ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
ラパヌイ達は海岸辺りで遊んでいた。
少年ヘンゾが追うとしたが、ラパヌイに断られる。
ラパヌイ《だって、お前は大人じゃないか。》
少年ヘンゾが手を見ると、自身はみるみる老いて行った。
ラパヌイ達は先に行ってしまう。
ヘンゾ《待ってくれェ。ラパヌイ。イソカ。ロンゴ。アキビ。プカン。置いてかないでくれ。ワシを1人にしないでくれェ。》
ヘンゾは起き上がると、少々息切れしていた。
ヘンゾ「夢か・・・」
アイリス「起き上がったようで。」
アイリスはヘンゾの近くに座っていた。
ヘンゾ「君は・・・アイリスとかいうロボットじゃな。」
アイリス「はい。」
ロビン「気になるのね?お友達の事が・・・」
ヘンゾ「ん?」
ロビン「彼らの名前をうわ言のように呼んでいたから。」
アイリス「ええ。」
ヘンゾ「一体何だったんだろうな。」
ヘンゾは水道の蛇口へと向かう。
ヘンゾ「ワシが虹色の研究に捧げたこの50年間・・・あの頃のラパヌイ達を見てると、ワシだけが無駄に年月を重ねたように思える。」
ロビン「無駄ではないでしょ?古い友人にこうして再会できたのだから。」
アイリス「ですよね。」
ヘンゾはコップの水を飲もうとしたが、突然メリー号がわずかに揺れる。
アイリス「メリー号・・・」
ヘンゾ「動かしとるのか?船を・・・」
ロビン「そんな筈はないけど。」
ルフィ「進めェェ!!全速前進!!」
ゾロ「おいルフィ。ちゃんと前に進んでんだろうな?」
ゾロは刀の刀身の手入れをしていた。
ルフィ「進んでるぞ!ちゃんとまっすぐ!」
ララ「逆に迷ってる気が。」
ララは高校カバンを足元に置き、タブレットを操作。
ゾロ「ああ。この状況じゃまっすぐも何もねェじゃねェか。」
ヘンゾ「一体何処に向かっておるんじゃ?」
ルフィ「決まってんだろ?霧の外へだ。」
ヘンゾ「バカを言うな。エイプス・コンサートは一度迷い込んだら出られん 魔の海域なんだぞ。」
ウソップ「おい!!この船さっきも見なかったか!?」
ルフィ「ふーん。気にすんな。似たような奴ならどこにでもあんだろ。」
アイリス「いえ、それはないでしょ。」
ロビン「そうね。この船 最初に碇を下ろしていた場所に座礁していた船よ。舳先の女神像に見覚えがあるわ。」
ウソップ「ってことは、俺達元の場所に戻ってきちまったって事か!?」
ゾロ「だから言ったろ。ちゃんと前に進んでんのかってェ」
ルフィ「おお。見てたぞ。ちゃんとまっすぐ!」
タブレットを持つララも、
ララ「方角も分かんないのに、どうしてまっすぐだと言い切れるんですか。」
ゾロ「ああ。この霧じゃまっすぐも何も見えねェだろ。」
ロビンは何かを思いつき、能力発動する。
メリーの大砲をナナメ上へ向けて、1発の砲弾を発射した。
砲弾は霧へと消える。
ルフィ「え?」
しかし、砲弾は後ろから返って来た。
ウソップ、ゾロ、ララ、アイリスは濡れる。
ララ「うわっ 制服が濡れてる!!」
アイリス「ララ様。」
ララ「でも、時間経過で乾くだろうし、タブレットは完全防水でもあるから大丈夫だよ。」(もしも脱いだらYシャツが少しだけ透けてブラジャーが見えちゃうだろうしね。ここは注意しよ。)
ペケ(ララ様 私は平気です。)
ララ(そう?)
