ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第164話「うそつきノーランドの子孫」

メリー号は進み、ジャヤの地図の場所へ向かっていた。

 

ウソップ達は船の修理をしていた。ララとメイドのアイリスも手伝っていた。

 

ウソップ「まったく あのオランウータンめっ!!! 船をさらには破壊してくれやがってよォ!!」

 

ララ「あのボイス攻撃は威力は凄かったですけど・・・。」

 

アイリス「そうだね・・・船体を剥がすくらいの威力だから」

 

ゾロ「ああ・・・気がつきゃいつの間にかボロボロだな この船も・・・かえ時か?」

 

ウソップ「勝手な事言ってんじゃねェぞてめェまで!!」

 

ルフィ「文句言っても仕方ねェよウソップ!!G・M(ゴーイングメリー)号もおれ達の大切な仲間なんだ 頑張っておれ達でよ!直してやろうぜ!!」

 

ウソップ「ルフィ・・・!!おめェって奴ァ・・・・・・」

 

ルフィはまた壊してしまった。

 

ルフィ「あ」

 

ウソップ「てめーーーーーー!!!!」

 

ララ「ルフィさん・・・。」

 

アイリス「ウソップ ムサシが言ってたと思いますけど、家が燃やされた時、「形あるものいずれ崩れ去るのじゃ」って。」

 

ウソップ「確かに、言ってたけどよ・・・」

 

地図の場所に着いたメリー号。

 

ロビン「着いたわ 地図の場所」

 

ナミ「ここに例の・・・誰だっけ?」

 

ロビン「モンブラン・クリケット」

 

ナミ「ーーーその夢を語る男(・・・・・)が住んでるのね?」

 

ウソップ「す・・・」

 

ルフィ「すげェ!!!」

 

ルフィ「あれがそいつの家なのか!!?」

 

ウソップ「スッゲー金持ちなんじゃねェのか!!?」

 

ララ「外見上は凄い金持ちそうなんですけど・・・」

 

アイリス「確かに・・・」

 

ゾロ「バーカ よく見ろよ」

 

サンジ「夢見る男ねぇ・・・少なくとも見栄っ張り(・・・・・)ではある様だな」

 

チョッパー「? なにが??」

 

ルフィが背面に回ると、

 

ルフィ「げ!!! ただの板!!?」

 

ウソップ「なにーーーーーーっ!!?」

 

ララ「どれだけ見栄っ張りなんですか!?」

 

アイリス「ほんとに・・・」

 

ゾロ「本当の家は半分(・・)だけ・・・あとはベニヤ造りだ」

 

サンジ「ずいぶんとケチな男らしいな・・・」

 

ナミ「一体 どんな夢を語って町を追われたの?」

 

ロビン「くわしくはわからないけど・・・このジャヤという島には莫大な黄金が眠ってると言ってるらしいわ」

 

ウソップ、ララ、アイリス「「「黄金()()()()()()》」」」

 

ナミ「どっかの海賊の埋蔵金かなにか!!?」

 

ロビン「さァ・・・どうかしら」

 

ここでララはアイリスを連れて、船の静脈認証システムのあの扉の前へ一度連れて行く。

 

ロビン「ピンクちゃん アイリスを連れてどうしたのかしらね?」

 

ナミ達は船を降り、

 

ナミ「掘るのよチョッパー!!”金”が出るわ」

 

チョッパー「え!?掘ったら出るのか!?」

 

チョッパーは変形し、地面を角で掘り始める。

 

サンジ「こんな辺境に一人暮らしかァ・・・・・・」

 

ルフィ「こんにちはーーーー!!おじゃまします!!」

 

ウソップ「おめェはイキナリかよ!!!」

 

ララとアイリスは扉の前で、

 

ララ「アイリス 空島に行ったら入国門みたいな所で、一度デバイスに戻ってくれる? ゲートが見えてきたらこの扉に身を潜めてこっそりデバイスに消えるように戻ってね。」

 

アイリス「という事は?」

 

ララ「不法入国者の一人にしたくないのよ・・・。門番に写真撮影でもされて記録に残ったらマズイの。通過してからまた特別枠の召喚だからね。バレないって」

 

