ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第131話「ナミの旋風注意報!クリマタクト炸裂」

ナミ「ハァッ!!」(もうダメ・・・これ以上逃げ切れない・・・!!!)

 

ナミは立ち上がる。

 

ナミ(戦うしか・・・・・・・・・!!!)

 

ナミは一度二人を睨みつける。

 

Mr.1とミス・ダブルフィンガーはナミを睨みつける。

 

ナミ「むり」

 

ナミは走って逃げる。

 

Mr.1「キリがねェな・・・・・・!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「せっかちね・・・」

 

Mr.1はナミに飛び込む。

 

ナミ「えっ!?」

 

ナミは突然倒れる。

 

ナミ「あっ!!」

 

Mr.1が右手で攻撃してきたが、間一髪ゾロが和道一文字で防いだ。

 

ナミ「ゾロ!!!」

 

ゾロ「!」

 

すると石柱が4つに割れる。

 

ナミ「石柱が縦に・・・!!!・・・割れた!?」

 

ゾロ「割れた・・・!?違うな・・・・・・今のは明らかに”太刀音(・・・)”だ・・・・・・!!」

 

Mr.1「邪魔な・・・」

 

ゾロは刀を振り、Mr.1は左腕で防御した。

 

ナミ「え!?」

 

ゾロ「斬ったんだろ?その腕で・・・」

 

Mr.1「・・・・・・」

 

ゾロ「・・・・・・ずいぶんおかしな体を持ってるじゃねェか・・・」

 

Mr.1は刀を振り払う。

 

Mr.1「成程・・・・・・」

 

Mr.1「いかにも・・・おれは「スパスパの実」を食った”全身刃物人間” お前だな・・・ウイスキピークで”100人斬り”をやった剣士ってのは」

 

ゾロ「やったのはおれだけじゃねェ・・・もう一人いるぜ。」

 

Mr.1「ああ ピンク髪の小娘か・・・。ーーーそれと・・・数年前”東の海(イースト・ブルー)”で B・W(バロックワークス)社への勧誘を蹴り当時のMr.7を斬った”海賊狩り”ってのも」

 

Mr.1「お前だな」

 

ゾロ「・・・はっ 懐かしい話だな でもあれはお前らがおれの交換条件をのまなかったのが悪ィ・・・!!」

 

ゾロ「おれはあの時 そのスカウトマンにこう言ったんだ 「おれを社長(ボス)にするなら入ってやる」」

 

Mr.1「!」

 

ミス・ダブルフィンガー「フフフフ・・・・・・!! おかしな男っ・・・!!」

 

ゾロ「条件をのむどころか斬りかかってきやがったんでおしおきをしたまでだ」

 

ゾロ「お前も勧誘してみるか 今じゃアホらしくてその社長(ボス)の座すら願い下げ(・・・・)だけどな」

 

Mr.1は突撃してくるが、ゾロは2本で防御する。

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・! ヒュー」

 

Mr.1「コケにしてくれるじゃねェか・・・!!!たかが小物海賊団の一剣士が・・・」

 

ゾロ「・・・だとしたら・・・お前らは何様なんだよ」

 

ゾロとMr.1は互いに距離を置く。

 

ゾロ「理想郷とは名ばかりのエサにかかった意志なきあやつり人形か それとも ただ本当に中身のねェブリキの兵隊か・・・!!!」

 

Mr.1「ミス・ダブルフィンガー」

 

ミス・ダブルフィンガー「「コイツはおれが消す」ーーーって言い出すんでしょう? お好きにどうぞ」

 

ミス・ダブルフィンガー「じゃあ私が あのお嬢ちゃんを・・・・・・」

 

ゾロ「まずい・・・おいナミ!!!」

 

ナミはいなかった。

 

ゾロ「いねェ・・・・・・」

 

Mr.1は両手を刃物状態にし、構える。

 

ゾロ「!!!!」

 

ナミは通りの物陰にいた。

 

ナミ(・・・・・・)

 

ナミはあの時の事を思い出していた。

 

ウソップ《武器の改造ォ!?》

 

ナミ《そうよっ!!私の・・・!!新しい武器!! そりゃ 私は戦闘員じゃないし!スタイルはいいし・・・カワイイわ。今の時点じゃチートに近い強さの存在になるララには、外見の美しさと内面の美しさで負けてるだろうけど・・・》

 

