ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
ビビは海賊衣装に身を包んでいた。
ビビ「イガラム私っ!!! 海賊女王になるのっ!!」
イガラムは泣いていたが、目を覚ます。
イガラム「ビビ様ァ~~~~~!!!」
イガラムはビビの衣装室へ急ぎ、扉を開けた。
ビビ「・・・・・・あらイガラムおはよう どうしたの汗だくよ?」
テラコッタ「コラコラッ!!アンタ何勝手に入って来てんだい!!ビビ様は今お召し替え中だよっ!!」
イガラム「・・・は・・・はへ?あァ・・・・・・いえその・・・・・・お・・・・・・お早うございます」
ビビ「うん 何か用?」
イガラム「・・・・・・いえ」
テラコッタ「出てきなっつってんだろアンタァ!!!」
テラコッタはブツを投げつけ追い出す。
イガラム「・・・・・・イタタ・・・・・・ ・・・思い過ごしか・・・・・・」
イガラム「おや国王様そこにいらしたので? おはようございます」
コブラ王「ああおはよう テラコッタさんは恐いなイガラム」
イガラム「アンタ何しとったんだ!!!」
ビビ「ん~~~~~ちょっと締めすぎじゃない?テラコッタさん」
テラコッタ「こういうモノです!王女の正装とは・・・・・・」
侍女「ーーーもう広場は人でいっぱいですよ」
ビビ「ホント?」
テラコッタ「ビビ様のスピーチは10時からだと言ってあるのに 全くみんな気が早くて・・・・・・」
テラコッタ「・・・まあでもそれもわかりますけどね・・・なにせ・・・2年も待たされた「立志式」・・・」
テラコッタ「本来 あなたが14歳で済ませなければならなかった式典です」
ビビは鏡台の椅子に座る。
ビビ「・・・・・・でも私・・・そんな大した事は・・・・・・」
テラコッタ「・・・・・・ええ・・・言えなくてもいいんです」
侍女はビビの髪を櫛で溶かし整える。
テラコッタ「みんなにあなたの成長を見せてあげればそれでいいの 「立志式」はあなたが大人になった事を祝う式典ですから」
テラコッタ「この時期にあえて これを行う王の気持ちもお察しあれ」
ビビ「・・・・・・・・・」
侍女「そうそう・・・今日のビビ様のスピーチは電伝虫と拡声器を使って アラバスタ全土に放送するとか・・・」
チャカ「イガラムさん・・・港で戦いが始まった報告が・・・」
イガラム「・・・・・・そうか」
チャカ「・・・・・・・・・こうなってしまってはもはや我々が手を出すわけには・・・」
海兵「撃て撃てェ!!!」
ルフィ「くっそ~~~~!!砲弾で来い!!!」
ルフィ「はね返してやるのに!!」
Mr.2「まったくジョ~~~ダンじゃナーイわよーう!!!」
ゾロ「こんな鉄の槍を船底にくらい続けたら 沈むのは時間の問題だぞ!!」
ララ「まずいです!!」
海軍は砲弾を数発撃ってきた。
ナミ「来たァ!!!」
ルフィ「にゃろ!!!」
ゾロ「・・・・・・・く・・・・・・!!!」
ゾロは龍神剣を抜こうとする。
ララはデバイスを構える。
Mr.2「オラァ~~~~!!!」
サンジ「何とかなんねェのか!!!」
鉄槍は船体に命中する。
ナミ「何とかしてよあんた達!!!」
チョッパー「おい!!もう穴防ぎきれねェよ!!?」
サンジ「一度には一面を守るのがやっとだ!!」
ゾロ「8隻相手じゃ手数が違い過ぎる!!!」
ララ「でも何とか行けるのでは!?」
ゾロ「おい 白兵戦ならこっちに分があるが!!」
サンジ「追おうが逃げようが・・・コイツら絶対に この陣営を崩さねェ!!」
ジャンゴ「黒檻部隊名物「黒ヤリの陣」」
フルボディ「てめェらごときに破れるかァ!!!アホーーーー!!!ア~~~~ホ~~~~~っ!!!」
ララ「あの二人 見覚えありますよ!!」
ルフィ「ああ!! 催眠術師!!お前海賊だろうが!!!」
サンジ「左の奴誰だっけか・・・」
フルボディは両腕を構える。
