ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第17話「正義のうそつき男」

二隻の船が移動中。

 

雨野ララが日常用スマホを操作し、ネット記事を読んだり動画をイヤホン無しで視聴している時だった。

 

ナミ「ララ!」

 

雨野ララ「はい?」

 

雨野ララは一度スマホの動画を停止し、

 

ナミ「あなた 自分の素性言うんだったわよね?」

 

雨野ララ「はい。でも言うには条件があるんです。」

 

ナミ「何なの条件て?」

 

雨野ララ「それは頭がイカレているのか?とかそんな事がある訳ないとか、頭から否定しない事です。半信半疑でもマシな方ですから」

 

ナミ「半信半疑でもマシな方・・・か。なら信じるから 話してくれる?」

 

雨野ララ「はい まず私はこの世界で生まれた人間ではありません!」

 

ナミ「それってどういう事?」

 

雨野ララ「私がこの世界とは別世界からの転生者なんです。」

 

ナミ「テンセイって何?」

 

雨野ララ「人間 一度死んで生まれ変わる。死因も寿命死、病気で死亡、事故に遭うとかで前世の記憶ありの赤ちゃん姿だったり、パターンは色々あります。転生後が人間とは限らず、動物の場合もあるんです。別の生物、また別の生物と繰り返し転生なら”輪廻転生”とも呼ばれます。」

 

ここでゾロが割り込んでくる。

 

ゾロ「じゃあララ 俺が夢を叶えてこの世を去ったとするぞ。そうするとどうなる?」

 

雨野ララ「天国に行く前に生死の空間にでもいて、出会った神様から自分に合ったか望んだ転生特典を授かり、神様から紹介された世界だったり、自分が好きだった世界で第二の人生歩む。転生後の姿だって自由自在だそうですよ。」

 

ナミ「ララ あなたの元いた世界は何て言うの?」

 

雨野ララ「地球って言います。」

 

ナミ「チキュウ・・・ララって綺麗なピンク髪なのは地毛なの?」

 

雨野ララ「はい!私の母が地球の海外のある国での一番の美貌を誇っていたそうでして」(ちょっとだけこの設定を交えようっと)

 

ルフィ「じゃあ お前 父ちゃんは何て国の人間なんだ?」

 

雨野ララ「日本って国の人です。私はハーフなんです。でもご先祖が人間ではないようでして」

 

ルフィ「何だそりゃ!?」

 

ゾロ「先祖が人間じゃねェって、どういう事だよ!?」

 

雨野ララ「私には生まれつきの特殊能力「魅惑(チャーム)」ってのがあるんです。」

 

ナミ「チャーム?」

 

雨野ララ「チャームっていうのは地球の大昔に現れたと思われる夢魔と呼ばれるサキュバスの能力なんですね。」

 

ルフィ・ゾロ・ナミ「「「サキュバス??」」」

 

雨野ララはスマホでサキュバスについて検索した。

 

雨野ララ「一応説明文ちょこっと読み上げますね。サキュバスとは夢魔とも呼ばれ下級悪魔の扱いも受けている。男の夢魔であるインキュバスもあるが、サキュバスは夜 男性の夢の中で性的行為をし精気を吸い取る淫魔である。」

 

ナミ「せ、性的行為!?でも夢の中で!?」

 

ナミは18歳の女性、少しは赤面していた。

 

雨野ララ「サキュバスは胸が豊満でとてもグラマーな体つき、夜 寝ている男性の前では得意技は寝ている男性の理想の女性姿に化ける事。」

 

ゾロ「ほう・・・」

 

雨野ララ「一度サキュバスの画像を見せますね。」

 

雨野ララはサキュバスの画像を表示し、3人に見せた。

 

ルフィ「すげー・・・確かにおれ達と同じ人間じゃねェよ。」

 

ゾロ「ああ。尖った両耳、黒い翼や頭に角らしき物が生えている時点で分かるぜ。悪魔の実の能力者どころか種族が人間じゃないんだからな!」

 

ナミ「私がスタイルで完全に負けてるわ。」

 

雨野ララは見せた後、スマホの画面を動画サイトに戻した。

 

ルフィ「それでチャームってのはどんな能力なんだ?」

 

雨野ララ「自分の魅力にうっとりさせるのが能力による効果で、特に異性にしか効かなくて一番強すぎてしまうと男性は発情してしまう危険があるんです。無意識に発動しても一番弱くて せいぜい見惚れるくらいですよ。」

