ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
ピーマン「キャプテン・・・・・・!!」
クラハドール「海賊が・・・”勇敢な海の戦士”か・・・!! 随分とねじまがった言い回しがあるもんだね・・・だが・・・否めない
ウソップ「・・・・・・!!」
クラハドール「好き放題にホラを吹いてまわり 頭にくればすぐに暴力・・・・・・!!」
クラハドールは立ち上がる。
クラハドール「あげくの果ては財産目当てにお嬢様に近づく・・・!!」
ウソップ「何だとおれは・・・!!」
クラハドール「君の父親が海賊である事で十分だ!!!!」
ウソップはクラハドールの胸倉を掴み、殴りかかろうとしたが
ウソップ「てめェまだ言うのか!!!」
カヤ「やめてウソップさん!!! もう これ以上暴力は・・・!!!」
ウソップ「・・・・・・・・・!!」
カヤ「悪い人じゃないんです クラハドールは・・・!」
カヤ「ただ私のためを思って 過剰になっているだけなの・・・・・・・・!!」
クラハドールはウソップの手を払う。
クラハドール「出て行きたまえ・・・」
クラハドール「ここは君のような野蛮な男の来る所ではない!!! 二度と この屋敷へは近づくな!!!」
カヤ「・・・・・・!!」
ウソップ「ああ・・・わかったよ 言われなくても出てってやる」
ウソップ「もう二度とここへはこねェ!!!」
ウソップは屋敷を出て行った。
ピーマン「・・・・・・キャプテン・・・・・・!!」
カヤ「ウソップさん・・・」
にんじん「このヤロー羊っ!!キャプテンはそんな男じゃないぞ!!」
ピーマン「そうだ!!っばーか!!」
たまねぎ「ばーか!!」
ルフィ「ばーか!!」
ゾロはルフィを一発殴る。
ゾロ「何で お前も一緒になってんだ」
雨野ララ「ルフィさん 単純・・・」
クラハドール「・・・・・・!!」
ピーマン達叫ぶが、ナミに止められ、ルフィもゾロに羽交い絞めで止められる。
クラハドール「君達も さっさと出て行きたまえ!!!」
カヤ「コホコホ・・・ ゴホゴホ・・・」
クラハドールが食事を持ってきた。
クラハドール「お食事ですお嬢様・・・」
カヤ「・・・・・・いらない」
カヤ「・・・・・・・・・たべたくない おいしくないんだもん」
クラハドール「・・・・・・・・・!そんな事を言ってはコックが腹を立てますよ お嬢様のお体にあう食事を一生懸命 考えて作っているのですから」
カヤ「どうしてあんな言い方したの?」
カヤ「それは私だってクラハドールに黙って ウソップさんと話をしていたのは悪いと思っているわ だけど あんな追い返し方ってないじゃない!」
クラハドール「ーーーーーー座っても?」
カヤ「どうぞ」
クラハドールはベッドに座る。
クラハドール「・・・もう3年になりますか・・・ 私がこの屋敷へきた日から・・・ あの日の事は忘れもしません・・・・・・!」
クラハドール「当時 私はある船で働いていたのですが ちょっとしたミスを犯しその船を下ろされてしまったのです 路頭に迷いたどりついたのがこの村で」
クラハドール「当然やる事も金もなく今にも野垂れ死にしそうだった私に 声をかけて下さったのがあなたの父上でした 私にとって亡き ご両親は命の恩人なのです・・・・・・!」
クラハドール「そしてあなたは 私の恩人のご令嬢・・・」
カヤ「・・・・・・・・・」
クラハドール「私がお嬢様の交友関係にまで口をはさむのは 出すぎたマネだという事は承知の上なのですが・・・・・・」
クラハドール「あのウソップという若者は・・・ お世辞にも評判のいいとは言えない人間です」
クラハドール「もしも!!・・・・・・万が一!!お嬢様の身に何かあっては!! 私は世話になったご主人に顔向けできないのです・・・!!!」
クラハドール「さき程は しかし・・・さすがに言いすぎました 私を恨んでおいでですか」
カヤ「・・・・・・ううん そんな事ない・・・」
カヤ「私もクラハドールには 感謝してるわ だけど誤解しないで 彼はいい人なの」
クラハドールは立ち上がる。
クラハドール「ですが!!いい人かどうかは別の話!!」
カヤ「クラハドール!!・・・・・・もうわからず屋!!」
クラハドール「ええ わからず屋で結構っ!!」
ナミ達は村のはずれにいた。
ナミ「ねえ ルフィとララはどこにいったの?」
ゾロ「さあな
にんじん「キャプテンならあそこだ!」
ピーマン「うん海岸だ なんかあるととりあえずあそこにいくんだ!!」
ピーマン・にんじん「「いってみる?」」
ゾロ「いやいい・・・」
ナミ「それよりあんた達一人足りないんじゃない?」
ピーマン「ああたまねぎ!」
ピーマン「あいつ すぐどっかに消えちゃうんだよな」
にんじん「うん そして大騒ぎして現れるんだ」
たまねぎ「わあああああああ たいへんだああああああ!!」
にんじん「あ!たまねぎ」
たまねぎ「大変だーーーっ!!う!! ううう!! うしろ向き男だあ~~~~~~~っ!!!」
タマネギが騒いで走って来る。
たまねぎ「変な人が後ろ向きで歩いてくるんだよっ」
