ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
羊顔の使用人「お嬢様!」
羊顔の使用人「となり町のメガネ屋に特注なさって品受け取ってきましたが こちらでよろしいんで?」
カヤは右手でグッドサインを出す。
カヤ「うんバッチリ!ありがとう ごめんね隣町まで走らせて」
羊顔の使用人「いえいえ いつでも何なりと!」
羊顔の使用人「プレゼントですね 喜びますよクラハドールさん」
カヤ「うん! 明日はねクラハドールがこの屋敷に来てちょうど3年目なの 彼には いつもお世話になってるから!」
シロップ村
ウソップ「みんな ちゃんと話を聞いてくれよ!!」
ウソップ「本当に明日の朝!! 海賊が攻めてくるんだ!!」
村人「お前の話をいちいち真に受けたら おれ達ゃ何百回 村を逃げ出さなきゃならねェんだ!!」
ウソップ「今度こそ本当なんだ!!」
村人「今度こそとっ捕まえてやる!!」
ウソップは逃げるが、村人達はウソップを追いかけてくる。
ウソップ「・・・・・・ くそ!!」
村人「くそォ!!」
村人「速いっ!!」
海岸では
にんじん「えーーーーーーーーーーーっ!!!」
ピーマン「カヤさんが殺される!?」
タマネギ「村も襲われるって本当なの!?麦わらの兄ちゃん!!」
ルフィ「ああ そう言ってた 間違いねェ」
ゾロ「・・・それで何で お前はここで寝てたんだよ」
ルフィ「それがなー おれは崖の上にいたと思うんだよなー ララも崖で一緒だったけどな」
にんじん「やっぱり あの羊 悪党だったんだ!!」
ピーマン「どーりで感じ悪いハズだっ!!」
タマネギ「催眠術師もグルだったんだ!!」
と、そこへ
雨野ララ「みんなー!!」
ルフィ「ララ!!」
ナミ「あなたはどこにいたの!?」
雨野ララ「崖の上でルフィさん達とちょっと前まで一緒に居ましたけど、寝てしまってたもんで アハハ。」(寝てたと言うのは嘘で、結構前から起きててアクセルの新武器開発をしていたのです・・・)
ゾロ「寝てただーー!?」
ナミ「ってうか カバンは?」
雨野ララ「うっかり忘れてきてしまいましたが、後で取りに行くんで」
ナミ「あっそ。とにかく あんた達のキャプテン あんな凄い形相で走ってったのね 村の方へ」
ナミ「よかったじゃない 先に情報が入ってさ 逃げれば済むもの 敵もマヌケよね!」
にんじん「そうか!それもそうだ!じゃ おれ達も早く逃げなきゃ!!」
ピーマン「そうだ!!大事なもの全部整理して!!」
たまねぎ「・・・貯金箱とおやつと・・・!!船の模型とそれから・・・!!」
ピーマン達は走り去る。
ルフィ「やばいっ!!」
ゾロ「どうした」
ルフィ「食料 早く買い込まねェと 肉屋も逃げちまう!!」
ウソップはカヤの屋敷へ来ていた。
ウソップはカヤの部屋の窓を叩く。
カヤ「ウソップさんっ!!よかった!もう来てくれないのかと・・・」
ウソップ「逃げるんだカヤ!! 殺されるぞ!!」
カヤ「え?どうしたの?」
ウソップ「お前はダマされてたんだ!!! あの執事は海賊だったんだ!!!」
カヤ「ちょ・・・ちょっと待って 何の冗談!?クラハドールがどうしたの・・・!?」
ウソップ「冗談じゃない ちゃんと この耳で聞いたんだ あいつが海岸で仲間とおちあって話してたことを!!」
ウソップ「あの執事はこの屋敷の財産を狙って忍び込んだ海賊だったんだ!! 3年前から ずっと執事のふりをしてお前の財産を狙ってたんだ!!」
カヤ「・・・・・・!!? 何言ってるのウソップさん・・・・・・!?」
ウソップ「そして明日の夜明けに仲間の海賊達がおしよせて お前を殺すと言ってた!!!」
カヤ「・・・・・・!!」
ウソップ「あいつは とんでもねェ悪党だったんだ!! 早く逃げろ!!!」
カヤ「いい加減にしてくださいっ!! 見損なったわウソップさん!!」
ウソップ「な・・・」
門番「おい 中庭が騒がしくないか?」
門番「あ!!あのガキだ!!またもぐり込んでやがる」
カヤ「そんな
ウソップ「!?」
カヤ「さっきのあなたのお父さんの件なら 彼も言い過ぎたと言ってました・・・!!私も そう思う・・・!!」
カヤ「だからって今度はそんなウソで彼に仕返しするの!? あなたは そんな人じゃないと思ってた!!」
ウソップ「・・・・・・!!」
カヤ「あなたのウソにはいつでも夢があってバカバカしくて 本当に楽しいから」
カヤ「私 あなたのつくウソが大好きだったのに!! どうしてそんな事言うの!!? ひどいよウソップさん!!!」
ウソップ「ち・・・・・・・!!! 違う!!」
カヤは泣き出す。
カヤ「最低よ!!」
ウソップ「・・・違うんだ おれは別に あの執事に仕返しようなんて・・・」
羊顔の使用人「お嬢様 どうかなさいましたか!?」
ウソップ「!」
ウソップは取り押さえられる。
門番「ご心配なく ネズミは外へ放り出しておきます」
ウソップ「うわ!!おい やめろ 離せ まだ話が済んでねェ!!」
ウソップは腕に咬みつき、振り払う。
カヤ「・・・!?」
門番「こいつっ」
