ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
徴収隊は船内の財宝を回収していく。
財宝はタワーのレーンで自動で運ばれていく。
フィリップ「父上!予想以上の収穫ですぞ!」
ウエットン「うん。奪え。ここにあるお宝を根こそぎ奪うのだ。」
ウエットンの部下はメリー号に上がってきたが、プカンにぶっ飛ばされる。
ゾロ「お前ら!」
ウソップ「無茶すんな!」
アキビ「ここは僕達パンプキン海賊団のナワバリだ。ラパヌイが戻って来るまで僕達が守る!」
ララ「でもね!!」
ヘンゾ「おりゃあ!!」
ロビン「博士!?」
ヘンゾも向かって行く。
ヘンゾ「ワシもパンプキン海賊団の仲間だ!一緒に戦うぞ!!」
ウソップ「俺も手伝うぜ。おっさん。」
ララ「私もやります!」
しかし、電撃が放たれ、ヘンゾを直撃。
アイリス「博士!!」
ロビン「博士!!」
ヘンゾ「やられたァ!!」
ヘンゾはイソカ達が乗る小船に落下し、イソカ達とも共海面へ落ちた。
レイク「てめェらガキ共相手に何手間取ってやがる!!」
イソカ「ああ!?ウエットン!!」
プカン「あいつ若い時のまんまだぞ!?」
レイク「いやだからね。おれはウエットン爺ちゃんの孫のレイクなんだって。そんなに似てる?」
ロンゴ「うん。そっくり。」
レイク「そっかァ。俺のじいちゃんってこんな男前だったのか。」
ウソップ「何なんだあいつは?」
ロビン「変な人。」
アイリス「それは否定できませんね。」
レイク「お前ら大人しくお宝を渡せ!!嫌だってんならこの電撃スーツで黒焦げだぞォ!!」
ナミ「気をつけて!!そいつ電気を使うの!!」
ゾロが刀を構えつつ、小舟へと飛び下りる。
ゾロ「へェ 電気ねェ。いい加減暴れたくてうずうずしてた所だ。電気くらいこの俺の剣で真っ二つに斬ってやる!」
ナミとウソップとアイリスは手を振る。
ナミ「いや電気ってそういうもんじゃ・・・」
ララ「なら私も混ざりますよ!!」
ゾロ「ララ!お前 電撃相手にやれんのか!?」
ララ「私にはあのアーマーがありますから!!」
ララは左腕のデバイスを構え、跳び上がりつつ、電磁波球体に包まれ、ドラゴンゴッドアーマー・エックスへ変わる。そして飛行性能で飛びつつ小船へゆっくりと降りた。
レイク「何だ!?ピンク髪の嬢ちゃんのその姿は!?」
ゾロ「そういえば、開発で電気系に唯一耐性ってか、効かなくするチートアーマーだったよな?」
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「うん。連携とかで戦えばいいと思う。」
レイク「電撃を唯一無効化する鎧だァ!?やってみろよ!!」
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ゼットセイバーも出力結構弱くしようね。」
ドラゴンゴッドアーマー・エックスは右肩のゼットセイバーを抜き、出力をかなり弱くする。
ゾロ「望む所だ。」
レイク「光のビーム剣!?」
霧の外では、チョッパーとサンジが畔で黄昏れていた。
チョッパー「静かだな。」
サンジ「ああ。静かだ。」
チョッパー「皆大丈夫かな・・・」
サンジ「さあな。」
チョッパー「さあなって、そんな言い方ないだろ!?皆の事が心配じゃないのか!?」
サンジ「心配なんていらねェよ。むしろあのクソ市長が生きて戻って来るって方が心配だ。」
チョッパー「はあ?」
サンジ「ルフィ達がクソ市長を片づけちまったら借りが返せなくなっちまう。」
チョッパー「そうか。それもそうだな。」
サンジは立ち上がる。
