ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
海門は大爆発で黒い煙が上がった。
メリー号は煙に向かって進行し、中へ入って行く。
ドレイク少佐「なぁに~~?奴らに逃げられる!!追え!!」
海兵「しかし少佐!この辺りの海は浅く岩礁を縫って進まねばならないので、爆煙が消えないと危険です!」
ドレイク少佐「そんな事は知っとる!構わん!!」
海兵「しかし!」
ドレイク少佐「このまま奴らに外海に逃げられたらどうする!?海軍全体からあざけられ、笑われ貶められとんだ恥さらしになってしまうんだぞ!イレギュラーハンターのスカウトにも成功していない!!」
海兵「我らが、ナバロン要塞が、でありますか?」
ドレイク少佐「そうだ!!海軍のお偉方どもめ、身中に入った虫一匹捕まえられぬ要塞など無用のハリネズミなどと、またゾロ潰す潰さない議論をおっぱじめるぞ!!」
海兵「ぐぬぅ・・・」
ドレイク少佐「貴様!要塞ナバロンの海兵としてそんな事我慢できるか!?」
海兵「できません!!」
海兵は電伝虫の受話器を手に持つ。
海兵「全艦隊に告ぐ!!全速前進!!海門をくぐれ!!」
メリー号は黒煙の中を進む。
ルフィ「外海だぞ!!このまま真っすぐ行けば出られるぞ!!」
ナミ「出ちゃダメ!!」
ルフィ「えっ?」
ナミ「船を戻して!!反転させて!急いで!!要塞の中にもう一回戻るのよ!!黄金がごっそり海軍に奪われてるのよ!!」
ゾロ「何だと!?」
ウソップ「だけど正気かナミィィ せっかく死ぬ思いまでしてここまで辿り着いたんだぜェ」
ナミ「正気も正気 大正気!外に出られたって黄金がなきゃ意味ないじゃない!」
ララ「ホントにお金関係の話が絡むと、説得力あるのが不思議です。」
アイリス「確かに・・・」
チョッパー「うん。」
サンジ「そういうナミさんも素敵だぁぁ!!そしてもちろんララちゃんも素敵だぁぁ!!」
ルフィ「でもよせっかくあんなにでかい穴開けたんだ!!このまま出ないか~?」
ナミ「あたし達は海賊でしょルフィ。」
ルフィ「うん。」
ナミ「海賊がお宝の黄金を置いてけぼりなんて恥さらしだと思わない?」
ルフィ「あっ そっか。」
ナミ「よし 決まったわ!面舵一杯!!船をUターンさせて要塞内部に戻すのよォォ!!」
チョッパー「うん。」
サンジ「はぁ~~い!ナミさんの言う通り。」
2人は舵の所へ、面舵一杯にした。
船は旋回し出した。
ララ「ああ!!」
アイリス「ちょ、ちょっと!!」
ウソップ「お前らぁぁ!!」
ゾロ「何やってんだ!?」
ルフィ「無茶すんな!」
メリー号は旋回成功。
ナミ「いいわいいわ。その調子よ!!」
その時、警鐘らしき音が響いて来た。
海兵「警鐘を鳴らせェ!!もっと鳴らせ!!黒煙で何も見えない!!片方の船とぶつからないようにしろォ!!」
ナミは耳を澄ましてる。
ルフィ「どうかしたか?」
ナミ「黙っててルフィ。」
ルフィ「風鈴か?」
ララ「何らかの合図でもしてるんですか?」
ナミ「これは霧の中で自分の位置を相手に知らせる警鐘なの。ヤバイ正面から近づいて来る。」
サンジ「どうですかァ?いい感じでしょナミさ~ん。」
ナミ「ダメ~~!!取り舵いっぱ~~い!!」
人型チョッパー「ええ!?」
ナミ「進路を変えるのよ!!このままじゃ衝突する!!」
サンジ「ナミさんの為なら、よいしょ!!」
サンジとチョッパーは舵を上手く取る。
船は進路を変える。