アイリス「ララ様 優しい・・・。私ってそれだけ特別なレプリロイドって事?」

 

ララ「うん だって平和を願う優しい心を持った女性レプリロイドだもの。」

 

アイリス「うん。空島での入国ゲートが見えてきたら、この扉に身を潜めてこっそり消えるように一旦デバイスに戻るから。」

 

ララ「よし決まり。上陸しよう。」

 

アイリス「うん! でも上陸の際は通常のレプリロイド姿で!」

 

アイリスは目を閉じて、念じ光に包まれると、レプリロイド姿に戻った。

 

アイリス「戻ったよ!!」

 

ララ「じゃあ行こう!! でもタブレットの入った高校のカバンも一緒にね。扉の中に一度入って取って来る」

 

ララは認証でロックを外し、扉を開けて、中に入る。

 

ララ「視聴覚室にカバン置いてあるから・・・」

 

ララは室内のカバンを一度開けて、タブレットを残して、入れてあった前の制服は取り出して、ハンガーにでも掛ける。

 

タブレットの入ったカバンを背負い、扉に向かい、外へ出る。

 

アイリス「ララ様!!」

 

ララは扉を閉じて、静脈認証で扉をロックした。

 

ララ「じゃ 行こう!!」

 

ララとアイリスは船を降りようとした。

 

ロビン「ピンクちゃん アイリスと何やってたの?」

 

ララ「空島ってどんな所だろうなって・・・ね?」

 

アイリス「はい!!」

 

ロビン「その背負ってるのは?」

 

ララ「私が生前で学校通学に使っていたカバンです。」

 

ロビン「そうなのね。」

 

ララ「中にタブレット入ってるので、では」

 

ララとアイリスは上陸した。

 

ロビン「たぶれっと?」

 

ナミはサンジが小さい時に読んだと言う一冊の絵本を朗読していた。

 

ジャヤ「モックタウン」

 

ベラミー「ハハッハハ!!ハハッハァ!! あの「モンブラン・ノーランド」の子孫が 「モンブラン・クリケット」!?」

 

ベラミー「ガキの頃によく聞かされたもんだ ”北の海(ノースブルー)”でその童話を知らねェ奴ァいねェよ」

 

サーキース「おれ達ァ全員”北の海(ノースブルー)”の出だからな よく言われたぜ ウソばかりついてるとノーランドみてェに死刑になるぞってな!!」

 

ベラミー「ハハッハハ・・・・・・・・・・!!・・・・・・こりゃますます面白ェ事になってきた・・・・・・!!!」

 

サーキース「まさか この”ジャヤ”があの童話の舞台だったとはな!!」

 

一味の男「そして「うそつきノーランド」の子孫が 400年経った今この島で黄金探しをしてるってわけか・・・!!」

 

一味の男「大ウソつきと笑われて死んだ先祖の汚名を晴らす為に!!?」

 

ベラミー「ハッ・・・アハハハ!! ハハッハハハハハハハハハ!! 何て面白ェ一族なんだ!!!ハハッハハハハハハハ!!! 金紛の一粒でも持って帰りゃあ 400年前の汚名が今さら晴れるとでも思ってんのか!? ハハッハハハめでてェ頭の持ち主らしい!!!」

 

 

ナミ「あわれ ウソつきは」

 

ルフィは岸で座って海を覗き込む。

 

ナミ「死んでしまいました・・・”勇敢なる海の戦士”に・・・なれもせずに・・・」

 

ララ「いや 表情がおかしいんですけど!!」

 

ウソップ「俺を見んなァ!!! 切ない文章勝手に足すなァ!!」

 

ルフィ「ぎゃあああ~~~~~っ!!」

 

ララ「ルフィさん!?」

 

アイリス「ルフィ!?」

 

ナミ「え!? ルフィが海に落ちた!!」

 

ウソップ「!!? 何やってんだ!!?お前!!!」

 

岸に一人の人物が這い上がってきた。

 

???「てめェら誰だ!!!」

 

頭の上が栗のようなおじさんが登場。

 

サンジ「おいウソップ ルフィを拾っとけ!!」

 

???「人の家で勝手におくつろぎとはいい度胸 ここらの海は おれのナワバリだ 狙いは”金”だな 死ぬがいい」

 

