ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第230話「笛を抱いた謎の少年とロビンとララの推理!!」

ウソップ「ふえェ・・・これでひとまず安心だ。」

 

サンジ「いけ好かねえ海賊狩りが船を降りたのは何よりだが」

 

ロビン「島へ上陸するんじゃないかしら。航海士さんの事だから、冷静な判断がつくまでそうやすやすと動かないはず。」

 

ララ「でしょうね・・・。」

 

サンジ「だといいが。」

 

ルフィはふにゃけて倒れる。

 

ルフィ「なぁ腹減った メシ。うまほォ!」

 

チョッパーはビビる。

 

ララ「ルフィさん・・・。」

 

サンジ「たく・・・緊張感ねェな お前・・・。」

 

ルフィ「ん?」

 

サンジ「だがまあ これからどうするかはメシを食ってからでも遅くはねっか。所でお姉さんにピンク髪のお嬢さん。まだ名前を聞いてなかったね。アイリスちゃんは聞いたけど。」

 

ロビン「ニコ・ロビンよ。」

 

ララ「私はララ。雨野ララと言います。」

 

サンジ「まずは教えてくれないか?俺達が失った記憶とやらを・・・。」

 

ロビン「ええ。」

 

ララ「はい。」

 

ナミはウェイバーで進んでいく。

 

ナミ(あんな所、1秒だって冗談じゃないわ!!海賊なんて人の大切な物を平気で奪って。)「早くココヤシ村に戻る方法を考えなくちゃ。はっ!?」

 

ナミはある島へと上陸。

 

少年「嬉しいよボク。お姉ちゃんが来てくれて、歓迎するよ。でも不思議なのが船の見知らぬ二人の記憶を奪えてない事だね・・・。ピンク髪のお姉ちゃんに茶髪のお姉ちゃんだ。どういう事だろ?」

 

ナミは島に入って行った。

 

ナミ「やけに静かね。どうかしたのかしら。もう少し上に行けばなにかあるかしら。」

 

ナミはウェイバーを動かし、進んでいく。

 

ペリカン便が新聞を配達中に新聞を落とした。

 

すると、住民達が現れだし、新聞の奪い合いになる。

 

ナミ「何なの?この人達・・・。」

 

そして住民達は家へ入って行ってしまった。

 

少年「ねェ。どうしたの?お姉ちゃん。」

 

 

少年「ふーん。船を探してるんだ。」

 

ナミ「うん。」

 

少年「この島にはこの港にある船しかないよ。」

 

ナミ「ええ そうなの?ずっと使われてないようなポンコツだらけだけど」

 

少年「みんな他に気になる事があってそれどころじゃないみたい。ウソだと思うなら島をぐるっと回ってみるといいよ。小さい島だからそんなに時間はかからないよ。まァゆっくりしていきなよ。お姉ちゃんなら楽しめる筈だよ。」

 

ナミ「あんまりゆっくりしてられないんだ あたし。」

 

少年「ふーん。そうなんだ。」

 

ナミ「ごめんね。」

 

少年「ううん 気にしないで。何だか眠くなっちゃった。僕 もう帰るね。」

 

少年は飛び降りる。

 

ナミ「ちょっと!!」

 

少年「じゃあ またね!」

 

少年は去って行く。

 

メリー号では、ルフィ達が船内でくつろぐ。

 

アイリスはララの近くにメイドの姿勢のように両腕を前に組んで立っていた。

 

ララはスマホで常に地球と接続されて更新されるネット記事を読んでいるのだ。

 

チョッパー(こいつら本物の海賊だ。でもあのピンク髪のあいつと茶髪のあいつは俺とは初対面なのに、名前を呼んでたし。)

 

ルフィ「やっぱし、雲はフカフカかよ。ダーーックスフント。白熊。鳥馬。ちくしょー 何で覚えてねェんだよ。」

 

サンジ「デービーバックファイトに海軍の大要塞。そして空島に砂の国アラバスタ。本当にそれだけの旅を俺達が?」

 

ロビン「ええ。」

 

ララ「はい。」

 

サンジはロビンの前にコーヒーカップを置くが、

 

