ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第137話「悪夢の時迫る! ここは砂砂団秘密基地」

広場の激戦は続く。

 

ウソップ「急げ急げ!!!」

 

ビビ「ハァ・・・ハァ・・・!!」

 

ビビ「ずいぶんロスしたわ!!」

 

ウソップ「理由はわからねェが海軍が助けてくれなかったらこれどころじゃ済まなかった!!」

 

ビビは途中で後ろを振り向く。

 

ウソップが強引にビビの首を前に戻す。

 

ウソップ「バカ 余所見するな!!! 砲撃が止まらなかったら被害はこんなもんじゃねェぞ!!!」

 

ビビ「・・・・・・・・うん・・・!!!」

 

ウソップ「祈ったって砲撃は止まらねェ!!!」

 

ウソップ「2分後のおれ達は死体か!!勝者か!!!まだ1分半ある!!!」

 

ビビ「うん!!!」

 

ウソップ「みんないる!!!」

 

ビビ「うん!!!」

 

ナミ「いた!!!」

 

ナミ「ビビ!!ウソップ!!」

 

ウソップ「お!!」

 

ビビ「!」

 

ビビ「ナミさん!!トニー君っ!!!」

 

ナミはチョッパーから降りて、走ってきた。

 

ナミ「どうなってんの!?海軍に助けられちゃった!!」

 

チョッパー「砲撃手いたのか!?」

 

ビビ「いたんじゃないけど・・・!!間違いないっ!!この塵旋風も作戦の内だとしたら・・・」

 

ビビ「それでも照準を失わない場所である筈・・・!!そして大きな大砲を置ける広い場所で空からはそれが見えない」

 

過去のコーザ《見ろよ!意外に広いだろう!?ここ おれ達の秘密基地にしないか!?》

 

ビビ「もう あそこ以外に考えられない 何度も何度も目をやっていた筈なのに・・・盲点だった!! 砲撃手は間違いなくあの・・・!!」

 

ビビは場所を指す。

 

ビビ「時計台の中にいるわ!!!」

 

ウソップ達「「「え!!?」」」

 

ナミ「時計台!!?」

 

チョッパー「・・・・・・そうか あそこなら広場をよく狙えるぞっ!!!」

 

時計台の針は時を刻む。

 

ペル「もう時間がない・・・!!・・・・・・!!」

 

ペル「確かに煙はこの辺りから出ていたのだが 塵旋風で下の様子がよく・・・・・・」

 

しかしペルは突然撃たれる。

 

???「ゲーーーロゲロゲロゲロゲロ・・・」

 

鳥形態のペルは落下していく。

 

???「ねー聞いてあたし 今この”ゲロゲロ(ガン)”で大きな鳥を撃ち落としたの!」

 

???「オホホホホホホ・・・」

 

ペル(・・・・・・!!! 不覚・・・!!!)

 

 

崩れ始める聖殿内ではルフィ&アブソリュートゼロVSクロコダイルのバトルが始まっていた。

 

ルフィは右腕を伸ばし、クロコダイルは毒針を腕に引っ掛けようとしたが、ルフィは咄嗟に右腕を引っ張り避けた。

 

ルフィは右腕を戻した。

 

針が刺さった場所は「ジュウ・・・」っと溶けるような音が。

 

アブソリュート・ゼロ「溶けてるな・・・。」

 

アブソリュート・ゼロは凄いスピードでクロコダイルへ飛んでいき、

 

アブソリュート・ゼロ「行くぞ!!」

 

クロコダイル「っち・・・ ゼローー!!」

 

アブソリュート・ゼロは両手での連続パンチでクロコダイルを殴り、蹴り飛ばす。

 

クロコダイルは立ち上がり、3人は互いに向かい合う。

 

上の瓦礫が落下したのを合図に、3人は飛び出す。

 

クロコダイルの毒針がルフィの左肩をかする。

 

しかしアブソリュート・ゼロの右ひざによる蹴りがクロコダイルの腹に決まり、

 

クロコダイル「うぐっ!?」

 

ルフィは右腕をクロコダイルの左手に回し、縦回転しつつ、奴の頭にかかと落としを決め、吹っ飛ばす。

 

コブラ王はその光景を見ていた。

 

コブラ王(彼らは一体・・・何者なのだ・・・王国の誇る戦士達すら虫ケラの様に扱う あのクロコダイルを・・・!!!)