ロビン「やっぱり。」
ヘンゾ「空間がねじ曲がっておるんじゃな。」
ゾロ「どういう事だ?」
ロビン「本に書いてあったのを思い出したの。虹色の霧の中は迷宮の様に入り組んでいて。」
ルフィはメリーの船首に両腕を伸ばして掴ままり、船柱に両足を挟むと、
ララ「ルフィさん!?」
ウソップ「おおおい!ルフィ ムチャすんな!!」
ルフィ「ロケットォォォ!!」
ルフィは霧の向こうまで飛んで行った。
アイリス「行っちゃいましたね。」
ウソップ「ああ。遅かった。」
ヘンゾ「必ず同じ場所に戻って来るとは限らんのじゃがの・・・」
ゾロ「あの・・・バカ。」
そして、ルフィが帆に激突して、船体に落下。
アイリス「帰って来ました。」
ルフィ「分かった。こりゃ行っても行っても元に戻る不思議霧だな。」
ゾロ、ウソップ、ララ、アイリス「「「「何だ不思議霧か《ですか》ァァ・・・」」」」
ヘンゾ「お前ら本当に分かっておるのか?」
ゾロ「外に出られねェっつぅ事だけはな。」
ララ「はい。」
ルフィが腕伸ばして上がって来た。
ルフィ「出なくていいよ。ここ面白いし。」
ゾロ、ウソップ「「よくねェよ。」」と二人に手刀でツッコまれる。
ララ、アイリス「「ダメなんですって。」」と手刀でツッコむ。
ロビン「ラパヌイ達と合流しましょ」と持っていた麦わら帽子をルフィに放り投げ渡す。
ゾロ「ガキ共と?」
ララ「でもラパヌイ君達分かってくれるかどうか・・・」
ロビン「でも、エイプス・コンサートを出る方法を探すには、ここをナワバリとしている彼らに聞くのが一番でしょ。」
ウソップ「でも、あいつらどこにいるのか。」
ロビン「聞いてみましょ。そこにいる人に。」
船の残骸に隠れる太った少年のプカン。
プカン「どうしてバレたんだ?」
ロビン「隠れても無駄よ。アンフルール。」
能力による生やした手でプカンを押し出す。
ロビン「案内してくれる?あなた達のボスの所まで。」
そして、霧の中のとある海軍船では、
???「ダッハッハッハ!!あり得ねェ!!ヘンゾが年寄りになって戻って来ただとォ?そりゃ何の冗談だよ?」
ロンゴ「冗談なんかじゃないよ。」
アキビ「あいつ、僕たちを助ける為に海に落ちてそれっきりだったけど」
少年ヘンゾ《絶対!!後から追いかける!!行け!!行くんだ!!俺に構わず!!》
アキビ「生きてたんだ。外の世界で。」
ロンゴ「ヘンゾが言ってた。ルルカの町でずっと僕達を連れ戻す方法を探しててあっという間に50年過ぎちゃったって。」
???「50年だと?バカバカしい。おめェらそのジジイに騙されてんじゃねェのか?」
ロンゴ「騙すって何の為に!?」
???「フン。そこまで知らねェよ。」
アキビ「でも、ヘンゾの言う事が本当だとしたらルルカの町はどうなっちゃってるんだろ。」
ロンゴ「うう。父さん 母さん。」
???「悩んでても仕方ねェだろ。本当かどうかは帰ってみれば分かるこった。」
ロンゴ「ええ!?」
アキビ「帰る方法知ってるの!?」
???「へっ 当たり前だ。俺はウェットン海賊団の斬りこみ隊長イアン様だぜ。」
ロンゴ「教えてよ!!ルルカの町に帰る方法!!」
イアン「いいぜ。だったら鍵を持ってこい。ここから出してくれたら、お前らは俺が責任持って家に送り帰してやる。」
ロンゴ「う、うん。」
イアン「へっ。」
イソカ「ロンゴ。アキビ。騙されちゃダメよ。イアンは外に出たいだけなんだから。どうせ外の世界に出る方法を知ってるっていうのもハッタリよ。」
