ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
飯屋の周りをうろつくある3人。
ピーマン「おい たまねぎ! 本当に この店に海賊達は入ったんだな」
たまねぎ「うん ぼく見たんだ キャプテンが海賊達にここへ連れ込まれるところを」
たまねぎ「ぼくらで助けなきゃ!!」
にんじん「でも本物の海賊は野蛮なんだぞ 食われちゃうかも・・・!!」
ピーマン「ばか 人を食うのは”鬼ババ”だ!!覚悟を決めろよにんじん! この戦いは”ウソップ海賊団”けっせい以来の壮絶な戦いになりそうだ!!」
3人は店に入る。
3人「「「ウソップ海賊団参上っ!!」」」
ナミ「なにあれ・・・」
ルフィ「さー 何だろうな・・・」
にんじん「?・・・・・・!!おい・・・キャプテンがいないぞ・・・」
たまねぎ「まさか・・・やられちゃったのかな・・・!!」
雨野ララはスマホでネット記事を読んだりしていた。
にんじん「お・・・おい海賊達っ!!」
ピーマン「われら船長キャプテン・ウソップをどこへやった!!」
タマネギ「キャプテンを返せ!!」
ナミ「・・・・・・」
雨野ララ(君たちも懐かしいな・・・新世界編以降の君たちはどうしてるんだろう? それぞれ夢に向かって頑張ってるのかな?)
ピーマン「つうか・・・ピンク髪の綺麗な姉ちゃんが手に持ってる物って何だ?見た事ねェぞ・・・」
ピーマンは雨野ララが手に持つスマホを見て思った。
ルフィ「はーーーーっ うまかった!肉っ!!」
ルフィはカップを一度置く。
にんじん「!!」
ピーマン「え・・・にく・・・って!?」
たまねぎ「まさか・・・キャプテン・・・・・・!!」
ナミ「・・・・・・」
ナミはクスッと笑う。
雨野ララ(私 鬼ババじゃないからね。)
ゾロ「お前らのキャプテンならな・・・」
ピーマン「な・・・何だ!!何をした・・・・・・!!」
ゾロ「さっき・・・・・・」
ゾロ「食っちまった」
3人「「「ぎいやあああああ鬼ババァ~~~~~っ!!!」」」
ピーマンはララではなくナミを見て叫んだ。
ナミ「何でララじゃなくて私を見てんのよ!!」
雨野ララ(私が優しそうに見えて、鬼ババァに見えないからでしょ。)
3人は気絶した。
雨野ララ「気絶しちゃった・・・」
ナミ「あんたが変な事言うから!!」
ゾロ「はっはっはっはっは!!」
雨野ララも顔を背けて笑いをこらえていた。
ピーマン「時間?」
ゾロ「ああ・・・そう言ってさっき店から出て行ったぜ」
ピーマン「あ そうか キャプテン屋敷へ行く時間だったんだ」
ナミ「屋敷って病弱そうな女の子がいるっていう?」
にんじん「うん」
ルフィ「何しに行ったんだよ」
にんじん「
雨野ララ「それってダメでしょ!」
ピーマン「だめじゃないんだ!立派なんだ! な!」
タマネギ「うん!!立派だ!!!」
雨野ララ(ウソップはカヤさんを元気づけるために、嘘をついてるだけだからね・・・)
屋敷内
クラハドール「ウソップに会いたいですと・・・!?」
クラハドール「またそんな事を・・・・・・!!」
カヤ「いいでしょ?お話がしたいの」
ベッドに横倒しのカヤは問う。
クラハドール「いけません!!何度も言ってるハズです あの男はこの村一番の大ボラ吹き あんな男とお話になっては お嬢様に悪影響が及びます」
カヤ「ケチ!」
クラハドール「ええ ケチで結構!!何と言われましても ダメなものはダメです」
クラハドール「体の弱いお嬢様にとって ウソップのホラ話は刺激が強すぎます」
カヤ「平気よ 私は」
クラハドール「聞き分けてください 私は亡くなられたご両親から固く申し付けられているのです カヤお嬢様をしっかりお守りする様にと・・・!!」
クラハドール「その為に門番まで立てて 万全を期しているのですから」
カヤ「・・・・・・・・・」
クラハドール「全てはお嬢様のためでございますっ!!」
カヤ「うん・・・・・・ わかってる・・・・・・」
クラハドール「わかって頂ければけっこう お薬はここへ置いておきますのでちゃんとお飲みください」
カヤ「わかった・・・」
クラハドールは薬を用意し、部屋を出ていく。
すると窓を叩く音が。
カヤは外にウソップの姿を見て、顔を出す。
カヤ「ウソップさんっ!」
ウソップ「よお 相変わらず元気ねェな」
カヤ「ごめんなさい 本当は ちゃんとお客として迎えたいのに・・・クラハドールがどうしても許してくれなくて・・・悪い人じゃないの」
ウソップ「なに おれは
ウソップ「何たっておれは 勇敢なる海の戦士だからな!!」
カヤ「それで今日は どんな冒険のお話?」
ウソップ「ああ・・・今日はそうだな 俺が5歳の時南海に住む巨大な金魚と戦った時の話だ」
カヤ「金魚?」
ウソップ「まず驚いたのはあの
カヤは笑ってしまう。
ルフィ「なんだ あいつ偉いじゃん」
雨野ララ「ウソップさん 凄いね・・・お嬢様の為とはいえ」
ナミ「うん 1年前からずっとウソつきに通ってるんだから」
ピーマン「うん」
にんじん「おれはキャプテンのそんな”おせっかい”な所が好きなんだ」
ピーマン「おれは”しきり屋”なとこが好きだ」