サンジ「行くか。」
チョッパー「ああ。行こう。」
ルフィ「ゴムゴムのォォォ!ロケットォォ!!」
ルフィはラパヌイを抱き抱えてタワー内を飛び跳ねた。
そして、ウエットンに衝突して止まった。
ルフィ「ふうう。止まった~~。」
イアン「船長!!」
ウエットン「てめェら。この俺の許可なく虹色の霧の中に入り込むとは、勝手に入った税5000万ベリー払いやがれ!!」
ルフィ「ヤダ。」
ウエットン「何だと!?このウエットン様の命令が聞けないって言うのか!?」
ラパヌイ「ウエットン、貴様が!?」
ウエットン「そうだ。偉大にして尊大なるルルカの市長、ウエットンとは俺の事だ。」
ラパヌイ「何だって。海賊だったお前が市長だと!?」
ウエットン「何だ!悪いのか!?」
イアン「船長!!コイツですよ!!俺達の船を盗んだのは!!」
ウエットン「何!?」
ウエットンは思い出した。ラパヌイの事を。
ウエットン「て、てめェ!?あの時の小僧か!?」
ラパヌイ「ルルカの町を焼き払った貴様が市長だと!?認めない。俺は絶対認めないぞ!!」
ウエットン「やかましい。」
ウエットンは右腕の火炎放射を発射し、ラパヌイは避けた際に海に落ちた。
ルフィ「ラパヌイ!?」
ウエットン「小僧。市長はいいぞォ。机に座ったままバカな市民共からしこたま金を巻き上げる事が出来るんだ。獲物を求めて海を彷徨う事も海軍から追われる事もねェ。お気楽極楽な毎日だ。こんなに楽な商売はねェ。お前も生まれ変わったら俺みたいな権力って奴を手に入れる事だな。くだらねェ海賊なんざ、やるだけムダだ。ハッハッハ。」
ルフィはロープを掴み、ウエットンを放り上げた。
イアン「船長!!」
フィリップ「父上!!」
ウエットンは起き上がる。
ウエットン「てめェ・・・何しやが。」
ルフィは腕を伸ばしてから指を伸ばし、ウエットンの顔を掴む。
ルフィ「お前は本当の海賊を知らねェんだ。」
ウエットン「何!?」
ラパヌイ「ルフィ・・・」
ルフィ「権力なんていらねェ。俺達海賊には夢ってもんがあるからな。」
ウエットン「夢だと!?」
エックスとゾロは電撃を食らう。
ゾロは大ダメージを受けるが、ドラゴンゴッドアーマー・エックスは開発での性能・電撃系の無効化により、アーマーが弾く感じであった。
レイク「剣士は大ダメージだが、鎧の嬢ちゃんはダメージそのものを受けていねェのかよ!!」
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「うん。僕がそういう性能として開発したからね。」
レイク「くそっ!!」
ゾロ「てめェの電気をたたっ斬ってやるって言ったろ!」
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ゾロに同じ。」
エックスは出力をかなり弱めたセイバーを構える。
ウソップ「だからよォ 電気を斬って何の意味があんだよ!?」
ロビン「切りましょうか。」
ウソップ「え?」
アイリス「切れるんですか?」
レイク「食らえ!!ローリングサンダー!!」
両腕をクロスさせるが、何も起こらない。
レイク「あれ?どーなってんだよ!?」
ロビン「自慢のスーツもコンセントが抜けては役立たずよね。」
能力による手はコンセントのコードをポイした。
レイクはジタバタしてたが、海面に落ちた。
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「何だったんだ・・・。」
ゾロ「いや、斬らせろよ。」
ウエットン「夢だと!?何だそりゃ言ってみろ。お前らの夢なんざたかが知れてる。金銀財宝を手に入れたいだけだろ?そんな物はな、権力あれば自然と転がり込んでくるもんなんだ。」