ロンゴ「ええ!?ハッタリ!?」
イアン「へへっ キツイなァ イソカちゃん。」
イソカ「忘れてないわよ。あなたが私達にした仕打ちの数々。」
それはラパヌイ達が霧の中へ入ってから間もない時であった。
付近は大雨状態である。
イアン《いいかァ!!ど素人共!!海の上はいつも危険だって隣り合わせだァ!!生き延びたかったら、ウェットン海賊団の斬りこみ隊長 イアン様の命令に従え!!》
アキビは宝箱を置いた。
プカン《凄いよ!!あっちの船に宝石がいっぱい!!》
イアン《よォし。船長室に運べ。》
イソカ《食べ物もこんなに!!》
イアン《よォし。それも船長室に運べ。》
ロンゴ《海王類だァァァ!!》
船の近くから巨大な海王類が現れ、船を襲おうとしていた。
プアンは逃げる。
しかし、イアンはロンゴを捕まえて海王類へ放り込む。
イソカ《ロ、ロンゴ!!》
ラパヌイが向かっていき、ロンゴを助けた。
ラパヌイ《待てェ!!》
ラパヌイは接近してくる海王類の顔面へ少し後ろへ跳び上がりつつ、デコピンによる必殺技で海王類を倒す。
船長室にて、イアンと共にラパヌイ達も食事中であった。
イアン《何だ!?その目は!?》と骨を投げる。
イアン《おめェらのシケたツラ見てるとメシがまずくなる。いいか?俺がたまたまこの船に乗り合わせていたお蔭で今日まで生き延びる事が出来てんだぞォ!!感謝はされてもそんな恨めしィ目で見られる覚えはねェ。》
しかし、突然船長室が大きく揺れる。
イアン《な、何だァ!?》
窓には海王類の目が。
ラパヌイ《メシの匂いに釣られて来やがったか!?皆!!外へ逃げろ!!》
イソカ達は逃げ出す。
イアン《あっ待て!!これは俺の船だぞ!!》
しかし、イアンはコケる。
ラパヌイ《皆の命より船の方が大事かよ!?そんなリーダー俺達にはいらない!!》
そしてラパヌイ達は船を脱出し、小舟に乗っていた。イアンも同様であった。
イアン《チクショー。俺の船が・・・》
ラパヌイ《あんな船無い方がいいんだ。俺達の本当の船出はこれからだ。》
イソカ達は頷く。
イソカ「いつも口先ばかりで自分の事しか考えないあなたに、皆愛想が尽きたのよ。」
イアン「嫌われたもんだな。だが、俺が本当にここから出る方法を知っていたらどうする?」
イソカ「また見え透いたウソを。」
イアン「ウソかどうか確かめてみろよ。お前だってルルカの町の事が気になるだろ?エイプス・コンサートに眠っている財宝をかき集めたら死ぬまで遊んで暮らせるんだ。こんな薄暗い霧の中で海賊しながら暮らさなくて済むんだ。な?俺と一緒に外の世界に出ようぜ?」
イソカ「あたし達のリーダーはラパヌイ一人よ。あなたに従う子なんて誰もいないわ。」
イアン「やれやれ。取り尽くしまもねェな。まっ ゆっくり考えといてよイソカちゃん。」
すると、警報が鳴る。
イソカが壁の受話器を取る。
イソカ「どうしたの?」
ラパヌイ「船が来る。全員戦いの準備だ。守りを固めろ!あいつらどうしてここが分かったんだ?」
ラパヌイが双眼鏡で見ると、
ラパヌイ「あっ!?あれは!?プカン!?」
ルフィ「でっけェェ船だなァァ!!」
ララ「確かにおっきい海軍船です!!」
ロビン「難破した軍艦でしょ?」
プカン「うん。今は俺達の隠れ家だけどな。」
ラパヌイが剣を納めた鞘を持って飛び下りて来た。
ラパヌイ「卑怯者!!よくもプカンを。」
鞘から抜く。
ルフィ「何言ってんだおめェ?」
