ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第223話「銀ギツネのフォクシー!猛烈妨害攻勢」

イトミミズ〈さァ レースは熱をおびてきた!!コースを遮る「ロングサンゴ礁」にさしかかったよ!!先頭を行くのはポルチェちゃんのキューティワゴン号!!必死に追うのは麦わらの一味タルタイガー号!!〉

 

ポルチェ「いやん・・・!!こんな所までレースが長引くなんて」

 

カポーティ「モンダ!!頼むぞ!!」

 

ロビン「なあに?あの長くつき出たサンゴ礁・・・」

 

ナミ「・・・・・・見て アレのせいでおかしな海流が生まれるわ・・・・・・!闇雲に飛び込まない方が・・・!!」

 

イトミミズ〈そして忘れちゃならない陸から妨害の隙を伺っているは我らがオヤビン”銀ギツネのフォクシー”!!一体何をしでかしてくれるのかな~~~~!!?〉

 

フォクシ「フェーフェッフェッ!!」

 

船員「やっちまえオヤビン!!」

 

船員「ヒャッホーもう時間の問題だぜ~~~!!」

 

ルフィ「ん?誰かまた邪魔してんのか?」

 

船員「まーまーまーまー兄ちゃん食いねェ!!」

 

船員「ホラ いなり寿司にキツネうどん!!タダだ!!」

 

船員は料理を振る舞う。

 

ルフィ「マジで!!ありがとう!!んまほー」

 

サンジは女性クルー達に囲まれる。

 

女性クルー「あなたみたいなコックさんがウチに来てほしいわ♡」

 

サンジ「いや~~♡デービーバックされちゃおうかな~~~♡」

 

船員「りんご飴食うか!?お手」

 

チョッパー「何だ??何だそれ!?甘いのか?」

 

ゾロは船員達と酒飲みタイムへ。

 

船員「おい こちらに酒足りねェよーーー!!酒豪だぜ この方ァ~~~~!!」

 

船員「あんた2回戦出るらしいな!景気づけにイってくれ!!」

 

ゾロ「イヤ 悪いななんか」

 

そしてララとアイリスは、高校のカバンから取り出したタブレットによるネット動画を観ている。それに釣られた男子船員達。

 

船員「ララちゃん 16歳なのか!?」

 

ララ「はい!!」

 

船員「ピチピチだぜ!!ホントに綺麗だぜ!!サラサラのピンク髪、そしてスタイル良い!!前世ではコウコウ、ガッコウとも言う施設に通っていたジョシコウセイっていうガクセイって奴らしいな。」

 

ララ「はい。校内では女子生徒達は私と同じ服ですから。」

 

船員「わおっ!!」

 

船員「ロボット娘のアイリスちゃんも可愛い!!」

 

アイリス「どうもです!!」

 

ララ「私はアイリスの優しさの心を持っている所が好きで、特別に出来るだけ召喚しっぱなしにしてるんです!」

 

船員「その気持ちは分かるよ。」

 

船員「このタブレットって奴は、この海賊世界には存在しないだろう?」

 

ララ「そうですよ。元の世界では当たり前の機械ですがね。」

 

船員「エイガって、ジャンルによって予告が面白そうなのがあるな!!」

 

船員「もし、ララちゃんとアイリスちゃんがウチの船へ来たら、このネット動画が観れるって訳だ!!」

 

船員「航海士は容姿は良いが、がめついくらいに金の亡者だって聞くし、怒ると怖く一発殴ったり、料理作る時も大抵金請求してくるそうだ。しかしララちゃんは無料で簡単な手料理作れるみたいだし!」

 

船員「ララちゃんや黒髪姉さんの方がいいだろうな。」

 

船員「理由としてはオヤビンの船は海賊船であって、レストランじゃないからだ!」

 

船員「だよな!」

 

船員「ララちゃんの事だ。船でのできる限りの奉仕程度はやるだろうぜ。」

 

船員「航海士の方は逆に俺達をこき使う気だろうしな・・・。」

 

船員「レプリロイドのアイリスちゃんもララちゃん同様だろ。大事にしたいよな。」

 

ウソップ「おいナミ どうした 漕げよ」

 

イトミミズ〈そのスキにキューティワゴンはどんどん先へ!! ロングサンゴ礁へ突入ーーー!!〉

 

