ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第124話「恐怖のバナナワニ」

「チャカ様!!!何処にもいません!!! 王の間から穀物倉庫・バルコニー!! 宮殿内も庭も 全てくまなく探しましたが何処にも!!!」

 

アラバスタ王国 首都『アルバーナ』

 

「国王様を探せーーーーーっ!!!」

 

チャカ「・・・そんなバカな話があるか!!夜中の内に外出なされたんじゃないのか!?」

 

兵士「いえ・・・あり得ません・・・・・・!!昨夜も王の間の周りは八方警備は万全でしたし・・・!! 外へ出られたとすれば警備の目に留まらぬはずはありません!!」

 

チャカ「ならば なぜ王の間から国王が消えるんだ!!!」

 

兵士「それは・・・!!」

 

チャカ「出陣の時だぞ 探すんだ 宮殿の外も町も全て!!!」

 

兵士「はっ」

 

チャカ「・・・・・・!!”探し人”はペルの得手なのだが 今に限ってやつはレインベースへ敵地視察」

 

チャカ(コブラ様の身に何が起きたというのならば・・・私が勝手に兵を動かすわけにもいくまい・・・!! 今この時に!!一体何が起きたというのか・・・!!)

 

兵士「チャカ様!!国王様が・・・!!!」

 

チャカ「おられたか!!?」

 

兵士「ハァ・・・それが・・・そういう情報ではあるのですが・・・」

 

チャカ「な・・・・・・!!!何だと!!?」

 

『ナノハナ』のとなり町『カトレア』(反乱軍本拠地)

 

「コーザさん待ってくれ!!おれ達も行くよ!!!」

 

コーザは馬に乗って疾走していた。

 

コーザ(なぜいきなり・・・・・・!!!?)

 

コーザ(落ちる所まで落ちたかコブラ!!!)

 

トト《疑うなコーザ》

 

 

トト《国王様の人柄はお前もよく知っているはずだ・・・・・・・・・!!》

 

コーザ《・・・・・・そう言うのは年寄りばかりさ おれにはどうだっていい話だ》

 

コーザ《おれが親父についてこのユバへ来たのも・・・別に 王のためじゃない》

 

《オオオオ!!》

 

《反乱軍は10万人を越えたそうだ・・・》

 

《ああ聞いたよ・・・・・・死人も出たらしい・・・・・・!!》

 

コーザ《・・・・・・》

 

トト《なァに・・・・・・雨さえ降れば妙な疑いも晴れる・・・》

 

《何てことだ!!! 町の運河が破壊されてる!!!》

 

《一体誰が!!!》

 

《町に水に引けないぞ》

 

赤子《ウワァアアアアアン》

 

《雨さえ降れば・・・・・・》

 

《もう一年以上降っていない・・・》

 

《エルマルはもう終わりだ》

 

コーザ《疑うなコーザ 雨は降る》

 

《重体なんだ すぐに手当てを!!!》

 

 

玉座の間

 

コーザ《おれは あんたを疑いたくねェが人は飢えてる!! あんたが使ったにせよ使ってないにせよ現物はあるんだ》

 

コブラ王《ならん!!自然の雨を待て!!!》

 

コブラ王《ダンスパウダーは”不幸を呼ぶ粉”だ 使うことは許されん・・・!! 雨を必要としているのはこの国だけではないのだ》

 

コーザ《少しくらいなら構わないだろう!!!》

 

コーザ《雨さえ降ればこの干ばつを抜けられるし反乱だって止まるかも取れない!!》

 

《雨を返せ国王ォ!!!》

 

コブラ王《さらなる災害を生むだけだ お前が考えている程生易しいものじゃないぞ コーザ・・・》

 

コーザ《もう見てられないんだ 枯れていく町々を!!》

 

コブラ王《昔と少しも変わっていないな・・・!!!》

 

コーザ《・・・変わったさ・・・!! 戦える!!!》

 

コーザ《おれは ここに”雨”を奪いに来るぞ!!!》

 

コーザは馬に乗って疾走。

 

