ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第149話・ドリームス!3「受け継がれる(レシピ)!カレーの鉄人サンジ」

船室のキッチンで鍋がグツグツと煮込まれていた。

 

サンジ「二日と三晩、アクを取る。う~~ん。ナミさん ロビンちゃん ララちゃん 待ってて下さいよ~~。スペシャル朝ごはん!」

 

ウソップは観測台で、ゴーグルで調整しながら様子を見る。

 

ウソップ「ミルクでもこぼしたみたいな霧で前が見えねェ。ルフィ!!なんか見えるかァ!?」

 

ルフィ「んん?」

 

ウソップ「おお~~い。なんか見えて来たぞ!大変だァ!!前方に巨大な船がいるぞォォ!!」

 

ナミ「サンジくん!!面舵!!面舵一杯に!!」

 

サンジ「は~~いナミさん。サンジ特製、愛の・・・なァ!?」

 

ララ「海軍船・・・」

 

アイリス「相変わらずでかい・・・」

 

ウソップ「こいつはやべェ・・・。周りを海軍に取り囲まれてるぜェ・・・」

 

ルフィ「すっげェェェ!」

 

ナミ「さすがの海軍もこの霧で身動き取れなくなったのね。」

 

ロビン「ここは、ノームに紛れて逃げた方が身の為かも。」

 

ナミ「そうね。このまま前進。みんな静かにしててよ。」

 

ララ「は~~い。」

 

アイリス「静かにしてま~す。」

 

ナミ「よろしい。特にルフィ。」

 

ルフィ「おう。」

 

サンジ「ん?ナミさん」

 

ナミ「えっ?」

 

サンジ「ちょっと待って下さい。」

 

海軍船のある場所に少年の姿が。

 

ナミ「子供・・・何してるのかしら。」

 

メリー号が通り過ぎようとすると、少年が船に気づく。

 

そして、驚いた表紙に船から落下してしまう。

 

サンジ「危ねェ!!」

 

ロビン「任せて。」

 

ロビンが能力で落下する少年を救出。

 

そして、少年はメリー号内のベッドで目覚める。

 

少年「ここは?」

 

ウソップ「ここはルフィ海賊団の船の上だ。」

 

少年「か、海賊!?」

 

ルフィ「ああ。」

 

ナミ「覚えてる?あなた 軍艦の船べりから落ちたのよ。」

 

少年「あっ!!ち、近づくな!!お前達海軍船を襲うつもりだろ!?」

 

ウソップ「何だ コイツ。助けてやったのに。」

 

ロビン「無理ないわ。海軍さんだもの。」

 

ララ「それもそうです。」

 

アイリス「はい。」

 

サンジがスープの入った皿を持って来た。

 

サンジ「まずは食え。」

 

少年「いらない。海賊の世話になんか・・・」

 

サンジ「っは・・・海賊船のコックが作ったスープは飲めないか。毒なんか入っちゃいねェよ。少しでも腹に物を入れれば気分が落ち着くぜ。」

 

少年はスープを思う。

 

少年(このスープ凄い。こんな濁りの無いコンソメなんて。)

 

少年は皿を手に取り、スプーンですくって飲み始める。

 

そして続けて飲んでいく。

 

ララ(確かタジオって言ったっけ。君も懐かしいなァ それに海軍のコック見習いだよね。)

 

ペケ(ほう。見習いコックとは・・・。)

 

アイリス「ララ様 飲んでくれてますね。」

 

ララ「うん。」

 

少年「御馳走様。」

 

サンジ「おう。お粗末様。」

 

タジオ「オイラ タジオです。海軍のコック見習いです。」

 

サンジ「おれはサンジだ。」

 

ルフィ「へェ・・・おめコックなのかァ・・・」

 

タジオ「サンジさん!!こんなボロ船の海賊のコックに勿体ない。いい腕ですね!」

 

ルフィ「何だと!?この船はボロ船じゃないぞ!!」

 

ウソップ「そだぞ!!この船は、俺の住んでたシロップ村の。」

 

チョッパー「甘いのか?」

 