おじさんはサンジに蹴りを繰り出してきたが、サンジは避ける。

 

左腕による突きを繰り出し、しかし寸前でサンジは左足で何とかガードした。

 

おじさんが銃を撃ってきて、サンジは何とか後ろへ体を反らした。

 

ララ「サンジさん!!」

 

アイリス「サンジ!!」

 

チョッパー「サンジ~~~~!!!ああああああ」

 

ナミ「サンジ君っ!!!」

 

サンジ「ご心配なくっ 当たってねェよ!!」

 

おじさんは連続で撃って来る。

 

サンジ「ーーーだがちょっと待てェ!!!」

 

ゾロ「バカがナメてかかるからだ・・・」

 

ゾロは刀を構える。

 

ララ「こうなったら私も・・・」

 

ララは左腕の袖をめくり、デバイスを構えつつ、二人は走るが、

 

ゾロ「ん?」

 

ララ「え?」

 

おじさんは銃を落とす。

 

ウソップは海に落ちたルフィを救出。

 

ウソップ「何やってんだ お前一体・・・!!」

 

ルフィ「ウ・・・海がら・・・ゲホ!! 泡が出てたからよ ケホ 海のぞいてたら急に栗が出てきて・・・!! 栗は実はおっさんで・・・海に引きずり込まれて・・・」

 

ウソップ「ん?」

 

おじさんは倒れる。

 

サンジ「オイ・・・オッサン!?」

 

おじさんは建物のベッドに寝かされる。

 

チョッパー「タオルをもっと冷やしてきて 窓は全開に!!」

 

ゾロ「潜水病?」

 

ルフィ「このおっさん病人なのか」

 

チョッパー「うん ダイバーがたまにかかる病気さ 本当は持病になったりする様なものじゃないんだけど」

 

ララ「なら 何かから感染した可能性は?」

 

チョッパー「それは無いな・・・海底から海上へ上がる時減圧が原因で 体の中のある元素が溶解状態を保てずに その場で気ほうになるんだ 気ほうは血管や血管外で膨張するから血流や筋肉・関節に障害を与える・・・」

 

ルフィ「ーーーあァ怪奇現象ってわけか」

 

ララ「ある意味怖っ・・・」

 

アイリス「うん・・・」

 

チョッパー「この人はきっとその気ほうが体から消える間もないくらい 毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」

 

ナミ「一体何の為に・・・・・・!?」

 

チョッパー「わからないけど・・・危険だよ 場合によっては”潜水病”は死に至る病気だ」

 

???「おーーーマシラじゃねーか おめー生きてたのか」

 

マシラ「生きてた?何の話だ」

 

???「いーからいーからとにかくさっきの銃声は何なんだ」

 

マシラ「そうだぜ兄弟 おやっさんの身に何か起きたんじゃ」

 

???「急げ!!ハラハラするぜ!!」

 

建物へ入ってきそうだったのは、ウソップ達が会ったあの二人であった。

 

「「おやっさァん!!!大丈夫かァ!!?」」

 

ルフィ達「「「「「「「!!」」」」」」」」

 

「「??」」

 

ウソップとチョッパーは動揺して騒ぐ。

 

ウソップ「うわ~~~~~~~!!おれ達を殺しに来やがったァ!!」

 

チョッパー「ギャ~~~~~~!!」

 

???「おめェらここで何してんだァ!!」

 

マシラ「おやっさんに何をしたァ!!!」

 

ルフィ「何だお前ら 今このおっさんを看病してんだからどっか行けよ」

 

ウソップ「バカ!! まともに話なんか聞いてくれるか!!相手は野生なんだぞ!!!窓から全員避難せよ!!」

 

ララ「避難なんか必要ないでしょ?」

 

マシラと???「いい~~~~~奴らだなあ」

 

ウソップ「聞ィてるよっ!!!」

 

ルフィ、ララ、アイリス、マシラと相方は建物の外で雑談中。

 

ララ「皆さん ここに住んでるんで?」

 

マシラ「まァこのおやっさんの家が 「猿山連合軍」の本拠地ではあるんだが」

 

マシラ「たいがいはてめェらの船で寝泊まりだ」

 