コーザ《(なぜ そんなくだらないマネを・・・!!!)》

 

 

港町『ナノハナ』ーーーー

 

「なぜそんなことを・・・!!!」

 

「・・・・・・国王様・・・」

 

国王様「正直に謝罪しているのだ!!! この国の雨を奪ったのは私だ!!!」

 

コブラ王「よって あの忌々しいダンスパウダーの事件を忘れるために」

 

「コブラ様・・・何をそんな冗談・・・!!!」

 

「・・・・・・国王・・・!!!」

 

コブラ王「この『ナノハナ』の町を消し去る」

 

国王兵「不正な町だ 破壊して焼き払え!!!」

 

国王の兵達は行動を開始した。

 

男の子「おい国王!!!」

 

コブラ王「!」

 

カッパ「お前が雨を奪うから・・・!!!町は みんな枯れていくんだ!!!」

 

コブラ王はカッパを蹴り飛ばす。

 

「!!?」

 

コブラ王「・・・・・・」

 

カッパ「みんなの仇をおれが取ってやる!!!」

 

女性「キミ!ダメよ やめなさい!!」

 

そこへ馬に乗ったコーザが現れる。

 

「コーザ!!!」

 

「コーザさん!!」

 

コーザ「何のマネだ・・・貴様・・・」

 

コブラ王「誤りに来たのだ」

 

コーザ「フザけるな 黙れ!!!・・・なんて侮辱だ・・・!!!」

 

「国王様・・・!!?」

 

コブラ王「ダンスパウダーでこの国を枯れさせているのは 私だ」

 

コーザ「黙れと言ってるんだ!!!」

 

コーザ「くそったれ!!」

 

コーザはコブラ王に向かおうとしたが、コブラ王の兵に止められる。

 

コーザ「枯れた町に倒れた奴らが どんな気持ちで死んだか知ってるのか!!? お前に恨みや怒りをもってたわけじゃない・・・!!!どいゆもこいつも最期までお前を信じて死んだんだ!!!」

 

コーザ「『国王のせいじゃない』『あの方は立派な人さ』・・・・・・!!!」

 

コーザ「ウソでもせめて”無実”だと言わなきゃ彼らの気持ちはどうなるんだ!!!」

 

コブラ王の兵が銃をコーザに対して撃った。

 

女性「キャーーー!!!」

 

「コーザ!!!」

 

コーザは倒れる。

 

「コーザさん!!!」

 

「リーダー!!!」

 

コブラ王はにっと笑い、

 

コブラ王「そろそろ時~~~~~間 だ~~~~~わねェいっ!!!」

 

コーザ「国が・・・本当はみんなが・・・その答えを知りたがったから・・・!!!おれ達は戦ってんじゃないのか!!!!」

 

「巨大船が港へ突っ込むぞーーーっ!!!」

 

コーザ「少なくとも おれはそうさ」

 

巨大な船が突然落下するように、街へ突っ込んできた。

 

「何だ あの船はァ!!!」

 

「うわああ!!!」

 

「倒れるぞ!!!」

 

「港から離れろ!!」

 

「うわああ!!」

 

「キャーーー」

 

ミス・ダブルフィンガー「最終作戦にしては・・・骨のない仕事だったわ」

 

Mr.1「今まで一度でも骨のある仕事があったか?」

 

コブラ王「がーっはっはっは!! さーーっ火を放って退却よう!!!」

 

兵士「はっ」

 

コブラ王はある髪飾りをし、

 

コブラ王「ぷーーーーやっパこれがなきゃ落ち着かなーいわねい」

 

「コーザさん!!!しっかり!!!」

 

「コーザ!!!」

 

「『国王軍』が消えたぞ!!!」

 

コブラ王の顔がMr.2になっていた、いや戻っていたのだ。

 

Mr.2「がーーーっはっはっはっはっは!!! どーーーうだったかしら!!あちしの(キング)っプリは!!!」

 

兵士「最高ーーーっス♪Mr.2・ボン・クレー様!!!」

 

 

