ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第162話「現実主義者!?ベラミー一味」

ルフィとゾロは町へ向かっていく。

 

ナミ「無理よ・・・あの2人が騒動(トラブル)を起こさないわけがない!!」

 

ララ「二人ならやりかねませんね・・・」

 

ウソップ「ああ・・・ただでさえヤバそうな町だ・・・限りなく不可能に近いな・・・」

 

ナミ「それじゃダメなのよっ!!」

 

ナミも船から飛び降りる。

 

ウソップ「あっナミ!!!」

 

ララ「ナミさん!?」

 

アイリス「ナミ!?」

 

チョッパー「行っちゃった・・・・・・」

 

ナミ「待ってルフィ!!ゾロ!!」

 

ウソップ「・・・・・・まァ大丈夫だろ あの二人がいりゃ・・・」

 

ララはスマホを胸ポケットにしまう。

 

ララ「私も行きます!!」

 

ララも船から飛び降りる。

 

ウソップ「ララも!?」

 

アイリス「ララ様 私は!?」

 

ララ「アイリスは船番しててよ!!」

 

アイリス「船番!?」

 

ウソップ「アイリスは船番!?」

 

サンジ「ナミさんやララちゃんが行くなら俺も行くぞ」

 

ウソップ「お前も残ってくれよ!!」

 

ウソップ「アイリスもいるとはいえ、船が襲われたら」

 

チョッパー「行かないでくれェ!!!」

 

アイリス「サンジ 船番してましょう。」

 

サンジ「わ・・・わかったよ。」

 

サンジ「・・・・・・ん? ロビンちゃんは・・・・・・?」

 

ウソップ「・・・・・・?」

 

アイリス「そういえば・・・」

 

チョッパ-「あれ??いない」

 

 

ルフィ「「ワタクシはこの国では決して」「ケンカしないと誓います」」

 

ララ「私は女の子なので、手荒な事はされないと思いますけど・・・」

 

ナミ「ララはそうでしょうけど、二人はホントにお願いね。」

 

ルフィ「あーーー」

 

ゾロ「あーーー」

 

ララが歩いてるせいで、周りの男性はララに見惚れてしまっている。

 

ナミ「ねェ 周りの男共がこっちを見てない?」

 

ララ「前に言った私の特殊能力のせいですね・・・最弱で発動中なので。」

 

ナミ「そうなの!? それよりさっきの気の抜けた返事!! あんた達が騒動起こすとね!!この町に居られなくなるの そしたらもう空へなんて行けないんだからね」

 

ルフィ「あーーー」

 

すると、一人の男が倒れていた。

 

ナミ「わ・・・誰!?」

 

ルフィ「みろ落馬した」

 

ララ「ええ 落馬しましたね」

 

ゾロ「落馬したな」

 

男「ア・・・ア ゴホ!!・・・ゲフッ!!」

 

男「おっ血ィ吐いた」

 

男「ああ吐血だな」

 

男「っていうか とても奇妙な服装での美しいピンク髪の娘がいるんだが・・・」

 

男達は見惚れてしまっている。

 

男「よし・・・すまんがお前ら・・・立たせてくれ」

 

ゾロ「お前自分で起きる気ねェだろ」

 

男「・・・いやいや悪いな ・・・ハァ乗れた・・・」

 

男「・・・おれは生まれつき体が弱いんだ・・・・・・!! ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・さァ行こうストロンガー」

 

馬も吐血した。

 

ルフィ、ゾロ、ララ「「「馬もかよッ《馬もですかっ》!!」」」

 

ルフィ達3人はイイツッコミだった。

 

男は黒いリンゴがどっさり入った木の籠を差し出す。

 

男「お礼といっちゃ何だが・・・おひとつどうだい」

 

ゾロ「怪しすぎだ 要らねェからさっさと行け」

 

ルフィはひょいと拾い上げ口に咥える。

 