 

ゾロ「一番弱くても見惚れるくらいか・・・」

 

雨野ララ「この能力・魅惑(チャーム)が母の代まで遺伝したようで、私も力を受け継いだみたいです。」

 

ゾロ「でもよ 先祖の場合はちゃんと力を制御できてたのか?」

 

雨野ララ「みたいです。地球では国際結婚っていうのもあって、母はとある事情から両親と共に日本に移り住み、母は仕事で父と出会い恋に落ちました。」

 

ナミ「へえ ララは母さんの血を強く受け継いでいるみたいね。それでチートとイレギュラーハンターの事も聞いてないわ。」

 

雨野ララ「チートってのは主に不正って意味で、ずるいやイカサマとかもあります。敵側が一軍隊だろうが、一人で片付けられてしまって敵からは反則とかバケモノとか言われます。チート能力を有した人間っていうのは下手すればその世界観を破壊しかねない規格外の存在、自分が能力的に最初からあり得ない程高すぎてしまってるんです。無限のパラレルワールドの住人によって様々です。あっさり片付いて「つまんないなぁ・・・」って言うくらいですね。自分が数種類のチートスキルを持つと、相手から怖がられるんです。」

 

ナミはチートの意味や能力を持った人間の危険さとかをを知ってちょっとビビるしかない。

 

ナミ「チート・・・下手すると怖いじゃない・・・」

 

ゾロ「さまざまってのは、チート能力はどういうのがあるんだ?」

 

雨野ララ「私が知っている限りなら時間を操ったり、人の精神ようは心を操る、自然系操作、重力操作、空間支配、未来予知などなどですね。」

 

ルフィ「俺は時間か心を操るだな、自分の心を操られたら嫌だしよ。」

 

ゾロ「同感だな、心を操られるなんてごめんだ。」

 

雨野ララ「それとイレギュラーハンターは電子頭脳に異常をきたし人間に害をなす犯罪者ロボットをイレギュラーと呼んでいて、そんなロボットを排除するロボット達による治安的組織です。イレギュラーハンターはハンターベースという司令部や18ある環境に対応できる隊長率いる特殊部隊などで構成されます。エックスとゼロは18の内の特殊部隊の隊長も務めてました。この海賊世界での治安組織は?」

 

ルフィ「海軍だろ?」

 

雨野ララ「そう、海賊は悪 犯罪者の扱いです。地球での犯罪を取り締まる治安組織は警察という機構なんです。」

 

ナミ「ケイサツ・・・」

 

ルフィ「ケイサツか・・・」

 

雨野ララ「警察だけでなく、日本とは別扱いの治安組織のCIAやFBIってのが外国に存在します。」

 

ナミ「シーアイエー、エフビーアイ・・・」

 

ゾロ「言っておくがな そのイレギュラーハンターってのはララがいたチキュウに存在したゲーム内の存在だってよ。」

 

ナミ「ゲ、ゲームですって!?」

 

雨野ララ「はい!変身中の私からすれば悪の海賊とか民間人などへ害をなす悪はイレギュラーハンターとしてロボットという認識です。早い話、人間と認識しないんです!」

 

ルフィ「悪は人間と認めねえのか?」

 

ゾロ「へへっ 言うじゃねェか。悪は人間扱いしないとはよ」

 

ナミ「たぶん イレギュラーハンターだからなのよ!悪のロボットを排除する正義のロボット。じゃあトーマス・ライトってお爺さんの博士もララのいた世界・チキュウのゲーム内の人物?」

 

雨野ララ「はい!地球にはテレビって存在があるんです。」

 

ナミ「テレビ?」

 

雨野ララ「この日常用スマホだってこの海賊の世界の科学技術ではまだ開発はできると思いますか?」

 

ナミ「いや無理ね!」

 

雨野ララ「後に日常用スマホでのカメラやその他の機能、動画でテレビの歴史も知っていただきたいです。地球なら警察っていう人間による治安組織、この世界の治安組織なら海軍でしょう。」

 

ナミ「そうね。・・・きっと見せてもらうわね。ララの素性に関しては大体分かったし・・・」

 

