ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第167話「船は空をゆく!突き上げる海流に乗れ」

ナミ「何やってんのよっ!!!あの二人はもーーーーっ!!!」

 

ナミ「朝よもう朝!!! 約束の時間から46分オーバー!!海流に乗れなくなるわよ!?だいたい帰りは金塊持ってるんだから重くて遅くなるでしょ!?そういう計算できてないのよ あいつの頭では!!」

 

ウソップ「いや・・・最初(ハナ)っから時間の計算なんてしてねェと思うぞ」

 

サンジ「ああ 100%な」

 

アイリス「でもララ様もいるので、金塊運びは手伝っているかもしれませんよ?」

 

ウソップ「それもあんのかな・・・。」

 

チョッパー「仮に勝ったとして、二人共寄り道とかしてねェよな?」

 

ナミ「それはそれで間に合っても許さないわ」

 

ゾロ「どうなんだよお前は」

 

ルフィ「おーーーーーい!!」

 

ララ「みなさーーーん!!」

 

アイリス「ララ様!!」

 

サンジ「お ララちゃんも戻って来たんだね!?」

 

ショウジョ「!」

 

マシラ「よかった 帰って来た!!」

 

ルフィ「やったぞ~~~~~~~~!!」

 

ウソップ「ルフィ ララ急げェ!!!出航時間過ぎてんぞ!!!」

 

ルフィ「これ・・見ろ!!!」

 

ルフィの右手にはクワガタが握られていた。

 

ルフィ「ヘラクレス~~~~~!!!」

 

ウソップ達「「「何しとったんじゃーーーー!!!」」」

 

ルフィとララは外見的に変化したメリー号を見て、

 

ルフィ「うわっ!!すっげェな~~~~~!!!」

 

ララ「まるで鶏の羽~~~~~!!」

 

ウソップ「”G・M(ゴーイングメリー)号フライングモデル”だ!!!」

 

ルフィとララ、チョッパーは目が輝く。

 

ルフィ「飛べそ~~~~~!!!」

 

ララ「そんな気がします~~~!!」

 

ウソップ「だろう!!?」

 

アイリス「見た感じは飛べるハズです!!」

 

ナミ「私 あれ見ると不安になるわけよ・・・」

 

ゾロ「まァ そうだな 鶏よりハトの方がまだ飛べそうな・・・」

 

ナミ「それ以前の問題でしょ!!バカねっ!!」

 

ルフィはおやっさんの目の前に金塊の入った袋を置く。

 

マシラ「さァ船を出すぞ!!準備はいいか野郎共!!」

 

船員「アイアイサー~~~~!!」

 

船員「ウォ~~~ホ~~~~!!」

 

ララは建物内のカバンを取りに行き、アイリスと共に船へ乗ると、ララはスマホで女神様に連絡し、アーマーパーツカプセルとデータ転送マシンに水分でショートしない為の絶対防御結界を張ってもらった。この時にアイリスはメイド姿へチェンジした。

 

おやっさん「さっさと船に乗れ 時間がねェ 空へ行くチャンスを棒に振る気か・・・!!!」

 

おやっさん「バカ野郎が」

 

ルフィ「うん ありがとう船」

 

おやっさん「礼ならあいつらに言え」

 

ルフィ「ああ!ありがとうおめェら!! ヘラクレスやるよ!!」

 

船員「ホントかよいいのかよ!!!お前メチャクチャいい奴じゃねェか!!!」

 

マシラ「とにかく急ごう 船に乗れ!!!間に合わねェぞ!!!」

 

ショウジョウ「おれ達が先導するからついて来い!!!」

 

ウソップ「ルフィ!!急げ!!!」

 

ルフィ「ああ!!」

 

おやっさんは袋に手を置く。

 

ベラミー《ハハッハハ!! 黄金郷はノーランドが思い描いた空想の産物だ》

 

おやっさん「猿山連合軍!!!」

 

船員「ウォ~~~~ホ~~!!!」

 

船員「アイアイサ~~~~!!!」

 

おやっさん「ヘマやらかすんじゃねェぞ!!! 例え何が起きようと!!!こいつらの為に全力を尽くせ!!!」

 

ルフィは乗船する。

 

ルフィ「よし!!行こう!!」

 