ウソップ《何言ってんだてめェ》(つーか自分から自分の事をスタイル良いとか可愛いとは言わねぇだろ。自分から言わないララの方が外見と内面ですごく綺麗だぜ・・・。)

 

ナミ《せめて みんなに迷惑かけないくらいの強さは欲しいし・・・!!特に今回は・・・》

 

ナミ《ビビの為に・・・・・・!!ちゃんとこの手で(・・・・)戦いたいのよ!! わかってくれるでしょ?ウソップなら・・・・・・!!》

 

ウソップ《・・・でもなアラバスタ到着までもう時間がねェ・・・》

 

ナミは立ち上がり、

 

ナミ《・・・・・・そうね・・・そう簡単に強くもなれるわけないしね 無理言ってごめん・・・》

 

ウソップ《・・・・・・》

 

ナミは扉を開けて出て行こうとした。

 

ウソップ《おいおい待て待て!!》

 

ナミ《!》

 

ウソップ《お前 このウソップ様に不可能な事があるとでも?》

 

ナミ《じゃあ!やってくれるのね!? 大好きありがとうウソップ!!》

 

ウソップ《じゃあ材料費の事なんだが・・・》

 

ナミ《ありがとう本当にっ!!》

 

ウソップ《いやいや武器っつったってタダでできるわけじゃ・・・》

 

ナミ《じゃあよろしくね》

 

ウソップ《あの》

 

ナミは出て行った。

 

3本のタクトを持ち、考えていた。

 

ナミ(そうよ・・・・・・!!何やってるの!? 私・・・逃げ回ったり・・・隠れたり・・・今回は・・・心に決めてたはず!!!)

 

ビビ《・・・もうこの国をB・W(バロックワークス)の好きにはさせないっ!!!》

 

ナミ(反乱軍を入口で止める事はできなかったみたい・・・! ビビは無事なのかしら・・・・・・!!みんなも・・・・・・!!!)

 

ナミは口を嚙みしめる。

 

ナミ(ううん!!・・・とにかく!!!)

 

ナミ「とにかくやってやる!!! あの女一人くらいなら私にだって・・・・・・!!」

 

突然後ろの壁からトゲが突き出て、ナミは右肩を貫かれた。

 

ナミ「え・・・」

 

ナミは右肩を抑え、前方へ倒れる。

 

壁をトゲが連続で突き出て、ミス・ダブルフィンガーが現れる。

 

ミス・ダブルフィンガー「フフフ・・・・・・無駄よ お嬢ちゃん」

 

ミス・ダブルフィンガー「どこへ逃げても・・・どこへ隠れても・・・」

 

ナミ「ミス・DF(ダブルフィンガー)・・・・・・!!」

 

ナミ(やっぱりこいつも何かの能力者!?それとも槍の様な武器を?)

 

ミス・ダブルフィンガーは左手首からトゲを出しまくる。

 

ミス・ダブルフィンガー「理解できたかしら? 私は「トゲトゲの実」の”棘人間” 体中のどこからでもトゲを出す事ができるのよ」

 

ナミ(石の壁でも軽く貫通するトゲ・・・・・・!! 一度でも捕まったらきっとアレで(・・・)全身を貫かれてあの世行きね・・・・・・)

 

ナミはタクトを出す。

 

ミス・ダブルフィンガー「あら あなたまさか私と戦う気?」

 

ナミ「そうよ!! 勝算だってあるっ!!」

 

ナミは3本のタクトを合体させて、一本のタクトにした。

 

ナミ「くらいなさい私の新兵器!! ”天候棒(クリマ・タクト)”!!!」(ウソップ!!あんたに賭ける!!)

 

ミス・ダブルフィンガー「!」

 

ナミ「ある時は雲を呼び!!ある時は雨を降らし!!ある時は風を起こす!! 組み換えられた奇跡の(タクト)は天変地異を引き起こす!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・何を・・・・・・!?」

 

ナミはタクトを三角状に合体させる。

 

ナミ「まずは”晴れ”!!!」(ここでボタンを押す・・・・・・!!)

 

ナミ「”ファイン””テンポ”!!!」

 

三角状のタクトから鳩が2羽登場。

 

ナミ「わあっ ふしぎっ!ハトが飛び出したぁっ!」

 

ナミ「アホかァ!!!」

 

ナミはタクトを地面へ叩きつけ、落ち込んだ。

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・あ・・・あなた大丈夫?」

 

ナミはタクトを合体させ、銃型にする。

 

ナミ(ううん!!仲間は信じるものっ!! 説明書によるとこれは小銃(ライフル)!!)