ルフィ「お りんごじゃん いただきます」

 

ララ「ルフィさん!!」

 

ゾロ「オイオイ食うな食うな!!」

 

その時、ある店が爆発を起こした。

 

「何だ 何があった!!」

 

「ーーーそれが・・・さっき妙な男からリンゴ・・・を受け取った奴らが・・・それを食って・・・!!」

 

「5人!!爆発した!!!」

 

「畜生ムチャクチャやりたがる!!!」

 

「店の中は惨劇だぜ・・・!!!」

 

ナミ「そんな・・・・・・!!!」

 

男はにやりと笑う。

 

ナミはルフィの首を掴み、ガクガクする。

 

ナミ「ルフィ!!?吐きなさい 今食べたリンゴすぐに!!!」

 

ルフィ「うえっ!!うえげ!!も・・・もう飲んじまったよ!!」

 

ララ「ちょっとおじさん!!」

 

ゾロ「てめェ何のマネだァ!!!」

 

ゾロは刀に手を掛ける。

 

男「・・・・・・アハハ・・・・・・ゴホ・・・いやあ大丈夫だ ”ハズレ”を引いたんなら一口目であの世へ行ってたさ ハァ・・・ハァ・・・ セーフだ・・・そいつは」

 

男「お前・・・・・・アハハ・・・・・・ゴホ」

 

ルフィ「?」

 

男「運がいいな」

 

ルフィ達は先を行く。

 

ナミ「何なのよこの町っ!!」

 

ルフィ「まー荒れるなよナミ」

 

ナミ「あんたねェ!!!今 意味なく殺されかけたのよっ!!?」

 

ルフィ「そんな事もあるんだなァ」

 

ナミ「あってたまるかァ!!異常よ!!こんな町でまともに情報なんて得られるのかしら」

 

ララ「うまくいけば得られるんじゃないですか?」

 

ナミ「全然根拠が無いでしょうか!!」

 

「オイ またあいつがやらかしやがった!!」

 

ナミ「!」

 

「!!・・・あの格闘チャンピオン・・・・・・・・か・・・」

 

「これで犠牲者は何人目だ!?」

 

「別に名のある”賞金首”ってわけでもねェ どこの誰なんだ 一体・・・・・・」

 

「ウィッハハハハハァ!!!」

 

「関わらねェ方がいい・・・」

 

ルフィとゾロ「「チャンピオン!?」」

 

ルフィとゾロはチャンピオンって単語に反応。

 

ナミ「何で張り合おうとしてんの!!?」

 

ララ「王関係の単語に反応しすぎです!!」

 

 

ゾロ「ここはどこだ・・・・・・?」

 

ルフィ「あんまり騒がしくねェみてェだ」

 

ナミ「ーーーというより静かで」

 

ララ「まあ 静かではあります・・・」

 

ナミ「・・・・・・ここは素敵 ガラ悪い町だけどこんなとこもあるのね」

 

ルフィ「海に別荘があるのか 海上のリゾートだな まさに・・・」

 

ゾロ「しかし 人がいねェな・・・うまそうな食い物の匂いすんだけどな・・・・・・」

 

ララ「食堂でもあるんですかね・・・」

 

ゾロ「あるだろうな・・・」

 

男「お!!お・・・お客様っ!!お客様困ります!!勝手に入って頂いては・・・」

 

男「と・・・当「トロピカルホテル」只今 ベラミー御一行様の貸し切りとなっておりますので」

 

ゾロ「ホテル?ホテルなのかここは・・・」

 

ララ「それにしては・・・言っちゃマズイ気がしますけど・・・」

 

男「ベ・・・ベラ・・・ベラミー様に見つかっては大変な事になりますので どうかすぐにお引き取りを」

 

ルフィ「何だよいいじゃねェか 入るくらい」

 

ナミ「誰よベラミって」

 

サーキース「オイどうした」

 

男「ヒエ~~~~~~!!!」

 

男「サ・・・サーキース様 お帰りなさいませ いえ これは その・・・」

 

ララ(あの男確かベラミー一味の副船長!!)