ウソップとゾロは船の傾きで転がる。
ララとアイリスも転がってしまうが、アイリスが自らクッションとなり、ララを受け止め抱えた。
ララ「ごめんねアイリス。」
アイリス「いえ・・・」
ルフィ「うおっ!?」
ナミ「ああ!?ぶつかる!!」
しかし、メリー号はギリギリで避けた。
ウソップ「うおォォ!?」
海軍船は去って行く。
ナミ「黄金の顔を拝めないままバラバラになる所だったわ。」
ララ「とりあえず軍艦は行っちゃった。」
人型チョッパー「前の方はどうなってるんだろ?」
また警鐘が。
ナミ「また。」
ルフィ「今度の風鈴はさっきより多いぞ。」
ララ「またですか!?」
ナミ「正面の爆煙の中から一隻二隻、いやもっとたくさんの軍艦がやって来る!」
ウソップ「何だと!?」
ララ「5隻以上はあるんじゃ!?」
アイリス「そうかもしれないです!!」
サンジと人型チョッパーはまたやると思い、舵のとこで待機中。
サンジ「ナミさぁん。面舵と取り舵どっちにします~~?」
ナミ「もっと取り舵ーー!!」
ナミ「とにかくこの爆煙から逃げなきゃ!!」
しかし、船体が揺れる。
人型チョッパー「何がどうなってるんだ?」
サンジ「いいからナミさんの言う通りにしてれば間違いない。世界一の航海士だからな。」
メリー号は前から来る海軍船を避けようと頑張る。
ナミ「ああ 今度こそぶつかっちゃう!」
ゾロ「あっ あ」
ウソップ「ああああ・・・・」
ロビンも見つめていた。
ララ「海軍船がでかい。」
アイリス「でかい・・・」
ナミ「助かった。このまままっすぐ この厄介な爆煙から一刻も早く脱出しなくちゃならないわ。」
ゾロ「奴らに見つかるぜ。」
ウソップ「そうだぞ。煙から出たら今度は一斉射撃の的になっちまうぞ!間違いなくバラバラになって海の藻屑だぁ!!」
ナミ「そんなの出たトコ勝負よ!!」
ロビン「航海士さん」
ナミ「へ?」
ロビン「資料室で調べたんだけど、この要塞も昔はもっと人がいて、たくさんの軍艦が使われていたらしいわ。」
ナミ「・・・うん。」
ウソップ「おいロビン 今はそんな昔話をしてる場合じゃねェだろ!?」
ロビン「軍に縮小って奴ね。今では随分寂れちゃってるけど、だからこの湾の中に使われていないドックもいっぱいあるみたいよ。」
ロビンは地図を見せる。
ナミ「使われていないドック・・・。成程 ロビン ナイス情報よそれ!!みんな!!廃ドックにゴーイングメリー号を隠すのよォ!!」
ウソップ「えっ ええ!?大体それどこにあんだよ!?」
ナミ「いいからあたしの指示に従って。」
一方、要塞の外に出た数隻の海軍船。
ドレイク少佐「な、何ィ!? 通路の兵達に通信!!麦わら共の船は通過したのか!?」
海兵「は はい!!」
海兵は受話器を取る。
海兵「本兵に告ぐ。こちらドレイク機関である。麦わらの一味の船を目視したか?何!?」
海兵「この海門はまだどの船も通過していないそうであります。」
ドレイク少佐「何!? どこへ消えた 海賊共。まさか あのわずかな間に本兵達の目をかすめて我らの視界の届かない水平線の彼方に消えたというのか?」
ジョナサン司令官が電伝虫の受話器を取る。
ジョナサン司令官「ん。」
ドレイク少佐「申し訳ありません。外海に出た所で海賊船を見失いました。まるで魔法のように見えなくなってしまいました。」
ジョナサン司令官「やはりな。」
ドレイク少佐「はっ?」
ジョナサン司令官「いやぁご苦労だったな。とりあえず戻って来い。今後の作戦をゆっくり話し合おう。」