ラパヌイ「問答・・・無用!!」と一振りしたが、ルフィは避ける。
ラパヌイ「プカンを返せ。」
ルフィは帽子を被る。
その頃、ルルカの港辺りにはウェットン市長率いる部隊に、孫のレイク、そして町の皆さんが集まっていた。
一隻の船が登場。
ウエットン「懐かしき我が船・・・」
レイク「けどさ爺ちゃん、どして今になってこの船が帰って来たんだ?」
レイクは一発頭をぶたれる。
ウエットン「市長と呼べと言ってるだろう!」
レイク「はい。」
ウエットン「あれを見ろ。50年前、俺の船はあの霧の中へと消えた。そしてその船が戻って来たという事は、エイプス・コンサートへの扉が開かれたと言う事」
ナミ「つまり、あの中に眠ってるお宝を手に入れるのは今しか無いって事ね?」
ウエットン「その通り。って何でおめェがそれを知ってる!?」
ナミ「だって教えてくれたわよ。あなたのお孫さんが。」
ウエットンはレイクを蹴る。
ウエットン「このボケェ。お宝の事は秘密だとあれほど言っておいただろォ」
レイク「ゴメンなさい爺ちゃん。いや、市長。」
ナミ「出来の悪い家族を持つと苦労するわねェ。」
サンジとチョッパー「「うんうん。」」
ウエットン「いや全く。って何でてめェらに同情されにゃならんのだァ 理由はどうであれエイプス・コンサートの秘密を知ったからにはただでは帰さん。」
徴収隊は銃をサンジ達に向ける。
サンジ「口封じでもしようってか?」
ウェットン「いや、おめェ達は秘密を知っちゃったぜ。1000万ベリー払って貰う なー。」
サンジ「ダジャレかよ。」
ナミ「ていうか高すぎよ。」
チョッパー「っていうかそんな税金ありかよ!?」
ウェットン「払えん税だとでも言うのか?徴収隊!!」
ウェットンは杖を地面を突くと、
ドラム音と共に一人の男性の登場。
???「お呼びですか。ウェットン市長。」
レイク「おう!父ちゃん!」
ナミ達「「「父ちゃん?」」」
ウェットン「こいつらをレインボータワーに送り、重労働の刑に処せ。」
サンジ「何だそりゃ?」
ウェットンは杖で方向を示す。
ウェットン「あれがレインボータワーだ。てめェ達は死ぬまであの塔で働き続ける。朝から晩まで地獄のような重労働、あっという間にあの世行きだ。ああフィリップ こいつらを連れて行け。」
フィリップ「おお!?虹色の霧が出ているではありませんか父上!!今こそエイプス・コンサートのお宝を手に入れるチャンスですぞ!!」
チョッパー「あいつ全部喋ったぞ。」
サンジ「秘密もクソもねェじゃねェか。」
ナミ「親子揃ってバカ丸出しね。」
ウェットンはフィリップにヘッドロックを仕掛けた。
ウェットン「このボケナス。もう良いわ。ヘンゾを呼び出して虹色の霧を調べさせろ。」
レイク「電伝虫を持って来い!!すぐにな!!」
徴収隊「はっ!!」
ラパヌイはルフィに斬りかかるが、ルフィは避ける。ルフィの隣辺りにいるララは一旦後ろを向き、左腕のデバイスを操作し、特殊物干し竿を出現させようとした。
ルフィ「おい。ちょっと落ち着けって。」
ラパヌイ「うるさい!プカンを人質にとって無理矢理おれ達のアジトを聞き出すからだろ!!」
ラパヌイが突っ込んで来るが、ララが出現させた特殊物干し竿を握ってラパヌイの刀を弾き飛ばす。
ララ「人聞きの悪い事言わないでくれるかな。」
ラパヌイ「どうやって刀を・・・。」(ってかなんてピンク髪の綺麗な姿の見た事の無い服と靴の姉ちゃんなんだよ!!いや、そんな事より・・・)