???「おれ達にこの家は小さすぎるからな ウォッホッホッホ!!」

 

アイリス「お二人がでかすぎるんですって!!」

 

ルフィ「だよなー!! まー巨人のおっさん達から見たら 耳くそみたいなもんだけどな」

 

ウソップ「ララとアイリスも一緒だが、何であいつら物凄いうち解けてんだ」

 

ゾロ「ララはルフィの奴と同類なんだろ、アイリスは心を持ったロボット・レプリロイドだ。機械だからすこしだけ巨大な奴に対しては恐怖感がほとんど無いんだろ。」

 

マシラ「若干茶髪のお前さんは何なんだ? 体はまるで機械のように見えるが。」

 

ララ「アイリスは心を持ったロボット・レプリロイドって存在なんです。」

 

???「レプリロイド? 心を持ったロボットだァ!?」

 

マシラ「ロボットが心を持つとかそっちの方があり得ないんじゃねェのか?」

 

ララ「でも開発しちゃったんですから、しょうがないんです。」

 

ルフィ「おいララ!!」

 

ララはルフィに耳打ち。

 

ララ「教えるのはこれくらいで十分です・・・」

 

ルフィ「うーーーん・・・」

 

???「だが おめェらそんなにチビっこいくせにコイツを蹴り飛ばすとは大したモンだぜ」

 

ララ「蹴り飛ばした人間に私は含まれてませんが」

 

???「嬢ちゃんはそうなのか!?」

 

ララ「でも力はありますが・・・」

 

ルフィ「まあ お前にもできるよ」

 

???「え?そうか?」

 

ルフィ「あーできる」

 

チョッパー「ルフィ!!ララ!!アイリス!!気が付いたぞ!!」

 

相方はマシラを蹴り飛ばした。

 

ルフィ「起きたか」

 

ララ「とりあえず良かった。」

 

ルフィとララとアイリスは中へ行って来る。

 

ルフィ「ひし形のおっさん!!聞きてェ事があんだよ」

 

アイリス「教えて頂けると嬉しいんですけど」

 

おやっさん「迷惑かけたな おめェらをいつもの 金塊狙いのアホ共だと思った」

 

ナミは目がBマークになり、

 

ナミ「え!? 金塊をお持ちなの!?」

 

ウソップ「狙うな狙うな」

 

おやっさん「おれに・・・聞きてェ事ってのは何だ?」

 

ルフィ「”空島”に行きてェんだ!!」

 

ララ「行き方教えてくれません?」

 

おやっさん「空島?」

 

おやっさん「ウワッハッハッハッハ!!!お前ら空島を信じてるのか!!?」

 

ナミは怒っておやっさんを殴ろうするが、ウソップはナミの右腕を抑える。

 

ウソップ「オイ やめろ 病人だから~~~~~~~!!!」

 

ルフィ「”空島”はねェのか!?」

 

おやっさん「フフ・・・」

 

おやっさん「さァな・・・あると言っていた奴を一人知ってるが そいつは世間じゃ伝説的な大うそつきその一族は永遠の笑い者だ」

 

ルフィとララがハッとウソップを見る。

 

ウソップ「おれじゃねェよ ってかララ おめェもかよ!?」

 

おやっさん「「うそつきノーランド」そういう昔話がある」

 

ルフィとララがまたウソップを見る。

 

ウソップ「だからおれじゃねェって!!名前違うだろ」

 

ナミ「子孫!? そしてここがあのお話の舞台なの!?」

 

ララ「ある意味凄いんじゃ!?」

 

アイリス「ホントに!!」

 

おやっさん「・・じいさんのじいさんの・・・そのまたじいさんの・・・俺の遠い先祖さ 迷惑な話だ 奴の血なんざおれには蚊程も通っちゃいねェだろうに・・・」

 

おやっさん「モンブラン家は当時 国を追われ肩身せまく暮らすも 人の罵倒は今もなお続く・・・ーーーだが 一族の誰一人 奴を憎む事はない・・・」

 

ナミ「なぜ?」

 

おやっさん「ノーランドが類まれなる正直者だったからだ」

 

ララ「え!!?」

 