 

ナミ(使えるっ!!!)ナミは銃型にしたタクトを構える。

 

ミス・ダブルフィンガー「!!」

 

ナミ「今度こそ終わりよっ!!」

 

ナミ「”クラウディ=テンポ”!!!」

 

ナミはタクトを撃つが、出たのは花束だった。

 

ナミ「まあっ きれいなお花」

 

ナミはまたタクトを地面へ叩きつける。

 

ナミ「勝てるかァ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー(不憫・・・)

 

 

ミス・ダブルフィンガーは両腕をトゲ状にする。

 

ミス・ダブルフィンガー「”ダブル””スティンガー”!!!」

 

連続突きを行うが、ナミは避ける。

 

ナミの右肩のローブを刺され、トゲ化の右手で狙われるが何とか避けた。

 

しかし転がる。

 

ミス・ダブルフィンガー「しぶといコね・・・・・・」

 

ミス・ダブルフィンガーは左手の5本トゲ状にする。

 

ミス・ダブルフィンガー「逃げ回る意味はないんじゃくって? 勝ち目も来ない助けも来ない じっとしてれば楽に死なせてあげるわーーーそれとも・・・まだ「お楽しみマジックショー」を続ける気?」

 

ナミ「・・・・・・!! 技の数ならまだまだあるのよっ!! どれか一つくらい・・・!!」

 

ナミは説明書を開き、タクトを変形合体させる。

 

ナミ(こうなったら当たり(・・・)が出るまで試してやるっ!!)「天候は「雷」っ!!!」

 

ナミ「”サンダー=テンポ”!!!」

 

タクト口から飛び出したのは、ボクシングのグローブだった。

 

ミス・ダブルフィンガーは払いのけて、

 

ミス・ダブルフィンガー「”スティンガーフィンガー”!!!」

 

ナミの顔にかすり傷を負わす。

 

ナミ「いやあああっ!!!」

 

ナミ(・・・・・・・・・!!ほっぺたから血が・・・・・・・・・!!ああ 私もう・・・このまま死ぬのかしら・・・・・・!!)

 

ナミは説明書を開く。

 

ナミ「私が死んだら呪ってやるわ・・・!!あの鼻のやつっ!!鼻のやつっ!! もっとちゃんとした戦闘用の・・・ ・・・・・・あれ?」

 

ミス・ダブルフィンガー「ーーーじゃ・・・死んで貰うけど・・・よくって?」

 

ナミ「は!!」

 

ミス・ダブルフィンガーは橋の裏に立つ。

 

ナミ「・・・・・・!?立ってる 何で!!?」

 

ミス・ダブルフィンガーは体を丸め、全身トゲ状態にした。

 

ミス・ダブルフィンガー「”スティンガーヘッジホッグ”!!!」

 

ナミはすんでのとこで避けた。

 

地面に突き刺さったミス・ダブルフィンガーはその場で回転を始める。

 

ナミ「ちょ・・・ちょっと待って ストップ!!!」

 

ナミは逃げるが、追われる。

 

ナミ「待ってったらっ!!!ああああっ!!! 一分っ!! 一分くれないっ!!? ねェ!!!」

 

ナミ「広いトコじゃ捕まる・・・・・・!!」

 

ナミ「建物の中に・・・!!」

 

ナミは窓を蹴り破るが、

 

ミス・ダブルフィンガー「無駄」

 

ミス・ダブルフィンガーはナミを押し通す。

 

ミス・ダブルフィンガー「終わりね 串刺しにおなりなさい」

 

ナミ「・・・・・・!!そんなムゴい死に方!!!」

 

ナミはローブを破り始めた。

 

ナミ「お断り・・・」

 

ローブはミス・ダブルフィンガーのトゲに刺さる。

 

ナミ「よォ!!!」

 

ナミは一度逃げる。

 

ミス・ダブルフィンガー「へえ・・・戦闘に関して・・・・・・まったくの素人ってわけでも・・・なさそうね・・・」

 

ナミ「ハァ・・・ハァ・・・ 何だろう さっき・・・この”天候棒(クリマ・タクト)”の説明書で不吉な文を読んだ気がしたわ・・・!!」

 

ウソップ談(以上ーーーここまで書いた技は宴会などで使うととても場が盛り上がり人に喜ばれる事うけあいだ!!)