ララは物干し竿をデバイス操作で、物干し竿を消す感じで収納する。
ラパヌイ「何なんだよ!?」
プカン「ラパヌイ。人質なんかじゃないよ。案内してくれって頼まれたから連れて来ただけなんだ。」
ラパヌイ「そう言えって脅されてるんだろ?」
プカン「ホントだよ!!この人達悪い人じゃないって。」
プカンはルフィのゴムである皮膚を伸ばしたりして証明する。
プカン「ほら、こんな事しても全然怒らないし。」
ララ(それはルフィがゴム人間だからよ。)
アイリス「ラパヌイくん 信じて欲しいな。」
ラパヌイ「嘘だ!!それは俺達を油断させる為の作戦だ!」
ロビン「それは誤解よ。私達はエイプス・コンサートから出る方法を知りたいだけ。」
ラパヌイ「知ってどうする?どうせ難破船の財宝を、ありったけ持ち逃げするつもりだろ?」
ヘンゾ「信じてくれラパヌイ。少なくとも彼らはそんな事はせん。」
ラパヌイ「大人の言う事なんか信じられるか!!財宝目当てに決まってるさ。」
アイリス「ダメですねこれは。」
ゾロ「ああ。話になんねェな。」
ウソップ「おおい!!」
ウソップが頭に鍋を乗せ、両手に料理皿を持ってやって来た。
ウソップ「ほらよ。ウソップ特製ランチ出来上がったぜィ!」
ルフィは近寄って放ばる。
ララ「ウソップさん やるぅ!!でも料理できる方だったんですね!」
ウソップ「そうだろ?俺もやるときゃやる男だぜ。おう!お前らも食うか?」
プカン「いいの!?」
プカンも近寄った。
ゾロ「味は保証しねェけどな。」
ウソップ「一言多いっての。」
プカン「うめェ これホントにアンタが作ったのか?」
ウソップ「うん。俺に不可能はねェんだおーいルフィ一人で食うなよ。」
ルフィ「サンジ程じゃねェけど普通にうめェよ。」
ロビン「あっちにも食べたそうな子がいるみたいね。ピンクちゃんにアイリスも行きましょ。」
ララ「はい。」
アイリス「行きます。」
ララは一度制服のボタン付き左ポケットからスマホを取り出して、料理の方へ。アイリスも行くがレプリロイドである彼女は飲食の必要性が無い。
ララはスマホのカメラモードで、写真撮影を行ってから食べる。
ウソップ「おーい!お前達も来いよォ!!」
プカン「これェうまいぞォ!」
アキビ「いいの!?」
ロンゴ「やったァ!!」
アキビ達も飛び降りて、メリー号へ。
ラパヌイ「食い物に釣られるな!パンプキン海賊団の誇りを忘れたか!?」
ヘンゾ「ラパヌイ。誇りじゃ腹は膨れんよ。」
アイリスを除外した皆は食事中。
イソカ「ええ?あなた達
ゾロ「ん?まあな。」
アキビ「ってェ事はあのリヴァース・マウンテンを越えて来たんだ。」
ロンゴ「度胸あるなァ」
ウソップ「そう。俺達はこれまで幾多の冒険を繰り広げて来た。巨人の決闘、島を飲む海王類、秘密結社から一国を救った事もある。」
アキビ「ホント!?」
ロンゴ「すっげェ!!」
ララ「ついでにその一国の王女はこの船に乗っていた事があってね。仲間としての絆も結んでいったの。」
イソカ「ええェ!?」
ロンゴ「ウソ!?」
アキビ「この船にその王女様が、乗っていた事がある!?」
アイリス「私は王女には一度も会ってないけども。その間は召喚されていなかったので。」
ララ「あっ そうだったね。」
ロンゴ「しょ、しょうかん?」
アキビ「ん?」
イソカ「ピンク髪のお姉さん それってどういう事なの?」