ウソップ「いやそうじゃなくてな!カヤという娘から」

 

タジオはララとアイリスの存在も気になってはいた。

 

タジオ「ところでピンク髪の女性は凄い綺麗で、あと一人は人間ですか?」

 

アイリス「私はアイリス。人間に間違えそうな顔や髪の毛あるけど、全身は機械で、タジオくん 心を持ったあなたと同じ人間の「心」を持つ機械であるロボット「レプリロイド」って存在なの。」

 

タジオ「ええ!?人間の心を持った機械!?」

 

ララ「でも深く考えなくていいからね。ね。」

 

タジオ「は、はい・・・。」

 

タジオは思わずララの美しさに頬が赤くなり見惚れた。

 

タジオ(何てピンク髪で美しいんだろ・・・。スタイルも良い・・・。)

 

 

全員で船外へ出て、

 

タジオ「実はオイラ。」

 

タジオは大型鍋を運んでる途中、モップに足を乗っけてコケてしまい、鍋の中身のカレーをこぼしてしまう。

 

タジオ「昼食用のカレーをこぼしちゃって。」

 

タジオ《すみません!!》

 

タジオはお辞儀で謝罪するしかない。」

 

シェフ《お前作れ。》

 

タジオ《へっ!?》

 

シェフ《お前がこぼしたんだろ。すまねェと思う気持ちがあるなら、昼食に間に合うようにカレーをお前が作って見せろ。》

 

サンジ「シェフの言う通りだ。違ェねェ・・・」

 

ルフィ「うんうんうん。」

 

タジオ「それで試しに作ってみたんだけど、上手くいかなくて・・・」

 

ナミ「タジオくん コックの経験は?」

 

タジオ「オイラ コック見習いになってまだ半年なんだ。」

 

サンジ「半年ありゃ充分だ。」

 

タジオ「無理だよ!毎日皿洗いと皮むきばっかりで、まだ料理なんか作った事無いんだ!!それに、一週間に一度、各船の船長が集まり、昼食にカレーを食べる習慣があって、今回はオイラが乗ってる船が当番なんだ。オイラのカレーなんか海軍のお偉方の口に合うもんか。」

 

ロビン「海軍カレーは有名よ。それぞれの軍艦ごとにシェフが腕を競って、自分の船の味を作ってるんだそうよ。」

 

ララ「私はカレーは好きですし、食べてみたいです・・・」

 

ルフィ「ララもか・・・うまそうだもんな・・・。」

 

サンジ「厨房に半年もいて自信の一つも持てねェんならもう一回シェフにクソ謝りしてみるんだな。」

 

タジオ「ダメだ。そんな事言ったらあの船を下ろされちゃう!!」

 

ララ「ええ!?」

 

ルフィ「あの船じゃなきゃダメなのか?」

 

ナミ「何かワケでもあるの?」

 

タジオ「それは・・・オール。オール・ブルーって知ってますか!?」

 

サンジはそれを聞いて止まる。

 

タジオ「東の海(イースト・ブルー)西の海(ウエスト・ブルー)南の海(サウス・ブルー)北の海(ノース・ブルー)、4つの海の全ての海の幸が集まる所。コックだったら一度は行ってみたい宝の海だ。先輩のコック達はそんな物夢だって笑うんだけど、オイラは信じてるんだ!!きっとオール・ブルーはあるんだって!!海軍の軍艦に乗っていればそこに行く可能性は高いだろ?だから、だから船を下ろされるワケには。」

 

ウソップ「オール・ブルーって確か・・・」

 

ララ「はい。サンジさんが目標とする場所ですよね。」

 

アイリス「そうなんですね・・・」

 

ナミ「こんな所早く離れたいんだけど。」

 

ウソップ「そうだなァ。見つかっちまって一斉砲撃なんか受けたら・・・」

 

ナミ「そういう事情があるなら、その子を戻さなきゃでしょ?サンジくん。」

 

サンジ「船に戻してやるだけですよ。おいルフィ。ちょっと手伝ってくれ。」

 

ルフィ「ん?」

 

ルフィ「ゴムゴムの!!友綱ァァァ!!」

 