ジョナサン司令官は受話器を戻す。
ジョナサン司令官「奴らが外へ逃げる事はない。奴らの夢がまだこの要塞に残っている以上な。」
牢屋では、本物のシェパードが足掻いていた。
シェパード「お前ら離せェ!!上官侮辱罪で軍法会議にかけられたいか!?」
海兵「聞いたか?軍法会議だとさ!」
海兵「やれるもんならやってもらおうか?」
海兵3人くらいが牢屋に来て、
海兵「お前達 その方を離せェ!!失礼致しました!!中佐ぁぁ!」
海兵2人は慌ててシェパードの手錠を外す。
シェパード中佐「だから言っただろ!!我輩は海軍本部特別監査官・シェパード中佐である!!」
ジョナサン司令官「う~~~ん。麦わら共さしずめこの辺りだろうな。もう少し利用したいところだが、奴らの方から出かけて来るのを待つとするか。」
海軍食堂では、
海兵「麦わら海賊団のせいで随分働かされたぜ。」
海兵「美味くて元気の出るメシを食べてまた捜索だ。」
海兵達はメシを食べ始める。
海兵「何だこれは?今朝食ったメシと違うぞ。」
海兵「ああ。今朝食ったメシ 今まで食った事なかったな。」
海兵「こらぁ!!手ェ抜くな!!今朝みたいなメシ食わせ!!」
海兵達からブーイングが。
コック「ジェシカさん。昼メシ食った海兵達が文句言ってる。」
コック「やはりあのレシピ使わせて下さい。」
ジェシカ「みんな ナバロンのコックの誇りは何処行ったんだい?」
コック「ジェシカさん あのコックは確かに海賊の一味だ。だが食べに来る腹を減らした海兵の為に料理を作っていた立派なコックだった。」
ビリー「そうだ!!あの料理を食べて元気になろうとわんさか兵が押し寄せてくるんだ。」
コック「決断して下さい!!お願いします!」
コック「お願いします!!ジェシカさん!!」
コック達は呼びかける。
ジェシカは目を閉じていたが、目開き決断したように、壁まで歩くと、紙を張り付ける。
ジェシカ「あいつに負けない美味くて元気の出る料理は必ず自分達の手で作る。でも今日は安いプライドは捨ててアイツの心のレシピを借りる。確かにこの厨房に居た時のアイツは少なくとも海賊ではなくコックだった。何より優先すべき事は食べてる人間が満足する事。」
コック達「「「「ジェシカさん!!!」」」」
ジェシカ「何グズグズしてんのさ!?お客は待っちゃくれないよ!!」
コック達「「「「よーーし!!」」」」
ある廃ドック。
ウソップ「どーすんだナミィ これからよォ」
ゾロ「今からでも遅くはねェ 海門に戻って外海に出るべきだ。」
ウソップ「ああ。ここの奴らハンパじゃねェ。黄金は欲しいがやっぱり命あっての物だねだぜ。」
チョッパー「ルフィはどう思う? ララ アイリスにも聞くけど。」
ララとアイリスはキッチンの前に立っている。
ララ「私は黄金は必要かと。」
ルフィ「ララも言ってるし、俺も黄金はいる。でも腹減ったサンジメシ。」
サンジ「食料探して何か作ってやるよ。」
ウソップ「ん?倉庫ん中空っぽだぜ?」
サンジは冷蔵庫を開ける。
サンジ「探しゃどっかに何か残ってるだろ。」
ララもポニーテールからロングへと戻し、
ララ「私もちょっとやれますんでいいですか?」
サンジ「ララちゃん 構わないよ。」
ララはサンジの近くまで行く。そして耳部分の髪を色っぽくかき上げつつ、バスト89が腕にムニュっと当たってしまった。
サンジ(ララちゃんの髪からいい匂いがするゥゥ。それに胸が腕にィィ それに一瞬だけ色っぽく見えたぜ!!)