ナミ「みんな出すわよ!!」

 

ウソップ「よっしゃあ!!」

 

ララ「はーーーい!!」

 

アイリス「はーーーい!!」

 

サンジ「ア~~~~イ!!ナミさん♡」

 

おやっさん「小僧!! おれァ ここでお別れだ!! 一つだけ これだけは間違いねェ事だ・・・!!」

 

ルフィ「!?」

 

おやっさん「”黄金郷”も”空島”も!!!過去誰一人 ”無い”と証明できた奴ァいねェ!!!!」

 

ルフィ「うん!!! ・・・・・・」

 

おやっさん「バカけた理屈だと人は笑うだろうが 結構じゃねェか!!」

 

おやっさん「それでこそ!! ”ロマン”!!!」

 

ルフィ「”ロマン”か!!!」

 

ララ「”ロマン”ですか・・・。」

 

おやっさん「そうだ!!!」

 

おやっさん「金を・・・・・・ありがとうよ・・・・・・!!おめェら 空から落ちてくんじゃねェぞ!!!」

 

ルフィ「ししし!!」

 

ララ「フフッ!!」

 

メリー号は出航する。

 

ルフィ「じゃあな おっさん!!!」

 

ララ「色々とお世話になりました!!」

 

ナミ「色々ありがと クリケットさん!!」

 

ウソップ「おやっさん 黄金郷はきっとあるぜ!!!」

 

ルフィ「おっさん 無茶すんなァ!!」

 

クリケット「余計なお世話だァ!!」

 

 

イカダ状の海賊船

 

「もう朝だぜ」

 

「どうだ 何か見えるか」

 

「まだ対岸の影も見えねェな」

 

「本当に”空島”へ行くと?あいつら」

 

「ああ そう言ってた 追いかけるにゃ厄介だ その前に決着ケリをつけたいが、あのピンクの嬢ちゃんは避けておくか。」

 

 

マシラ「いいか 現在午前7時だ!! 現場付近に到達するのがおそらく午前11時頃」

 

マシラ「おやっさんが話した様に”突き上げる海流(ノックアップストリーム)”の 立ち上がる位置は毎回違うから それ以前に到着して その位置を正しく”探索サーチ”しておく必要がある」

 

マシラ「少し予定より遅れちまったら・・・オイ!!聞いてんのか!?おれの説明を・・・」

 

ルフィは森の主らしきデカ鳥の顔を触る。

 

ルフィ「見てろ見てろ」

 

ルフィが離すと、鳥は正面を向いた。

 

ルフィ「ほら!!正面向いた!!」

 

ウソップ「いやーーー変わった鳥もいるもんだな」

 

ララ「ですね・・・あの森ではバカでかい虫達の司令塔かと」

 

アイリス「あの森の主とも言えますね・・・。」

 

ルフィ「ホントに南しか向かねェんだコイツ!!コンパスみてェだな 面白ェ~~~~」

 

鳥は怒り鳴く。

 

アイリス「何て言ってるの?」

 

チョッパー「「南じゃない方を向いてお前達を困らせてやる」って」

 

ララ「おお!!」

 

ルフィ「うっはっはっやってみろ!!」

 

鳥は逆方向を向く。

 

ララ「あっ」

 

ルフィ「お!」

 

ウソップ「北向きやがった!!」

 

しかし鳥はイライラとそわそわし、元の正面を向く。

 

ウソップ達は大笑いし、ララとアイリスは大笑いではないが、若干静かに笑う。

 

ルフィ「南向かないと落ち着かねェんだ」

 

鳥「ジョ~~~~~~~~~!!!」

 

船員「何だ どうしたんだ!?」

 

船員「おいお前らァ~~~~~!!!大園長(おおボス)を怒らせんじゃねェぞォ!!」

 

ショウジョウ「まーーーーいーーーーからいーーーーから ハラハラするぜ あいつらのシカトップリには・・・・・・!!」

 

ルフィ「まーそんなにあせってもしょうがねェからさ! 楽に行こうぜ!!」

 

サンジ「誰が予定を遅らせたんだよ」

 

マシラ「ーーーだがそりゃそうだ 何時間も緊迫し続けたってしかたねェ」

 