 

ペケ(なんと副船長とは!?)

 

サーキース「どこの馬の骨だ その小汚ねェ奴ら・・・」

 

連れの女性「言い訳はいいから早く追い出して!いくら払ってココ貸し切りにしたと思ってんの!?」

 

サーキース「まあ 一人スッゴイ奇麗なピンク髪の嬢ちゃんはいるがな・・・まあ 帰んなクソガキ・・・・・・!!」

 

サーキースも若干魅惑(チャーム)に引っかかっていた。

 

ルフィ「オイ こいつぶっ飛ばしていいか?」

 

ナミ「だめっ!!!」

 

サーキース「フン・・・ハハ!!面白ェ奴らだ この俺をぶっ飛ばす・・・!?」

 

サーキース「ピンク髪の嬢ちゃん以外は貧相なナリじゃねェか ホラ これで好きな服でも買うといい」

 

サーキースは貨幣と紙幣を投げバラまく。

 

連れの女性「サーキースもったいないわよ コイツらなんかに」

 

サーキース「ハハ・・・ケツでもふいた方が有効だったかな」

 

ペケ(なんという無礼な二人でしょうか!!)

 

ララ(ペケ 私は気にしてないよ・・・。)

 

ナミはムカっとし、ルフィは拾おうとした。

 

ナミ「行くわよ!!不愉快っ」

 

ナミはルフィの顔を掴みつつ引っ張る。

 

ルフィ「イーイージヴンで歩くかやよ」

 

サーキース「へへへ・・・・・・」

 

連れの女性「アハハハ ダッサイ何あれ それはそうとさ サーキース 今のピンク髪の奇妙な服の小娘に若干見惚れてなかった?」

 

サーキース「それは否定できねーな。すっげー奇麗なピンク髪の嬢ちゃんだったぜ・・・」

 

男「サーキース!リリー! あんまりからかってやるなよ でも一人は注意は必要だがな。」

 

サーキース「ん? 何だそこにいたのか」

 

男がまずルフィの手配書を見せた。

 

男「あいつらもあいつらなりに・・・一生懸命ここまで旅して来たんだぜ ホラ」

 

女性「そりゃアンタやベラミーに比べりゃゴミだけど」

 

男「”並”のレベルじゃよく頑張ってる方だ・・・・・・!!」

 

男「ーーーあァ どうせ これから始まる”新時代”にもついて来れやしないだろう」

 

サーキース「だがよ 一人に注意ってのはどういうこった?」

 

男「もう一枚は今のピンク髪の小娘だぜ! 初頭から金額が異常であり得ねェし不自然だ! 見ろよ金額をよ!」

 

女性「確かに初頭から20億越えって不自然よねェ・・・何かの能力者だったり?」

 

男「それは聞いてねェよ。」

 

サーキースはルフィとララの手配書を手に取る。

 

サーキース「ーーーだがへェ・・・麦わらの帽子の奴が”3千万”か、小娘の方は、名はアメノ・ララ 確かに初頭から20億3000万って異常な金額はあり得ねェし、どう考えても不自然だよなァ 一度ベラミーに見せてみるか」

 

酒場

 

ルフィ達は酒場店内で飲んでいた。ナミの左隣に座っていたララは16歳の少女、未成年なので果物ジュースを注文し、胸ポケットから出したスマホも操作、片耳イヤホン接続で動画視聴していた。しかし一部の男性客はチャームに引っかかっていた。

 

男(あのピンク髪の嬢ちゃん 美しすぎる・・・)

 

男(なんてキレイなピンク髪に容姿とスタイルいい嬢ちゃんだ・・・)

 

店長「ーーーこの「モックタウン」は・・・・・・海賊達が落としてく金で成り立つ町だ」

 