ララはすぐにわずかに離れる。
ララ「ごめんなさい。近すぎました。」
サンジ「いや、いいんだ。」
アイリス(ララ様 絶対狙ってわざとやりましたね。)
ナミ「ホントにこのまま黄金を手に入れずに脱出してもいいの?あんた達。」
ルフィ、ゾロ、ウソップ、チョッパー「「「「うん。うん。」」」」
ナミ「ああ 残念ね。海賊のお宝は山分けと決まってるわ。あれだけあった黄金だもの。分ければ凄い額になるでしょうに。」
ウソップ「はは!!山分けかよ!!」
ナミ「当然でしょ。」
ルフィ「待ってたぞ!!銅像買うんだオレはぁ!!」
チョッパー「だよな!!本買っていいか?最新医学の本だ!!俺の知らない色んな医学技術を勉強したいんだ!!」
サンジはそろばんを出して計算。
サンジ「新しい鍋とフライパンと・・・食器に巨大ねずみ取り と見積もってもクソ余る。ララちゃんは無いのかな?」
ララ「私はこれといって希望はないですね。」
サンジ「無いんだ。」
ゾロ「ここは飲み放題だなこりゃ ヒヒ。」
ナミ「ね?」
ルフィ達4人「「「「うんうん。」」」」
ナミ「まず私のヘソクリが8割」
ルフィ達男子「「「「「いやちょっと・・・」」」」」
ナミ「冗談よ・・・」
ウソップ「あったりめェだ!!!そんなおおっぴらなヘソクリがあってたまるか!!」
ナミ「ヘソクリっていうのはね・・・船の修理の為の積み立て貯金の事よ。」
ルフィ「船を?このメリー号をか?」
ナミ「そうよ。私達をここまで連れて来てくれたゴーイングメリー号でしょ?」
ウソップ「考えてみりゃ
メリー《少々古い型ですが、これは私がデザインしました船で ハーベル作り ラティンスル仕様の船尾中央打砲式キャラベル。ゴーイングメリー号でございます。》
ゾロ《早く乗れよ。》
ウソップ《ええ!?》
ルフィ《おれ達 もう仲間だろ?》
ウソップ《きゃ、キャプテンは、キャプテンは俺だよな!?》
ルフィ《バカ言え!!俺がキャプテンだ!!》
ナミ「思い出と一緒に色んな物を積んで来た船だもの。」
ナミ《あたしね!この島を出ようと思ってるの。もう行くね。》
ナミは育った家を出ようとして、背中を押された。
そして、ナミはメリー号へ乗り込んだ。
ナミ《行ってきます。》
ゾロ「リバース・マウンテンを抜けて、
ゾロ《うそみてェだ。ほんとに海が山を駆け登ってやがる。》
サンジとウソップ《入ったぁぁぁ!!》
ルフィ《雲の中に入ったぁぁぁ!!》
メリー号は頂上で飛び上がる。
ルフィ《おお!!ここが世界で1番偉大な海
サンジ「ララちゃん 次が。」
ララ「はい!空島ですよね!!」
メリー号は
ナミ「この船の航海士は誰!?」
サンジ「ナミさんでェェす!!おい野郎共!!すぐナミさんの言う通りに!!」
帆が張られると、メリー号が浮かび上がり、そのまま上空へ。
ルフィ「すげェェェ!!船が空を飛んだ!!」
ララ「行っけェェェ!!」
サンジ「ナミさん素敵だぁぁぁ!!」
チョッパー「俺とアイリスは共にこの船を守ったんだぞ。」
アイリス「そうよね。」
メリー号のメインマストが燃え上がり、
人型チョッパー《止めてくれ!!止めてくれ!!》
メイドのアイリス《チョッパー どいて!!風神剣の風圧で消すから!!》
アイリスは風神剣の風圧で、メインマストの火を消し去った。
ウソップ「そして何者かが船を直してくれた。」
ウソップはその時の光景を見た。
ルフィ達は疑惑を持つが、
ウソップ「俺はホントに見たんだ!!アイリスだって見たよな!?」
アイリス「私も見たと思います。妖精か精霊、幻覚かは分かりませんが、何かいたのは確かです。」
ウソップ「ほらな!!アイリスが俺の一番の証人になれるぜ!!」
ルフィ「まぁとにかくだ!!思ってみれば、コイツ凄く頑張ったよな?」
ナミ「ホントに今までよくやってくれたけど、もうボロボロじゃない。」
ウソップ「そりゃあいい。ゴーイングメリー号大修繕!!」