ララ「3人に分かるかどうかは別として言うけど、私は霧の外側の世界で生まれ育った人間じゃないの。」
イソカ「それって?」
ララ「私は外側の世界とは違う別世界からの転生者、ようは生まれ変わって来た者、生死の空間で会った女神様の絶大な力でね。アイリスはレプリロイドって存在。」
アキビ「テンセイ・・・。生まれ変わる。それに生死の空間の女神様?」
イソカ「ねェ レプリロイドって?」
ララ「私の世界って地球って言われていて、TVって存在があると遊べるゲームの中で登場した私達人間の心を持ったロボットの事をレプリロイドって言うの。彼女は機械って訳。」
イソカ「えええ!?顔と髪は私と同じみたいに人間に見えるけど!!」
アキビ「アイリス姉ちゃんは頭から足までロボットなの!?」
アイリス「そうなんだ。」
ロンゴ「そうか!!さっきから食べてるトコを一度も見ないと思ったら、アイリス姉ちゃん自身が機械だからなんだ!!」
イソカ「ロボットだから飲食の必要性が無いんだ。」
プカン「すげェェ・・・。」
ララ「アイリスは平和を願う優しさの心を持つロボット。ついでに可愛いし。この左腕に装着中のデバイスで、戻って貰ったり、召喚モードにて召喚ゲートによる呼び出しがいつでも可能なの。ゲーム世界での1から8までのシリーズのボスキャラ達も含めてね。」
ロンゴ「色んなロボット達に会える訳か。」
プカン「アイリス 俺と友達になってくれないか?」
アイリス「ええ。もちろん。」
プカン「ありがとう!!」
アキビ「確かにアイリスって可愛いと思う。戦闘中じゃなくて、今も召喚しっぱなしなのも分かる気が。プカンに対しての優しさを感じた。優しさの心を持ってるよ。」
イソカ「うん。私もアイリスって好きになるかもね。」
アイリス「まァ可愛いって言ってくれるのは嬉しいな。」
アイリスのいい笑顔であった。
アイリス「あとピンク髪のお姉さんじゃなくって、ララさんって名前で呼んであげてね。」
イソカ「うん。ララさん。」
アキビ「ララさん。」
ロンゴ「ララさん!」
イソカ「ララさんって見た事無い服装・・・。靴もだけど。それにとても綺麗だし。」
ロンゴ「僕もそう思う。」
アキビ「ララさん ホント綺麗だよ!!」
ララ「うん。ありがとう。」
ラパヌイ(あのアイリスってのは、髪と顔は人間のように見えるが自身が、レプリロイドとかいう俺達人間の心を持ったロボット、機械だから飲食の必要性が無い・・・。)
ウソップ「まァともかくだ。そんないくつもの窮地を切り抜けて来られたのは、おれ様の知恵と勇気があったからに他ならない。人はな
威厳の念を込めて俺を呼ぶ。キャプテーン。」
しかし、ウソップは1発殴られる。
ウソップ「あんだよ!?」
ゾロ「人がメシ食ってる時にツバ飛ばすな。」
ヘンゾは料理をラパヌイに渡そうとしたが、目の前で落として皿を割ってしまう。
ヘンゾ「ラパヌイ。許してくれ。不甲斐ないこのワシを、虹色の霧の中の中からお前達を救おうとして研究を重ねる事50年。どうにか霧の中まで辿り着く事は出来たが、ワシの不注意で出られなくなってしまった。海賊博士失格じゃ。そんなワシが恥を忍んで聞く。知ってたら教えて欲しい。この霧の中から出る方法を。そして一緒に出よう。ワシらの故郷へ。」
ラパヌイ「出る方法なんて無い。」
ヘンゾ「ええ!?」
ラパヌイ「知っていたとしても、教える筈無いだろ。俺はまだアンタ達の事を信じちゃいないんだからな。」
ウソップ「はぁ お前らそれでも仲間か?」