フルボディ(あの美しくスタイル良すぎるピンク髪少女!? それはそれとして)「ここであったが100年目だ!!あの忌々しい暴力コックとその一味・・・!!今日ここで沈めてやる!!! おれはパワーUPしたんだぜ」
ジャンゴはあの輪っかを取り出す。
ジャンゴ(あのピンク髪の娘も当然一緒にいやがるか・・・)「さァこの輪をじっと見ろ!今日こそ おれが変じゃねェ事を証明してやる!!! ワーーン・・・」
海軍船が一隻破壊された。
海軍「
へし折れた帆が隣の船へ直撃。
ルフィ「あーあー」
ララ「2隻潰した・・・」
ルフィ「ウソップお前かァ!!スゲェな!!」
ララ「ウソップさん ナイスな砲弾ショットです!!」
ウソップ「あーあー」
ウソップ「よ・・・よォし!!計算通りだ おれにかかりゃあんなモンああだぜ!!」
Mr.2「鼻ちゃんスゴイわ!!やったわねい!!南の陣営が崩れたっ!! あそこを一気に突破よう!!!」
Mr.2の部下「ボン・クレー様 大変です!!」
Mr.2「ナ~~~~ニよーーーう!!!」
Mr.2の部下「”黒檻”です」
Mr.2「ウゲッ!!」
ルフィ「何なんだ!!?」
Mr.2「”黒檻のヒナ”!!!この海域をナワバリとする本部大佐よう!!厄介な奴が出てきたわ!!さっさとトンズラぶっコクわよう!!!」
Mr.2の部下「ハッ!! Mr.2・ボン・クレー様!!!」
ヒナ「ずいぶん弱らせた様ね・・・・・・」
海兵「我らの”黒ヤリの陣”で落とせぬ船はありません」
ヒナ「調子に乗るんじゃないの ああいう輩はナメると最後に噛みつかれるのよ」
ヒナ「船を横につけたらあなた達は下がってなさい 足手まといになるから・・・ヒナ迷惑」
海兵「はっ!!!」
Mr.2「何やってんのアンタ達ィ!!逃ィーーーゲルのよう!!!あの南の一点を抜ければ被害を最小限に逃げ出せるわ!! このまま進めば必ずやられるわよう!!?」
ルフィ「行きたきゃ行けよ おれ達はダメだ」
Mr.2「ダメだってナニが!!?」
Mr.2の部下「ボン・クレー様 急いで下さい おれ達だけで逃げましょう!!!」
ナミ「”東の港”に12時・・・!!約束があるの 回り込んでる時間はないわ つっ切らなきゃ」
Mr.2「ハン!!・・・・・・・・・バカバカしい!!! 命はる程の宝でも港に転がってるっての!?勝手に死になサイ」
ルフィ「仲間を迎えに行くんだ!!!」
Mr.2「!!!」(
国民達はアルバーナの広場に大集合。
コブラ王「入るぞビビ・・・」
ビビ「ええどうぞ」
コブラ王「話とは・・・・・・お!! ・・・・・・なんと・・・驚いた」
イガラム「これは・・・・・・往年の王妃様と見紛いましたぞ・・・ビビ様」
コブラ王「うむ全くだ・・・・・・」
ビビ「座って パパ・・・いえ お父様・・・イガラム・・・大切な話があるの・・・・・・」
ビビは王女の正装で着飾っていた。
コブラ王「!」
イガラム「!」
Mr.2の部下「ボン・クレー様・・・・・・!!?」
Mr.2「・・・・・・」
Mr.2「・・・・・・ここで逃げるは オカマに非ず!!」
ウソップ、チョッパー、ララ「「「・・・・・・」」」
Mr.2「命を賭けて
部下達「「「「・・・・・・!!!」」」」
Mr.2「いいか野郎共及び麦ちゃんチームあちしの言う事よォく聞きねい!!!」
海兵「ヒナ嬢!!! 奴ら2船に分かれました!!!「あひる船」が南下!!!」
ヒナ「「アヒル」はどうせ囮でしょ?」
海兵「いえ・・・それが・・・・・・!!!」
海兵「麦わらの一味は全員「あひる船」に乗ってます!!! ヒナ嬢!!囮は「羊船」の方です!!!」
ヒナ「!!!」
ヒナ「追いなさい すぐに!! もう一度陣を組むのよ!!」
ナミ「3分・・・!!行くわよ!全速前進!!!」
ルフィ顔のおMr.2「がーーっはっはっはっはっはっ」
ヒナ「!!」
ルフィ顔のMr.2「アンタ達のお探しの”麦わらのルフィ”ってのは・・・・・・」
ルフィ顔のMr.2「あちしの事かしら!!?」