ルフィ「大賛成だぁぁ!!」
ナミ「じゃ それにいくらかかるか分からないから、お宝を取り戻しても山分けは保留ね?」
サンジ「大方食料は持ち去られてたが、冷蔵庫の残り物は無事だったぜ。」
サンジは大皿をテーブルに置く。
サンジ「さあやってくれ。」
ルフィ達はそれぞれ取って食う。
ゾロ「そうだな。ウソップのツギハギ修理もさすがに限界だしな。」
ウソップ「言っとくがな。オレは狙撃手だ!!でもまぁメカオさんも言ってたが、やっぱ本格的な修繕をしなきゃな。」
サンジはロビンにサンドイッチを手渡し、
サンジ「ああ。本格的な造船ドックに入れて本格的な船大工に修繕してもらった方がいい。」
サンジは次にララにサンドイッチを手渡す。
チョッパー「へェ。ウソップより直すの上手い奴いるのか?」
ウソップ「たまにはしっかり守ってやんねェとバチ当たるってもんだぜ。」
ルフィが立ち上がる。
ルフィ「よし決めた!!船大工仲間に入れよう!!旅はまだまだ続くんだ。」
ゾロ達「「「「うんうん。」」」」
ルフィ「そうせ必要な能力だし。」
ゾロ達「「「「うんうん。」」」」
ルフィ「メリーは俺達にとって命だぞ。この船を守ってくれる船大工を探そう!!」
ルフィは座って飲む。
サンジ「こいつはホントに・・・」
ララ「ルフィさんは稀ですけど・・・」
ゾロ「ああ核心つくよ。」
ウソップ「それが1番だ。そうしよう!!」
ルフィ「じゃあその線で。」
ウソップ「いい奴が見つかるといいなぁ。」
ナミ「盛り上がるのはいいけど、前提を忘れてない?」
ルフィ達「「「「何が?」」」」
ナミ「黄金を取り戻さなきゃでしょ?」
ルフィ「そうだったな。」
ゾロ「金を何処に隠してるかだな。」
ウソップ「おそらく金庫だ。」
サンジ「そんな事ぁ分かってんだよ!!その場所が分かんねェから苦労してんだろうが。」
ウソップ「そうが鳴んなよ。」
ララ「要塞内の金庫って、結構厳重な構造だと考えます。」
ロビンは地図を指す。
ロビン「ここじゃない?推測に過ぎないけど、この要塞で財宝を隠すのなら何重にも鍵のかかるこの保管庫しか考えられない。」
アイリス「おお!!」
サンジ「さすがロビンちゃん♡」
ナミ「そうね。確かにそこが一番匂うわよね。よし皆 そこへ行って黄金を取り戻すのよ!!」
ウソップ「でもォこのままゴーイングメリー号を放っぽって上陸するのか?」
ルフィ「木は森に隠せ。船は船に隠せェだ。」
ゾロ「何だそれだけかよ。」
サンジ「そうたびたび核心をつけるもんじゃねェ」
ララ「でも間違ってはいないんじゃ・・・」
ロビン「ここはかつて船を造ったり、修理したりしたドックの跡よ。さっき入る時、放置したままの材料がたくさんあるのを見たわ。」
ウソップ「そうか!!俺にいい考えがあるぜ。」
ウソップは提案をした。
ウソップ「なぁ みんな協力してくれ。」
ルフィ達「「「「おう!!」」」」
ウソップはある作業をメリー号に施した。
ウソップ「ふう。どうだ?これで少なくともゴーイングメリー号を奪われちまう心配はしなくていいぜ。」
メリー号は海軍船の張りぼてで覆ったのだ。
ゾロ「張りぼてでゴーイングメリー号を覆うなんてよく考えたな。」
サンジ「しっかし、このクソできの悪さだと、どこまで騙し通せるか。」
ルフィ「いやぁどっから見ても海軍の軍艦にしか見えない。」
ララ「はい!!」
アイリス「見えなくはないですね。」
チョッパー「そうだな。」
ゾロ「本気か・・・。」
ナミ「よォし 黄金奪還の始まり!!皆 今夜零時から作戦結構するわよ!!いい!?」
ルフィ達「「「「おう!!」」」」
チョッパー「でも何で今行かないんだ?」
ルフィ「そりゃあ夜の方がムード良いからに決まってんじゃんかよ!!」
ララ「ムード・・・ですか。」
チョッパー「そうか!!ムードか!!そっか。」
ウソップ「いや、ちょっとだけ違うだろ。」