ショウジョウ「成程な・・・・・・よーし 野郎共 気を抜きながら全速前進~~~」

 

マシラ「ウッキッキ~~~~~~・・・・・・・」

 

ルフィ「は~~~~・・・いい天気だ・・・・・・」

 

ショウジョウ「ウォ~~~~・・・ホ~~~~~~~~・・・」

 

ゾロ「大丈夫かオイ・・・」

 

ちょっとだけ時間が経過し、ララはメリー号の例の扉の中に入る事にした。アイリスも同行である。

 

静脈認証システムでロック解除して、中に入ると、扉は閉じて一度鍵を掛ける。ララは素の自分として振る舞い、ちょっとだけ一息つく事にする。

 

視聴覚室に高校カバンを置く。

 

アイリス「ララ様 疲れた?」

 

ララ「少しかな・・・下着もそろそろ変えようかしらね・・・ランジェリーをセクシー系の黒でね。ペケ 一度ロボ姿になっていいよ!」

 

ペケ「いいですが、下着で過ごすのですか?」

 

ララ「外すのは上だけよ。空島に着いたら上半分は夏用の水着に近い衣装がいいかな。スマホは取り出してと・・・」

 

ララはスマホを胸ポケットから取り出すと、ペケを髪から外し、ペケはロボ形態へチェンジする。ララはスマホを持ったまま首輪や靴下を含む制服が消えて、白の上下下着姿となる。

 

ララ「脱衣所に行こう。でもその前にサンジ君に貰った貝殻を飾っときたい・・・。」

 

ララはカバンに入れておいた貝殻を取り出すと、机の置いてあるノートPCの近くに飾った。

 

ララ「うん 良い感じ!」

 

ララとアイリス、ペケは脱衣所に向かって入ると、

 

ララ「洗濯機に下着を入れてと。」

 

ララは上下の下着を脱ぎ、フタを開けた全自動洗濯機内に放り込むと、スマホで女神様に連絡する。

 

ララ「女神様 今の私の姿のサイズに合うセクシー系の黒の上下下着 お願いします!! 特に胸は本家のララちゃん同様の89なんで、サイズあるか分かりませんけど。」

 

女神〈問題ありませんよ!〉

 

女神が錫杖を振ると、ララの足元にセクシー系の黒上下下着が現れる。

 

ララ「確かに セクシー系の黒の上下ね・・・。」

 

ララはとりあえず、洗濯が先なので洗剤を専用口に適量入れて、フタを閉じ洗濯を始める。

 

ララ「下は履けるけど、胸はアイリス 後で後ろのフックくっつけてくれる? 皆のとこへ行く前にだけど ちょっと視聴覚室に行くよ。」

 

アイリス「うん!」

 

ララはおっぱいだけまる見えで、下だけ履き、下着の上を持って、視聴覚室まで向かう。

 

ララ「ついでにワンピースの原作コミックスを最初は50から新世界編以降の70巻くらいまで送ってもらおうかな・・・。マンガ部屋に行ってそこで直接送ってもらって、若干忘れてる部分もある筈なので、ある程度予習は必要だし。アニメ版も見直しも必要だから・・・一旦転送してもらうDVDディスクは新世界のパンクハザードまでで。部分的改変する場所を覚えないと。ディスク棚の一番下に鍵穴があるから隠し収納としてのその中にディスクコレクションを入れる。コレクションをごまかす為にある程度の量の海外映画も転送してもらって、それをコレクションの前に詰める。専用鍵も外の横のフックに引っ掛けられてるから解決する。」

 

アイリス「ララ様 これから大変かもね・・・」

 

ペケ「まあ ララ様はそれなりに頭は良い方ですし 大丈夫でしょう。」

 

ララ「本家のララちゃんほど頭脳明晰じゃないけどね・・・」

 

ララと2体は視聴覚室に入ると、スマホで女神様に連絡する。

 

ララ「女神様 ワンピース DVDコレクションを最初はウォーターセブンから新世界編のパンクハザードまでで転送お願いします。コレクションの誤魔化す為のある程度の量の海外映画をも送ってください。予習の為に漫画部屋では原作コミックの50から70くらいまで送ってください。マンガ部屋でも隠し収納用として必要です。」

 