ウソップは得意のパチンコの道具で反撃する。
ウソップ「うるせェ邪魔するな!!」
カヤ「やめてウソップさんっ!!」
ウソップは門番を二人倒す。
羊顔の使用人「ああ 何てことだ 門番を二人とも・・・・・・!!」
ウソップ「カヤ とにかくおれを信じろ!! この村から逃げるんだ!! あの執事が帰って来る前に!!」
カヤ「どうしたの・・・!?ウソップさんじゃないみたい・・・!!」
村人「いたぞウソップだ!!」
村人「屋敷の中にもぐり込んでやがったか」
ウソップ「しまった!村のみんなだ!!」
ウソップはカヤの腕を掴む。
ウソップ「こうなったら力ずくでも連れてくぞ」
カヤ「あ!!」
カヤ「やめて離して!!」
ウソップ「明日になれば全部 真実がわかる!!とにかく今は逃げろ!!! 言う事を聞いてくれ!!!」
カヤはウソップを引っ叩く。
村人「逃がさんぞウソップーーーーーーっ!!」
カヤ「とんでもない悪党は・・・あなたじゃないっ!!!」
カヤは泣きながら、ウソップに言い放つ。
使用人はウソップに銃を向ける。
使用人「お嬢様から離れろォーーーっ!!!」
ウソップ「!!」
カヤ「だめっ!!!」
ウソップが走り去ると、撃ってきた。
カヤ「当たったらどうするの!!」
使用人「・・・しかし・・・!!あいつはお嬢様を・・・」
村人「ウソップが逃げた!!」
村人「この野郎待てーっ!!」
ウソップは腕に一発食らった。
ウソップ「くそ・・・!!左手にくらった!!」
ウソップ「・・・・・・!!何で誰も信じねェんだ」
使用人「みなさん奴を捕まえてくださいっ!! 奴は暴行犯だっ!!」
村人「暴行だと・・・!!」
村人「そこまでおちたかウソップ!!」
ウソップ「・・・・・・!!」
カヤ「・・・ウソップさん・・・」
カヤは気を失い使用人にもたれかかる。
使用人「お・・・お嬢様しっかり!!」
ウソップはトボトボ歩いていた。
クラハドール『明日の朝だジャンゴ・・・ 夜明けとともに村を襲え』
ウソップ「・・・・・・!!! ひぐ・・・・・・・!!!」
ウソップは信じてもらえない事で泣き出す。
ピーマン「あ!!キャプテン!!!」
ウソップ「!」
ウソップは涙をごしごしこすった。
ウソップ「・・・よお!!お前らか!」
ウソップ「げっ!!」
ウソップはルフィを見て驚愕。
ウソップ「お前っ!!生きてたのか!!」
ルフィ「生きてた? ああ さっき起きたんだ」
ウソップ「ララ お前 起きたのか!?」
雨野ララ「はい。さっき起きたんです。」
ピーマン「それよりキャプテン!話は聞きましたよ!! 海賊達のこと早く みんなに話さなきゃ!!」
ウソップ「・・・・・・みんなに・・・・・・!!」
カヤ『とんでもない悪党は・・・あなたじゃないっ!!!』
村人『暴行だと!!そこまでおちたかウソップ!!』
ウソップ「はっはっはっはっはっはっは!!」
にんじん「?」
ウソップは開き直り、
ウソップ「いつもの嘘に決まってんだろ!! あの執事の野郎ムカついたんで 海賊にしたててやろうと思ったんだ!!」
ルフィ「ん?」
ナミ・ゾロ「「・・・・・・・・・」」
雨野ララ「ウソップさん・・・」
ピーマン「えーーーっ!!ウソだったんですか!?」
にんじん「なーんだ せっかく大事件だと思ったのに」
タマネギ「くっそー 麦わらの兄ちゃんとピンク髪の姉ちゃんもキャプテンのさしがねか!!」
ルフィとララ「「え?」」
にんじん「・・・・・・でも おれ ちょっとキャプテンを軽蔑するよ」
ピーマン「おれもけいべつする!!」
タマネギ「ぼくもだ! いくらあの執事がやな奴でも キャプテンは人を傷つける様なウソ絶対つかない男だと思ってた・・・!」
にんじん「帰ろうぜ!」
ピーマン「うん 晩ごはんのじかんだ!」
タマネギ「おかずは何かなー」
ウソップ「・・・・・・」
5人はある海岸に来ていた。
ウソップ「おれはウソつきだからよ ハナっから信じてもらえるわけなかったんだ おれが甘かった!!」
ゾロ「甘かったって言っても事実は事実」
ナミ「海賊は本当に来ちゃうんでしょう?」
ウソップ「ああ 間違いなく来る でも みんなはウソだと思ってる!! 明日も またいつも通り平和な一日がくると思ってる・・・・・・!!」
ウソップは立ち上がる。
ウソップ「だから おれはこの海岸で海賊どもを迎え撃ち!! この一件をウソにする それがウソつきとして!! おれの通すべき筋ってもんだ!!!」
ルフィ達4人「「「「!」」」」
ウソップ「・・・・・・!!腕に銃弾ブチこまれようともよ・・・ ホウキ持って追いかけ回されようともよ・・・!!ここは おれの育った村だ!!」
ウソップ「おれはこの村が大好きだ!! みんなを守りたい・・・・・・!!!」
ウソップ「こんな・・・わけもわからねェうちに・・・!! みんなを殺されてたまるかよ・・・・・・!!」
4人「・・・・・・」
ゾロ「とんだお人よしだぜ 子分までつき離して一人出陣とは・・・!!」
雨野ララ「ほんとですよ!」
ルフィ「よし おれ達も加勢する」
ナミ「言っとくけど宝は全部私の物よ!」
ウソップ「え・・・」