「何なんだ あの船は・・・!!! 港に突っ込んだァ!!!」

 

「国王軍が町に火を放って逃げやがった!!!消化しろォ」

 

「急げ」

 

「火を消すんだ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーは体をクネクネしつつ、前進。

 

ミス・ダブルフィンガー「町の 外れで Mr.2と 落ち合わせなきゃ・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「仕上げは『アルバーナ』ね・・・」

 

Mr.1「・・・・・・フン」

 

Mr.1「せいぜい楽しみてェもんだ」

 

Mr.1は左手の指を舐めた。

 

Mr.2は部下共に走る。

 

Mr.2「がーっはっはっははっ!!”あやふや”ね!!あちしの好きな言葉は”あやふや”!!! も~~~う男なんだか女なんだかわからないあちしがおかまである様に!!! ”タコパフェ”の生タコがフニャフニャである様に!! この国の王は もう王なのかどうなのかこれで”あやふや”!!!作戦ねいっ!!!」

 

Mr.2「”バンチ”は何処なの!?」

 

部下「はっ!!町の西に!!Mr.2・ボン・クレー様っ!!」

 

その光景を一人の少年・カッパが物陰から見ていた。

 

カッパ「・・・・・・何だ? ・・・国王が・・・・・・”大おかま”になった・・・」

 

「くそォ国王め!!」

 

カッパ「・・・・・・・・・!! ・・・・・・あの国王は・・・!!ニセ者だったんだ!!!」

 

カッパ「・・・・・・!!大変だ・・・・・・!!」

 

カッパ「みんなダマされてるんだ・・・!!早く伝えなきゃ」

 

カッパはその場を離れようとしたが、誰かにぶつかる。

 

ミス・ダブルフィンガー「いけないボウヤね・・・ 何を知ってしまった(・・・・・・・)のかしら」

 

Mr.1「・・・あのオカマ野郎くだらねェミスやがって・・・!!」

 

カッパ「・・・・・・!! 誰だ・・・」

 

Mr.1「黙っててくれっつっても・・・無駄だろうな・・・・・・」

 

カッパは半殺しの状態にされる。

 

「水だ!! 水が足りない」

 

「待ってくれ そいつはうちの商売道具なんだ!! か・・・金を払ってくれるのかい」

 

「バカ野郎こんな時に!!!町が燃えてるんだぞ!!!」

 

「火を消せェ!!!」

 

「水を!!!水!!! 水!!!」

 

「ダメだ 火の手に追いつかねェ!!! 逃げろ!!!」

 

血だらけで倒れている所を発見された少年・カッパ。

 

「おい ボウズ!!!大丈夫か!!?」

 

「酷い!!まさかこれは・・・!!!」

 

「国王軍が・・・!!?」

 

カッパ「・・・・・・ぢ・・・・・・ちが・・・・・・!!ゲホ!!! ちが・・・」

 

「血・・・!?ああわかった!!!血はすぐに止めてやる あまり喋るな すぐ医者に診せてやるから なんて奴らだ!!こんな子供を!!!」

 

カッパ「ちが・・・!!!・・・・・・が!!!」(ちがうんだ・・・・・・!!ちがうんだ!!)「ゲホ!!」(みんな誰かにダマされてるんだよ・・・)

 

カッパ(あれは本物の甲王軍じゃないんだ)

 

「おい病院は燃えちまってるぞ!!」

 

「医者を探せ!!!」

 

「おいしっかりしろ!!ボウズ!!」

 

「ボウズ!!」

 

そこへコーザが現れる。

 

「コーザさん!!!」

 

コーザはカッパの傍で座る。

 

「コーザ・・・!!!」

 

コーザ「・・・この国を・・・終わらせよう・・・!!!」

 

コーザ「全支部に連絡を・・・・・・!!」

 

コーザ「・・・これを最後の戦いにすると・・・」

 

「戦うのかコーザさん!!でも武器が揃ってないんだ・・・!!!」

 

「待て・・・!!・・・港に突っ込んできた巨大船は”武器商戦”だ 武器なら腐るほどある」

 