ポルチェ「行くわよっ!!モンダ・・・って ちょっと!?いやん!!どうしたの!?」

 

ポルチェ達の乗るキューティワゴンがサンゴ礁で回転して戻って来たのだ。

 

ウソップ「戻って来た!!」

 

イトミミズ〈おあっとキューティワゴンが逆流!?これは何事だ!?〉

 

ポルチェ「いやん!?何で!?」

 

ナミ「やっぱりね。変だと思ってたこの海流 さァスピード上げるわよっ!!」

 

ポルチェ「もう一度よモンダ!!」

 

イトミミズ〈2船同時にロングサンゴ礁に突入~~!!〉

 

すると、サンゴ礁に煙幕が張られる。

 

ウソップ「な、何だ!?」

 

フォクシー「フェーーーッフェッフェッフェ~~~!!!」

 

イトミミズ〈んがー!!ついに出てしまったぞ!!あの男(・・・)の悪魔のような妨害が!!!〉

 

ウソップ「こりゃ・・・煙幕っ!!」

 

フォクシー「”マッシロシロ大作戦”!!大成功!!このサンゴの迷路!!目撒くしで通り抜けてみろい!!」

 

ハンバーグ「成功か・・・ププププププ」

 

しかし、タルタイガー号が突破。

 

フォクシー「何で!?」

 

イトミミズ〈抜けたーー!!いとも容易く!!何事だ!?〉

 

ハンバーグ「やっぱし・・・」

 

イトミミズ〈さらにタルタイガー号 後のロールサンゴもスイスイ行くよ~~~!!一方キューティワゴンまた押し戻される~~~~!!〉

そう。

ウソップ「船が勝手に進む!!何が起きてんだ!?」

 

ナミ「ここは”海流の迷路”よ!!」

 

ウソップ「海流の?」

 

ナミ「そう。この先のせいでサンゴ礁の中に小さな渦が連続するおかしな海流が出来てるの!もともと前なんか見なくていいのよ!!入り口さえ見極めれば海流が勝手に船を運んでくれるわ」

 

ウソップ「すげー!見たかウチの航海士の力!!後悔しろー!!」

 

フォクシー「チクショー!!」

 

イトミミズ〈けれども喜びも束の間!!サンゴの林を抜ければ”ロング(リング)だ”!!!〉

 

ウソップ「”ロング”って下にもロングじゃねェかァ!!ギャ~~~~!!!」

 

ナミ「ウソップ騒いでないで撃つのよ!!」

 

ウソップ「何を!!」

 

ナミ「衝撃(インパクト)!!やんなきゃのまれるわ」

 

ウソップ「やけに落ち着いてると思ったら てめェ・・・これ初めから計算に入ってて・・・・・・」

 

ウソップは衝撃(インパクト)を発動し、渦を跳ぶ。

 

イトミミズ〈おっとタルタイガー!!加速した!!いや加速どころか・・・!!飛んでるぞー!!そしてそのまま”ロング(ケープ)”も飛び越えた!!そして着水っ!!しかしタルタイガー号 奇跡の大幅リ~~~ド!!大逆転!!無敵のキューティワゴン敗れてしまうのか!?〉

 

カポーティ「少し甘く見すぎてたポルチェちゃん しっかり捕まってな!!」

 

ポルチェ「頼むわよ!!」

 

カポーティ「合体!!”魚々人泳法(ツーフィッシュエンジン)”!!」

 

カポーティはサメと合体。

 

イトミミズ〈いや 敗けてはいないよ!!魚人の筋力にサメの尾ヒレでエンジン倍速!!!立ちはだかるサンゴを砕いて波をいとわず追い上げる!!!〉

 

イトミミズ〈さァレースは中盤!一方こちらは漕ぐ漕ぐタルタイガー号!!〉

 

ナミ「ウソップ起きて!!」

 

ウソップ「・・・・・・!?・・・ここは?」

 

ロビン「腕が変な方向向いてるわよ」

 

ウソップ「いやァああああああ」

 

ロビン「あれは・・・」

 

ナミ「コース指示よ!!」

 

ロビン「「右へ」」

 

ナミ「よーし♪次は右ね!!って引っかかるかァ!!」

 