 

ナミ(んなアホなァ!!!)

 

ウソップ談(ーーーなお「戦闘用のコンポーズ」は裏面に記載する)

 

ナミ「裏面・・・・・・」

 

ナミは下から裏面を見る。

 

ミス・ダブルフィンガー「さて・・・今度はどこに隠れたのかしら 子猫ちゃん・・・・・・!」

 

ナミ「あーーーーーっはっはっは!!!逃げも隠れもしないわよ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「!」

 

ナミ「・・・これでも泥棒やってた8年間 どんな死線も 一人でくぐり抜けてきた・・・」

 

踊り子衣装の足部分を破き、装飾品も外し、タクトを回転させる。

 

ナミ「その辺の小娘達と一緒にされちゃ たまんないのよね!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「そう・・・それは悪かったわ どうしたの?急に強気になって・・・・・・」

 

ウソップ談《戦闘における”(タクト)”の組立て(コンポーズ)その1 まず3本の(タクト)の特性を知る事》

 

ナミ「言っとくけどここから本領よ!!!」

 

ウソップ談《それぞれの(タクト)は振ったり吹いたりする事で”気泡”を飛ばす事ができる!!》

 

ナミは一本吹く。

 

ウソップ談《一本は「熱気」》

 

ナミ「”熱気泡(ヒートボール)”!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「なに? むわっとする」

 

ウソップ談《一本は「冷気」》

 

ナミ「”冷気泡(クールボール)っ!!!」

 

2本目を吹く。

 

ミス・ダブルフィンガー「あ ひんやりする」

 

ウソップ談《そしてもう一本は「電気」》

 

ナミ「”電気泡(サンダーボール)”っ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「やだ チクッとしたわ」

 

ウソップ談《これはまだ未完成なので宴会芸として活用すれば》

 

ナミ「じゃあ書くな!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「もう気が済んだ?」

 

ミス・ダブルフィンガーは両足の靴の裏からトゲを突き出し、その状態でクネクネしながら追う。

 

ナミは逃げる。

 

ミス・ダブルフィンガー「”ソーイング” ”スティンガー”!!!」

 

ナミ「お願い 何か使える技っ!!!」

 

ナミは左足を貫かれる。

 

ナミ「あ・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「ごめんなさいね・・・もうつきあいきれないわ」

 

ミス・ダブルフィンガー「”スティンガーステップ”!!!」

 

右足の裏からトゲを突き出す。

 

ナミ「・・・・・・・・・!!」

 

ナミ「”サイクロン=テンポ”!!!」

 

ナミは先端の十字を回転させつつ投げつけた。

 

命中後、凄まじい風が発生し、ミス・ダブルフィンガーは吹っ飛ぶ。

 

ナミ「!?・・・・・・風!!!」

 

先端の十字は元に戻ってきた。

 

ナミ「そうか・・・!!”熱気泡(ヒートボール)”の”冷気泡(クールボール)”・・・・・・!! 回転が止まると(・・・・)互いの気泡がぶつかり「気流」を生み・・・爆発的な”風”を起こすんだ!!! ・・・凄いわウソップ!!!」

 

ウソップ談《”サイクロン=テンポ”はただのブーメランみたいなものなので宴会の後など外へ出てみんなで遊んで》

 

ナミ「本人わかってないみたい」

 

ミス・ダブルフィンガーは木箱の瓦礫から起き上がった。

 

ミス・ダブルフィンガー(おかしな武器を・・・!!)

 

ナミ(でも・・・・・・もしかして・・・・・・)

 

ウソップ談《最後に一つ”トルネード=テンポ”これがこの武器の”目玉だ!! 敵が人間である以上これを食らって立ち上がれる奴はいない・・・・・・が!!一発限り(・・・・)の最終手段!!!ハズしたら終わり(・・・)だと思え》

 

ミス・ダブルフィンガー「何見てるの?」

 

ナミ「え・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「勝負がつくまで余所見はしない・・・殺し合い(・・・・)を甘く見たんじゃなくって?」

 

ナミ「きゃああああああ!!!」

 

ナミはミス・ダブルフィンガーの左手の突き出したトゲに刺された。が、

 

ナミ「なんつって」

 