女神〈はい!〉

 

女神が錫杖を振ると、DVDコレクションと誤魔化しの為のある程度の量の海外映画も転送されてきた。

 

ララ「転送されてきた。とりあえず隠し収納に仕舞い込む。」

 

ララは引き戸を開けて、ディスクコレクションを中に仕舞うと、その前部分に海外映画を詰めて、引き戸を閉めて、専用鍵で鍵をかける。

 

ララ「DVDコレクションは多分これで大丈夫・・・。次は漫画部屋ね。」

 

ララは漫画部屋へ向かい、入ると、通話したままのスマホで連絡。

 

ララ「女神様 原作コミックの50から70巻くらいまで転送お願いします。ここでも誤魔化しの為の適当な量の作品を一緒に。」

 

女神は錫杖を振り、ワンピースのコミックと、誤魔化しの為の適当な作品を共に転送した。

 

ララ「よし。本棚の一番下の鍵穴の引き戸を開けて、コミックを中に入れて、適当な作品を前部分に詰める。そして鍵を掛ける。」

 

ララは外の横のフックに引っかかっている専用鍵で鍵穴に差し込み、鍵をかけた。またフックに鍵を引っ掛ける。

 

ララ「これでコミック問題は解決出来たと思う。次は水着に近い夏用の服だけど 女神様に聞いた方が早いか。 水着に近い夏用の上下服って何かありますか?」

 

女神〈水着に近い夏用の上下服ですか?〉

 

ララ「空島は気温も若干高い筈です。」

 

女神「なら、下は短めのショートパンツで、上はフリルがあったピンクのビキニはどうです?」 

 

ララ「いいですね。短めのショートパンツは明るめの水色とフリルがあったピンクのビキニと。ビーチサンダルも一式で ペケ ショートパンツとビキニをスキャンしてくれる? コスチュームチェンジお願い・・・」

 

ペケ「はい ララ様!」

 

ララ「あと髪を結ぶ為のゴムのような物も一緒に。」

 

女神はララの手元に、ヘヤゴムと明るめの水色ショートパンツとフリルのあったピンクビキニとビーチサンダル一式が転送される。

 

ララ「ペケ それじゃスキャンしてね!」

 

ペケ「はい!」 

 

ペケはショートパンツとピンクのビキニをスキャンした。

 

ペケ「スキャンは完了です!コスチュームチェンジでいつでもチェンジ可能ですよ!」

 

アイリス「それにしてもいい素材使ってそう・・・」

 

ララ「女神様 スキャンしてもらったので、送り返します。」

 

女神〈はい。〉

 

サンダルを除く水着一式は女神のとこへ消えるように戻って行った。

 

ララ「サンダルは扉の前に置いとけばいいか。アイリス ブラ着けるから 後ろからお願い!」

 

アイリス「うん!」

 

ララは黒ブラを胸に当て抑えて、アイリスがフックを後ろでくっつけた。

 

アイリス「はい ララ様。」

 

ララ「どう? ペケ アイリス!!」

 

ララは身体ごと振り向き、ペケとアイリスに前半分を見せると、

 

ペケ「ララ様 ますます美しいです!!」

 

アイリス「ホントに!! セクシーに見えてしまう!」

 

ララ「ありがとう! それとそろそろ洗濯終わってもいいけど・・・」

 

ララは脱衣所に向かうと、洗濯は終わっていた。

 

ララは一度上下を出し、バサッとすると、また中に放り込み、今度は乾燥機能で乾かし始める。

 

ララ「女神様 また何か要望があれば連絡します。それでは・・・」

 

女神〈はい。〉

 

ララは通話を切った。

 

ララ「ペケ 髪飾りに戻って、制服着用だよ!」

 

ペケ「はい!」

 

ペケは髪飾りに戻り、ララは髪飾りのペケを左頭に着けて、

 

ペケ「制服フォーム!」

 

ロザバンのメインヒロインの十字架を首輪に括りつけを含む制服を靴下ごと着用した。

 

そしてスマホを胸ポケットにしまう。

 

ララ「視聴覚室で番組ちょっと観てから、皆の所へ戻ろう!!」

 

ペケ「はい。」

 

アイリス「うん!」

 