雨野ララ「ありがとうございます。」(真実とは違った設定を信じさせて良かったかも・・・サキュバスってファンタジー内の架空の存在とは言い切れず、大昔に現れたっていうのはホントかもしれないし。この後はウソップの村でクロと対決して、カヤお嬢様からメリー号を入手ね。それからバラティエへ行き、クリークと戦いサンジくんをメンバーへ入れる、場合によってはミホークと戦おうかな・・・この時ナミちゃんはメリー号を奪ってアーロン一味に支配された村に帰るんだよね。サンジくんは女性には優しく接するようにゼフに叩き込まれているし、私もサンジくんに優しく接していれば、いつか結婚を前提に交際できたりして。)

 

ナミ「でも このままでは無謀ね。」

 

ルフィ「何が?」

 

ナミ「このまま”偉大なる航路(グランドライン)”に入る事!」

 

ルフィ「確かにな!やっぱ肉がないと力が」

 

ナミ「食料の事言ってんじゃないの!!」

 

ゾロ「このまま酒が飲めねェってのもなんかつれェしな」

 

ナミ「飲食から頭を離せっ」

 

雨野ララ「私はお酒は飲みませんので。」

 

ナミ「ララはお酒を飲まないの?」

 

雨野ララ「地球の現代日本には飲酒法って法律、決まり事というかルールみたいのがあって、20歳までの未成年は飲んではいけないんです。買う際には年齢確認が必要ですから 目印の看板がありますしね。」

 

ルフィ「へえ 酒の法律を作ったのか。でも何でだ?」

 

雨野ララ「酒の法律は日本と海外の国によって違うようでしたし、エチオピアって国では15歳から男女共に飲めるみたいですよ。法律を作った理由はお酒は飲みすぎて酔いすぎると体に支障をきたすからです。」

 

ゾロ「そうなのか・・・ララはこれからは何を飲むんだよ?」

 

雨野ララ「果物ジュースがいいかと。」

 

ゾロ「やっぱガキだな おまえ・・・」

 

雨野ララ「はい 自覚はありますよ。 この海賊世界での正式な大人である成人年齢が何歳かは知りませんが、元の世界の感覚は消えてませんので16歳は未成年の少女って事で子供の筈です 多分。」

 

ゾロ「多分かよ!! はっきりしねェなおい!!」

 

ルフィ「おれは17だけどよ、ララの世界の国・ニホンなら、成人行ってない少年でガキって事か?」

 

雨野ララ「だと思うんです。日本の学校教育法って奴だと13歳から大人扱いですが、これは身体が大人の男女を迎える為の準備期間だと思うんです。法律上では20歳から正式な大人である成人を迎える事になってます。特に老人の男女から見れば、10代後半でも坊やとか嬢ちゃん呼ばわりされるんじゃないですか・・・?たとえ10代前半でも活発だろうが、控えめだろうが未成年の男女は身長は関係無しに少年、少女という子供なんでしょうね。特に物語世界でも登場人物達が、ガキの頃や子供の頃とか言ってますが・・・私達人間の男女っていうのは複雑な生き物なんです。」

 

ルフィ「俺達人間の男女は複雑な生き物か。」

 

ララ「一番遅くても21歳で正式な大人である成人年齢を迎える国があるようですけどね。」

 

ゾロ「一番遅くても21歳が正式な大人である成人年齢かよ!?」

 

ルフィ「ちょっとビックリだぜ!?」

 

ララ「私の意見ですが、身長が高ければ大人とは言えないかと。完璧な大人の男女っていると思ってませんし。」

 

ルフィ「完璧な大人の男女はいると思ってねェ?」

 

ララ「誰にだって欠点とか苦手とする物があり、女性にも料理が苦手ってっ人もいたくらいですし、精神年齢として言葉で出してしまうって事だと思ってます。」

 

ナミ「女なのに料理が苦手な人も若干いた!?」

 

ゾロ「ほう。ララがいう大人っていうのは身長じゃなく精神年齢だと思ってる・・・か。言葉に出しちまう・・・。」

 

ララ「元々私達人間って能力を備えてるんです。悪魔の実ではなく。」

 

ナミ「悪魔の実じゃなく?何なの?」

 

ララ「言霊って言うんです。」

 

ルフィ「言霊・・・。」

 

ララ「私達人間が口から発する言葉です。悪い意味で相手の心を傷つけ、自殺へ追い込む精神的殺人兵器とも言えます。文字も言葉なので。嘘を含む事もね。」

 