ルフィ「海賊の夢。それはな、海で一番の男になる事さ。仲間のあるピンク髪の女は言ってくれた。俺が夢を果たすことを信じてるってな。」
ルフィはウエットンのガラス仮面を握り砕き、引き寄せる。
ルフィ「俺は、海賊王になる男だ!!」
ウエットン「!?」
ラパヌイ「ルフィ・・・」
ウエットンはスーツを脱ぎ、レバーを下ろすと、ルフィの乗ってる足場が落下。
ウエットン「俺に楯突いて無事だった奴はいねェんだ!!骨まで吹き飛べ!!」
ウエットンはタワー内を走って逃げ出す。
イアン「待ってくれ船長!!」
フィリップ「父上!!私は一体!?」
ウエットン「知った事か!!」
ウエットンは右手の火のついたライターを放り投げ、スーツの油に引火する。
イアン「あああ!?」
爆発を引き起こし、霧の中からタワーが連鎖爆発を起こしていく。
サンジ「何だ!?何が起きたんだ!?ああ!?」
タワーは連鎖爆発していく。
チョッパー「レインボータワーが!?」
サンジ「崩壊する・・・。」
霧の中。
小船にドラゴンゴッドアーマー・エックスとゾロは乗っていた。アキビとロンゴも。
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「凄い爆発だったけど。」
ゾロ「チキショー。どうなってんだ!?」
イアン「見捨てられたんだ。」
ロンゴ「ええ!?」
イアン「ウエットンの野郎!!あんな奴もう船長なんかじゃねェよ!ちくしょォォ!!」
ルフィとラパヌイが海面へ上がって来た。
ナミ「ルフィ!!」
プカン「ラパヌイ!!」
ロンゴ「ラパヌイだァ!!」
アキビ「戻って来たんだァ」
イソカ「良かった。ラパヌイ。」
ウソップ「あいつ心配かけやがって。」
アイリス「ホントに良かったです。」
ゾロ「ったく。どこまで迷惑な奴なんだ!」
突然の豪音発生。
ヘンゾ「何じゃ?まさか!?」
ロビン「博士?」」
ヘンゾ「エイプス・コンサートは元々微妙なバランスの上に成り立っておるんじゃ。そんな所で大きな爆発など起こそうもんなら何が起こるか分からんぞ。ああ!?」
ロビン「ああ!?」
空の部分が揺らぎ始めているのだ。
ゾロ「何だこりゃ!?」
ドラゴンゴッドアーマー・エックス「空に歪みの波が生じている!?」
ヘンゾ「空間のねじれがどんどん拡大しておる!!このままでは巻き込まれて全員お陀仏じゃ!!」
ウソップ「何ィィ!?」
サンジ「なんてこった。レインボータワーが完全に沈んじまった。」
霧の外の海面からウエットンが浮かび上がった。
ウエットン「クソォ 未完成だけあってまだまだ強度が足りなかったか。だがまァいい。これで連中は追っては来れまい。お宝は全て俺の物だ!!ハッハッハッハ!!」
ヘンゾ「空が落ちて来る!!時間が無い!!もって1時間ちゅうところか。」
ウソップ「やばいぜ!ここから脱出しないと!」
ナミ「でも、どうやって。」
ロビンはあの本を確認中。
ロビン「この本の著者は1度はエイプス・コンサートを訪れている。外へ出る方法がきっと何処かに。あっ!」
ウソップ「ど、どうした?」
ロビンは本を閉じる。
ロビン「最終巻に続く。っと」
ウソップ「それは何処に?」
ロビンは首を振る。
ウソップ「無いのかァァァァ!!」
ラパヌイ「ああ!!あれは!?」
ルフィ「ん?どうした?」
ラパヌイ「ルフィ。あの光!!太陽の光、夕陽の光だ!!」
ウソップ「夕陽?」
ラパヌイ「ああ。空間の裂け目から太陽の光が差し込んでいるんだ。俺達はあの光を目指して外に出られたんだ。」