3人は視聴覚室へ入ると、リモコン操作でテレビとBDレコーダーの電源を入れ、ある程度の番組は観て、不要のデータは選択消去で消す。

 

ララ「でも新バラエティ系などは、毎週決まった曜日の予約で。とりあえずこれでOK。皆の所へ戻ろうか!」

 

アイリス「うん!」

 

ペケ「はい!!」

 

ララはサンダルや高校カバンを部屋に置いて出て、扉の前の靴を履いてロックを解除。そして扉を開け、アイリスも同じく出る。

 

サンジ「あっ ララちゃんにアイリスちゃん あの扉の中に入ってたんだね!?」

 

ララ「はい! ちょっとした準備とかもありますから。」

 

ウソップ「準備?」 

 

ララ「もし空島に行けたとして、気温とかちょっと高かったら困るので、水着衣装の用意とかを!」

 

ウソップ「ほう!!」

 

サンジ「ララちゃんの水着衣装!!? 見てみてェぜ!!」

 

サンジはつい目がハートマークに。

 

ララは認証システムで扉に鍵を掛ける。

 

ララ「それより、そんなに時間が経ってませんね・・・。」

 

ウソップ「ああ。”積帝雲”ってのがまだ来てねェんだよ!」

 

ララ「なら それまでスマホのアプリゲームでもやってましょうかね。」

 

ララはスマホのアプリで、色んなジャンルのアプリの内、陣取り合戦系をプレイする。

 

そして、ある程度経過後、

 

船員が単眼鏡で発見をした。

 

船員「園長(ボス)!!!マズイっす!!!」

 

マシラ「どうしたァ!!!」

 

船員「南西より!!!”夜”が来てます!!! ”積帝雲”です!!!」

 

マシラ「本当か!!?今何時だ!!?」

 

船員「10時です!!!予想よりもずっと早い!!!」

 

マシラ「マズイな・・・・・・・・・!!ショウジョウ!!!行けるか!!?」

 

ショウジョウ「ウータンダイバーズ!!!すぐに海へ入れ!!!海流を探る!!!」

 

船員「あれが・・・・・・”積帝雲”・・・・・・・・!!!」

 

ショウジョウ「ウォ~~~~~ホ~~~!!!」

 

ララは途端にアプリを止めて、紛失しないよう胸ポケットに入れて、フタとして閉める為のボタンをつける。

 

ウソップ「何だ何だァ!!?」

 

アイリス「どうかしたんですか!!?」

 

ナミ「予想より早く”積帝雲”が現れたって!!まだ海流の位置もわかってないのに!!」

 

ショウジョウがマイクによる雄叫びを上げる。

 

船員「反射音確認!!12時の方角 大型の海流を発見!! 

 

船員「9時の方角 巨大生物を探知!! 海王類と思われます!!」

 

船員「10時の方角に海流に逆らう波を確認!!! 巨大な渦潮ではないかと!!!」

 

マシラ「それだ!!! 船を10時の方角に向けろ!!! 爆発の兆候だ!!渦潮をとらえろ!!退くわよ!!!」

 

突然、船全体が揺れる。

 

ララ「きゃあ!!」

 

ウソップ「何だ!!?」

 

ルフィ「波が急に高くなった!!!」

 

ウソップ「うわあ~~~~~~沈んじまうぞ!!!」

 

ゾロ「爆発の前震だ!!!気をつけろ!!!」

 

アイリス「海底地震の影響もあるかも!!」

 

ロビン「航海士さんっ!!」

 

ナミ「え!!?」

 

ロビン「”記録指針(ログポース)”はどう?」

 

ナミは左腕の指針(ポース)を確認し、針は上を指してる。

 

ナミ「ずっとあの雲(・・・)を指してる!!!」

 

ウソップ「・・・・・・・・・・・・!!!」

 

ナミ「風の向きもバッチリ!!”積帝雲”は渦潮の中心に向かってるわ!!!」

 

ウソップ「おい何だ渦って!!?そんなもんそこにあるんだ!!?」

 

マシラ「どうやら今回当たりの様だぞ兄弟」

 

ショウジョウ「ああ 爆発の規模も申し分なさそうだ!!」

 

ルフィ「行けるのか!!?」

 