ナミはウソコース指示の看板を殴り飛ばした。

 

イトミミズ〈なんと!!破られた!!オヤビンの十八番(オハコ)「ウシ指示大作戦」!!〉

 

イトミミズ〈この世の全てを信じない女なのか!?〉

 

ナミ「うるさいわねアンタァ!!!」

 

イトミミズ〈口も悪い!!〉

 

イトミミズ〈さァまだまだレースは続くよ!トップは依然としてタルタイガー!!〉

 

すると、タルタイガーが連続で打ち上げられる。

 

ウソップ「うわあっ危ねー!!」

 

ナミ「何 この水柱!!」

 

イトミミズ〈空高く打ち上げる”ロング打ち寄せ波”をもクリア〉

 

ウソップ「いや自然現象かよ!」

 

ハンバーグ「おばーちゃん オヤビ・・・・・・!!!おばーちゃーん」

 

イトミミズ〈三度襲うオヤビンの魔の手!!〉

 

フォクシー「ああ・・・・・・あたしゃもうダメかもよ あァ そこ行く 船の方々 助けてくれませんか」

 

イトミミズ〈しかしなんて事でしょう!!病に倒れて困っている親子を完全無視!!人情という物がないのか自分だけがいいのか血も涙もない女!!航海士ナミ!!〉

 

ナミ「さっきからあんたァうっさいっつってんでしょ!!ひっかかるかァあんなの!!」

 

イトミミズ〈口も悪い!!〉

 

ウソップ「見ろ!!ゴールだ!!」

 

イトミミズ〈勝敗まであとわずか!!〉

 

ポルチェ「待ちなさいー!!!」

 

イトミミズ〈追い上げて来たキューティワゴン!!第1回戦ドーナツレース!!勝つのはどっちだーーー!!?〉

 

ナミ「だから・・・やめろっつってんのよ!!!うっとおしい!!」

 

ナミはウソゴールのゲート棒を殴って折った。

 

イトミミズ〈見破られた!!「ウソゴール大作戦」までもが!!!手強い!!手強すぎる!!ここで彼女に問いたい!!”信じる心”って・・・何ですか?〉

 

ナミ「知るか!!!」

 

イトミミズ〈ダメだ!僕らの声も届かない!!すでに外道!!〉

 

ロビン「だけど本物のゴールも近いわ」

 

ウソップ「もう”衝撃(インパクト)”はムリだぞ」

 

ナミ「わかってるわよ」

 

イトミミズ〈そして同時にここで悲劇!!ポルチェちゃんチーム ニセゴールで止まってしまった〉

 

ポルチェ「勝負はどうなったの!?」

 

カポーティ「おい みんなはどこへ行った!?」

 

イトミミズ〈純粋な心がまぶしい!! でも違うよ気づいてポルチェちゃーーん!!〉

 

ナミ「ホントバカばっかり!!こんな奴らに敗けたら恥ずかしく生きてけないわ!」

 

ウソップ「おまけに仲間を取られるんだ尚更さ!!」

 

ポルチェ「しまった このゴール ニセモノよ!!」

 

カポーティ「何ー!!誰がこんな悪い事!!」

 

イトミミズ〈さあタルタイガー号!”ロング竹林岬”にさしかかった!ここを越えるとゴールは目前!!ラストスパートだよ!!〉

 

ナミ「ホントだ!!ゴールが見える!!」

 

ポルチェ「待てー!!」

 

ウソップ「でも後ろ追いついて来たぞ!!」

 

ロビン「スピードじゃ敵わないわよ」

 

ナミ「そうだ ウソップあれ!!あの竹倒せる!?」

 

ウソップ「!?」

 

ウソップはパチンコで竹めがけて発射。

 

ウソップ「こうか!?」

 

ナミ「もっともっと!!」

 

ポルチェ「全速力よ!!カポーティ!!モンダ!!あいつら沈めてあげるの!!」

 

ウソップはパチンコで竹に命中させ、複数の竹を倒す。

 

ナミ「ビンゴ!!」

 

ポルチェ「いやん!!カポーティ!!あいつら もう 許さないっ!!」

 

ポルチェはバトンの準備をし出す。

 

ポルチェ「”キューティバトン”!!」

 