ルフィは腕を伸ばして、軍艦の手すりを掴む。

 

ルフィ「おいサンジ。掴んだぞ。」

 

ナミ「お昼になればこの霧も晴れちゃうわ。それ以上は危険すぎて待ってられないわよ。」

 

サンジ「充分です。」

 

ナミ「どこまで手伝うつもり?」

 

サンジ「海軍の厨房がどんなモンか、ちょっと見学するだけです。」

 

ルフィ「サンジ!!」

 

サンジ「おう!」

 

サンジとタジオはルフィにしがみつく。

 

ルフィ「よし!しっかり摑まってろ!」

 

ルフィは一気に腕を縮めて、軍艦へ飛んで行った。

 

 

そして海軍船。

 

サンジ「ところで何でお前もついてくんだよ?」

 

ルフィ「帰りはどうすんだよ?」

 

サンジ「じゃあ ここで大人しく待ってろよ。」

 

ルフィ「あ、ああ。」

 

サンジとタジオは厨房へと向かう。

 

タジオ「ここが厨房だよ。」

 

サンジ「行きがけの駄賃だ。見せて貰うぜ。」

 

ドアは開かれ、サンジは厨房内を確認していく。

 

サンジ「へェェ・・・さすが海軍。金がかかってる。それに手入れも行き届いてるぜ。」

 

すると、何か崩れ落ちる音が。

 

サンジ「何だ?」

 

タジオ「食糧庫の方からだ。」

 

ルフィ「ふえェェびっくりしたァァ」

 

サンジ「ルフィ!!お前こんな所で!!」

 

ルフィ「おお!!サンジ!!偵察だ偵察。はーっはっはっはっは!!ってわけで俺はこれから偵察に行こう。」

 

ルフィは食糧庫を出て、偵察に行こうとした。

 

サンジ「好きにすりゃいいが、海兵に見つかったらただじゃ済まねェぜ。それとズボンの中にあるモン置いていけ。」

 

ルフィ「え?」

 

サンジ「りんごだろ。」

 

 

そして、サンジは先程の厨房内に行く。

 

タジオが鍋の蓋を開ける。

 

タジオ「これが海軍カレーなんだけど。」

 

タジオは小皿に注ぐと、サンジに味見してもらおうとする。

 

サンジ「俺が海上レストランにいた頃。」

 

タジオ「オーナーゼフは何も教えちゃくれなかった。毎日毎日 皿洗いしかやらせてくれなかった。」

 

バラティエ内

 

少年サンジは厨房で皿洗いを頑張っていた。

 

ゼフ《おいチビナス。ただ一生懸命やりゃいいってもんじゃねェ 何の為に入れて半年も1年も下働きさせているのか。頭使って考えろ!》

 

少年サンジ《えっ・・・》

 

タジオ「あ・・・」

 

サンジ「不満タラタラ俺に、ゼフはこう言ったのさ。」

 

タジオ「そうか。シェフはオイラに料理の技を盗ませる為に・・・」

 

サンジ「料理は教えられるもんじゃねェ・・・」

 

タジオは考え込み、決心した。

 

タジオ「サンジさん!!やってみるよオイラ!」

 

厨房の台には材料などが置かれていた。

 

タジオ「え~~と。シェフはなんて言ってたっけェ カレーのレシピの基本は粉とスープと素材。カレー粉は微妙にブレンドされた物がある。」

 

サンジは鍋の蓋を開ける。

 

タジオはカレー粉の入った入れ物の蓋を開けた。

 

シェフ《あり物の粉をそのまま使うなんて無精すんじゃねェ!!香料の香りは日々落ちていくんだ!》

 

タジオ「ガラムマサラダ!」

 

銀のトレーに入っていたいくつかの素材で、ローラーを掛けてすり潰していく。

 

サンジ(鼻は確かにな。)

 

ルフィは海軍船をうろうろしていた。

 

ルフィ「でっけェェェ。」

 

海兵「この霧じゃ しばらく動けないなァ」

 

海兵「昼頃には晴れるだろうよ ところで聞いたか?恒例の昼食会。」

 