左側のナミが揺れ、右側にナミが存在。

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・何!?」

 

ナミ「”冷気泡(クールボール)”で空気密度を変えたのよ 著しい温度差(・・・)による光の異常屈折・・・これ(・・)は私にピッタリの武器みたい」

 

ミス・ダブルフィンガー「”蜃気楼”・・・!!? まさか こんな近くで・・・・・・!!!」

 

ナミ「理解したわ”天候棒(クリマタクト)”!!! 往生しなさいっ!!!」

 

 

アルバーナ南東ゲートーーーー

 

サンジ「おい見ろあれ」

 

チョッパー「!」

 

ウソップ「うお~~~~っ!!ありがとう おれのゴーグル取り返してくれたのか! サンジお前って奴ァ」

 

ウソップ「ッアア~~~~~ッ!!おい待て!! これ壊れてんじゃねェかコノヤロー!! これは”北の海(ノースブルー)”の最新モデルだぞ!!わかってんのか このゴーグルの価値って」

 

サンジ「ありゃきっと反乱軍の援軍だ・・・!!」

 

チョッパー「まだ増えるのか!?」

 

マツゲ「ヴォ」

 

サンジ「そうらしい」

 

ウソップ「はっ!!ヴォっておめェ今までそこに隠れてやがったマツゲ!!」

 

サンジ「・・・宮殿へ急ごう まだビビちゃんの力になれるかも知れねェ」

 

チョッパー「わかった!!」

 

サンジ「オイウソップ早く来いっ!!」

 

ウソップ「何ィ~~~~~!?ちょっと待ってくれっ!!この・・・見ろホラおれのこの負傷具合が目に入らねェのか!?」

 

国王軍兵士「クロコダイルがこのアルバーナに現れたって事は・・・」

 

国王軍兵士「やはりアラバスタ乗っ取りは本当の話なんだ・・・・・・!!」

 

国王軍兵士「門をコジ開けろ!!」

 

国王軍兵士「ビビ様が危ないっ!!!」

 

ミス・オールサンデーは胸の前で両腕をクロスし、

 

ミス・オールサンデー「”十六輪咲き(ディエシセイスフルール)”」

 

扉からたくさんの手が突き出た。

 

国王軍兵士「え!!? 手!!?」

 

国王軍は押し返される。

 

国王軍兵士「うわあああ!!!」

 

ミス・オールサンデー「フフフ・・・何やら 門の外が騒がしいわね・・・・・・」

 

ビビ「・・・・・・!!」

 

ビビ「パパ!!!」

 

チャカ「国王様!!!」

 

ビビの父・コブラ王は釘で宮殿のドア壁部分に磔状態だった。

 

コブラ王「ビビ・・・」

 

コブラ王「・・・・・・すまん せっかくお前が命を賭して作ってくれた救国の機会を 活かす事ができなかった・・・!!」

 

ビビ「パパ・・・」

 

チャカ「国王様を離せ クロコダイル」

 

クロコダイル「クク・・・王の言う事はそりゃまったくだな・・・だが ミス・ウェンズデー・・・・・・お前がここへ辿り着けたのも例の・・・海賊達のお蔭感謝の一つもしてやるんだな」

 

ビビ「ルフィさんにララはどこ!? 何であんたがここにいるのよ!!!」

 

クロコダイル「麦わらなら死んだ筈だ。ララとは引き分け中だがな・・・」

 

ビビ「ララとは引き分け・・・!?それにルフィさんがお前なんかに殺される筈がないっ!!!」

 

クロコダイル「ララの奴は半分遊んでるようにも見えるがな だがまァそんな話はどうでもいい。とにかく・・・最初に言っておこう おれはお前ら親子を助ける気はない 王国が滅ぶ時は王国も共に滅ぶのが自然な流れってもんだ」

 

クロコダイル「ーーーだが国王(コブラ)よ・・・・・・・・・!! 王座交代の前に お前に一つ質問をしなきゃならん」

 

クロコダイル「ーーーそれがこのおれの最大の狙い(・・)だからだ・・・・・・!!」

 

コブラ王(・・・・・・!?)