「・・・・・・ほんとか」

 

コーザ「・・・まるで天の導きだな・・・」

 

Mr.2とMr.1ペアはバンチで移動。

 

Mr.2「がーっはっはっは!!アラそう!?ガキんちょに見られてた!?ワールかったわねーい!!スワンスワン!! んがっはっはっは!!」

 

Mr.1「・・・まったく」

 

ミス・ダブルフィンガー「あとは・・・Mr.4のペアがうまくやってれば・・・」

 

Mr.2「デブちんもオバハンもやる時ァやるのよう!! 王の誘拐(・・・・)くらいど~~~~って事なーーーーーーいわよーーーーーう!!!」

 

 

コーザ「聞け反乱軍・・・!!!現アラバスタはもう死んだ!!! これが最後の戦いだ・・・アルバーナを攻め落とすぞ・・・!!!」

 

コーザ「アルバーナに総攻撃をかける!!!」

 

コーザの号令で反乱軍達に気合が入る。

 

「うおおおおお!!!」

 

「国王を許すな!!!」

 

 

アルバーナ

 

チャカ「バカを言え!!!」

 

チャカ「コブラ様がそんなことをなさるはずがあるまい!!!何かの間違いだ!!」

 

兵士「ですが!!! 国王様は現に”王の間”から消えていて・・・!!!移動時間の計算も合います!! もはや言い訳も立ちません!!!」

 

チャカ「・・・・・・・・・!!!」

 

兵士「今や『ナノハナ』の一件はアラバスタ全土に広がり各地支部の反乱軍も王への怒声をあげています それどころか今まで何とか国王を信じていた民達までもが」

 

兵士「王を疑い!!武器を取り始めました・・・!!反乱の火は膨れ上がるばかり・・・!! 今までの様な”鎮圧”では効かぬ数の暴動・・・!!!」

 

兵士「国中が怒り・・・!!この『アルバーナ』を目指してるのです!! もう止まりません!!!!」

 

兵士「チャカ様!!!どうかご判断を!!!」

 

兵士「我々はあなたに従います!!!」

 

チャカ(何という事態だ・・・・・・・!!これでは昨日の国王の言葉さえ霞んでくる・・・!!私は一体 何を信じればいいのだ・・・・・・!!何を疑えばいいのだ・・・!!)

 

チャカはてすりを叩く。

 

チャカ「かくなれば我らの本文を全うするまでだ!!! 私達はアラバスタ王国護衛隊!!!」

 

チャカ「国王不在にして滅びる国などあってはならぬ!!目に見える真実を守れ!!!この国を守るのだ!!!」

 

チャカ「反乱軍を迎え撃つ!!!全面衝突だ!!!」

 

国王軍「「「「ウオオオオオオーーー!!!」」」」

 

 

「反乱軍が総攻撃を始めるらしいぞ」

 

「反乱軍のリ-ダーが撃たれたんだ」

 

「まさか国王から仕掛けるとはな・・・」

 

反乱軍達は馬に乗り、決戦へ。

 

国王軍も迎え撃つ。

 

 

レインディナーズ

 

クロコダイル「クハハハハハ・・・ハッハッハッハ」

 

ゾロ「始まっちまったか」

 

ララ「そのようで・・・」(コブラ王は囚われていて、国民達の前に現れたのはマネマネの力を使ったMr.2だもんね・・・)

 

ペケ(Mr.2 なんて奴でしょう!!)

 

ルフィ「コノ・・・!!!」

 

ナミ「なんて作戦を・・・!!!」

 

クロコダイル「どうだ 気に入ったかね ミス・ウェンズデー 君も中程に参加していた(・・・・・・)作戦が今 花開いた・・・ 耳を澄ませばアラバスタの唸り声が聞こえてきそうだ!!! ・・・そして心にみんな こう思ってるのさ おれ達がアラバスタを守るんだ・・・!!!」

 

クロコダイル「アラバスタを守るんだ!!! アラバスタを守るんだ!!!」

 

ビビ「やめて!!! なんて酷いことを・・・・・・!!」

 