ゾロ「俺がこうやって口が発している言葉が悪い意味で、自殺へ追い込む精神的殺人兵器か・・・。」

 

ララ「古代の核兵器とかより恐ろしいかと・・・。身近にあるんですよ。言葉という悪い意味でのこんな恐ろしい精神的殺人兵器があるんですから。精神的にどう追い詰めるかですね。ただ悪口言えばいいってもんじゃないですね。」

 

ナミ「ただ悪口言えばいいわけじゃない・・・言葉で精神的にどう追い詰めるか・・・か。それでララの母国での法律上、20歳で正式な大人である成人を迎えると?」

 

雨野ララ「男女共に成人式という恒例行事というべき式典を行うんです。」

 

ルフィ「成人式か・・・」

 

ゾロ「男と女は何を着ていくんだよ?」

 

雨野ララ「男性ならスーツで、女性は和服の着物とルール上ではそうなってますね。」

 

ナミ「着物か・・・いつかは私も着てみたいな。」

 

ゾロ「おめェの着物姿・・・」

 

ルフィ「逆に変に見えそうだ! ダハハハハ!」

 

ゾロ「だろうな。」

 

ナミ「うっさいわ!」

 

雨野ララ「学校教育法だとなぜ13歳から大人扱いなのかと、調べた事もあって・・・」

 

ルフィ「それでどうだったんだ?」

 

雨野ララ「私達人間の男女は10代前半ぐらいから思春期っていうのに入り、体が大人になるための準備期間に入るそうです。男の子ならごつい感じに、(ララは若干赤くなり)私やナミさん達女の子ならウエストがちょっと細く、お尻が丸く、そしてむ、胸が膨らむ・・・」

 

ナミ「ララ 若干赤面してるわ。今のは言う事はやっぱり恥ずかしかったのね。」

 

雨野ララ「最後のは本当なら10代後半になって、男の子がいる時に話すべき事じゃありません。女子同士でのガールズトークでやる事だと思うんです・・・」

 

ナミ「私はそこまで常識無い訳じゃないわよ・・・それにこの世界では酒の法律はまだ制定されてないけどね。とにかく私達の向かってる”偉大なる航路(グランドライン)”は世界で最も危険な場所なのよ その上ワンピースを求める強力な海賊達がうごめいてる 当然強力な船に乗ってね」

 

ナミ「船員の頭数にしてもこの船の装備のなさにしても とても とても無事でいられるとは思えないわ」

 

ルフィ「で? 何すんだ?」

 

ナミ「”準備”するの!先をしっかり考えてね ここから少し南へ行けば村があるわ ひとまずそこへ!」

 

ナミ「しっかりした船が手に入れたベストなんだけど」

 

ルフィ「肉を食うぞ!!!」

 

雨野ララ「ルフィさん 肉だけじゃなく野菜もちゃんと食べたほうがいいですよ。そうだ女神様に高校のカバン送ってもらおっと。」

 

雨野ララは日常用スマホで女神に連絡し、作中のララが通っていた高校のカバンを転送してもらった。

 

ルフィ「ララ 何だそりゃ?」

 

雨野ララ「私が生前まで通っていた高校のカバンっていうものです。」

 

ゾロ「ほう・・・前にガクセイって言ってたな。」

 

雨野ララ「はい。学んで生きるって意味の学生です。女の子の学生なら女子中学、女子高生、女子大生って言うんです。」

 

ゾロ「ジョシチュウガク、ジョシコウセイ、ジョシダイセイか・・・」

 

雨野ララ「本来なら学校の教科書入れとかですが、今後は持ち物入れに使えます。」

 

とある島の崖の上で一人の長鼻男が黄昏ていた。

 

???「嗚呼 今日も・・・ あっちの海から朗らかに一日が始まる!!」

 

その島のとある小さな村。

 

その黄昏ていた長鼻男が叫びだす。

 

???「たいへんだーっ」

 

???「みんな大変だーーーーーっ!!! 海賊が攻めて来たぞーーーっ!!!」

 

???「海賊だ海賊ーーーーーっ!!! 逃げろーーーーーっ!!!」

 

爺さん「何!? 海賊だと!!?」

 

???「かいぞくだーーーーーーーっ!!」

 

主人「お!ウソップが騒いでる そろそろ仕事の時間だな」

 

ウソップ「たーーーいへーーーんだーーーっ」

 