 

クロコダイル「”プルトン”はどこにある」

 

コブラ王「!!!!」

 

ビビ「?」

 

ミス・オールサンデー「・・・・・・」

 

チャカ「!」

 

クロコダイル「貴様・・・!!! なぜその名を・・・!!!」

 

 

ナミ「ああァっ!!」

 

ナミは顔の端っこを四角状に突き刺される。

 

ナミは左肩をかすって血が垂れる。

 

ミス・ダブルフィンガー「面白い武器を持ってる様だけど 実力的な攻撃力がなくては所詮それは・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「お遊戯の道具じゃなくって? ・・・目的がどうであれ」

 

ミス・ダブルフィンガーは口先を尖らせる。

 

ナミ「・・・・・・!!?」

 

ミス・ダブルフィンガー「人を殺める事ができる物を・・・・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「武器と!!!」と同時に壁に口を突き刺す。

 

ナミ「・・・・・・!!!」

 

ナミは避けて逃げた。

 

ミス・オールサンデー「・・・・・・そう呼ぶのよ・・・」

 

ナミ(グズグズしてたら殺される・・・・・・・!!)

 

タクトが一本、ミス・ダブルフィンガーの手に渡った。

 

ナミ「あ・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「こんな玩具(オモチャ)じゃ私は殺せない フフ・・・これじゃ毛糸のセーターの方がいい電気を作れそう」

 

ナミ「そんな事・・・・・・!!やってみなきゃわかんないじゃないっ!!!」

 

ナミ「返してよっ!!!」

 

ナミはタクトを弾き返す。

 

ナミ(考えなきゃ・・・一発限りの大技(・・)(ウソップ談)ならあるのよ!!それをよけられないだけの スキを作ればいいんだ!!(たぶん)

 

ナミ(3種類の気泡と この国の乾燥しきった天候を使ってできる事っ!!!)

 

ナミ(・・・せめてもう少し大気に「水分」があれば・・・・・・!!!「水分」・・・・・・!!!そうだ・・・確か・・・!!”雨”の技があった!!!)

 

ナミ「”レイン=テンポ”!!!」

 

ナミは3本に分け、タクトから水を噴出させポーズを決める。

 

ミス・ダブルフィンガー「水芸ね?」

 

ナミは回転する。

 

ナミ「”スプリンクラー”~~~~っ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「やけくそね?」

 

ナミ「違うわよ!!!考えがあんのよ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・・・・・・・もういいわ 宴会芸はもうたくさん」

 

ミス・ダブルフィンガーは頭の毛をトゲ状態にした。

 

ミス・ダブルフィンガー「宴もたけなわ お開きにしましょう!!」

 

ナミ「!! ウニっ!!?」

 

ミス・ダブルフィンガーは突進。

 

ミス・ダブルフィンガー「”シー・アーチン” ”スティンガー”!!!」

 

ナミ「”冷気泡(クールボール)”!!!」

 

ナミは一本を吹きまくる。

 

ミス・ダブルフィンガ-「ハチの巣におなりなさいっ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーは突進し、ナミは避けるが壁に激突。大きくて丸い壁が出来た。

 

ナミ「ハチの巣どころじゃないじゃない・・・!!! コゲてる・・・・・・!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・さっきのショーのお礼に私も面白いもの見せてあげるわ」

 

ナミは後ろを向き、一本吹きまくる。

 

ナミ「今の内っ!”熱気泡(ヒートボール)”!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「!? フフ・・・」

 

ミス・ダブルフィンガーは右手を左肩に突き刺す。

 

ナミ(熱気は「水分」を含みつつ上昇!!!下降する冷気とぶつかって急激に冷却されーーー水分は凝結!!そしたら・・・)

 

ナミ「え!?」

 

ミス・ダブルフィンガー「”トゲトゲ針治療(ドーピンク)”!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーは両腕をトゲで筋力アップさせた。

 

ミス・ダブルフィンガー「余所見はダメって言ったでしょ?」

 

ナミ「・・・・・・」

 

ミス・ダブルフィンガー「”スティンガーフレイル”!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーのトゲ化の腕でパンチし、石柱を破壊。

 

ナミ「な・・・」

 

石柱を破壊された事で、屋根が崩れる。

 

ナミ「きゃああ!!!」

 

ナミは何とか逃げたが、

 

ナミ「あうっ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「ーーーまったく逃げの素早さだけは 一級品ねアンタ・・・」

 

ナミ(足をガレキでやられた・・・!!!)