マシラ「ああ行ける!!」

 

突然船が勝手に揺れる。

 

ルフィ「何だ!!?」

 

ララ「何!?」

 

マシラ「渦の軌道に連れて行く!!!」

 

ナミ「・・・・・・そしたら!!?どうしたらいいの!!?」

 

マシラ「流れに乗れ!!!逆らわずに中心まで行きゃなる様になる!!!」

 

ナミ「この大渦の!!? 飲み込まれるなんて聞いてないわよォ!!!」

 

チョッパーは船が飛ぶ想像をした。

 

サンジ「大丈夫だ!! ナミさん ロビンちゃん ララちゃん アイリスちゃんは俺が守る!!!」

 

ロビン「こんな大渦初めて見たわ」

 

ウソップ「やめだァ!!!やめやめ!!!引き返そう 帰らせてくれェ!!!」

 

ゾロ「観念しろウソップ・・・手遅れだ あいつを含めての3人はすでにイッたぜ」

 

ルフィ「行くぞ~~~~~!!!”空島”~~~~~!!!」

 

ララ「”空島”へェ~~~~~~~!!」

 

アイリス「行くんです~~~~!!」

 

突然、渦から海王類が顔を出すが、次第に沈んでいく。

 

ルフィ「・・・・・・」

 

ララ「あらま~~~~~」

 

アイリス「沈んでいきました・・・」

 

マシラ「じゃあおめェら!!!あとは自力で何とか頑張れよォ!!!」

 

マシラ達はお役御免で離れた。

 

ルフィ「ああ 送ってくれてありがとうな~~~!!」

 

ララ「お達者で~~~~!!」

 

ララもルフィ同様に手を振る。

 

ウソップ「待て~~~~っ!!!」

 

ウソップ「も!!! 勘弁じでぐれェ!!!恐ェえっつうんだよ!!!帰らせてくれコノヤロー!!!即死じゃねェかごんなモン!!!」

 

チョッパー「あァああああああああ~~~~~!!!」

 

ナミ「こんな大渦の話なんて聞いてないわよ!!!サギよサギ~~~~!!!」

 

しかも夜状態になる。

 

ウソップ「うわアああああああ”夜”になったァああああああ 渦にどんどん吸い寄せられてるぞォオオオ!!!」

 

ウソップ「引き返そうルフィ!! ララ!!今ならまだ間に合う 見りゃわかるだろ!!?この渦だけで充分死んじまうんだよ!!」

 

ウソップ「”空島”なんて夢のまた夢だ!!!」

 

ルフィ「夢のまた夢・・・・・・!!そうだよな」

 

ララ「う~~~~ん。」

 

ナミ「そうよ!!ルフィ!!ララ!! やっぱり私もムリだと思うわ!!」

 

ルフィとララは振り返る。

 

ルフィ「”夢のまた夢の島”!!!こんな大冒険 逃したら一生後悔すんぞ!!! ララは後悔したくねェだろ?」

 

ララ「もちろんです!!」

 

ウソップとナミは泣きつつ、

 

ウソップとナミ((た・・・・・・・!!楽しそ~~~~~~~~~~~~~!!))

 

ゾロ「ホラ おめェらが無駄な抵抗してる間に・・・」

 

ウソップ「まに(・・)?何だ」

 

ゾロ「大渦にのまれる」

 

メリー号は渦の上に跳んでいた。

 

ウソップ「ああっ!!! うわあああ落ちる~~~~~~~!!!」

 

ウソップ「ぎゃあああああああ!!! ああああああああああ!!!」

 

しかし大渦が突然消滅し、元の海面に戻り、船は着水した。

 

ララ「突然大渦が消えた!!」

 

アイリス「消えちゃった・・・」

 

サンジ「何!? 消えた!!?何でだ!!?」

 

ルフィ「何が起きた!!?」

 

ウソップ「あんなでっけェ大渦の穴が!!?どういう事った!!?」

 

海底ではゴゴゴゴとなっている。

 

ナミ「・・・・・ 違う!!!・・・・・・・・!!」

 

ナミ「始まってるのよ・・・・・・!!もう・・・」

 

ウソップ「・・・・・・え」

 

ナミ「渦は海底からかき消されただけ・・・・・・!!」

 