クロコダイル「ハハハハ・・・・・・!!! 泣かせるじゃねェか・・・!!国を想う気持ちが 国を滅ぼすんだ・・・!!」

 

ゾロ「・・・外道って言葉はコイツにピッタリだな」

 

ララ「なんだかムカつきますし~~~・・・」

 

ララはスマホの動画を視聴しつつも、ちょっと怒ってる。

 

ルフィ「・・・あの野郎ォ~~~~っ!!この檻さえなけりゃ・・・・・・!! ララ お前も少しはよ!!」

 

クロコダイル「・・・フフ・・・思えばここへ漕ぎ着けるまでに数々の苦労をした・・・!!社員集めに始まり"ダンスパウダー”製造に必要な”銀”を買うための資金集め」

 

クロコダイル「滅びかけた町を煽る破壊工作 社員を使った国王軍濫行の演技指導 じわじわと溜まりゆく国のフラストレーション崩れゆく王への信頼・・・!!」

 

クロコダイル「なぜ おれがここまでにこの国を手に入れたいか分かるか ミス・ウェンズデー」

 

ビビ「あんたの腐った頭の中なんかわかるもんか!!!」

 

クロコダイル「・・・ハッ・・・口の悪ィ王女だな」

 

ビビは腕を椅子に縛られたまま転げ落ちるが、進もうと踏ん張る。

 

クロコダイル「オイオイ・・・どうした 何をする気だ ミス・ウェンズデー」

 

ビビ「止めるのよ!!!」

 

ビビ「まだ間に合う・・・!!!」

 

ルフィ「ビビ」

 

ララ「ビビ」

 

ビビ「ここから東へまっすぐ『アルバーナ』へ向かえば・・・!!」

 

ビビ「反乱軍よりも早く『アルバーナ』へ回り込めれば・・・!!まだ反乱軍を止められる可能性はある!!」

 

クロコダイル「ホォ・・・奇遇だな オレ達もちょうどこれから『アルバーナ』へ向かうところさ てめェの親父に一つだけ質問(・・)をしにな・・・!!!」

 

ビビ「一体・・・・・・これ以上父に何を・・・!!!」

 

クロコダイル「んん? 親父と国民とどっちが大事なんだ ミス・ウェンズデー」

 

クロコダイルは鍵を見せる。

 

クロコダイル「クク・・・!!一緒に来たければ好きにすればいい・・・」

 

ララ(この檻の鍵じゃない・・・)

 

ペケ(おお なんと・・・)

 

ビビ「鍵・・・・・・!!? それは・・・」

 

ルフィ「鍵ィ!!?この檻のだな!!? よこせ この野郎!!!」

 

クロコダイルは鍵を投げ落とし、床が開き、カギは落ちて行った。

 

ビビ「え・・・!!? 穴が!!!」

 

クロコダイル「お前の自由(・・・・・)さ・・・ミス・ウェンズデー」

 

鍵は下の階へ落ちた。

 

クロコダイル「確かに『反乱軍』と『国王軍』の激突はまだ避けられる」

 

クロコダイル「奴らの殺し合い(・・・・)が始まるまであと”8時間”ってとこか・・・ 時間があるとは思えねェな・・・・・・ここ(・・)から『アルバーナ』へ急いでもそれ以上(・・)はかかる」

 

クロコダイル「反乱を止めたきゃ今すぐここを出るべきだ ミス・ウェンズデー さもなくば・・・ハハ・・・!!何十万人死ぬことか・・・!!」

 

クロコダイル「無論こいつらを助けてやるのもお前の自由 この檻を開けてやるといい もっとも・・・ウッカリおれが鍵をこの床の下に落としちまったがな」

 

ビビ「・・・・・・バナナワニの巣へ・・・!?」

 

クロコダイル「・・・・・・まァそんなとこだ・・・」

 

ルフィ「バナナワニ?」

 

ララ「バナナワニ・・・」

 

ルフィ「おいっ!!おいおい見ろあれ!!バナナからワニが生えてるぞ!!」

 