ウソップ「何だ!?お花マジックか!?」

 

ポルチェ「”お花手裏剣”!!!」

 

投げつけた赤いバラの花達からナイフの刀身が飛び出し、船に突き刺さる。

 

ロビン「大変っ船に穴が!!」

 

ナミ「平気!!持つわ もうゴールは目の前!!逃げ切れるわよ!!」

 

イトミミズ〈さァデービーバックファイト一回戦「ド~~~~~ナツレース」!!!今まさに決着の時を迎えようとしているよ!!〉

 

ポルチェ「モンダ!!頑張って!!あんな奴らに敗けちゃいやん!!!」

 

フォクシー「奴らの横につけろ!!このままじゃウチが敗けちまうぜ!!」

 

ハンバーグ「へい オヤビン!!」

 

ルフィ「ナミたちが勝ってるぞ!!やったーーー!!!」

 

サンジ「ナミさーーん!!ロビンちゃーーん!!スピーディな君達も素敵だ~~~~♡」

 

ララ「3人共もう少しですよ!!」

 

ララはタブレットをしまった高校のカバンを背負って叫ぶ。

 

アイリス「頑張ってくださァい!!」

 

船員「惜しかったなお前達」

 

ララ「え?」

 

ルフィ「何で?勝ってんだろ!!」

 

船員「ギャハハ今はな・・・だけど見ろ!オヤビンが来た!!」

 

ルフィ「だから何だ!?今更何が出来る!?」

 

ララ「まさか何かの能力者ですか!?」

 

船員「よく分かったねララちゃん。オヤビンも麦わらのお前と同じく・・・”悪魔の実”の能力者なんだ」

 

フォクシーは右手を突き出して、

 

フォクシー「”ノロノロ” ”ビーーーム”!!!」

 

その光線を食らったウソップ達。

 

イトミミズ〈勝者!!!キューティワゴン号!!!〉

 

イトミミズ〈デービーバックファイト一回戦「ドーナツレース」を制したのは!!!我らがアイドル ポルチェちゃん!!!〉

 

カポーティ「見たか野郎共!!」

 

ポルチェ「いやん♡ありがとうみんな!!」

 

船員「ポルチェちゃん最強!!」

 

ポルチェ「当然の結果よ!!!」

 

船員「まずは船員一人いただきだぜェ!!」

 

船員「ギャハハハ!!誰もフォクシー海賊団には敵わねェのさ!!!」

 

チョッパー「・・・・・・な」

 

フォクシー「ホ~~ホイホイホイフェッフェッフェ!!さァ差し出して貰うぞ おめェらの仲間を1人よォ~~~う!!」

 

チョッパー「大丈夫か!?ケガはないのか皆!!」

 

ロビン「ええ、大丈夫よ。」

 

ルフイ「一体どうしたんだ~~~」

 

ナミ「何がどうなったのか」

 

ウソップ「こっちが聞きてェよ!!結局負けたのか!?」

 

ルフィ「勝ったと思ったらお前ら急にノロくなって・・・!!抜かれちまったぞ!!?」

 

アイリス「ララ様・・・」

 

ララ「きっとオヤビンによる能力か何かでしょうけど・・・」

 

フォクシー「フェ~~~~ッフェッフェッフェ・・・ララちゃんの言う通りだぜ。その原因は”ノロマ光子”!!!」

 

サンジ「おいてめェナミさん達に何しやがったんだ!!」

 

ルフィ「”ノロマ光子”だと・・・?」

 

フォクシー「この世に存在するまだまだ未知の粒子だ!!この光を受けたものは生物でも液体でも気体でも・・・・・・!!他の全てのエネルギーを残したまま 物理的に一定の”速度”を失う!!!」

 

ルフィ「わからん!!バカかお前!!!」

 

フォクシーはガクンと落ち込んだ。

 

フォクシー「逆ギレだ・・・」

 

ポルチェ「いやんオヤビン!!」

 

ナミ「でも・・・そんなバカな事が・・・」

 

フォクシー「あり得ない!?と言いたいのか?分かっている筈だ。この海でそんな幼い言葉は通じねェ!!」

 

ララ「皆さん だから彼はさっき言った類の実を食べた能力者なんですって!!さっきの船員さんが言ってたルフィさんと同じ能力者なんです。」

 

