ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第203話「エンジェル島消滅! 雷迎降臨の恐怖!!」

酋長《大戦士カルガラは・・・・・・叫び続けた・・・》

 

酋長《「シャンドラの灯をともせ」》

 

酋長《ただの一度でよかった”シャンドラの灯”は必ずその響きで 親友ノーランドに全てを伝えてくれると信じたからだ「おれ達はここにいる」とーーー》

 

酋長《ーーーだがたった一度の鐘の音は鳴らさなかった》

 

酋長《ーーー後に空島にやってきた”北の海(ノースブルー)”の船乗りによって全てはこの村に伝えられた 太恩あるノーランドは青海で我らの都市シャンドラを誇り死んだのだと・・・・・・!!》

 

少年ワイパー《・・・・・・》

 

酋長《”うそつき”と呼ばれてなお 我らが故郷シャンドラの存在を決して否定する事なく死んだのだと・・・・・・》

 

酋長《ーーーだが時すでに遅く彼の親友カルガラもまた 友に我らの存在を知らせる為この空で偉大なる戦死を遂げていた》

 

酋長《ただの一度もその想いを届ける事無く・・・ーーーそれが・・・大戦士カルガラの無念・・・!!》

 

少年ワイパー《・・・ねえ 酋長・・・・・・》

 

酋長《・・・・・・》

 

少年ワイパー《ーーーまだ届くかな その鐘の音!! 今鳴らしてもノーランドに届くかな!!》

 

酋長《! ・・・・・・そうだな ここは天国に近いから・・・》

 

現在のワイパーを呼ぶ声が。

 

アイサ「逃げなきゃみんな死んじゃうよォ!!!ワイパー!!!」

 

ワイパー「エネル・・・お前になぜ・・・・・・!!!全てを奪う権利があるんだ・・・!!?」

 

空島中を落雷がいくつも発生していく。

 

ウソップ「チ!!チキショー~~~~~!!容赦ねェぞ 早く逃げよう!!」

 

ウソップ「もう何もかも終わりだァ!!!」

 

エネル「ヤハハハハ!!!ここは空!!神の領域だ!!!全てが目障り!!!人も木も土も!!あるべき場所へ還るがいい!!!」

 

エネル「全て青海に降る雨となれ!!!ヤ~~ッハハハハハハハハ!!!我は神なり!!!」

 

エネル「ん~~~~~ あの辺りか?忌まわしきシャンドラの戦士達の隠れ村」

 

エネル「元々青海の者達・・・さぞ帰郷は嬉しかろう」

 

エネル「ヤハハ!さァ 下界へ下りろ!!!」

 

どデカイ落雷を落とすと、村が消えた。

 

酋長「・・・・・・」

 

民「!!? うわあァ!!!・・・・・・我らの村が・・・!!」

 

民「わああああぁああん」

 

民「危なかった・・・!!」

 

民「出遅れていたら粉々だ・・・」

 

カルガラの石像は無事だった。

 

マッキンリー隊長「海へ~~~!!!海へ急げ~~~~っ!!!エンジェル島はもう持たん!!!急げ とにかく海へ~~~~!!!海へ~~~!!!」

 

隊員「マッキンリー隊長っ!!!だいぶ負傷者が出ています!!」

 

隊員「ーーーとにかく船に乗せて応急処置を!!」

 

隊員「この島に避難場所などありはしない!!!」

 

落雷は民家に落ちた。

 

隊長(すでに惨劇・・・・・・)

 

コニス《私はエネルを神とは認めないっ!!!》

 

隊長(あの娘の説得が遅れていたらと思うとゾッとする・・・・・・!!無事なのか!?彼女は・・・・・・!!!)