タマネギ「ぼくは”ホラ吹き”なとこが好き!!」
ゾロ「とりあえず慕われてんだな」
雨野ララ「それでお嬢様の容態の方は?」(カヤさんは最終的には回復する、原因が両親を亡くした時の「気落ち」だったはず。)
にんじん「だいぶ良くなってきたよ キャプテンのおかげでね!」
ルフィ「よーし! じゃあやっぱり 屋敷に船を貰いに行こう!!!」
ナミ「だめよ!!さっき諦めるって言ったじゃない!!」
そして一行は屋敷を訪れる。
ルフィ「こんにちはーーーっ 船くださーい」
雨野ララ「返事無しって どういう・・・?」
ルフィは門を超えようとよじ登る。
ルフィ「さあ入ろう」
ピーマン「あいさつした意味あんのか」
ナミ「ああ・・・止めてもムダか」
ゾロ「ムダだな 付き合うしかねェだろ」
雨野ララはスマホのカメラで撮影はする。
ゾロ「ララ 屋敷を撮ってるのか?」
雨野ララ「はい! こんな豪邸は滅多に来れるとこではないので貴重なんです。」
クラハドール「え!? 侵入者?門番はどうしたんです」
???「はい・・・ちょうど今昼食を・・・!!」
カヤ「あはははは・・・で その金魚はどうしたの?」
ウソップ「その時切り身にして小人の国へ運んだがいまだに食い切れてないらしい」
ウソプ「そしてまたもや手柄を立てたおれを人は称えこう呼んだ」
ピーマン「キャープテーン!!」
ウソップ「そう・・・キャプテ・・・」
ウソップ「げっ!! お前ら何しに来たんだ!!」
ピーマン「この人が連れて来いって・・・」
カヤ「誰?」
雨野ララ(カヤさん! あなたも懐かしいなぁ・・・どっちかって言うとナミちゃんよりは性格いいと思うし。)
ルフィ「あ! お前がお嬢様か!」
ウソップはルフィの肩に腕を回す。
ウソップ「あー こいつらはおれの噂を聞きつけ遠路はるばるやってきた 新しいウソップ海賊団の一員だ!!」
ルフィ「ああ!! いや!違うぞおれは!!」
カヤ「頼み? 私に?」
ルフィ「ああ! おれ達はさ でっかい船がほしいん」
クラハドール「君達 そこで何をしてる!!」
クラハドール「困るね 勝手に屋敷に入って貰っては!!」
ウソップ「げっ執事」
カヤ「クラハドール・・・」
ルフィ「何だあいつ」
雨野ララ(キャプテン・クロ!?)「執事さん?」
カヤ「あのねクラハドール この人達は・・・」
クラハドール「今は結構!理由なら後でキッチリ聞かせて頂きます!!」
クラハドール「さあ 君達帰ってくれたまえ それとも何か言いたい事があるかね?」
雨野ララ「すいません デカイ船が欲しいんですけど」
クラハドール「ダメだよ」
雨野ララ「え!?」
ルフィは却下されガクッとなった。
クラハドール「君は・・・ウソップ君だね・・・」
カヤ「・・・・・・・・!」
クラハドール「君の噂はよく聞いてるよ 村で評判だからね」
ウソップ「あ・・・ああ ありがとう あんたもおれをキャプテン・ウソップと呼んでくれてもいいぜ おれを称えるあまりにな」
クラハドール「門番が君を ちょくちょくこの屋敷で見かけると言うのだが 何か用があるのかね?」
ウソップ「ああ・・・!それはあれだ・・・ 俺はこの屋敷に伝説のモグラが入っていくのを見たんだ!! でそいつを探しに・・・」
クラハドール「フフ・・・よくも そうくるくると舌が回るもんだね」
ウソップ「何!?」
クラハドール「君の父上の話も聞いてるよ」
クラハドール「君は所詮
ルフィ「あいつの父ちゃん海賊なのか」
雨野ララ(ヤソップさん 銃の腕前は百発百中と言ってもいいんだよね・・・)
ウソップ「・・・・・・ウス汚いだと・・・!?」
クラハドール「君とお嬢様とでは住む世界が違うんだ 目的は金か?いくらほしい」
ウソップ「!」
カヤ「言い過ぎよクラハドール!!!ウソップさんに謝って!!!」
クラハドール「この野蛮な男に何を謝ることがあるのですお嬢様 私は真実を述べているだけなのです!!」
クラハドール「君には同情するよ・・・恨んでいることだろう 君ら家族を捨てて村を飛び出した”
カヤ「クラハドール!!!」
ウソップ「てめェ それ以上親父をバカにするな!!」
クラハドール「・・・・・・何をムリに熱くなっているんだ 君も賢くないな こういう時こそ得意の
ウソップ「うるせェ!!!!」
ウソップはキレてクラハドールを殴り倒した。
それを見たカヤ、ピーマン達3人はびっくりだったが、ララ達他はさほど驚いてはいない。
クラハドール「う・・・・・・く!!ほ・・・!!ほらみろ すぐに暴力だ 親父が親父なら息子も息子というわけだ・・・!!」
ウソップ「黙れ!!」
ウソップ「おれは親父が海賊である事を誇りに思ってる!! 勇敢な海の戦士である事を誇りに思ってる!!」
ウソップ「お前の言う通りおれはホラ吹きだがな!!」
ウソップ「おれが海賊の血を引いているその誇りだけは!!偽る訳にはいかねェんだ!!!」
ウソップ「おれは海賊の息子だ!!」
ルフィ「・・・・・・そうか!!あいつ・・・!!思い出した・・・・・・!!」
雨野ララ(ウソップくん、あなたの夢は勇敢なる海の戦士 きっと叶う事を祈ってるよ。)