ナミ「えっ!?」

 

チョッパー「マジ!?」

 

フォクシー「ララちゃんの言う通り。「触れたもの全てノロくなる」!!それが”ノロマ光子”!!!」

 

ララ「つまりその光子に触れると、動きが遅くなるんですって!!」

 

ルフィ「そういう事か・・・」

 

フォクシー「おれは”ノロノロの実”を食ってそいつを体から発せられる”ノロマ人間”となったのだ!!!見よ この威力!!」

 

ハンバーグはバズーカを準備し、砲弾を撃つと同時に、フォクシーは手からビーム発射。

 

すると、砲弾が遅くなって飛んでる。

 

ウソップ「ララが言った通りに、動きが遅くなってやがる!?」

 

フォクシー「”ノロノロ””ビーム”!!!フェッフェッ・・・ノロノロ効果は約30秒続く。その後速度を取り戻す 何事もなかった様に」

 

フォクシー「目を疑うだろう これが・・・!!!」

 

顔面に来た砲弾が爆発した。

 

アイリス「爆発・・・」

 

ポルチェ「オヤビーン!!」

 

ウソップ「・・・畜生 つまり アレにやられたのか・・・・・・」

 

サンジ「・・・あんなのでレースを妨害されたら・・・!!こいつらのこのゲームへの妙な自信の根源はコレか・・・!!フザケた能力持ってやがる・・・!!」

 

ポルチェ「とにかくお前達!!わかったでしょ!!お前達は負けたのよ!!!」

 

フォクシー「第一回戦「ドーナツレース」!!!おれ達の勝ちだ!!!」

 

ポルチェ「いやん!!惜しかったわね!!」

 

イトミミズ「第一回戦決着~~~!!さァさァ待望の戦利品!!相手側の船員(クルー)1名!!指名してもらうよ!!」

 

フォクシー「まずは一人目・・・おれが欲しいのは・・・・・・!!!」

 

フォクシーはある人物を指す。

 

フォクシー「お前(・・)・・・!!!賞金首にしてジョシコウセイのアメノ・ララとその娘に召喚されているアイリスの一人と一体だ!」

 

アイリス「ララ様。指名されてしまいました。」

 

ララ「なら行きましょうか。アイリス。」

 

アイリス「はい。」

 

ララとアイリスはフォクシーの所へ向かう。

 

チョッパー「そんなァ!!ララ!!アイリス!!」

 

サンジ「ララちゃん!!アイリスちゃん!!俺達の女神や天使が行っちまうう!!」

 

ララ「ルールなんですから、仕方ないですよ。」

 

笑顔で行くが、サンジを中心に皆と別れると、多少の辛さはある。

 

サンジ「ううう 分かるぞ~~~。その笑顔に込められた俺との別れの辛さがァァあ!!」

 

サンジはハンカチ噛みしめて、泣いていた。

 

ナミ「真っ先に可愛い私を選ぶと思ってたのに。ララ!!アイリス!!」

 

ララ(自分で自分を可愛いとは言わないから・・・。相手に言われて自覚を持ち始めたとかなら分かるけど・・・。)

 

ララは椅子に座り、背負っていた高校カバンを太ももに置き、アイリスは横に立つ。

 

男子船員達はララとアイリスに群がる。

 

船員「ララちゃんは美しい!!スタイル抜群!!ピチピチの16歳だってんだからな!!」

 

船員「アイリスちゃんは可愛い!!」

 

船員「2人の怖い顔で簡単に怒るトコは見ていねェしな!大抵は笑顔で優しく接してくれそうだしな!!」

 

ナミ「怖い顔で簡単に怒らない・・・。大抵は笑顔で優しく接してくれそう。そういえばララとアイリスの怖い顔で怒ったトコなんて一度も見ていないかも・・・。」

 

ナミは座り込んで、少し落ち込む。

 

ナミ「それに思い当たる節はいくつかあるかも・・・。ルフィがゴムである能力者なのをいいことに、私からすれば普通じゃないから平気だと思い込んでぶん殴ってる。」

 

ララ「変身デバイスでのチートに近い力で強さを補いつつ、弱さはカバーしてますし。敵対する海賊や組織とはいつでも戦える為にです。」

 