おやっさん「絵本にあるノーランドの最期の言い訳はこうだ 「そうだ!山のような黄金は海に沈んだんだ!!!」」

 

おやっさん「アホ面そえて描いてあるが 実際は大粒の涙を流した無念の死だったという」

 

おやっさん「到着した島は間違いなく自分が黄金都市の残骸を見つけたジャヤ それが幻だったとは到底思えない」

 

おやっさん「・・・ノーランドは地殻変動による遺跡の海底沈没を出張したが 誰が聞いてももはや苦しまぎれの負け惜しみ 見物人が大笑いする中ノーランドは殺された」

 

ウソップ「じゃあ!!だからおっさんはそのモンブラン家の汚名返上の為に 海底の黄金都市を探してるのか!?」

 

おやっさん「バカ言うんじゃねェ!!」

 

おやっさんはウソップに向かって発砲した。辛うじてウソップが倒れるように避けたので、壁にヘコミが出来る程度に留まる。

 

ララ「ウソップさん!!」

 

チョッパー「ウソップーーー!!」

 

おやっさん「大昔の先祖がどんな正直者だろうがどんな偉大な探検家だろうが おれに関係あるか!!!」

 

おやっさん「そんなバカ野郎の血を引いてるってだけで 見ず知らずの他人から罵声をあびる子供(ガキ)の気持ちがお前らにわかるか?? おれはそうやって生きてきたんだ!!!」

 

おやっさん「だが そうさ この400年の間には一族の名誉の為にと この海へ乗り出した者も数知れねェ その全員が消息不明になったがな」

 

おやっさん「おれはそんな一族を恥じたーーーそして家を飛び出し海賊になった」

 

ララ「おお!!」

 

ルフィ「へーーーおっさんも海賊なのか」

 

おやっさん「別になりたかったわけじゃねェ ノーランドの呪縛から逃げ出したかったんだーーーしかし10年前・・・・・・冒険の末おれの船はなんとこの島に行き着いちまった」

 

おやっさん「くしくもモンブラン家を ノーランドを最も嫌い続けた このおれだけが行き着いた 絵本の通り黄金郷などかけらも見当たらねェこの島の岬に立つと これも運命(さだめ)と考えちまうーーーもう逃げ場はねェ・・・・・・」

 

おやっさん《決着(ケリ)をつけようぜ ノーランド》

 

船員《冗談じゃねェ!!! 船長・・・・・・おれ達ァあんたの一族の問題につき合う気はねェ》

 

船員《どうしても黄金を探すってんなら一人でやってくれ ここでお別れだ》

 

おやっさん「あるのならそれもよし・・・ねェのならそれもよし・・・別に黄金を見つけて 奴の無実を証明したいわけじゃねェ」

 

おやっさん「おれの人生を狂わせた男との これは決闘なのさ」

 

おやっさん「おれがくたばる前に・・・白黒はっきりさせてェんだ・・・!!!」

 

ララ「決闘って自分の命まで掛けるような事なのですか!? それってただのケンカで決闘とは言わないのでは!?」

 

おやっさん「おれにとっちゃ命まで掛けないケンカと命がけの決闘は似たようなもんなんだよ・・・。」

 

アイリス「あら・・・」

 

ララ「合っているような間違っているような・・・」

 

ウソップ「まさに男の・・・・・・!!」

 

ルフィ「・・・・・・じゃああいつらは? さる達は何でここにいるんだ?」

 

ウソップ「・・・・・・そりゃまた海底にかける男達の拳で語る熱いドラマがあったんだろうなァ」

 

おやっさん「あいつらは絵本のファンだ」

 

ウソップ「ファンかよ」

 

ララとアイリス「「ただのファンですか!!」」

 

ナミ「ずいぶん簡単なつながりね」

 

おやっさん「5・6年前になるか おれの噂を聞いて押しかけてきた「ノーランドの黄金は絶対あると思うんだ」ってな」

 

マシラ「ショ~~~~じょ~~~~~!!!」

 

マシラ「いきなり蹴り飛ばすとはてめェ覚悟はできてんのか!!!」

 

ショウジョウ「オウオウ とんだいいがかりだぜ マシラ おれを怒らすんじゃねェぞ」

 