 

コニス《逃げ方を知らない人達がいるんです 戻らなくちゃ!!》

 

隊長「!!!」

 

どデカイ奴が落ちた。

 

コニスはスーと共に、メリー号にいた。

 

コニス《ごめんなさい!!超特急エビ呼んだの私なんですよね・・・!!!》

 

ガン・フォール《そうだ 聖地は再び歌うのだ》

 

コニス《ナミさ~~ん!!》

 

ナミ《コニス!!おじさん!!!》

 

空の民《エネルは・・・空に住む一切の人間を消し去る気なんだ!!!》

 

エネル「ヤハハハハ・・・」

 

エネル「逃げ惑う天使達は・・・・・・まるでかく乱したアリの行列!!」

 

エネルは右手を前へ突き出す。

 

エネル「本位に還れ!!スカイピア」

 

数隻の小舟へ落雷が直撃した。

 

白海ーーー天国の門

 

空の民「えっ!?」

 

空の民「白々海に穴が!!!」

 

空の民「人が落ちて来るぞ~~~!!!」

 

エネル「ヤハハハ・・・この懐かしき(・・・・)神の(やしろ)にも用はない・・・その下の都市シャンドラにもな」

 

バカでかい落雷がウソップ達付近にも落ちた。

 

ウソップ「危ねェ!!!!」

 

そして遺跡にも落ちた。

 

エネル「この国で 私が欲しい物はあと1つ・・・!!黄金の大鐘楼のみ!!」

 

ワイパー「黄金の鐘・・・・・・!? 貴様 今そう言ったのか・・・?」

 

ロビン「ええ」

 

ウソップ「おめェら何を・・・・・・・・・!!」

 

アイリス「・・・・・・」

 

ガン・フォール「鐘・・・」

 

ワイパー「それをエネルは狙ってるのか・・・!?なぜわかる・・・どこにあるんだ・・・」

 

ウソップ「おい待てよそんな事言ってる場合か 早く逃げよう 死んじまうよ!!」

 

アイリス「逃げる訳にはいかないでしょ・・・」

 

ロビン「この大きな蔓の・・・頂上付近・・・・・・」

 

ワイパー「!」

 

ウソップ「先に船で待ってるって ナミにも約束したろ!!あいつもすぐにルフィとララを連れて来んだからよ!!」

 

ロビン「この下層にあるシャンドラの遺跡・・・都市の中心部を大地ごとこの蔓が貫いている」

 

ロビン「だけど大鐘楼もその中心部に位置したと遺跡の地図に記されていたわ つまり鐘は蔓に突き上げられた衝撃で更に上空に飛ばされたと考えられる」

 

ガン・フォール「・・・・・・」

 

ゾロ「・・・・・・」

 

ルフィ《なーおい 黄金郷んはでっっけェ鐘があんだよな!!》

 

ララ《あるでしょうね・・・。》

 

エネル「・・・・・・この期に及んで”声”が・・・2つ・・・」

 

ナミはウェイバーでルフィとエックスを追いかける。

 

ナミ「ルフィは何て足の速さ・・・!!エックスはルフィの足にダッシュで追いついている。」

 

ルフィ「ナミなのか・・・・・・!!?」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「きっと無事だ!!」

 

ルフィ「だな!! 黄金の鐘だけはやらねェぞエネル!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ああ!!エネルは倒さないと!!」

 

エネル「さて・・・・・・巨大豆蔓(ジャイアントジャック)を越えた・・・・・・」

 

エネル「確かに”神の(やしろ)”のその上空にまで何かを探しに来る者などいまい・・・400年あれどなーーーさてどこにいる・・・」

 

エネル「黄金の鐘は・・・」

 

ルフィは走り、エックスはダッシュでルフィと並走する。

 

ルフィ「ハァ・・・ハァ・・・ゼェ・・・ゼェ・・・・・・うんががががぎががぎが!!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「エネルまでもう少しだ!!」

 

2人は雲を蹴り破って、上まで上がって来た。

 

ルフィ「何だここはっ!!!」

 

エネルは下を見る。

 