 

クロコダイル「だが勝負ありだな 麦わら てめェは直に毒が体をめぐる ゼロ てめェとの決着をつけねェとな・・・」

 

アブソリュート・ゼロ「ふん・・・」

 

ルフィ「お前は 何も分かっちゃいねェ・・・!!!」

 

ビビ(・・・どうしたのかしら ペルの姿が見えない)

 

ナミ「ビビ!! 場所はわかっても1分じゃあんなとこまで登れないわよ!!」

 

ビビ「ペルさえ来てくれればと思ったんだけど・・・!!」

 

ウソップ「階段で行くしかねェだろ入口は・・・」

 

すると時計台のある一つの窓から、一人の人物が顔を出す。

 

ビビ「え!?」

 

サンジ「おーーーーい!! ナミさーーーーん♡ ビビちゃーーーーん♡」

 

ウソップ「何でお前がそこにいるんだー!!!」

 

サンジ「何でっててめェが煙の下にメッセージ残してたろ 「時計台」って書いてあったから 登ってきたんじゃねェか」

 

サンジ「どうすりゃいい!?砲撃手はどこにいるんだ!!」

 

ウソップ「てっぺんだてっぺん!!そのまま登ってブッ飛ばして・・・」

 

また時計台の下を走る人影が。

 

ウソップ「!」

 

サンジ「ん?」

 

サンジ「よォ!! 探したぞお前ら!!!」

 

ウソップ「ゾロ お前もかァ!!」

 

ゾロ「そこで何してる」

 

ウソップ「こっちのセリフじゃア!!!」

 

ゾロ「それがよ 海軍の奴らが北へ行け北へ行けって言うからひとまずここに登って・・・」

 

ウソップ「”北”と”上”は全然違うぞ!!?」

 

ウソップ「でも・・・とにかくでかした!!そっから上へ行って」

 

ビビ「ダメ・・・」

 

ウソップ「え!!?」

 

ビビ「二人の位置からじゃ時計台の内部(なか)へは入れない あそこへ行くには一階の奥にある階段が唯一の到達手段なの」

 

ウソップ「でも・・・ゾロならあの塔の壁を壊して・・・」

 

ビビ「そんな衝撃に耐えられる砲弾とは限らないわ!!」

 

ビビは走り出す。

 

ビビ「やっぱり階段から行くしか・・・・・・!!」

 

ナミ「待ってビビ!!」

 

ナミ「いい考えがある!!!」

 

???「ゲーロゲロゲロゲロゲロゲロ!!」

 

???「オホホホホホホ」

 

ウソップ「あっ!!!」

 

ナミ「えっ」

 

チョッパー「おお!!?」

 

サンジ「げ!!!」

 

ゾロ「あ!!?」

 

時計台の丸い扉が開き、男女の二人組が現れる。

 

???「ねー聞いてMr.7 あたし知ってんの! これってあたし達の最終任務なの!」

 

Mr.7「オホホホホホホ そういうスンポーだね オホホホホホ 今30秒前ってスンポーだねオホホホホ」

 

???「ゲーーーロゲロゲロゲロ」

 

ナミ「なにあれ!!」

 

ビビ「”Mr.7”!!?」

 

 

B・W(バロックワークス)の残党「B・W(バロックワークス)!!? 知らねェなァ そんな会社があるって証拠がどこにある!?」

 

B・W(バロックワークス)の残党「おれ達ァアラバスタの市民だぜ!!?海兵さん」

 

B・W(バロックワークス)の残党「反乱に紛れてあんたら善良な市民を・・・・・・」

 

たしぎが残党を斬り倒す。

 

経平「たしぎ曹長っ!!」

 

たしぎ「何を躊躇してるんです!!?」

 

たしぎ「証拠なんて待ってたら何も防げないでしょう!!? 敵はその目で見極めなさいっ!!!」

 

たしぎ(4時間なんて・・・もう時間はほとんど・・・)

 

海兵「申し訳ありません」

 

たしぎ「!?」

 

たしぎ「時計が・・・!!?」

 

???「ゲーーーロゲロゲロゲロゲロ!! ねー聞いてMr.7!!これって結構大役だと思うの」

 

Mr.7「その通りだねミス・ファ~~~~ザ~~~~ズディ」

 

ミス・ファーザズデイ「もしかしてあたし達 元々すっごい地位を貰えるんじゃないかって 思うの!!ゲロゲロゲロ」

 