ナミ「な・・・なんなの!?あのバカでかいワニ!!」

 

ゾロ「・・・・・・ここは・・・!!水の中の部屋だったのか!!」

 

ルフィ「変なバナナだ」

 

ウソップ「ばかだな よく見ろ ありゃワニからバナナが生えてんだろ 変なワニさ」

 

ララ「頭からバナナが生えてるとか変わったワニ・・・」

 

ビビ「・・・・・・!! あっ!!」

 

一匹のバナナワニが鍵の所へ。

 

ビビ「ワニが鍵を・・・!!」

 

鍵をワニが飲み込んだ。

 

ルフィ「おいどうしたビビ!!」

 

ビビ「バナナワニが檻の鍵を・・・・・・飲み込んじゃった・・・・・・!!」

 

ララ「あら・・・」

 

ルフィ「何ィ~~~~~っ!!!追いかけて吐かせてこの檻開けてくれビビ!!!」

 

ビビ「無理よ私には!!だってバナナワニは海王類でも食物にする程獰猛な動物なのよ!!近づけば一瞬で食べられちゃうわ!!」

 

ルフィ「おいララ ビーム剣でどうにかならねェのか!?」

 

クロコダイル「ビーム剣?」

 

ララ「確かに刀身が1億度もあるレーザービーム状のゼットセイバーはゼロにとっては基本武器ですけど、この世界のクロコダイル氏の様に砂とかの自然界の能力者以外などには脅威の剣になります。いざって時の為に使おうとは思ってますけど、今の所簡単に使う訳にはいかないですね。」(サンジくんが来て、ワニから脱出しているMr.3のドルドルの力で合鍵作ってもらって開けてもらうの・・・。そしたらルフィくんとゾロと共にワニ共を秒殺って算段ね・・・。)

 

ペケ(それはこの後の展開を知っているからこそですね。)

 

ララ(うん。)

 

ルフィ「何ー!?」

 

ウソップ「そういうつもりかよ!?」

 

ゾロ「そうなのか・・・?」

 

ナミ「何よもう!!」

 

クロコダイル「刀身が1億度もあるレーザービーム剣のゼットセイバー・・・まあ 悪かったな・・・奴ら ここに落ちた物は何でもエサだと思いやがる・・・!! おまけにこれじゃどいつが鍵を飲み込んだのかわかりゃしねェな」

 

ルフィ「何ィ!!?」

 

ナミ「なんてヤツっ!!」

 

ゾロ「くそ・・・この檻の鍵さえ開きゃあんなハ虫類なんかララと共によ・・・!!」

 

ルフィ「バカだなーゾロ・・・その鍵が食われたから出られねェんだよ」

 

ゾロ「わかってるよそんな事ァ!!!」

 

ララ「クロコダイルさん あなたはこの国にとって相当なイレギュラーですね・・・変身した際にはイレギュラーハンターとしてきっとこの国から排除します!」

 

クロコダイル「ララよ。そのイレギュラーハンターってのも聞いていないんだが・・・」

 

ミス・オールサンデー「私もね。」

 

ララ「まずイレギュラーってのは電子頭脳に異常をきたし人間に危害をなす犯罪者ロボットの事を言い、それを排除又は逮捕する同じ心を持つロボットのみによる警察的組織で、18ある様々な環境に対応できる特殊部隊が存在していました。」

 

クロコダイル「だがそれもお前が元いた世界でのテレビゲームの中の設定上なのだろ?」

 

ララ「はい そうです。ここにいる大佐の海軍としての役割と類似性があるのが、偶然ですけどね・・・ まあでも変身中の私は「下手をすれば世界観そのものを破壊しかねないチートに近い存在」となります。」

 

クロコダイル「そうかい。イレギュラーハンターの事は大体分かった・・・」

 

ミス・オールサンデー「私も一応知ったわ・・・」

 

クロコダイル「ではララよ。お前は前世はどう生きてたんだ?」

 