ウソップ「まさか・・・・・!!」

 

「待ァてェ・・・・・・!!!」

 

ウソップ「?」

 

ルフィ「ん? あ!!」

 

ルフィ「おいゾロ」

 

ゾロ「あ!?」

 

ルフィ「ララ」

 

ララ「はい?」

 

一隻のイカダの海賊船がやって来る。

 

男「ゼハハハハハ!! 追いついたぞ 麦わらのルフィに、ララの嬢ちゃんよォ!!」

 

ナミ「あれは・・・モックタウンにいた・・・!!」

 

サンジ「誰だ?」

 

男「てめェの1億(・・)と嬢ちゃんの28億(・・・)直前の首を貰いてェぜ!! 覚悟するんだなァ!!」

 

ショウジョウ「オイあいつら何だ・・・!!? 友達か・・・?」

 

マシラ「さァわからねェ!!」

 

ルフィ「おれとララの首!!?”一億”って何だ」

 

ララ「私は”28億”直前!?」

 

男「ーーーやはり知らねェのか・・・!! ん?何でこの辺暗いんだ!?」

 

男は3枚の手配書を出す。

 

男「麦わら テメェの首にゃ”1億”Bの賞金が懸ってんだよ!! ”海賊狩りのゾロ”!!!てめェにゃ”6千万B”!! 嬢ちゃん 君には28億直前の”27億9100万B”なんだよ!!」

 

ウソップは双眼鏡で確認する。

 

ウソップ「本当だ・・・!!新しい手配書だ!! ゾロ!!賞金首になってんぞ!!!」

 

サンジ「何ィ!!?おい待て!!おれは!?おれのもあるだろ!?」

 

ウソップ「ねえ」

 

サンジ「よく見ろよ」

 

ウソップ「ねえ」

 

ルフィ「聞いたか おれ1億だ」

 

ゾロ「6千万か 不満だぜ」

 

ルフィとゾロは喜びとヘラヘラぶりだったが、ララは、

 

ララ「私 28億直前の27億9100万なんだ・・・まあ 額なんてあまり気にしないけど!!」

 

アイリス「ララ様 全然恐怖も動揺すら無いんだ・・・。」

 

ララ「上手く上がると、額での数字による語呂合わせが出来るわ!!」

 

ララはそういう解釈で喜ぶ。

 

ナミ「・・・・・・そうか アラバスタの件で額がハネ上がったんだわっ・・・!! ルフィは1億・・・ララは28億直前の27億9100万だなんて、本部はララを放っておかない もしスカウトに成功したら、本部側の超重要待遇の人間として連れて行かれるわ。牢獄行きの犯罪者って悪い意味じゃなく、イレギュラーハンターは役割だけが海軍本部と非常に似ている・・・そういう良い意味で。つーか喜ぶな!!そこ!!!」

 

ショウジョウ「!!・・・・・・おいおめェら!! 余所見するな!!!」

 

ショウジョウ「来るぞ ”突き上げる海流(ノックアップストリーム)”・・・・・・!!!」

 

男「覚悟しろォ!!!」

 

海面が突き上げようと浮き上がってきた。

 

男「アン?何だ??」

 

サンジ「全員!!!船体にしがみつくか船室へ!!」

 

ルフィ達はそれぞれ船体にしがみつく。

 

ウソップ「ギャアアアア 海が吹き飛ぶぞォ~~~~~!!!」

 

アイリス「ララ様 カプセルと転送マシンは大丈夫なの!?」

 

ララ「ちゃんと船体に固定されてるから外れないよ!!」

 

海面が上へと浮き上がって来た。

 

ルフィ「おお・・・・・・!?」

 

凄い勢いで海面が海流として突き上げた。

 

 

そしてクリケットはその様子を見ていた。

 

クリケット「・・・・・・」

 

 

船員「うわああああ~~~~~っ!!!」

 

船員「やべェ船がひっくりかえる!!」

 

船員「こらえろ!!!」

 

船員「振り落とされるな!!」

 

 

マシラとショウジョウ「「行けよ”空島”!!!」」

 

 

メリー号は突き上げる海流に上手く乗って上へと進んでいた。

 

ウソップ「うわあああああああああ~~~~~~~~~!!!」

 