おやっさん「ーーーここらの海は深いんだ・・・・・・暗く冷たい海中ではより一層の孤独がつきまとう おれは一人で来る日も来る日もただ潜って探す日々・・・」

 

おやっさん「そんな生活の中にズカズカと入り込んで来て 勝手におれの手下になって暴れ回りやがる ああいう一途なバカには」

 

おやっさん「正直 救われるんだ・・・わかるか・・・・・・?」

 

ウソップ「わかるぜ そうだよな・・・本物の同志ってのは ただそれだけで心強く・・・」

 

ルフィ「まーでもさるの話は置いといてよ」

 

ウソップ「じゃ聞くな!!!歯ァくいしばれ~~~~~!!!」

 

ルフィはウソップをどかす。

 

ルフィ「だから・・・・・・!!」

 

ルフィ「おれは”空島”に行きてェんだよ おっさん!!!」

 

ララ「何とかできませんか!?」

 

おやっさん「・・・・・・フフフせっかちだ・・・だから話してやったろ ”空島”の証言者はその「うそつきノーランド」こいつに関わりゃおめェらもおれと同じ笑い者だ」

 

おやっさんは一つのぼろ状態の書を取り出す。

 

ルフィ「え!? そいつ空島にも行った事あんのか!?」

 

おやっさん「残念ながら行ったとは書いてねェが・・・・・・」

 

ララ「日記か何かですか?」

 

ナミ「航海日誌じゃない!?・・・まさかノーランド本人の!!?」

 

おやっさん「そうさ その辺・・・読んでみろ」

 

おやっさんは日誌をナミへ放り投げた。

 

ナミ「わっ」

 

ナミは航海日誌を開く。

 

ナミ「すごい・・・400年前の日誌なんて・・・・・・海円暦1120年6月21日快晴 陽気な町ヴィラを出航・・・”記録指針(ログポース)”に従い港より まっすぐ東北東へ進航中である」

 

ナミ「日中出会った物売り船から珍しい品を手に入れた「ウェイバー」というスキーの様な一人乗りの船である・・・無風の日でも自ら風を生み走る不思議な船だ コツがいるらしく私には乗りこなせなかった 目下 船員(クルー)達の恰好の遊び物になっている」

 

ララ(ウェイバーめっちゃ乗ってみたい。ナミにしか乗りこなせなかったけど、ライドチェイサーと似た感覚で私は操縦できるはず!!)

 

ペケ(ララ様なら必ず操縦出来ましょう!!)

 

ナミ「・・・ウソッ!!何これ欲しい~~!!」

 

ルフィ達とララ、アイリス「「「「「いいから先読めよ《読んでください》!!」」」」」

 

ナミ「この動力は”空島”に限る産物らしく空にはそんな特有の品が多く存在すると聞く ”空島”といえば探検家仲間から生きた「空魚」を見せて貰った事がある 奇妙な魚だと驚いたものだ」

 

ナミ「我らの船にとっては未だ知らぬ領域だが船乗りとしては いつか”空の海”にも行ってみたいものだ「モンブラン・ノーランド」」

 

ナミ「”空の海”だって・・・」

 

ララ「凄いです!!」

 

ルフィ「おう!!ロビンの言ってた通りだ!!」

 

ウソップ「それにこの時代じゃ”空島”があって当たり前の様に書いてあるぞ」

 

ルフィ「やっぱりあるんだ!!!」

 

ウソップ「やった~~~~~~!!!」

 

ララ「空島へゴーーー!!」

 

アイリス「きっと行きましょう!!」

 

ルフィ達は賑わう。

 

おやっさんは建物を出る。

 

マシラ「おォ!!おやっさん!!体の具合はどうだ?」

 

おやっさん「絶好調だ 黙って聞けお前ら あいつらが好きか?」

 

マシラ「?」

 

ショウジョウ「何でそんな事」

 

おやっさん「どうしてもあいつら”空島”へ 行きてェらしい・・・」

 

ショウジョウ「”空島”って・・・・・・行くとしたら方法は一つ」

 

マシラ「あいつらだけじゃ即死だぜ おやっさん・・・・・・!!」

 

おやっさん「だからだよ・・・おれ達が 一丁・・・・・・手ェ貸してやらねェか」

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