主人「よくやるよな あいつも」

 

ウソップ「ウソだーーーーっ!!!! わっはっはっはっはっはっは!!!」

 

ウソップの頭にお鍋が命中した。

 

「このホラ吹きボーズ!! 今日こそはとっちめてやるぞ!!!」

 

家々から村人が出て来た。

 

ウソップ「おお きたきたきた!!」

 

ウソップは逃げ出すが、村人たちはウソップを追う。

 

村人「待て このクソガキーッ!!!」

 

ウソップ「わーっはっはっはっは追いついてみろォ!!!」

 

 

村人「くそっ!!また逃げられた!!」

 

村人「まったく人騒がせなガキだ!!!見つけたらただじゃおかねェぞ」

 

ウソップは木の上に逃げていた。

 

村人「いったい どこ行きやがった!!」

 

ウソップ「ぶっくっくっくっくっくっくっ!!! 今日も 村中一人残らず騙されたな」

 

ウソップ「はー 今日もいい事をした!! この たいくつな村に刺激という風を送り込んでやった!!」

 

???「あ!いた!!」

 

ウソップ「ん?」

 

ウソップ「おお!! お前らか!!」

 

ピーマン「おはようございます!! キャプテン・ウソップ!!」

 

ニンジン「ウソップ海賊団参上しました!!」

 

ウソップは木の上から飛び降りた。

 

ウソップ「ピーマン!にんじん!お前ら二人だけか? たまねぎはどうした」

 

にんじん「まだ寝てんじゃないかな なァ」

 

ピーマン「うん たぶんな」

 

ウソップ「まったくしょーがねぇな」

 

???「わああああああ」

 

ウソップ「!?」

 

???「たいへんだあああああ」

 

にんじん「あ!たまねぎ」

 

ピーマン「なに騒いでんだ?あいつ」

 

タマネギが凄い形相で走って来る。

 

タマネギ「大変だーーーーーーーっ!!!か!! かかか 海賊がきた~~~~~~~っ!!!」

 

タマネギ「本当なんです!!今 この目で見て来ました!! ドクロマークをつけた船が北の海岸から・・・・・・!!」

 

ウソップ・ピーマン・にんじん「「「うそだろ」」」

 

タマネギ「ほんとだよ!!」

 

タマネギ「あれはたしか・・・!!”道化のバギー”のマーク!!!」

 

ウソップ「ほんとなのか!!?」

 

タマネギ「本当ですよやばいっす!!」

 

ウソップは振り返り逃げ出そうとした。

 

ウソップ「いかんっ!!おやつの時間だ!!」

 

ピーマン達「逃げるなっ!!」

 

ウソップ「おれは実は”おやつをくわねば死んでしまう病”なんだ」

 

三人達「ウソつけ!!!」

 

にんじん「キャプテンは本物の海賊になりたいんじゃないんですか!?」

 

ピーマン「海賊が海賊にびびってどうするんですか!!」

 

タマネギ「そうですよ たった四人の(・・・・・・)海賊に!!」

 

ウソップ「なに・・・!?四人!!? ほ・・・本船じゃないのか?」

 

タマネギ「いえ・・・ちっちゃい船が2隻」

 

ウソップ「よし!!! 出動だウソップ海賊団!! 村の平和を守るため!!!」

 

ウソップ「さァ行くぞ ついて来い!!」

 

ピーマン・にんじん・タマネギ「「「・・・・・・は!! はいっ!!」」」

 

船は島に到着。

 

ルフィ「あったなー本当に大陸が!」

 

ナミ「なに言ってんの 当然でしょ地図の通り進んだんだから」

 

ルフィ「へーーーーーっ」

 

雨野ララ「へーーっ のどかな島みたいですね。」

 

ララはスマホのカメラで辺りをカシャカシャと撮影していく。

 

ルフィ「この奥に村があんのか?」

 

ナミ「うん 小さな村みたいだけど」

 

雨野ララ「じゃあ 行きましょう!」

 

その様子を見ていたウソップ達。

 

ウソップ「おい たまねぎ!あれか?お前の言う海賊ってのは・・・・・・」

 

たまねぎ「はいっ!帆に海賊マークを見ました!!!」

 

ピーマン「ぜんぜんこわそうじゃねえ」

 

にんじん「おれもそう思う 一人凄い綺麗な姉ちゃんがいるし。」

 