ルフィ「ど・・・・・・!!どうなってんだコリャア!!??」

 

ゾロ「水柱の上を船が垂直に走ってるぞ!!!」

 

ルフィ「うほ~~~~~~~!!面白ェ~~~~~~~~!!! どういう原理だァ!!?」

 

ララ「こんな高さ体験した事ない すごーーーい!!」

 

ナミ「・・・・・・・風!?」

 

ルフィ「よーし!! これで空まで行けるぞ~~~~~っ!!! 行けェ!!!メリー~~~~!!!」

 

ララ「行っけェーーーー!!!」

 

アイリス「もっと高く!!」

 

サンジ「ちょっと待った・・・!!! そうウマイ話でもなさそうだぞ」

 

ウソップ「どうした?」

 

ルフィ「何だ!?忘れ物でもしたのか!!?」

 

サンジ「船体が浮き始めてる・・・!!!」

 

ルフィ「え!!?」

 

ララ「何ですと!!?」

 

サンジ「このままじゃハジキ飛ばされるのがオチだぞ!!!」

 

ルフィ「・・・そそ!!そんな事言ったってお前・・・!!! どうしろってんだよ!!おれ達ァしがみつく事で精一杯だ!!」

 

チョッパー「ああっ!!!何だ・・・あれ!!!」

 

ルフィ「海王類!!!」

 

ウソップ「さっき 渦にのまれた奴だっ・・・・・・!!」

 

サンジ「見ろ 俺達だってああなるのは時間の問題だ!!!」

 

ゾロ「オイオイそんな事言ってもよ!!!こんなもん爆発の勢いで昇っちまってんだから 今さら自力じゃァ・・・」

 

サンジ「やっぱただの”災害”なのか!!?」

 

チョッパー「うわあ!!!色んなもん降ってくるぞ!!!”突き上げる海流(ノックアップストリーム)”の犠牲者だ!!!」

 

ウソップ「あァ 俺達ももうお終いだ このまま落ちて全員・・・!!海に叩きつけられて死ぬんだよ!!!」

 

ナミ「帆を張って!!今すぐ!!!」

 

ウソップ「え!?」

 

ナミ「これは()よ!!ただの水柱なんかじゃない!! 立ち昇る”海流”なの!!」

 

ルフィ「・・・・・・??」

 

ナミ「そして下から吹く風は地熱と蒸気の爆発によって生まれた”上昇気流”!!!」

 

ナミ「相手が風と海なら航海(・・)してみせる!! この船の”航海士”は誰!!?」

 

サンジ「んナミさんですっっっ!!! オオ 野郎共 すぐにナミさんの言う通りに!!」

 

ララとアイリス含むルフィ達「「「「「「「オォ!!!」」」」」」」

 

ナミ「右舷から風を受けて舵はとり舵 船体を海底に合わせてっ!!!」

 

ルフィ達「「「「イエッサー!!?」」」」

 

チョッパー「わあっ!!ヤバイぞ!!水から船が離れそうだ!!!」

 

チョッパー「落ちるーーーーっ!!落ちるナミ何とかしろォ!!!」

 

ナミ「ううんいける!!」

 

メリー号が飛んだ。

 

ウソップ「え!!?」

 

ルフィ「飛んだァ~~~~!!!」

 

ルフィ「すげェ船が空を飛んだ!!!」

 

ララ「すごーい!!」

 

アイリス「飛んでるーー!!」

 

ウソップ「まじか!!?」

 

ロビン「・・・・・・」

 

チョッパー「ウオオオ」

 

ナミ「やった」

 

ゾロ「へェ・・・」

 

サンジ「ナミさん素敵だー♡」

 

ナミ「この風と海流さえつかめば どこまででも昇って行けるわ!!!」

 

ルフィ「おいナミ!!!もう着くのか!?空島!!」

 

ナミ「あるとすればあの雲の向こう側よ」

 

ルフィ「雲の上か!!」

 

ルフィ「あの上に 一体何があるんだ・・・・・・!!! ”積帝雲”に突っ込むぞォ~~~~~!!」

 

ララは万が一の事もあるので、咄嗟にデバイスにより電磁波球体に包まれ、フォースアーマー・エックスとなる。

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