーにチェンジした。

 

カバジは突き技でゼロを貫こうと突進したが、ゼロは揺らぐ影で認識し、素早くTブレイカーでの大烈槌で地面を叩き、その際に生じた衝撃波で煙を晴らす。

 

ナミ「煙を晴らした!? うわっ 巨大ハンマー!?」

 

ルフィ「でっけーーなぁ!あのハンマーーー」

 

カバジはゼロの圧倒的強さに冷や汗を掻く。

 

カバジ(ゼロって奴は強い・・・いや強すぎる。私では太刀打ちできそうにない)

 

ゾロ「ゼロ!! そろそろ交代してくれ ちょっと休んで回復したからな。お前が言った通りにトドメは俺がやる!!」

 

ゼロ「ああ。」

 

ゼロは電磁波球体から瞬時に制服着用のデバイス装着中の雨野ララに戻る。

 

雨野ララ「ゾロさん かっこよく決めてくださいね。」

 

雨野ララとゾロは互いにすれ違うと、刀を構えカバジと対峙する。

 

ゾロ「ああ。俺の剣が目指すのは世界一・・・ 俺とお前の格の違いを教えてやるよ」

 

ルフィ「うおーっ かっこいいーっ」

 

カバジ「・・・これがロロノア・ゾロか・・・ ナメやがって・・・!!!」

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