にんじんはつい頬が赤くなる。

 

ピーマン「オレンジ髪の方か?」

 

にんじん「違う ピンク髪の方だよ!!それに見た事ない服だし・・・」

 

ウソップ「まあ それは否定できねぇかもな・・・」

 

 

4人は陸に降り立つ。

 

ゾロ「ふーーーーーっ久しぶりに地面に下りた」

 

ルフィ「お前ずっと寝てたもんな」

 

高校のカバンを右肩に背負う。

 

雨野ララ「でも着いて良かったですよ!」

 

ゾロ「ところで さっきから気になってたんだが」

 

ゾロ「あいつら何だ」

 

ウソップ達はバレて慌てる。

 

ピーマン達は逃げた。

 

ウソップ「おいお前ら!!!」

 

ウソップは威風堂々と名乗る事にした。

 

ウソップ「おれはこの村に君臨する大海賊団(・・・・)を率いるウソップ!!! 人々は俺を称えさらに称え”わが船長”キャプテン・ウソップと呼ぶ!!!」

 

ウソップ「この村を攻めようと考えているならやめておけ!! この俺の8千人の部下共が黙っちゃいないからだ!!」

 

ナミ「うそでしょ」

 

ウソップ「ゲッ!!ばれた!!」

 

ナミ「ほらばれたって言った」

 

ウソップは体をくねくねしながら、

 

ウソップ「ばれたって言っちまったァ~~~~っ!!おのれ策士め!!」

 

雨野ララ「フフッ」(ウソップって案外常識人でもあるんだよね・・・)

 

ルフィ「はっはっはっはっは お前面白ェなーっ!!」

 

ウソップ「おい てめえら 俺をコケにすんな!!」

 

ウソップ「おれは誇り高き男なんだ!!! その誇りの高さゆえ人が 俺を”ホコリのウソップ”呼ぶ程にな!!」

 

 

とある飯屋に呼ばれたルフィ達。

 

ウソップ「何!?仲間を!?」

 

ルフィ「仲間とでかい船か!」

 

ウソップ「はーーーーっそりゃ大冒険だな」

 

ウソップ「まァ 大帆船ってわけにゃいかねェが船があるとすりゃ この村で持ってんのはあそこ(・・・)しかねェな」

 

ナミ「あそこって?」

 

ウソップ「この村で場違いな大富豪の屋敷が一軒たってる その主だ」

 

ウソップ「だが主と言っても まだいたいけな少女だがな 病弱で・・・・・・寝たきりの娘さ・・・!!」

 

ナミ「え・・・・・・ どうして そんな娘がでっかい屋敷の主?」

 

ルフィ「おばさん!!肉追加!!」

 

ゾロ「おれも酒っ!!」

 

ウソップ「てめェら話 聞いてんのか!!?」

 

雨野ララ「私はちゃんと聞いてますからね!」

 

ウソップ「お おお!サンキューな!」

 

ウソップ「もう 1年くらい前になるかな かわいそうに病気で両親を失っちまったのさ 残されたのは莫大な遺産とでかい屋敷と十数人の執事達・・・!!」

 

ウソップ「どんなに金があって贅沢できようと こんなに不幸な状況はねェよ」

 

雨野ララ「それってご愁傷さまですよね・・・」

 

ウソップ「変な同情しなくていいって!」

 

ナミ「やめ!」

 

ナミ「この村で船の事は諦めましょ また別の町か村をあたればいいわ」

 

ルフィ「そうだな 急ぐ旅でもねェし! 肉食ったし いっぱい買いこんでいこう!」

 

雨野ララ「ルフィさん 野菜も食べましたか?」

 

ルフィ「まァ 食ったぞ!」

 

雨野ララ「ならいいですけど・・・」

 

ウソップ「ところでお前ら 仲間を探してると言ってたな・・・・・・!」

 

ルフィ「うん だれかいるか?」

 

ウソップが立候補しだした。

 

ウソップ「おれが船長(キャプテン)に なってやってもいいぜ!!!」

 

4人「ごめんなさい」

 

ルフィ達4人は頭深く謝罪する。

 

ウソップ「はえェなおい!!」

 

 

例のお屋敷内

 

???「ねえクラハドール?」

 

クラハドール「何ですかカヤお嬢様」

 

カヤ「わたし・・・ ウソップさんに会いたい・・・・・・」

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