店長「海賊達は稼いだ金を湯水の様に使ってってくれるからな ケンカや殺しは”日常”だが無法者達も町の人間には滅多に手を出さねェ 金があろうと接待する者がいなきゃ楽しめねェだろう?」

 

ララ「まあ 確かにそうですね・・・」

 

ナミ「ーーーだけどほんとやな感じよ この町」

 

店長「ワハハッ・・・まあそう思うのがまともだろうな だが あいにくまともな奴の方がこの町では珍しい 4日もありゃ”記録ログ”は貯まるから ゴタゴタに巻き込まれねェウチに ここを出るんだな」

 

店長「にしてもピンク髪の嬢ちゃん きれいだな・・・。スタイルは抜群過ぎて、思わず見惚れちまったよ。」

 

ララ「あ・・・ありがとうございます。」(店長さん チャームに引っかかってるわね・・・)

 

ナミ「4日か・・・・・・ ・・・・・・じゃ2日も居られないわね・・・」

 

ナミ「ねェおじさん」

 

ルフィ「オィイ!!おっさんっ!!!」

 

ルフィがカウンターを叩くと同時にルフィの右隣に座っていた男も同じく叩く。

 

店長「ん? どうした」

 

ゾロ「?」

 

ルフィ「このチェリーパイは死ぬ程マズイな!!!」

 

男「このチェリーパイは死ぬ程ウメェな!!!」

 

ルフィ「ん?」

 

男「ん?」

 

ララ(後の”王下七武海”になる黒ヒゲ!!)

 

ペケ(ほう・・・あのひげ男が!!)

 

ルフィと男は同時に呑み、

 

ルフィ「このドリンクは格別に うめェな!!!」

 

男「このドリンクは格別に マズイな!!!」

 

ルフィと男は顔だけ向き合い、火花散る。

 

男「てめェ 舌 オカシイんじゃねェのか」

 

ルフィ「お前 頭 オカシイんじゃねェのか」

 

店長「・・・・・・まァおれはコックじゃねェからどっちでもいいんだがよ・・・・・・・・・」

 

ルフィ「おっさん おれ 肉”50コ”お土産に」

 

男「オヤジ おれァチェリーパイ”51コ”お土産に」

 

ルフィ「あ・・・やっぱおれの肉52コに」

 

男「わりィおれのパイは53コだ」

 

ルフィ「いや肉は54コ」

 

男「パイ55コ」

 

ルフィ「肉60コ」

 

男「パイ70コ」

 

ルフィ「80コ」

 

男「100コ」

 

ルフィと男「「何だお前 やんのかァ!!?」」

 

ララ「ちょっとルフィさん!!」

 

ゾロ「何でケンカになってんだお前ら!!!」

 

ナミ「ルフィ!!約束したでしょ!!?それに 肉 何十個も買って帰るお金ないわよ!!買い出しじゃないんだから」

 

男「おめェ・・・海賊か・・・!?」

 

ルフィ「ああ そうだ!!」

 

男「懸賞金は」

 

ルフィ「3000万!!!」

 

男「3千万!?お前が・・・??」

 

男「そんなワケあるかァウソつけェ!!!」

 

ルフィ「ウソなんかつくかァ本当だ!!!」

 

ゾロ「やめろ!!」

 

店長「ホラホラ店ン中で乱闘はゴメンだぜ てめェは コレ 持ってさっさと帰んな!! チェリーパイ50コ」

 

店長は風呂敷に包み手渡す。

 

男は店を出て行った。

 

すると、一人の男が店へはいってきた。

 

ベラミー「”麦わら”を被った男とピンク髪の小娘の海賊がここにいるか?」

 

客「べ・・・!!!ベラミーだァ!!!」

 

店の外では

 

男「オイ・・・・・・こりゃ一体何だよ・・・」

 

男「”処刑人ロシオ”の墓場さ・・・・・・」

 