エネル「あいつら2人か・・・ゴムの者は重りをつけたままとは恐れ入る・・・・・・イレギュラーハンターはわざと飛んでこないのか・・・」

 

ルフィ「あ!!」

 

ルフィ「いたな!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「行くぞ!!」

 

ルフィとエックス「「そこで待ってろ!!エネル~~!!《待ってるんだ!!エネル~~~!!!》」」

 

エネル「・・・・・・・・・くどい」

 

エネルは巨大豆蔓(ジャイアントジャック)に落雷を落とし、先をへし折る。

 

ルフィ「わっ・・・・・・!!わっ・・・わっ」

 

ルフィの手が蔓から離れた。

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ルフィ!!」

 

ルフィは落ちていく。

 

エックスはルフィを追う様に落ちていく。

 

アイサ「ワイパー!!ダメだよ!!今登ったって!!空を飛んでるエネルには追いつけないよ!!」

 

ウソップ「蔓から離れろ!!!何か落ちて来る!!!」

 

落雷で焦げた蔓の先部分が落下してきた。

 

ロビン「・・・・・・!? ・・・蔓の・・・・・・先端・・・!!!上で何が・・・」

 

ウソップ「お!!お!!おいまさかルフィ達の死体も一緒に落ちて来てやしねェか!!?」

 

アイリス「落ちていないです!!」

 

アイサ「ワイパー!!ほら!そんな体じゃ無理だよ!!」

 

ロビン「・・・・・・」

 

ワイパー「・・・・・・この真上にあるんだ・・・大戦士カルガラの切望の鐘が・・・」

 

ルフィは蔓部分に腕を回して踏ん張っていた。

 

エックスも蔓部分に掴まっていた。

 

エネル「・・・・・・どうここまで登ってこようと言うのだ」

 

ルフィ「・・・・・・・・・!! にゃろ!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「蔓を落雷でへし折るとか何て奴だ!!」

 

エネル「ヤハハハハ・・・そこにいろ・・・面白いものを見せてやろうか・・・・・・」

 

エネルは体を雷化して、雲の方へ移動。

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「あっ!!」

 

ルフィ「んあ!!?消えた」

 

ルフィ「ん!?」

 

別の雲から光が指す。

 

ルフィ「!? なんだ」

 

ルフィは右手の黄金をぶん投げ、雲の上まで登った。

 

ルフィ「よし・・・戻ったぞ・・・・・・ハァ・・・」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「エネルまでもう少しだ!!」

 

ルフィ「ああ!!今の内に乗り込んでやる」

 

すると、ルフィの頭を踏むように、ナミがウェイバーで現れる。

 

ナミ「ルフィ!!エックス!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ああ ナミ!!」

 

ルフィは頭をぐるっと回転する。

 

ルフィ「ナミ!! お前何でここにいるんだ!?」

 

ナミ「2人を迎えに来たのよ!! 私とアイリスはサンジ君とウソップに助けて貰ったから無事なの!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「そうか!!」

 

ルフィ「ならよかった!!」

 

ナミ「そんな事より・・・・・・え!?待って なにあれ!!・・・雷雲が形を変えてく」

 

民「海へーーーーー!!」

 

民「海へ急げ~~~~~!!!」

 

民「空が真っ暗だァ~~~!!!」

 

民「上空にでかいボールが浮いてる!!!」

 

ナミ「アレやばいわ!!雷雲の中はもの凄い気流と”幕放電”の巣窟・・・!!!」

 

アイサ「・・・エンジェル島の・・・真上だよ・・・・・・!!」

 

ワイパー「雷雲が球状に・・・」

 

アイリス「なんて大きさ!!」

 

ウソップ「悪夢だーーー!!この世の光景じゃねェ~~~~~!!!」

 

ガン・フォール「何を始める気だ・・・」

 

エネル「ヤハハハハ・・・天は我がもの 思い知るがいい・・・・・・!!方舟マクシムと私の能力(ちから)があればこれだけの神業を成せる!!!」

 