ララ「女子高生っていう学生です。高等学校 略して高校で、学校っていう学び舎で勉学を頑張っていた身でしたよ。一クラスに30近くはいます。」

 

ミス・オールサンデー「ジョシコウセイ、ガッコウという学び舎で勉学を頑張っていた身・・・」

 

クロコダイル「そういう事か。これくらいでおれ達は先に失礼するとしようか・・・」

 

クロコダイル「ーーーなお この部屋はこれから1時間かけて自動的に消滅する おれがB・W(バロックワークス)社社長として使ってきたこの秘密地下はもう不要の部屋 じき水が入り込み ここはレインベースの湖に沈む」

 

クロコダイル「罪なき100万人の国民か・・・ここにいる一人を除外した未来(さき)のねェたった4人の小物海賊団か 救えて一ついずれも可能性は低いがな ”賭け金(BET)”はお前の気持ちさ ミス・ウェンズデー」

 

クロコダイル「ギャンブルは好きかね クッハッハッハッハ」

 

クロコダイル「一国の王女もこうなっちまうと非力なもんだな」

 

ビビ「・・・・・・!!」

 

クロコダイル「この国には実にバカが多くて仕事がしやすかった 若い反乱軍がユバの穴掘りジジイ然りだ・・・!!」

 

ララ「トトさん!?」

 

ルフィ「カラカラのおっさんか!?」

 

クロコダイル「なんだ 知ってるのか」

 

クロコダイル「・・・もうとっくに死んじまってるオアシスを・・・ 毎日もくもくと掘り続けるバカなジジイだ・・・ハッハッハ・・・笑っちまうだろう?」

 

クロコダイル「度重なる砂嵐にも負けずせっせとな・・・」

 

ルフィ「何だとお前っ!!!」

 

クロコダイル「”砂嵐”って奴がそう何度もうまく町を襲うと思うか・・・・・・?」

 

ルフィ「・・・・・・」

 

ビビ「・・・どういう意味・・・!?」

 

クロコダイル「ララよ お前さんはどう思うかな?」

 

ナミ「・・・まさかあいつ」

 

ララ「自分の砂能力を使って砂嵐を作り出し、わざわざユバを何度も襲った!?」

 

ルフィ「お前が能力を使ってユバをかよ!?」

 

クロコダイルは不敵に笑う。

 

ビビ「殺してやる・・・」

 

クロコダイル「ハハッ!!! ハッハッハッハ!!!」

 

クロコダイルとミス・オールサンデーは部屋を出て行く。

 

床の扉から水が溢れ出てきた。

 

ウソップ「げっ!! 水が漏れて来たぞ!!?」

 

ウソップ「このままじゃ部屋が水でうまっちまう!!ビビィ!!助けてくれ 何とかしてくれ!!! あと1時間の命なんておれはイヤだぜ」

 

ゾロ「騒ぐなてめェは・・・」

 

ウソップ「バカ野郎 これが騒がずにいられるか!!死ぬんだぞ 放っときゃあわかってんのか!?」

 

ゾロ「ララは水が溢れても、スマホ弄ってやがるぜ・・・」

 

ウソップ「ララ スマホ弄ってる場合か!?」

 

ララ「私は変身しちゃえば水中でも息できますから、落ち着いてるもこれが理由です。アーロンとのバトルで行いましたよ ゲーム世界でのエックスやゼロは水中ステージでの呼吸機能も搭載されてたんですよ・・・心を持ったロボットですし。」

 

ナミ「どんだけずるい女の子なのよ あなたって子は・・・」

 

ビビ(ララ・・・余裕過ぎるわよ!!それより国か・・・仲間かですって・・・!!? どうせ何も返してくれる気はないんでしょう!?私の命だって・・・アルバーナへ着く前に奪う気なんでしょう!!?)

 

ビビ(わかってるんだ!!お前を殺さなきゃ何も終わらない事くらい・・・・・・!!! 何も知らないくせに・・・!!!)

 

ビビ(この国の人達の歴史も・・・生き方も 何も知らないくせに・・・!!)