ウソップ「ホントか!!」
ヘンゾ「急ぐんだ。いつあの光が消えてもおかしくないぞォォ!!」
ナミ「帆を張って!!全員で力一杯オールを漕ぐのよ!!」
ウソップ達「「「「「おお!!」」」」」
エックスもとっくに船に戻って、変身解除していた。
ララ「アイリス!!私達も!!」
アイリス「うん!!」
ゾロ「おい!!お前らも来い!力を貸せ!!この場所から脱出する!!」
ウエットンの部下であるイアン達もメリー号に乗り込み、皆でオールを掴む。
ナミが笛を吹く。
そして、オールを漕ぎ始めた。
ゾロ「おい何やってんだ漕げよ!」
レイク「やってるじゃねェか!!」
しかし、オールが折れてしまった。
ララ「あっ!?」
ルフィ「あー!折れたァ!!」
ナミ「ちょっと何やってんの!?」
ゾロ「くそォやべェ」
ウソップ「おいまずいぞ!!光が消えかかってる!」
プカン「ええ!?」
ヘンゾ「もはやこれまでか。」
ゾロ「お前ら。降りて後ろから押せ。」
フィリップ「無茶言うな!!」
ルフィ「いや、全員でバタ足すりゃ何とか」
イアン達「「「「「なるかァ!!」」」」」
ララとアイリス「「なりませんから!」」
ナミ「せめて、追い風でも吹いてくれたら。」
ラパヌイ「・・・風が吹けばいいんだな?」
ラパヌイが船から飛び降りた。
ララ「ラパヌイくん!!」
ナミ「ちょっと!!何する気!?」
ラパヌイ「俺達の船を爆破する!」
ロンゴ「ええ!?」
ラパヌイは海軍船へまで泳ぐ。
ラパヌイ「元々海軍の船だからな!大砲の弾が満載だ!そいつに火をつければかなり大きい風が吹くはずだ!」
アキビ「そんな!」
ヘンゾ「待て!ラパヌイ!そんな事したらお前は、お前はどうなるんだ!?」
ウエットン「フッフッフ。俺のお宝だ。俺の!!これだから市長は止められねェ!」
すると、チョッパーは突進してウエットンを突き飛ばした。
次にサンジが蹴り飛ばす。
サンジ「おい。あの霧の中には俺達の仲間がいたはずだ。どした?まさかてめェだけ帰ってきたわけじゃねェよな?」
ウエットンは動揺している。
サンジ「どうなんだ?」
ウエットンは装飾品で光を反射させ、目くらましに使い、逃げる。
サンジとチョッパーは追う。
イソカ達4人も海へ飛び込む。
ロンゴ「ラパヌイ!!」
ウソップ「おい!お前ら何処に行く!?戻って来い!!」
プカン「俺達はパンプキン海賊団だ!」
アキビ「死ぬまで一緒にいるって誓い合った仲間なんだ!!」
イソカ達も行ってしまう。
アイリス「みんな・・・」
ウソップ「お前ら・・・」
ヘンゾ「ラパヌイはお前達を助ける為に海に飛び込んだんじゃ!あいつのする事を無駄にするな!一緒に死ぬ気か!?」
イソカ「あたし達は死なない!ヘンゾ。あたし達は必ず帰るから。何年経っても必ずルルカに帰るから!」
ヘンゾ「イソカ。」
ウエットン「き、貴様ら 市長に手を出して、ただで済むと思うな。市長殴る税9000万ベリー払ってもらうぞ!それでもいいのか!?」
サンジ「構わねェぜそんなもの」
サンジは横の民家を蹴りで破壊。
サンジ「踏み倒してやるからよ。」
ウエットン「何だと!?税金は市民の義務だ!!」
サンジ「何で海賊が税金を払う義務があんだよ!?」
ウエットン「そ、それは・・・」
チョッパー「サンジ!!虹色の霧が消える!!」
サンジ「何・・・」
チョッパー「ルフィ達は、みんなは一体!?」
ウエットン「フハッハッハッハ!これで奴らは帰ってこれまい!永久にな。お前らがいくら頑張ってみた所でおれ様の権力には何の揺らぎもねェんだ!アッハッハッハ!」
そして、海軍船の全砲弾が大爆発を起こし、メリーは飛んでいく。
屋敷の上空の虹色の霧が風を帯びる。