ラパヌイ「何!?」
ウソップは立ち上がる。
ウソップ「俺達の事はともかく、おっさんはお前達の仲間だろ。仲間を信じないで誰を信じるってんだ!!」
ラパヌイ「勝手な事言うな。いきなり50年だのなんだの言われて信じられると思うのかよ。」
ウソップ「信じろよ。どんなに時間が経とうが、どんなに姿が変わろうが同じ旗の下に集った仲間なら分かり合えるはずだろ!?旗の色は褪せても友情は永遠だろうが!!」
ここで、電伝虫が鳴る。
ヘンゾ「ん?おお!ワシか。はいはい。今出ますよ。」
ヘンゾが電伝虫を取り出すが、ルフィが腕伸ばして奪って応答してしまう。
ルフィ「はい。もしもし。」
ゾロ「いやお前が出てどうすんだよ!?」
電伝虫〈これはこれは、ヘンゾ博士。〉
ルフィ「ああ?お前誰だ?」
フィリップ「はあ?誰ですかあなた?」
サンジが奪う。
サンジ「ルフィか?」
チョッパー「どこにいるの!?」
ナミ「あんた達が勝手に船に乗って行っちゃうからこっちは大迷惑してんのよ!?」
ルフィ「ん?ナミか。」
ウソップ「ナミ達と繋がってるのか?」
イソカ「ナミ?」
ララ「なら良いタイミングかもしれないです。」
ロビン「ええ。彼女と話が出来ると言う事は。」
ヘンゾ「外の世界と繋がってるという事か!?」
電伝虫〈フィリップ。フィリップはいるか!?〉
フィリップ「はい。フィリップ。ヘンゾ博士 どこにいるんです?」
電伝虫〈こちらは虹色の霧の中。〉
フィリップ「ええ?」
ウェットン「何!?」
チョッパー「虹色の・・・」
ナミ「霧?」
ヘンゾ「現在脱出不能に陥っておる。すまんが救出に来て欲しい。」
プカン「迎えが来るの!?」
ロンゴ「僕たちルルカに戻れるんだね!?」
イソカ「良かったわね!?ラパヌイ!」
ヘンゾ「時間が無い。ワシが発明した探索用の安全装置を装備して霧の中に突入するとウェットンに伝えてくれ。」
ラパヌイはウェットンという言葉に反応し、ヘンゾの所へ。
ヘンゾ「それから・・・」
ラパヌイはヘンゾの腕を掴む。
ララ「ラパヌイくん!?」
ヘンゾ「な、何をする!?」
ラパヌイ「お前が今口にしたウェットンっていうのは!?ルルカの町を焼き尽くしたあの男の事だろ!?」
ヘンゾ「待て。ワシはお前達を助ける為にあえてあの男と手を結び。」
ラパヌイ「これではっきりした。お前は俺達の知ってるヘンゾじゃない。パンプキン海賊団の仲間なら絶対にウェットンの手先になったりなど、しないはずだ!!」
ヘンソ「ラパヌイ・・・」
ラパヌイ「その名前で呼ぶな。この裏切り者。」
フィリップ「ああもしもし!?もしもーし!!」
サンジ「やれやれ。やっぱりあいつら霧の中にいるって訳か。」
チョッパー「どうする?」
ナミ「決まってるでしょう?霧の中に行くのよ。」
ウェットン「ちょっと待て。言ったはずだ。俺の許可無くエイプス・コンサートへ入る事は許さん。勝手な事ばかりしていると。んん!?」
ナミ「ねね。さっき言ってた安全装置ってどこ?」
レイク「ああ。この中です。」
レイクは物を渡す。
ナミ「どうも。」
ナミ達は行ってしまう。
ウェットン「バカ者!!そいつらを早く取り押さえろ!!」
徴収隊「はっ!!」
サンジ達は途中で止まる。
チョッパーは人型に巨大化。
チョッパー「行け!!ナミ!!」
ナミ「ええ。ルフィ達とお宝は私に任せておいて。」
徴収隊が接近してくるが、海辺りから海王類が飛び出した。
ナミは悲鳴を上げる。