 

ナミは上を見上げた。

 

ナミ(そうだ 気泡はーーー?)「!」

 

ナミ「できてる!! ちっこいけどっ」

 

ナミ「”雲”っ!!!」

 

小さいが、雲が出来ていた。

 

ミス・ダブルフィンガー「何なの一体」

 

ナミは後ろに走りながら、両手のタクトを回転させ、”冷気(ヒート)”と”熱気(ヒート)”を出しまくる。

 

ナミ「まだまだっ! ”冷気泡(クールボール)”!!”熱気泡(ヒートボール)”!!」(もっともっと成長させる・・・・・・!!)

 

ミス・ダブルフィンガーは走る。

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・いい加減になさい・・・」

 

雲は成長していく。

 

ナミ「!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「”|スティンガーフレイル”!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーのトゲパンチでナミは左腕を負傷する。

 

ミス・ダブルフィンガー「どう?覚悟は決まった?」

 

ナミ「あんたこそ」

 

ミス・ダブルフィンガー「強がりなんて・・・・・・」

 

ナミは一本から”電気泡(サンダーボール)”を飛ばした。

 

それが雲の中に入り、中で稲妻が起こり、ミス・ダブルフィンガーめがけて落雷が発生する。

 

ナミ「”サンダーボルト=テンポ”!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「ああああァああ!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーはバチバチしているが、ナミを睨みつける。

 

ミス・ダブルフィンガー「許さない・・・!!!」

 

トゲパンチを仕掛けた。

 

ナミ「イヤァ!!!!」

 

しかしナミが揺らぎ、別の場所に本体のナミが歩く。

 

ナミ「本日の空はーーー湿度・風共に安定し 高気圧をともなう晴々とした一日となるでしょうーーーしかし!一部地域のみ蜃気楼(・・・)や 旋風(・・)の心配が必要です」

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・また・・・!!!」

 

ナミは前方にタクトを構える。

 

ナミ「トルネードに ご注意下さい」

 

ウソップ談《”トルネード=テンポ” これがこの武器の”目玉”》だ!!」

 

ウソップ談《・・・・・・が!!!一発限りの最終手段!!!》ナミは息が荒くなっている。

 

ミス・ダブルフィンガー「・・・・・・・・・」ウソップ談《ハズしたら終わり(・・・)だと思え》

 

ナミ「天候は「竜巻」!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「大丈夫?」

 

ナミ「!!?」

 

ミス・ダウブルフィンガー「さっきから痛め続けてるその左足!! 実はもう立ってもいられないんじゃない!!?」

 

ナミ(まだ動くの!!?)

 

ミス・ダブルフィンガー「”シー・アーチン” ”スティンガー”!!!」

 

ナミは負傷している左足で受け止めるが、刺さる。

 

ナミ「ウッ アァ・・・ッ!!!」

 

しかし右足で持ちこたえた。

 

ミス・ダブルフィンガー「!?」

 

ナミ「・・・・・・痛くも・・・カユくもないわ こんなの・・・」

 

ナミ「・・・あんたにあのコ(・・・)の痛みがわかる?・・・・・・!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「?」

 

ナミ「・・・それに比べたら・・・足の一本や二本や三本!!!」

 

刺さった左足から血がドクドクと出て来る。

 

ナミ「へのカッパ!!!」

 

ナミ「くらいなさい・・・!!!」

 

ナミ「”トルネード” ”テンポ”!!!」

 

タクトから飛び出したのは、2体のおもちゃハトであった。

 

ナミ「!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「!」

 

突然2体のおもちゃハトがタクトの回転と共に、ミス・ダブルフィンガーに絡まる。

 

ミス・ダブルフィンガー「え」

 

ナミ「え!?」

 

ナミ「何!? 何何っ!!?」

 

ミス・ダブルフィンガー「ああああっ!!! ハトが絡まって・・・」

 

ナミ「わあっ!!!!」

 

ミス・ダブルフィンガー「あああああああァ!!!!」

 

ミス・ダブルフィンガーは壁を破壊しながら奥まで吹っ飛ぶ。

 

ナミも大技の衝撃で後ろの樽まで吹っ飛んだ。

 

ナミ「痛てて・・・・・・」

 

ナミは息が荒くなるが、ミス・ダブルフィンガーを倒したと確信し、右腕を上へ上げてガッツポーズ。

 

アルバーナ 北ブロック メディ議事堂 裏通りの戦いーーー勝者ーーーナミ




次話でゾロが龍神剣を使うと思います。
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