チョッパー「あれは!?」
サンジ「何ィィ!?」
ウエットン「何だと!?」
霧の中からメリー号が出て来た。
そのまま旋回し、海面まで低空飛行し、着水した。船柱は倒れる。船首も取れてしまった。
チョッパー「メリー号が!!」
サンジ「あいつら 無事なのか・・・?」
屋敷が霧に吸い込まれ、市民達に金が撒かれる。
そして、霧が消滅。
チョッパーとサンジ「「皆ァァ《ナミさん ララちゃん》!!」」
ウソップ「くそォ なんてこった!!大切な船がァァ!!」
ルフィ「おう!!サンジ!!久しぶり!!」
ララ「サンジさん!!戻って来ました!!」
サンジ「ナミさん!!ララちゅわ~~ん!!」
しかし、サンジはナミに1発殴られ倒される。
チョッパー「何で!?」
アイリス「サンジ!?」
ララ「サンジさん!!」
ナミはひどく怒っている。
サンジ「どうして・・・?」
ウソップ「甲板に置いてあったお宝皆吹っ飛ばされちまってな。今のアイツに近づかねェ方がいいぞ。」
チョッパーはナミを恐れて逃げる。
ララ「サンジさん!大丈夫ですか!?」
ララはサンジに近寄る。
サンジ「ララちゃん・・・。」
サンジは手をララに伸ばし、ララはそれを掴む。
そこで、大砲音が。
ルフィ「ん?」
パスクワ少佐「そこまでだ!海賊共!!」
サンジ「海軍?」
ウソップ「俺達を追って来た奴らだぜ!」
少佐がやって来た。
フィリップ「助けてくれ!!こいつら市民の財宝を根こそぎ奪おうとする大悪党なんです!」
少佐はフィリップの右手首を握る。
パスクワ少佐「これは、100年前に海賊に奪われ、行方不明になっていた秘宝 ウィルシャー王女の指輪。どうしてこれを?」
フィリップ「い、いやこれは・・・」
パスクワ少佐「まさか盗んだわけでは?」
フィリップ「滅相も無い!!エイプス・コンサートに眠っていたお宝です!」
レイク「そうそう!難破船から運び出しただけなんだ!!」
パスクワ少佐「なるほど、という事は誰の持ち物ではないというワケだな。」
フィリップとレイク「「何!?」」
女性海兵「少佐。あちらに持ち出したと思われる財宝の山を発見しました。」
パスクワ少佐「よし。我々海軍が全て没収する。」
ウエットン「待て!お宝には指一本触れさせェぞ!!それは、俺の宝だ!!」
パスクワ少佐「持ち主無き財宝は世界政府の物。それを着服した場合は全て海賊行為とみなす。」
ウエットン「上等だ。元々俺は海賊よ!欲しい物は実力で奪うぅ!!」
ウエットンは斧を振り上げる。
ルフィとウソップとアイリス「「「危ねェ《危ないです》!!」」」
しかし、パスクワ少佐は右手の人差し指で振り下ろされた斧の柄の部分を受け止める。
パスクワ少佐「今のは自供と判断するが、よろしいか?海賊ウエットン。」
ウエットン「何!?」
パスクワ少佐は左手のデコピンでウエットンの額に命中させ、吹っ飛ばす。
ヘンゾ「まさかお前は・・・?」
パスクワ少佐はサングラスを外すと、年取ったラパヌイの顔だったのだ。
ヘンゾ「ラパヌイ!」
ルフィとウソップとララとアイリス「「「「ウソォォ《ええェェ》!?」」」」
女性海兵「言ったでしょ?必ず戻るって。」
ヘンゾ「イソカ・・・?」
イソカは頷く。
ラパヌイ少佐「ウエットン一味を全員逮捕しろ。」
イソカ達「「「「はっ!!」」」」
ウエットン達は連行されていく。
ウソップ「お前ら みんな生きてたのか・・・。でもどうして?」
ラパヌイ少佐「爆発の瞬間 俺達も外の世界に放り出された。しかし、そこは今から50年前の世界だったのさ。」
ロビン「やっぱり、あの霧は時間軸までも歪めてしまっていたのね。」