ララは左手首のデバイスを見せる。

 

ナミはララのデバイスを見て、ちょっとショック受けてる。

 

ナミ「それにクリマタクトのみでの戦闘の力がまだ足りなくて弱いんだ 手に入れたばかりだから。危険から怖がってすぐ逃げてしまうから。でもララは望んだデバイスでの下手すれば最悪世界観を破壊できるかもしれないチートに近い力がいくつかある。本人はまだそれでも何か足りないらしいし・・・」

 

フォクシーがララの所に来る。

 

フォクシー「フェ~~フェッフェッフェ!!別世界からの転生者にしてジョシコウセイのララよ。キミはもうウチの船員となったんだ!?おれに忠誠を誓うんだ!フェッフェッフェ!さァマスクをつけろ!!」

 

船員「オヤビン!アイリスちゃんはマスクつけなくていいのか!?」

 

フォクシー「アイリスはララに左腕のデバイスで召喚されている身だ。マスクはララだけでいいだろう。」

 

船員「へい!!ララちゃん!」

 

ララはマスクを渡され、顔に装着。

 

ララ「どうでしょうか?アイリスは?」

 

アイリス「ララ様 とても美しいです。」

 

ララ「ありがと アイリス!」

 

ララは笑顔で対応。

 

船員達はララの笑顔に心を射抜かれ、♡マークでノックアウトされる。一部後ろへ倒れる船員逹もいた。

 

船員「もうダメだ!」

 

船員「素敵だァ!!」

 

船員「ウチの船に欲しかったァァァ!!」

 

船員「女神のような笑顔だ!!」

 

フォクシー一味の男子ほぼ全てはララの特殊能力・魅惑(チャーム)の最弱レベルで常に発動中での美しさに見惚れているのだ。ララとアイリスはフォクシー海賊団のほぼ男子達のアイドル化していた。

 

ポルチェ「いやん 何なの!?この人気さ 絶対普通じゃないわ!!私より年下の小娘のくせに・・・!!私の所にいた数人の男子船員も行っちゃった。」

 

ルフィ「ララ!!アイリス!!」

 

ウソップ「いや、何故か馴染んでやがるぞ・・・。」

 

ゾロ「おれはララの事をウソップの村の坂で助けてもらった時、ある程度信用してるけどよ・・・。アイリスは人間じゃなく優しさの心を持つ女ロボット。」

 

チョッパー「ララ!!アイリス!!」

 

チョッパーは泣きながらララとアイリスに向かって行こうとしたが、ウソップに必死に止められる。

 

チョッパー「離してくれ!!俺は嫌だァァァ!!ララとアイリスを返せェェェ!!」

 

ウソップ「止めるんだ!!チョッパー!!これはルール上仕方ねェ事なんだ!!」

 

チョッパー「だからって納得できるかァァ!!ララは仲間で、ララに召喚されているアイリスも仲間同然なんだァァァ!!あいつらなんかに渡してたまるかァァ!!優しいララ 大好きだァァ!!」

 

サンジ「まるで優しい母親に甘える子供のような言い方だぜ。」

 

しかし、ガンっと音が鳴り、1人の男が吠えだす。

 

ゾロ「ガタガタぬかすなチョッパー!!!見苦しいぞ!!!」

 

飲み干した酒瓶を地面に叩きつけ、背を向けてあぐら状態でいるゾロ。

 

ゾロ「あいつがルフィに誘われ、海に出たのもあいつの意志。こういう目に遭う可能性は充分にあった・・・どこでどうくたばろうとお前の責任!!!誰にも非はねェ!!」

 

ゾロ「ゲームはもう受けちまってるんだ!!ウソップ達は全力でやっただろ 海賊達の世界でそんな涙に誰が同情するんだ!!?」

 

ゾロ「男なら・・・!!フンドシ締めて、奪い返しに行け!!」

 

最終戦でのコンバットでルフィと共に戦う事になるララは優しさの目で訴える。

 

ララ「チョッパー!!頑張って私とアイリスを奪い返して!!」

 

アイリス「信じてるからね!!」

 

チョッパーは自分の仲間として好きな優しいララの為に鼻水をすすり、仁王立ちのように立ち、

 

チョッパー「黙って俺達の勝負を見届けやがれ!!」

 