ピーマン・にんじん「「うそつけ」」
たまねぎ「ほんとだよ!!!」
たまねぎ「あれ見て!!!」
ナミ・ゾロ「「?」」
その後ろ向き男がやってくる。
???「オイ 誰だ このおれを”変な人”と呼ぶのは! おれは変じゃねェ!!!」
ナミ「変よ どう見ても」
???「ばかを言え おれは ただの通りすがりの催眠術師だ・・・・・・・・・」
たまねぎ「さ・・・催眠術!?すげえ!!」
ピーマン「やってみせてくれよ!!」
にんじん「うんやって!!」
???「何!?」
???「バカヤロウ 何でおれがみず知らずのてめェらに 初対面で術を拾うしなきゃならねェんだ」
催眠術師はある物を見せた。
???「いいか よくこの輪を見るんだ」
ゾロ「やるのか」
???「ワン・ツー・ジャンゴでお前らは眠くなる いいか いくぞ・・・ワーーーン・・・」
???「ツーー・・・」
???「ジャンゴ」
と同時に互いに倒れて眠った。
ゾロ「おい こいつ何なんだ!!!」
ウソップは島の付近の木々がある崖で座って黄昏ていた。
ルフィ「よっ ここにいたのか」
ルフィは宙ぶらりんで現れる。
ウソップ「ぶっ!!!」
ウソップ「何だ てめェか普通に声かけろバカ!!」
雨野ララは近くから現れる。
雨野ララ「ウソップさん!!」
ウソップ「おめえか!!」
雨野ララ「自己紹介してなかったですね。私は雨野ララって言います、名前がララですので呼び方は自由、ピチピチの16歳です。」
ウソップ「あっ ああ ならララって呼ぶぜ。俺より年下か・・・それにしても綺麗なピンク髪と容姿してんなーーー服も見た事ねえし」
雨野「どうもです。」
ルフィは木から降りる。
ルフィ「それより
ウソップ「・・・・・・え・・・!?」
ウソップ「お前!!何で それを知ってんだ!!」
ルフィ「昔 会った事あってな」
ウソップ「何!?本当か!?おれの親父にか!?」
ルフィ「うん」
ルフィ「お前と顔そっくりだからさ なんか懐かしい感じはしてたんだけど さっきはっきり思い出した」
ウソップ「い・・・今どこに!?」
ルフィ「今はわかんねェ!」
ルフィ「だけど今も きっと”赤髪のシャンクス”の船に乗ってるよ!! ヤソップは俺が大好きな海賊船の一員なんだ」
ウソップ「そ・・・ そうか!!」
ウソップ「そうか・・・シャンクスの船に・・・ あの”赤髪”のねえ・・・・・・」
ウソップ「シャンクスだとォ!!?」
ルフィ「なんだシャンクス知ってんのか!?」
雨野ララ「シャンクスさんってそんなに有名な海賊ですか?」(シャンクスは四皇の一人にまでなっていた人だし、それは凄いと思う。)
ウソップ「ララはシャンクスを知らねェのかよ!? 結構有名な大海賊だぜ!? お前はどこの生まれなんだよ!?」
雨野ララ「そんな簡単には言えませんよ・・・」
ウソップ「簡単に言えねェのかよ・・・っていうかそんなにすげえ船に乗ってんのかウチの親父は!!!」
ルフィ「すげえって言やあ・・・うん射撃の腕はすごかった ヤソップが的を外したとこは見た事なかったし」
テーブルに置かれたリンゴ、そして撃ち砕かれる。
幼少期ルフィ『ひゃーーーーっすげェーーーーーっ』
ヤソップ『なァに おれはアリの眉間にだってブチ込めるぜ』
そして居酒屋
ヤソップは酒を飲む。
ヤソップ『おれにはなっ ルフィ!!ちょうどお前くらいの年頃の 息子がいるんだ!!』
幼少期ルフィ『うん聞いたよ 何度も!あきた!』
ヤソップ『まだまだだ 何度でも聞け!!』
ヤソップは空のジョッキをルフィの頭にくっつける。
ヤソップ『悲しい別れだったが仕方なかったっ 理由は一つ!! 海賊旗がおれを呼んでいたからだっ!!!』
ルフィ「ヤソップは立派な海賊だった!!」
ウソップ「だろう!?」
ウソップは立ち上がり、
ウソップ「そうなんだ!!こんな果てがあるかないかもわからねェ海へ飛び出して 命をはって生きてる親父を俺は誇りに思ってる!! それなのにあの執事は親父をバカにした・・・!! おれの誇りを踏みにじった!!」
雨野ララ「ウソップさんにとってお父さんは偉大な人なんですね。私 あの執事さんは感じ悪かったですよ。」
ルフィ「俺もあいつ嫌いだな・・・」
雨野ララ「もうお嬢様の所へは行かないんですか?」
ウソップ「さァな・・・あの執事が頭でも下げて来やがったら いってやってもいいけどよ!」
ルフィ「あの執事がか?」
ルフィは崖の下の執事を指す。
ウソップ「そう あの執事あの執事 あの執事が何で ここにいんだァ!!」
雨野ララ「執事があんなとこにいるとは思えないのに・・・」
崖の下では、二人の密談が。
クラハドール「おい ジャンゴ この村で目立つ行動は慎めと言ったはずだぞ 村の真ん中で寝てやがって」
ジャンゴ「ばか言え おれは ぜんぜん目立っちゃいねーよ 変でもねェ」
雨野ララ「あと一人誰かいますよ。」
ウソップ「見かけねェ顔だな・・・誰だ?」
クラハドール「それで・・・
ジャンゴ「ああもちろんだ いつでもイケるぜ”お嬢様暗殺計画”」
ルフィ・ウソップ((何!!?暗殺だと!!?))
雨野ララ「お嬢様の暗殺・・・そんなのダメ・・・」