Mr.7「オホホホホ そういうスンポーだといいねーーーー いーーーねいーーーねミス・ファ~~~~ザ~~~~ズデイ」

 

Mr.7「何しろオホホホ こんな大きな大砲を群衆のド真ん中に・・・・・・!! 撃ち込~~~~むスンポーだからね!!!いーーーね!! オホホホ」

 

ミス・ファーザーズデイ「ゲロッ!! そろそろよっ!!Mr.7!!」

 

Mr.7はマッチに火をつけた。

 

Mr.7「点火の準備よ~~~~しオホホホホ」

 

 

崩れる聖殿内部

 

クロコダイル「おれが・・・」

 

クロコダイル「・・・・・・何を わかってねぇって・・・・・・!!?」

 

ルフィが突っ込み、伸ばした右パンチを繰り出すがクロコダイルは避ける。

 

アブソリュート・ゼロ「はあっ!!」

 

アブソリュート・ゼロも右足での回転蹴り「クリムゾンエンド」を繰り出すが、クロコダイルは何とか避ける。

 

ルフィ「ゴムゴムの・・・・・・」

 

ルフィ「”銃乱打(ガトリング)”!!!」

 

銃の連続版を仕掛けるが、クロコダイルは避ける。

 

アブソリュート・ゼロ「あれを砂化せずに避けるとは身体能力は良い方なのか・・・」

 

クロコダイル「・・・・・・お前はもう死ぬんだよ・・・その傷口から入った毒によってな」

 

アブソリュート・ゼロ「ルフィ 毒が回ってるのか!?」

 

クロコダイル「回ってるさ 体が痺れきたはずだ」

 

クロコダイル「・・・・・・どの道 お前らはこの聖殿の下敷きになっちまうんだ 麦わら お前はここに立ってるだけでもおかしいくらいの負傷を・・・」

 

ルフィは必死にあがき、左足での伸ばし攻撃をする。

 

アブソリュート・ゼロ「下敷きになるか!! お前を倒しここから脱出する!!」

 

ルフィは倒れるが、また立ち上がる。

 

アブソリュート・ゼロ「ルフィのこの根性が凄いな・・・。」

 

クロコダイル「・・・・・・なぜそこまで・・・!!!」

 

ルフィ「ウウウ」

 

 

Mr.7「砲撃15秒前~~~~~~っ!!オホホホ」

 

ミス・ファーザーズデイ「照準は広場の真ん中!!ゲロゲロ!!」

 

ミス・ファーザーズデイ「点火!!!」

 

火はロープに点火された。

 

ウソップ「おいナミ 一体何しようってんだ!!? 本当に時間がねェんだぞ!!?しくじったら死ぬんだぞ!!?」

 

ナミ「わかってるわよそんな事!!大人しくそこに立ってて!! 今計算中なのっ!!」

 

ウソップ「大人しくってこの体勢も意味わかんねェぞ!!! 何する気なんだ てめェは一体!!?」

 

ナミ「やればわかるからっ!!いくわよ!!」

 

ミス・ファーザーズデイ「ゲーーーロゲロゲロゲロねー聞いてMr.7!!せっかくだしカウントダウンしたいの!」

 

Mr.7「オホホホホホそういうスンポーかね いーねいーね面白いやねー!!オホホホ」

 

ナミはタクトの組み換えを開始。

 

ナミ「天候は・・・”台風”!!!」

 

Mr.7とミス・ファーザーズデイ「「13~~~~秒~~~~前~~~~っ!!」」

 

ナミ「”サイクロン=テンポ”」

 

ナミはブーメンのように、回転投げした。

 

ウソップ「オ・・・オイ サイクロン=テンポはただの宴会後の ブーメラン遊びで・・・」

 

ナミ「目指すは時計台っ!!!」

 

ウソップ「ハウッ」

 

タクトがウソップの股間辺りに命中。

 

ウソップ「え?」

 

タクトが凄まじい爆風を発生させ、チョッパーとビビを上に乗せたウソップは舞い上がる。

 

サンジ「何だ!!?登ってきた!!?」

 

ナミ「チョッパー サンジ君のとこまで ジャンプ!!!」

 

チョッパー「ええ!?」

 

ビビ「まさか・・・・・・この作戦って・・・・・・!!!このまま飛んで上まで登れって事!?」

 

ナミ「サンジ君!! 後はわかるでしょ!!? 時間が無いの!!!」

 