ゾロ「よし!!!」

 

船員「うおーーーーーっ!!」

 

船員「イカスぜあの剣士!!」

 

ウソップ「よっしゃァ!!ゾロ!!チョッパー!!やっちまえこんにゃろー!!!」

 

ルフィ「ララとアイリスを取り返せーーー!!」

 

船員「オヤビン 次あいつ貰いましょう!!」

 

船員「ララちゃんとアイリスも根性あるなァ」

 

船員「泣けたっス マジ泣けたっス!!」

 

サンジはタバコに火をつける。

 

サンジ「もっともだ・・・まだ2戦ある ウチの大事な女神と天使・・・取り戻してやるぜ・・・」

 

イトミミズ〈さーさー取引も終了!!俄然盛り上がるデービーバックファイト!!〉

 

フォクシー「まァ 勝てるかな・・・。」

 

ララ「きっと勝ちますよ。最終的にはルフィさんと共にあなたと戦うと思いますし。」

 

フォクシー「何なんだ?その自信満々な言葉は・・・。」

 

ララは高校カバンを開けてタブレットを取り出すと、タブレットを操作してネット記事を読む。

 

ララ(フォクシーにチャームはさほど効いちゃいないみたいね。)

 

ペケ(ですね・・・)

 

アイリス「最終戦のララ様とルフィの活躍に期待しましょう・・・」

 

アイリスはフォクシーに聞こえないくらい小声で言う。

 

イトミミズ〈お次は第2回戦 「グロッキーリング」!!はっじま~~るよ~~!!〉

 

ゾロとサンジ、人型に変型したチョッパーがフィールドへ歩き出す。

 

ゾロ「なんならてめェも抜けていいぞ」

 

サンジ「いえいえてめェこそどうぞ クソ野郎」

 

チョッパー「おい!!ケンカはやめろよお前ら!!」

 

ナミ「あの二人にチームワークがあるとは思えないのよね・・・」

 

ララ「二人共 しっかりしてください・・・」

 

イトミミズ〈ここで一発「グロッキーリング」ルール説明をするよっ!!フィールドがあってゴールが二つ~~~~!!球をリングにブチ込めば勝ち!!ただし!!”球”はボールじゃないよ!!〉

 

イトミミズ〈人間だ!!!両チーム まずは”球”になる人間を決めてくれっ!!!〉

 

船員「おめェらどっちが”球”やるんだ?」

 

ゾロ「ん」

 

ゾロがサンジを指す。

 

船員「ホイ」

 

サンジ「ん?」

 

船員「玉印!」

 

チョッパー「サンジが球役か!?」

 

サンジ「勝手に決めてんじゃねェよ!!球はてめェかチョッパーだろ!!」

 

チョッパー「何でそうなるんだよ!?」

 

ナミ「お願いだから・・・。ほんとに・・・。」

 

イトミミズ〈おっと聞こえて来た やつら(・・・)の入場テーマ曲!!〉

 

ゾロ「ん?」

 

イトミミズ〈これまた「グロッキーリング」無敗の精鋭!!!そうだ こいつらに敗北などあり得ない!!〉

 

フォクシーのガレオン船の船首が昇降口のように降りて来た。

 

イトミミズ〈その名も”グロッキーモンスターズ”!!! 今フィールドに・・・・・・!!登場~~~~ォ!!!〉

 

イトミミズ〈先頭には四足ダッシュの奇人ハンバーグ!!!続いて人呼んで”タックルマシーン”のピクルス!!そして最後方には魚人と巨人のハーフ!!”魚巨人(ウォータン)のビッグバン!!!まさにモンスター共の行進だ!!さァさァさァ!!〉

 

ルフィ「わー!!なんじゃありゃあ!!!」

 

チョッパー「あ・・・あ・・・。」

 

チョッパーは大口開けて驚愕中。

 

ナミ「何あのデカイ巨人」

 

ウソップ「あいつが”球印”つけてるぞ~~~~!!!」

 

ララ「球印の方はでかいねェェェ・・・」

 

アイリス「そうですねェェ」

 

フォクシー「フェッフェッフェ!!勝ってみろい!!」

 

サンジ「不足は?」

 

ゾロは首をコキっとし、

 

ゾロ「ねェな」

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