男「まるで戦争の跡だな 町なかで大砲でも乱射した奴がいるもか!?」

 

男「さァ・・・目の前で見てた奴らにも何が起こったのかわからなかったってんだから わかる訳ァねェよ・・・・・・」

 

男「一つだけはっきりしてる事といやァ・・・ロシオの相手が ベラミーだったって事くらいか・・・・・・」

 

店内

 

客「”ハイエナのベラミー” 間違いなくーーー」

 

客「何かの実の”能力者”だ」

 

ララはスマホの電源を一度スタンバイで切り、咄嗟に胸ポケットにしまう。

 

ベラミー「へェ・・・お前が・・・?3千万の首か・・・・・・”麦わらのルフィ” そしてピンク髪の小娘 アメノ・ララ 20億3000万らしいがこれってホントなのかよ?」

 

ララ(来た!ベラミー・・・)

 

ペケ(客も言ってましたが、能力者ですか・・・。)

 

ララ(うん 超人(パラミシア)系だよ・・・)

 

ルフィ「何だ・・・・・・?」

 

ゾロ「ルフィ お前とララに用みてェだぜ」

 

ララ「やっぱり 手配書は確認してますか・・・。」

 

ララは若干気まずい表情で顔を伏せる。

 

ナミ「ねェベラミーって・・・さっきホテルを貸し切ってた奴の名前じゃない?」

 

客「聞いたか あの麦わらのチビ 3千万だと」

 

客「あれ・・が・・・・・・?」

 

客「あの美しさのあるピンク髪の嬢ちゃん 20億3000万だとか・・・初頭からそっちの方があり得ねェけどホントなのかよ・・・?」

 

ルフィ「でっけー奴によく会うな」

 

ベラミーはルフィの隣に座る。

 

ベラミー「おれに一番高ェ酒だ それとこのチビとピンク髪の娘に好きなモンを」

 

ララ(私も!?)

 

店長「・・・・・・ああ」

 

ナミ「見て あいつらさっきの・・・」

 

ベラミー一味も店に入ってきた。

 

ララ(ゾロゾロと入ってきたよ・・・。)

 

ペケ(ですね。)

 

ベラミー一味の女「なに この店 クサイ汚い クサイ汚い よくこんなトコで飲めるわね」

 

ベラミー一味の男「しかも安そうなラムばっか」

 

サーキース「んん? 何だ 満席じゃねェかよ・・・・・・」

 

数人の男性客がナイフに気づく。

 

客「・・・・・・何だ あのナイフは・・・ ・・・アイツだろ”ビッグナイフサーキース”ってのは」

 

男「席くらいすぐに空けろ」

 

サーキース「気の利かねェ奴らだ」

 

サーキース「フン・・・」

 

サーキースはナイフの血を舐める。

 

ララ(ナイフの血を舐めてる・・・)

 

ペケ(あまりいいものではないですね・・・)

 

客「何だ この店で大ゲンカでも始めるつもりか?」

 

客「関係ねェ飲もう・・・・・・へへ」

 

店長「ホラ お待ちどう」

 

店長はルフィとベラミーに注文の飲み物を置き、

 

店長「嬢ちゃんにもだ・・・」

 

ララ「あ・・・はい。」

 

店長「っつうか 嬢ちゃん 顔が気まずくなってるが、大丈夫かよ?」

 

ララ「だ・・・大丈夫です・・・」

 

ベラミー一味の女「ベラミーもモノ好き・・・」

 

サーキース「全くだ・・・」

 

ベラミー「まァ飲め」

 

ルフィ「おお ありがとう」

 

ベラミー「ピンク髪のお前も飲めって」

 

ララ「いえ・・・その・・・。」

 

ベラミー「何だ? 変な娘だぜ・・・。」

 

ルフィ「なんだ いい奴だな」

 

ルフィが飲もうとした時である。

 

ナミ「え!?」

 

ゾロ「ルフィ!!!」

 