海兵「タジオってコック見習いが作るって奴か。」

 

海兵「一体どんな物食わされるやら。」

 

海兵「違いねェ アッハッハッハ。」

 

ルフィはマストにぶら下がる。

 

タジオ「ブイオンはじっくり煮込んだ作り置きの奴を使えばいい。いよいよ素材の調理だ。」

 

タジオは整理をしてから始める。

 

タジオ「まず牛肉を切って炒めなきゃ。」

 

サンジ「ん?」

 

タジオはまな板に乗せた牛肉を包丁でカットしていき、銀トレイに乗せる。

 

サンジは鍋のカレーを口に含む。

 

サンジ(ビーフカレーには、ビーフそのものを味合わせる肉汁を肉に閉じ込めるタイプがある。だがこのカレーの芳醇の味はあえて肉のエキスを閉じ込めず、スープの中に溶かし込むタイプ。だとすると、小僧 最初から間違えてやがる。)

 

タジオは肉を鍋に投入した時、サンジが隣で咳き込む。

 

タジオ「何か・・・」

 

サンジ「小僧。料理ってのは慌てて作るもんじゃねェ・・・」

 

タジオ「あっ!?」

 

シェフ《いいか。料理ってのは下ごしらえで決まる。ようはひと手間かける。それが全てなんだ。》

 

タジオは気がつき、一度コンロの火を止める。

 

肉にコショウをふりかけ、

 

タジオ「ニンニク、しょうが、タメリッコを入れ、ヨーグルトを加えてと」

 

タジオは両手でよく混ぜていく。

 

沸騰中の小鍋にトマトを数個入れて、タマネギを1個切っていく。

 

下ごしらえを行った素材はこれにてOK。

 

タジオ「これで下ごしらえは良し。次はタマネギを炒めなきゃ。」

 

コンロを弱火でつけた。

 

サンジ「ん?」

 

サンジはコンロへタバコを近づけて、火をつけた。

 

タジオ「調理の場所でタバコなんて!!料理人としていいんですか!?さっきは海賊船のコックには勿体ない腕だって言ったけど。取り消します!」

 

サンジ「ありゃありゃ、髪の毛焦げちまった。」

 

サンジは厨房を出て行くと、タジオは気づくように思い出した。

 

シェフ《いいか?タマネギはまず強火で炒める。焦がさない様腕を休めるな。タマネギがしんなりとなれば弱火にする。豆色になるまでじっくりと丁寧に弱火でトロトロとだ。いいなてめェら。》

 

タジオ「サンジさん。オイラに火加減の事を・・・」

 

タジオはコンロの火を強火にした。

 

サンジはドアの前で座り、タバコを吹かしていた。

 

ルフィは海軍船の観測台の近くへ、腕伸ばしてきた。

 

ルフィ「うあァァ・・・高ェェ。やっぱ見晴らしが違うな。」

 

ここで、監視していた海兵に気づかれる。

 

海兵「おっ!?」

 

ルフィ「あっ!」

 

海兵「貴様 何者だ!?」

 

ルフィ「ああ 見つかっちまったァァ」

 

海兵「待てェェェ!!」

 

ルフィはすぐに移動。

 

ルフィ「待ってられっかって。」

 

タジオ「背油を溶かして、小麦粉を入れる。焦がさないように丁寧に」

 

コンロの火を弱くする。

 

タジオ「カレー粉を入れて、香りを立たせるガラムマサラを足す。」

 

フライパンのカレー粉をよく混ぜる。

 

タジオ「あとは各素材を一つにする。」

 

タジオは鍋にフライパンのカレー粉を投入していく。

 

タジオ「ブイオンを入れて、トマト。」

 

トマトも数個入れていく。

 

タジオはよくかき混ぜる。

 

タジオ「タマネギを入れて、肉のマリネを入れる。」

 

かき混ぜて完成した。

 

そして、味見の為にお玉で小皿に注ぎ、わずかに飲む。だが、

 

タジオ「あああ、違う。コクが無い・・・。」

 

タジオは後ずさり、両手を見た。

 

タジオ「やっぱりオイラじゃダメなんだ。」

 

サンジはリンゴを1個掴んでかじる。

 

タジオ「あっ。」(隠し味だ!)