Mr.2達はルフィ達に変装する。当然ララにも。
Mr.2は顔を戻した。
海兵「ヒナ嬢!!」
海兵「「羊船」が東へ抜けます!!」
Mr.2「!!! がーーっはっはっはっは!!」
Mr.2「ヒッカカッたわねい・・・あちし達は”変装”のエキスパート そして・・・麦ちゃん達の
Mr.2は背を向けてポーズをとる。
Mr.2「かかって来いや」
ヒナ「・・・・・・!! ヒナ屈辱」
海軍は撃ってきた。
Mr.2達は海軍とやり合う。
ルフィ「ボンちゃん!!」
ルフィ「おれ達」
ルフィ「お前らの事絶っっ対 忘れねェがらなァ~~~~~!!!」
ビビ《首謀者がわからない?》
イガラム《ええ いわゆる地下組織ですよ・・・
ビビ《・・・・・・それが・・・この国の敵・・・!!》
イガラム《社員でも知らない事です 外部から情報を探る事などもはや不可能・・・むしろ これ以上の詮索は国を危ぶむばかり・・・》
ビビ《ーーーだけど
イガラム《ええ・・・・・・》
ビビ《え?》
イガラム《(しまった・・・喋りすぎたか)》
ビビ《イガラム・・・私の考えてる事・・・わかる?》
イガラム《い・・・!!!》
イガラム《いや!!わかりませんわかりませんっさァ仕事に戻らねば》
ビビ《イガラムっ!!!》
イガラム《ダメですダメっ!!! これは遊びじゃないんですよっ!?》
ビビ《だったらなおさらよ!!!イガラム!!!》
ビビ《じっとしてられないの!!!》
兵士達は列を組む中、王女ビビはロードを歩く。
国民「みろ!!ビビ様だ!!!」
ララはデバイスでX1のファーストアーマー・エックスになり、次にX1の8ステージボスキャラである元同僚のストーム・イーグリードを召喚し、協力体制で海軍と応戦していた。
ゾロは龍神剣で対抗。
海兵「何をやってる相手はたった一隻だぞ!!!」
海兵「少尉殿しかし・・・!!!強すぎます!!! 砲弾も効きません!!!」
海兵「それに謎の鳥のロボットのような奴が風で邪魔をします。」
海兵「くそっ!!鎧の貴様!!レプリロイドでイレギュラ-ハンターのエックスと言ったな!? 役割自体が我々海軍と類似性があるなら、海軍に入ってくれ!! 海賊なんて間違ってるぞ!!」
ファーストアーマー・エックス「うるさい!邪魔するなら海軍であるお前達をイレギュラーとみなし、排除するぞ!!」
ルフィ「どけお前らァ~~~~~!!!」
国民「ビビ様だ!!!」
国民「王女様ァ~~~~!!」
国民「大きくなられた!!」
イガラム《ならばビビ様・・・・・・一つだけ質問させて下さい》
ビビ(始まりは あの日ーーー)
イガラム《死なない覚悟は・・・おありですか?》
ビビは拡声器を持つ。
ビビ「少しだけ 冒険をしました」
王国のに設置されたスピーカーから、ビビの声が流れる。
国民「おい!!王女の話が始まったぞ!!!」
国民「待ってたよ」
国民「本当にご無事だったのねえ よかったわ!」
国民「アルバーナの式典が始まった!!」
国民「予定より2時間遅れだ 何があったんだ?」
コブラ王「さて・・・騒ぎにならねばよいが・・・」
トト「コーザ!!こらコーザ!! 来い始まったぞ!!ビビちゃんのスピーチが!!」
コーザ「拡声器の音量は最大なんだ 町中に聞こえてるよ」
ビビ「ーーーーそれは暗い海を渡る”絶望”を探す旅でした・・・国を離れて見る海はとても大きく・・・そこにあるのは信じ難く力強い島々」
ビビ「見た事もない生物・・・夢とたがわぬ風景 波の奏でる音楽は 時に静かに 小さな悩みを包み込む様に優しく流れ」
ビビ「時に激しく 弱い気持ちを引き裂く様に笑います」
ビビ「・・・・・・暗い暗い嵐の中で一隻の小さな船に会いました ・・・船は私の背中を押してこう言います「お前にはあの光が見えないのか?」
ビビ《闇にあって決して進路を失わないその不思議な船は 踊る様に大きな波を越えて行きます》
ビビ《海に逆らわずしかし船首はまっすぐに・・・たとえ逆風だろうともーーーそして指を差します》