サンジ「ララちゃんは16歳だって聞いたけど、果物ジュースかコーヒー どっちが良かったかな?」

 

ララ「果物ジュースもいいですけど、コーヒーにしますね。でもミルクと砂糖入りで。砂糖を多めがいいです。」

 

サンジ「わかった。アイリスちゃんは?」

 

アイリス「私はロボットですので、飲食の必要性はありません。」

 

サンジ「そうなんだね・・・。」

 

ウソップ「飲食の必要性が無い 機械であるロボットだから・・・。そういえば食べたり飲んだりするトコは直接1回も見てねェな。」

 

ルフィ「すっげェェ・・・。メシはいらないのか、機械だから。」

 

ララ「もし元居た世界の母国なら20歳未満で16歳の私は正式な大人を迎えていない未成年って事でお酒は許されないんです。飲酒法ってお酒のルールがあるので。お酒は嫌いで飲みませんが。」

 

ララのコーヒー、ミルクと砂糖入りの準備するサンジ。

 

サンジ「20歳未満の16歳で、お酒は20歳まで禁止である未成年・・・。それに元居た世界の母国・・・?」

 

ウソップ(し、信じらんねェ ここの船長は1億ベリーの賞金首なのに、このララって女は俺より1個下の最年少で船長じゃないのに、27億9100万の賞金首ってどういう事だよ!?ってか元居た世界って何だ?)

 

ルフィ「なぁ?もうねェのか?面白冒険ストーリー!」

 

ロビン「私が仲間になったのはアラバスタから。残念だけどその前の様子は知らないわ。」

 

ララ「私は知ってますよ。」

 

ルフィ「そうなのか!?」

 

ロビン「それより何でピンクちゃんは記憶失ってないの?」

 

ララ「この船のある一つの扉の中は異空間にして居住スペースなんです。それも外の音を一切遮断してます。女神様に頼んでですが。」

 

ロビン「異空間?あなたの居住スペースなの? そういえばあの中って見た事無いわ。それに外からの音を一切遮断してるの?」

 

ウソップ「っつうか・・・め、女神様!?」

 

ララ「私は別世界からの転生者です。地球って世界で事故に遭って亡くなって、生死の空間で出会った女神様によって、私自身が望んだ転生特典としてあるゲーム世界の全てが詰まったこの左腕のデバイスの力があります。」

 

ルフィ「すっげェェ!!」

 

ウソップ「おいおい。つくならもっとマシな嘘をつけよ。」

 

サンジ「てめェ 長っ鼻ぁぁ!!ララちゃんの言う事を疑うのか!?」

 

ウソップ「いやだってよォ。口だけじゃ信じられねェよ・・・」

 

ララ「信じられないならそれでもいいです。アイリスはデバイスの召喚モードで召喚しっぱなしにしているんです。特別にメンバー扱いとして優しさの心を持ったレプリロイドですから。そんなアイリスが私は好きなんです。」

 

アイリス「私も召喚主であるララ様は好きですよ。ララ様の優しさがね。」

 

ララ「それに、私はモーガン大佐の指揮していた海軍基地でゾロさんが捕まっていて、ルフィさんとコビーくんが彼を助けようとした所からです。東の海(イーストブルー)ですね。」

 

ルフィ「あいつをか?そんな所からか。」

 

ララ「そこから、道化のバギー一味と戦い、ナミさんは私達とはアーロンまでは手を組み、ウソップさんの故郷のある屋敷の執事をやっていたクラハドールという元海賊団船長、サンジさんのいたレストランをクリークたちが襲い、私とルフィさんで倒してサンジさん あなたは自分の夢の為に今この船へ乗った。」

 

サンジ「じゃあ あのクソジジイは?」

 

ララ「見送ってくれましたよ。そしてナミさんの育ちの村でアーロン達を私達で壊滅させ、8年間村を買い戻す為に1億稼ごうとしたナミさん自身と村は救いましたが、そこを訪れていた海軍のネズミみたいな顔の大佐がナミさんが自分をぶっ飛ばした逆恨みからアーロンを倒したルフィさんとデバイスによる変身ができるチートに近い私を賞金首にしちゃったんです。」

 