民「エンジェル島に落ちるぞ!!」

 

民「空が落ちてくる~~~~!!!」

 

超巨大な球状の雷雲がエンジェル島まで落ちる。

 

エネル「”雷迎(らいごう)”!!!」

 

途端に雷迎は超爆発した。ゴロゴロと鳴る。

 

民「ーーーそんなバカな・・・一瞬で・・・」

 

民「私達の島が・・・・・・・・・!!」

 

民「ホワイトベレーは逃げたのか!?我々を助けてくれたんだ・・・・・・!!」

 

島並のバカでかい丸穴が開いていた。

 

民「我々の生まれた島が・・・跡形もない 海雲ごと消滅してしまった!!!」

 

エネル「ヤハハハハハハハハ・・・・・・・・んー・・・見晴らしのよいことだ・・・・・・空はこうありたいもんだな」

 

ウソップ「何だ今の爆発は・・・!!しかもまだ”雷”の雨は続くのか・・・!!!もう・・・生きて帰れる気がしねェよ・・・!!!」

 

アイリス「なんて威力なの・・・!?」

 

ガン・フォール「・・・・・・エンジェル島を・・・消しおったのか・・・!!?」

 

ガン・フォール「・・・・・・何という・・・!!何という・・・!!!非道を・・・!!!・・・エネル!!!!!」

 

コニス(すごい地響き・・・)

 

コニス(待たなきゃ・・・彼らを青海に帰らせてあげなくちゃ・・・!!)

 

ナミ「ルフィ!!!とにかく乗って!!!ここ降りましょう!!エックス あなたもよ!!みんなは先に船に向かってるの!!!私達も早く行かなきゃ」

 

ルフィ「だめだ」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「ああ!」

 

ナミ「だめって・・・・・・!!何がよ!!何言ってんのよ!!?」

 

ルフィ「お前を助けなくてよくなっても おれとエックスにはまだ用事がある!!」

 

ナミ「用事!?こんな所に何の用があるのよ エネルに仕返しでもするつもり!!?」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「この空に”黄金の鐘”があるのさ!」

 

ナミ「黄金って・・・そんなの・・・黄金はもういいの!!!命の方が先決でしょ!!? あれ見て!!2人にいくら雷が効かなくても!!あいつにはそれ以外の全てを壊す力があるのよ!!!黄金なら・・・ほら ルフィ あんたの手にくっついてるじゃない!!”黄金の鐘”は諦めなさい!!!諦めなさい!!!殺されるわ!!!」

 

ルフィ「死ぬもんか」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「死なないさ」

 

ナミ「いい加減にしてよ!!今の・・・」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「君も見ただろ!!!」

 

ナミ「何をよ・・・・・・」

 

ルフィ「”黄金郷”はあったじゃねェか!!」

 

ナミ「え・・・・・・」

 

ルフィ「ウソじゃなかった」

 

クリケット《あるのならそれもよし・・・ねぇのならそれもよし・・・おれの人生を狂わせた男との これは決闘なのさ》

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「クリケットの先祖はウソはついていなかった!」

 

ルフィ「だから下にいるおっさん達に教えてやるんだ!!!”黄金郷”は空にあったぞって・・・!!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「なら鐘を鳴らせば聞こえるはずだ!!!」

 

ルフィ「じゃなきゃおっさん達は!!死ぬまで海底を探し続けるんだぞ!!!」

 

ナミ「ルフィ・・・・・・エックス・・・・・・」

 

ルフィ「エネルなんかに取られてたまるか!!!でっけェ鐘の音はきっとどこまでも聞こえるから!!」

 

ドラゴンゴッドアーマー・エックス「だからおれとルフィは!!!黄金の鐘を鳴らすんだ!!!いや「鳴らさなきゃ」だ!!」

 

ルフィ「そうだ!!」

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