ビビ「「みろ光があった」ーーーー・・・・・・歴史はやがてこれを幻と呼ぶけれど」
ビビ「私にはそれだけが真実」
国民「何の話だ?」
国民「人知れず戦った海軍の話さ」
ビビ《そしてーーー !》
東の港タマリスクー
チョッパー「ビビ・・・」
ゾロ「聞こえたろ今のスピーチ間違いなくビビの声だ」
サンジ「アルバーナの式典の放送だぞ もう来ねェと決めたのさ・・・!!」
ルフィ「ビビの声に似てただけだ・・・!!」
ララ「いえ本人ですって・・・」
サンジ「行こう 12時を回った・・・」
ルフィ「来てねェわけねェだろ!!下りて探そう!!いるから!!!」
ウソップ「おい まずい!!海軍がまた追ってきた!!」
ララ「執念深いなァ・・・」
ゾロ「一体 何隻いるんだよ」
ゾロ「船出すぞ!!! 面舵!!!」
サンジ「諦めろルフィ・・・おれ達の時とはワケが違うんだ」
ルフィ「・・・・・・」
ララ「ルフィさん!」
アルバーナ
国民「一体 どうなってるんだ!!」
国民「顔を見せろ ニセ王女!!」
国民「いやイガラム隊長!!!」
国民達からブーイングと物が投げつけられる。
国民「
国民「王女はどっからスピーチをしてるんだ!!!」
イガラム「ビビ様なら・・・今・・・・・・」
ビビ「みんなァ!!!」
ルフィ「ビビ!!!?」
ウソップ「カルー!!!」
ビビとカルーが現れた。
カルー「クエエ!!!」
ララ「ビビ!!」
ルフィ「ホラ来たァ!!!」
ナミ「ビビ」
ウソップ「船を戻そう 急げ!!!」
サンジ「ビビちゃん♡」
ウソップ「海軍もそこまで来てるぞ!!!」
ビビ「・・・・・・ お別れを!!! 言いに来たの!!」
ルフィ「!?・・・・・・今何て・・・!?」
ビビ「カルー受話器っ」
ビビは受話器を取る。
ビビ《私・・・一緒には行けません!!?》
国民「!?」
国民「何だ!?誰と喋ってるんだ・・・?」
ビビ《今まで本当にありがとう!!!》
海兵「・・・・・・!!!バカな・・・あれはこの国の王女か・・・・・・!?今アルバーナで式典の最中のハズ」
ルフィ「・・・・・・」
ビビ《冒険はまだしたいけど 私はやっぱりこの国を》
ビビ《愛してるから!!!ーーーだから行けません!!》
ララ「ビビ・・・・・・」
ルフィ「・・・・・・」
ルフィ「そうか!」
ビビは涙目になる。
ビビ《私はー》
ルフィ《印ならバツがいい!!》
ウソップ《何で》
ルフィ《海賊だろ》
ウソップ《でも ありゃ本来相手への”死”を意味するんだぞ》
ルフィ《いいんだ バツがいい なァビビカッコいいもんな!!》
ビビ《うん 私もそれがいい》
ゾロ《何でもいいから描けよ 本題はそこじゃねェんだ》
ビビ「・・・・・・!!」
ルフィ《これでよし・・・!!》
ビビ《・・・私はここに残るけど・・・・・・!!!》
ビビ《いつかまた会えたら!!! もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?》
ビビは大泣き状態である。
ビビ「・・・・・・」
海兵「聞いたか!!?あの王女”麦わらの一味”と繋がりが!!?」
海兵「王女が海賊の仲間・・・!!?まさか・・・!!」
ルフィ「いつまでもナバ・・・!!!」
ナミ「ばかっ」
ナミは遮る。
ルフィ「!?」
ナミ「返事しちゃダメっ!!」
ナミ「海軍がビビに気づいてる 私達とビビとの関わりを証拠づけたらビビは”罪人”になるわ」
ナミ(・・・・・・このまま黙って別れましょう)
全員ビビに背を向ける。
ビビ「!」
ビビは泣きじゃくる。
ビビ「・・・・・・・・・」
ルフィ達は左腕を高く上げ、包帯を取り外し、バツ印を見せる。ララも同様である。
ビビは嬉しそうな表情だった。
ルフィ《これから何が起こっても左腕のこれが 仲間の印だ》
ビビとカルーも左腕の包帯を外し、バツ印の描かれた左腕を高く上げる。
ルフィ「出航~~~~~~~~!!!」