サンジは窓から身を乗り出す。

 

サンジ「・・・だいたい見当はつくものの・・・・・・!!・・・!!オシ!!まァやるしかねェか!!」

 

ビビ「考えてるヒマないみたい!!お願いトニー君!!」

 

チョッパー「よーーーし!!しっかり捕まって!!ビビ!!」

 

チョッパーは跳び上がる。

 

ゾロ「成程 そういう事か」

 

サンジは窓から跳び出すと、右足を構える。

 

サンジ「右足に乗れ!!」

 

チョッパー「うんっ!!」

 

チョッパーはサンジの右足に乗り、サンジが蹴り上げると同時に跳び上がるチョッパー。

 

サンジ「そら行ったぞゾロォ!!!」

 

ナミ「よしっ!!さすが!!」

 

ゾロは刀を抜こうとする。

 

ゾロ「あのてっぺんへ吹き飛ばしゃいいんだな なら龍神剣は使えねェな・・・」

 

2人組「「10」」

 

チョッパー「ゾロ~~~~っ!!」」

 

ゾロは三代鬼徹と雪走を抜き、跳び上がる。

 

ゾロ「よし任せろ!!!」

 

チョッパー「刀ァ!!?」

 

ゾロ「バカびびんな ”峰”でいく しっかり乗れ!!」

 

チョッパー「あ うん」

 

2人組「「9」」

 

ゾロ「気ィつけろビビ!! 上に変なのがいるぜ」

 

ビビ「・・・・・・!! ええ顔馴染」

 

2人組「「ん?」」

 

Mr.7「オホホ!!?ミス・ウェ~~~~~ンズデイ!!」

 

ミス・ファーザーズデイ「ゲロゲロ!!あたし知ってんの!!アイツ 我が社の裏切り者よ!!!」

 

ビビ「うそ・・・」

 

ナミ「気づかれたっ!!!」

 

ウソップ「何ィ!!!?」

 

ゾロ「ちょっと待てよ!! ここはもう空中だぞ 狙い撃ちでもされたら!!!」

 

 

聖殿内

 

クロコダイル「お前らの目的はこの国にはねェハズだ!! 違うか!!?他人の目的の為に・・・!!?仲間の一人や二人・・・!!見捨てれば迷惑な火の粉はふりかからねェ!!全くバカだ てめェらは!!」

 

アブソリュート・ゼロは腕組み状態である。

 

アブソリュート・ゼロ「この国から雨を奪おうとしてる貴様に言われたくはない。」

 

クロコダイル「うぐっ・・・!?」

 

ルフィ「・・・・・・だからお前はわかってねェって言ったんだ・・・」

 

コブラ王「!」

 

ルフィ「ビビは・・・ ・・・・・・あいつは人には死ぬなって言うクセに・・・自分は一番に命を捨てて人を助けようとするんだ・・・・・・放っといたら死ぬんだよ お前らに殺されちまう!!」

 

クロコダイル「ーーーわからねェ奴だ・・・だからその厄介者を見捨てちまえばいいとおれは・・・」

 

ルフィとアブソリュート・ゼロ「「死なせたくねェから”仲間”だろうが《死なせたくないから”仲間”なんだろうが》!!」

 

コブラ王「・・・・・・!!」

 

ルフィ「・・・だからあいつが国を諦めねェ限り・・・」

 

アブソリュート・ゼロ「おれ達も戦う事をやめんのだ!!」

 

クロコダイル「・・・・・・たとえてめェらが死んでもか」

 

ルフィ「死んだ時は それはそれだ・・・!!」

 

アブソリュート・ゼロ「おれは死なんがな・・・」

 

 

Mr.7ペアはビビに銃を向ける。

 

ミス・ファーザーズデイ「アジャスト!!”ゲロゲロ(ガン)”!!! 思わぬ収穫なのっ!!」

 

Mr.7「アジャスト!!”黄色い銃” オホホホいーねいーね 格好の餌食だね」

 

サンジ「てめェら ビビちゃんに銃を向けやがって・・・!!!」

 

ビビ「マズイわあいつら”狙撃手”ペアよ!!」

 

ゾロ「チョッパー!!とにかく打ち上げる!!!方向を変えるから後はお前が何とかしろ!!!」

 

チョッパー「え!!?え!!?おれが!!?」

 

ナミ「あと7秒よ!!!」

 

ウソップ「何とかしやがれェ~~~~~~!!!」

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