ウソップ「げェェ。」

 

サンジ「逆恨みでララちゃんを賞金首にかよ!?」

 

ルフィ「でも、それを覚えてェのが悔しい・・・」

 

サンジ(にわかに信じられる話じゃねェが、調味料の配置に器具の位置 妙にしっくり来るのもまた事実。)「ロビンさんにララちゃん 肝心の昨日の様子を聞かせてくれないか?」

 

ロビン「ええ。それじゃ船医さんもね。」

 

ドアを開けると、チョッパーは慌てて隠れる。

 

アイリス「だから逆だって。」

 

チョッパー「うっせェな。コノヤロ!」

 

サンジ「腹減ってんだろ?こっちでメシ食えよ。」

 

チョッパー「バ、バカ言え!!人間なんかと一緒にメシなんか食ってられるか!!」

 

ロビン「あなたの意見も聞かせてもらえるかしら?お願いね。優秀な船医さん。」

 

チョッパー「バカヤロ!!褒めたって嬉しくねェぞ コノヤロがぁ。」

 

ルフィとウソップ「「嬉しそうだな。」」

 

ロビン「私達はこの海域を進んでいた。」

 

ララ「はい。昨日までそうだったんです。」

 

ゾロ《ナミ。ホントにこのコースで間違いないのか?》

 

ナミ《大丈夫。ログはこの方向を指してるわ。》

 

ゾロ《ウソップ!!まだ何も見えねェか?》

 

ウソップ《ちょっと待て。あっ 島だ!》

 

前方に島発見。

 

ナミ《方々にサンゴ礁が散在してるわ。このまま切断するのは危険ね。今夜は沖で停泊して明日の朝上陸しましょ。》

 

ルフィ《ええェェ~~》

 

ナミ《航海士の言う事が聞けないっての?サンジくん ルフィの夕食抜きね。》

 

ルフィ《ええ!?》

 

サンジ《は~~い!!ナミさん!!》

 

ルフィ《ごめんなさい。》

 

ロビン「それから調べ物していた私と見張り番の剣士さんを除いてみんな眠りについたわ。」

 

ララ「はい。私も自分の異空間兼居住スペースにて寝ていました。」

 

ララもミルクと砂糖入りのコーヒーを飲む。

 

ロビン「そうね。大雑把だけど、こんなトコ。あとはあなた達の記憶の通りよ。多分」

 

サンジ「さっきの口ぶりからすると、海賊狩りは途中で眠っちまったみてェだな。」

 

ララ「みたいですね。」

 

サンジ「おかわりは?」

 

ロビン「頂くわ。」

 

サンジ「ララちゃんは?」

 

ララ「お願いします。」

 

サンジはララの分のカップも持って行く。

 

サンジ「ララちゃんはその外からの音を一切遮断する異空間の居住スペースにて過ごしていて寝ていたから記憶を失わなかったのかな・・・。ロビンさんは何故記憶を失わなかったんだ・・・。」

 

ララ「ゾロさんが途中で寝てしまったんなら、異例の私を除けばロビンさんとの違いは眠ったか眠らなかったくらいでしょうね。」

 

ウソップ「寝てたけど覚えてるぞ!!俺達は紛れもなくウソップ海賊団だ!!」

 

サンジ「つまり眠ったかどうかが記憶のある無しを左右すると。」

 

ロビン「客観的事実を言っただけ。断定は出来ないわ。」

 

チョッパー「そんな症例聞いた事ねェぞ。」

 

ロビン「今度はあなた達の番。ピンクちゃんとアイリスは除外するとして、記憶の中の一番新しい出来事を教えて頂戴。」

 

チョッパー「おれはドクトリーヌと薬草を積みに行って城に戻って寝たはずが、起きたらここにいた。」

 

ウソップ「おれは・・・」

 

でも視線を外される。

 

ウソップ「無視かよ。」

 

ルフィ「大渦に呑まれて目ェ回しちまって気づいたらここにいたんだ。」

 

サンジ「仕事を終えて自分の部屋で寝た筈だが、起きたらここって訳なんだ。」

 

ララ「ルフィさんの大渦に呑まれてっていうのが、衝撃的です・・・。」

 