ララ「ルフィさん!!!」

 

ルフィ「ん?」

 

ベラミーがルフィの頭をカウンターに叩きつけ、そのカウンターを壊してしまったのだ。

 

客「うわっ!!!やりやがった!!!」

 

サーキース「どうかしてるぜベラミの奴ァ!!ハハハハ!!」

 

ベラミーに刀が突きつけられる。

 

ベラミー「何のマネだ!? 下っ端」

 

ララ「ゾロさん!!」

 

ゾロ「その質問にゃあ・・・・・・お前が答えろよ」

 

ナミ「ゾ・・・ゾロちょっと待ってよ まだこの町で何も聞き出してないのよ!?」

 

ゾロ「うるせェ!!!売られたケンカを買うだけだ!!!」

 

ルフィは立ちあがった。

 

ベラミー「ん・・・ 立ち上がるのかハハッハァ!!」

 

ルフィ「よォし・・・覚悟できてんだなお前」

 

ララ「ルフィさん・・・」

 

客「オオ!? あいつらベラミー相手にやる気だぞ」

 

客「わっはっはっはやれやれ!!!」

 

ベラミー「ハハッハハハ!!!こいつはケンカじゃなくてテストさ!! 来い 力を見てやる・・・」

 

ルフィ「?」

 

ナミ「ルフィ!!!待って!!!」

 

ナミは店長に尋ねる。

 

ナミ「ねェ おじさん!!私達”空島”へ行きたいの!! 何か知ってる事はない!?」

 

ベラミー「・・・!!!」

 

客達「「「!!?」」」

 

客「・・・・・・!!」

 

ベラミー一味の女「ウソでしょ・・・・・・?」

 

ベラミー一味の男「何言った今・・・あの女」

 

ルフィ「?」

 

ナミ「・・・・・・”空島”へ行く方法を・・・」

 

ルフィ「?」

 

「「「「「ぎゃあっはっはっはっはっは!!!ハッハッハッハッハ!!!」」」」」

 

店長を除く店内のベラミー一味含む男女全員が大笑いし出したのだ。しかもバカにする程の態度で。

 

客「・・・・・・”空島”だと・・・・・・!!! うわっはっはっは!!!勘弁してくれ!!!」

 

ナミ「・・・・・・何よ・・・!!だって 記録指針(ログポース)はちゃんと空を指してるのよ!!?」

 

一部の客は表情が唖然するが、またバカ笑い。

 

客「ロ・・・ロ・・・!!”記録指針(ログポース)”はちゃんと・・・・空を指してるのよぅ!!?」

 

客「ひゃあっはっはっはっはっは!!! ”記録指針(ログポース)ってのは・・・すぐイカレちまうもんさ」

 

ナミは赤くなってしまう。

 

ペケ(いくらなんでも笑い過ぎでは!?)

 

ララ(うん そうなんだけど・・・でもホントに空島へは到着できるから!!)

 

ペケ(ララ様がそうおっしゃるなら・・・)

 

ベラミー「ハハッハハハハッハハハハハ・・・!!」

 

ベラミー「オイオイ・・・参ったぜお前らどこの イモ野郎だよ・・・・・・」

 

ベラミーが続けようとしたが、ララが口を挟む。

 

ララ「私とナミさんは女なので、野郎じゃありませんよ。ついでに大笑い中の皆さんにちょっとした注意ですね。」

 

客「な・・・・何だよ!? ハッハッハッハ」

 

ララ「笑い過ぎには注意ですよ。笑い過ぎで死んでしまった人って何人かはいたそうですから!」

 

一部の客「えっ!? マジかよ!?」

 

ララ「マジです。医学的にも証明されてる事で、笑い過ぎて心臓あるいは肺に負担もかかって、「心不全」ってのを起こして窒息して亡くなったという理屈ですが。」

 

客達は徐々にだが、大笑いを止めた。

 