ヘンゾ「だったらどうしてもっと早く。」
ラパヌイ少佐「権力を傘に着てるウエットンを倒すには別の権力、そう。海軍の力を利用するしかない。そう思ってな。だがそれだけの地位を手にれるのにちと時間がかかっちまった。」
ヘンゾ「そうだったのか・・・」
ラパヌイ少佐「この海軍の服を着ちゃいるが、心は今もパンプキン海賊団だ。ヘンゾ お前の仲間だ。これからもずっとな。」
ヘンゾは泣く。
ヘンゾ「・・・ラパヌイ。」
ラパヌイ「それと、言い忘れたがルフィ海賊団、ただしララの姉ちゃんとロボット娘のアイリスを除いてお前達も逮捕する。」
ルフィ達「「「何ィィ!?」」」
ララ「でも私とアイリスは除外なんだ・・・。イレギュラーハンターの存在と役割が大きすぎるんだ。」
ウソップ「んな事よりこの白状者ォォ!!メシ食わせてやった恩忘れたかコノヤロォォ!!」
ラパヌイ少佐「正義を背負った海軍たる者、賞金首の海賊を見逃すわけにはいかん。だが、なんて事だ!!今我々はウエットン一味を海軍本部に護送しなければならん!このままではルフィ海賊団をみすみす取り逃がしてしまう事になる!!しかしとても我々では手が足りん。至急海軍基地に応援を要請。いやいやそれが来るのは明日になるか、明後日になるか。その間に奴らが逃げてしまったらそれきりだ!!ああ参ったァ!!どうにもならーん!!」
ラパヌイ少佐は船へ行ってしまう。
ララを含むルフイ達「「「「「わざとらしいよラパヌイくん《な、おい。》」」」」」
メリー号は出航する。
ヘンゾ「本格的な修理はすぐには無理じゃ。応急処置ではあるが少なくとも水漏れはせんはずじゃ。ありがとうルフィ。そしてその仲間達。これで長年続いたワシの研究も終わる。」
店の主人「そいつは困るぜ。」
市民「虹色の霧はまたいつ現れるか分からないんだろ?」
市民「あんなものあっちゃうちうち海にも出られねェ。」
店の主人「作って欲しいんだ。虹色の霧を避ける道具を。」
ヘンゾ「お安い御用じゃ。」
ラパヌイ少佐達はルフィ達に敬礼。
イソカ(ララさん。私 頑張っていきます。あなたのように優しく強い女性になるべく、これからも。)
ララはイソカに親指を立てる。
イソカは涙目である。
ラパヌイ少佐(虹色の霧は永遠の国。昼も無ければ夜も無く、病も無ければ老いも無い。海はエメラルドのように輝き、空はミルクの如く我々を包む。この地の虜となり、しあまたの船には数えきれぬほどの財宝が眠っていた。まさに地上に残されし最後の楽園。我らはその国の王者だった!」
ラパヌイ(攻め入る海賊共を蹴散らして楽園の平和を守る、その名もパンプキン海賊団!!我らが霧の中で体験したこの不可思議な冒険の数々、書き記しておこうと思う。今後 この地を訪れる冒険者達の為に。)
イガラムがあの本を棚に戻す。
ラパヌイ(その冒険者達の名は、我らを元の世界へと導いてくれた恩人。ルフィ海賊団。)
ルフィ「それにしても、面白いトコだったなァ。」
ナミ「そう?コリゴリよ 船の墓場なんて。」
ララ「私もアイリスもあそこは遠慮しますね。」
アイリス「はい。」
ナミ「ララもアイリスもそう思うわよね。」
ルフィ「ずっといんのはヤダけどよ。たまには遊びに行きてェな。」
チョッパー「そんなにイイ所だったのか?」
何がパラパラと落ちて来た。
ゾロ「ん?雨?」
サンジ「雨・・・じゃねェ。」
ウソップ「あられか?」
サンジ「違う。何か降って・・・」
ララ「あっ!?」
アイリス「!?」
ルフィ達は驚愕する。
巨大ガレオン船が逆さ状態で降って来たのだ。
ルフィ達は悲鳴を上げる。
アニメ版だと、この次から原作の空島編になる訳ですね。