 

サンジは出て行く。

 

タジオ「サンジさん!!」

 

 

サンジは船の手すりでリンゴを食う。

 

サンジ「甘いなァ このリンゴ。」

 

タジオ「サンジさん。」

 

サンジ「ん?」

 

タジオ「ありがとうございました。」

 

サンジ「何のこった?俺は礼を言われるような事は何もしてねェ。」

 

タジオ「サンジさんは邪魔をするような振りをして、ホントはオイラに教えてくれようと!」

 

サンジ「勘違いすんな。」

 

海兵「あっちだァァ!!あっちに逃げたぞォォ!!」

 

サンジ「ん?」

 

ルフィ「サンジーー!!行くぞォォ!!」

 

サンジ「あのバカァ・・・」

 

ルフィは手すりから腕伸ばして、メリーの手すりを掴む。

 

ルフィ「よし。捕まえた。」

 

サンジ「タジオ。俺もあると思うぜ。オールブルー。」

 

タジオ「えっ!?」

 

ルフィ「サンジ。摑まれ。」

 

サンジ「おう。」

 

サンジはルフィにしがみつき、メリーへと戻って行く。

 

タジオ「ははっ!!」

 

海兵「おいタジオ。今ここに不審人物が来ただろう。どこへ行った?」

 

タジオ「え?知りませんよ。何かの見間違いじゃないですか?」

 

海兵「探せ!!この船の何処かに隠れてる筈だ!!探せェェ!!」

 

 

メリーへ戻ったルフィとサンジだが、サンジがメリーの壁に激突していた。

 

サンジ「てめェ おれに何か恨みでもあんのか?」

 

ルフィ「すまん。」

 

サンジ「いや、その顔は謝ってねェ。」

 

ルフィ「だからすまん。」

 

サンジ「オロすぞてめェ・・・」

 

ナミとウソップが顔を出し、ララとアイリスも出て来た。

 

ナミ「どうしたのルフィ。」

 

ウソップ「あ~~!?またゴーイングメリー号を傷つけたなァァァ!?」

 

ララ「サンジさん なんて姿に!?」

 

ルフィ「おお!!ウソップ ナミ ララも悪ィ!!海軍に見つかっちまって慌てて帰ってきちまったよ。ッハハァ!!」

 

ナミ「ええええ!!?ちょっとそれどういう事よ!?」

 

ウソップ「この船はカヤに貰った大事な船だと、何度言えば分かんだよ!!」

 

ララ「サンジさん 壁に激突したままですけど、大丈夫ですか?」

 

サンジ「ララちゃん 俺の事心配してくれてるんだね♡!?」

 

ナミ「こうしちゃいられない。ウソップ!!サンジくん!!すぐに出航よ!!」

 

サンジ「はぁぁぁいナミさァァァん!!って、体が動かねェ。」

 

ロビン「ンッフフ。」

 

ロビンは本のページをめくる。

 

海軍船のとある一室。本部のお偉方が座っていた。

 

シェフ「配膳を。」

 

タジオ「はい。」

 

タジオ達はテーブルのお偉方の皿にカレーを盛りつけていく。

 

シェフ「さァ お召し上がり下さい。」

 

お偉方はカレーを食べていく。

 

「おお。こいつは美味い。」

 

「程よいスパイスの香りが口の中に広がる。」

 

「この肉の柔らかい事。」

 

お偉方は絶賛であった。

 

シェフ「タジオ。」

 

タジオ「はい。シェフ。」

 

シェフ「ちゃんと洗い物、やっておけよ。」

 

タジオ「は、はい!!」

 

タジオは思わず、窓の外を見ると、メリー号は霧へ消えていく。

 

タジオ(サンジさん。)

 

サンジ《おれもあると思うぜ。オールブルー!!》

 

タジオ(オイラ!!頑張る!!いつか、サンジさんにも負けないコックになる!!)

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