ルフィ達をバカにした大笑いを、笑い過ぎによる死亡に対する注意としてやめさせたのだ。

 

ナミ(ララの注意力凄い・・・。周りの笑い過ぎを止めた。笑い過ぎで死を迎えた人ってララの居た世界で実在するのね・・・。)

 

ゾロ(ララってある意味スゲー女だよ。・・・っていうか、笑い過ぎで死んじまった奴っているんだな・・・。)

 

ララ「話の続きをどうぞ。」

 

ベラミー「ああ あんな大昔の伝説を信じてるのか? 空に島があるって?? 一体 いつの時代の人間だよ・・・」

 

ベラミー「”偉大なる航路(グランドライン)”の変わった海流は今 次々と解明されてる ”突き上げる海流(ノックアップストリーム)”もその一つだ」

 

ルフィ「?」

 

ベラミー「そういう海流がある事がある事も知らねェんだろうな・・・その海流の犠牲になった船は空高く突き上げられそのまま海へたたきつけられる」

 

ベラミー「何も知らねェ昔の航海者は船が降る奇怪な光景を見て「空島」を思い描いた「きっと空にはもう一つの世界があるんだ」・・・!! ハッ!!バカな現象には全て理由があるもんだ」

 

ルフィ「・・・・・・」

 

ベラミー「”夢”の理由なんざ 今に全て解明される!!」

 

ベラミー「呆れたぜ・・・・・・お前とそこのピンク娘もテストして”新時代”への船員(クルー)に加えてやろうと思ったのに」

 

ベラミー「とんだ妄想野郎だ・・・・・・」

 

ベラミー「いいか・・・海賊が夢を見る時代は もう終わったんだ!!! 黄金郷!?エメラルドの都!? 大秘宝「ワンピース」!!?」

 

ベラミー「”夢の宝”に目がくらんだアホ共は足元の利益に気づかねェ・・・!! この海の時代に誰よりも強く海を渡れる野郎共が」

 

ルフィ「・・・・・・」

 

ベラミー「ありもしねェ幻想に振り回されて死んでいく!! 死んだバカはこう言われるのさ」

 

ベラミー「「あいつは夢に生きて幸せだった」!! ハハッハ・・・!!!負け犬の戯言だ!!!」

 

ベラミ「そういう夢追いのバカを見てるとおれァ ムシズが走るんだ!!!」

 

ベラミーは酒瓶で、ルフィの顔を殴りつけた。

 

ナミ「ルフィ!!!」

 

ゾロ「・・・・・・?」

 

ララ「ルフィさん・・・・・・。」

 

ルフィは仰向きに倒れる。

 

ベラミー「てめェみてェな軟弱なヤロー共が海賊でいるから 同じ海賊を名乗るおれ達の質まで落ちちまう!!」

 

客「うわー弱ェなコイツは」

 

ビールの入った投げ出され、ルフィの顔の右横の床に当たり、割れた。

 

客「へっへへへ・・・・・・出て行きなウジ虫共 酒がマズくならァ!!」

 

客「ベラミーの言う通りだヒャヒャヒャ」

 

酒瓶が次々と投げつけられる。

 

客「出てけ出てけ!!」

 

客「この町から消え失せろ!!」

 

ナミ「うっ・・・」

 

ララ「酒瓶投げないで・・・。」

 

サーキース「おいベラミー!! 店中が「ショー」を希望してるようだぜ?」

 

ベラミー「そりゃお安い御用だ・・・・・・!!!」

 

ナミ「ルフィ!! ゾロ!! ついでにララもお願い!! あいつらぶっ飛ばして!!!」

 

ルフィ「ゾロ そしてララ」

 

ゾロ「?」

 

ララ「はい・・・。」

 

ルフィ「このケンカは 絶対買うな!!!ララは女の子だから手荒な事はされないだろうけどな・・・。これでも船長命令だ。」

 

ララ「船長命令なら仕方ないです・・・。」

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