 

ビビ「ウウッ・・・ ・・・・・・!!!」

 

ルフィ「ビビ!!!」

 

ルフィ「おれ達をここから出すんだ!!!」

 

ビビ「ルフィさん・・・!!!」

 

ウソップ「ルフィ」

 

クロコダイル「クハハハ ついに命乞いを始めたか麦わらのルフィ!! そりゃそうだ 死ぬのは誰でも怖ェもんさ・・・だが ララの言った事は気に食わんがな 変身した際はゲーム世界の水中ステージと同じように呼吸できるとはな。」

 

ルフィ「おれ達がここで死んだら!!! 誰があいつをぶっ飛ばすんだ!!!」

 

ララ「私とあなたでしょ?」

 

クロコダイル「己惚れるなよ 小物が・・・ララは別だがな。」

 

ルフィ「・・・・・・お前の方が小物だろ!!!」

 

ララ「あなたの方が小物でしょうが・・・」

 

ウソップ「おい 相手は”七武海”・・・!!」

 

ビビ「・・・・・・!!」

 

クロコダイル「来い」

 

また一匹のバナナワニが出て来た。

 

クロコダイル「さァ こいつらを見捨てるなら今の内だ ミス・ウェンズデー 反乱を止めてェんだろう?・・・ハハ」

 

バナナワニがビビの前に立ちはだかる。

 

ビビ「なんて大きさ・・・」

 

ララ(ザコから中ボス程度だってあんなの・・・)

 

ペケ(ええ 変身したララ様の敵ではないのです!!)

 

ルフィ「よし勝て!!ビビ!!!」

 

ウソップ「ムチャいうなデカすぎるぜっ!!!」

 

ビビは両手に武器を構える。

 

ルフィ「ビビ!!!逃げろ!!無理だ!!! で・・・でも 助けてくれ」

 

ウソップ「無茶言ってんのお前じゃねェか!!」

 

ウソップ「おい 窓の外を見ろ!! あいつら順番待ちしてやがる!!!」

 

ゾロ「完全にエサ扱いだな・・・」

 

ララ「お店の人気商品を買う時の行列ですね・・・」

 

クロコダイル「やる気らしいな・・・好きにしろ 全部殺せばどいつかの腹の中に鍵がある」

 

バナナワニ「ゴオオ!!!」

 

ビビ「孔雀一連(クジャッキーストリング)・・・・・・」

 

バナナワニが突撃してきたが、ビビはかろうじて避けた。

 

ウソップ「速ェっ!!」

 

ララ「速いですね・・・」

 

ウソップ「一瞬で石の階段を食いちぎった!!! なんちゅうアゴだ!!!」

 

今度はシッポ攻撃だがビビに直撃した。

 

ビビ「きゃあ!!!」

 

ルフィ「ビビ!!」

 

ルフィ「しっぽ!!!」

 

ウソップ「畜生ォ!!どうにもなんねェぞこんなバケモノ!!」

 

ウソップ「ビビ逃げろ!!! 立て!! 食われちまうぞ!!!」

 

ビビ「痛・・・・・・」

 

ビビは傷つくものの起き上がろうとする。

 

その時、

 

「プルルルル プルルルル」

 

「プルルルル」

 

ミス・オールサンデー「・・・・・・ 連絡が・・・」

 

ミス・オールサンデーの手のひらに乗せた子電伝虫がコールしていた。

 

《ガチャ》

 

ミス・オールサンデー「何?」

 

《もしもし?》

 

ウソップ「!」

 

《もしもし?》

 

《聞こえてますか?》

 

ミス・オールサンデー「ええ聞こえてるわミリオンズね」

 

《おい これ通じてるのか? おれ 子電伝虫使った事ねェんだよ・・・もしもし?》

 

ミス・オールサンデー「何なの・・・?」

 

《ハイ 大丈夫です そのまま話せます》

 

クロコダイル「オイ!!さっさと用件を言え!! 何があった!!!」

 

《ああその声・・・聞いた事あるぜ・・・》

 

クロコダイル「!!?」

 

《え~~~こちら・・・クソレストラン》

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