アイリス「はい。」

 

ルフィ「そっか・・・?」

 

ロビン「でも、そこから覚えてない訳ね?」

 

その時、ヤカンのピューって音で、ルフィ達は何かに気づく。

 

チョッパー「そうだ。何処からかボォォって笛の音が聞こえてきて」

 

ルフィ「笛な!!笛!!そうそう 俺も聞いたぞ。」

 

ララ「私はそんな音は聞いていませんね。」

 

サンジ「そうか、その異空間の居住スペースは外の音を遮断してんだっけ。それにそういや。」

 

ウソップ「突然、子供が目の前に現れたんだ。」

 

アイリス「その子供って男か女かは?」

 

ウソップ「いや、そこまでは・・・。」

 

サンジ「まさか、記憶を失ったんじゃなく、そいつがララちゃんとロビンさん除いた俺達の記憶を奪っちまった?」

 

ロビン「そこまでは分からないけど、その子が鍵を握ってる事だけは確かね。」

 

チョッパー「もしかして眠る度に記憶を失っちまうんじゃねェか?」

 

ウソップが騒ぐ。

 

ウソップ「お前脅かすなよ!!おい待てよ!!あれは夢の中の事だろ!?そんなオカルトな事あるわけねェだろ?」

 

サンジ「出なきゃ異空間で寝てたララちゃん以外が同じ夢なんか見るかよ。オカルトだろうが何だろうが事実だ。」

 

ロビン「脅かすわけじゃないど、最悪の場合今度は自分が誰なのかすら分からなくなるかもしれないわ。」

 

ララ「私は大丈夫かと・・・」

 

サンジ「ララちゃんは問題ないのかい?」

 

ララ「私は女神様の保護下内にいますし、このスマホで連絡とって何かの対策くらいは出来るかと。」

 

ウソップ「何だよそれ!?」

 

アイリス「私は皆さんと違って生物である人間ではなく機械です。」

 

ララ「それに、例えば物語での仲間の一人が記憶を突然失うお話で、仲間達と揉め事を起こす事もあるでしょうが、結局は能力などで記憶を奪った真犯人を倒してそのメンバーが記憶を取り戻して元の状態に戻るんですよね。今の皆さんのように・・・。」

 

チョッパー「そういうもんなのか・・・?」

 

アイリス「うん。そういうもんなんだよ・・・。」

 

ルフィが突然立ち上がる。

 

ルフィ「もういいじゃねェか。記憶があろうがなかろうが。ララのお蔭で今までの冒険の面白記億の一部は教えて貰ってよかったと俺は思ってる。これからまた冒険を続けりゃいい話だろ!」

 

ウソップ「バ、バカ言うな!!記憶が全部失くなっちまうかもしれねェんだぞ!?そうなりゃ俺達の過去の記憶も根こそぎ!」

 

ルフィ「無くなんねェよ。俺の夢は無くならねェ お前達だって同じハズだ。」

 

ウソップ(なんちゅー前向きな奴。)

 

ロビン(変わらないのね 記憶があろうとなかろうと船長さんは。)

 

ララ「ルフィさんは昔からこんな感じで生きてきたんでしょうね。)

 

アイリス「でしょうね・・・。」

 

チョッパー(なんか、すげェ・・・)「ああ!?メシがねェ!!」

 

ルフィ「イッヒヒヒヒ。」

 

ルフィはサンジに蹴り飛ばされた。

 

サンジ「人のメシに手ェ出してんじゃねェよ!!」

 

ルフィ「すびばせん・・・。」

 

ララ「ルフィさんだからしょうがないのかな・・・。」

 

サンジ(メチャクチャというか何というか、マジに聞いてるこっちがアホみてェじゃねェか。」

 

ルフィ「イッヒッヒ。」

 

ゾロは島の林で迷う。

 

ゾロ「町は・・・どこだ?」

 

ルフィ達は船の甲板にた。

 

ララはロビンの座る同じ野外テーブルの椅子に座り、異空間居住スペースから持って来た高校カバンからタブレットを取り出して操作していた。アイリスはララの隣でタブレットを覗く。

 

ルフィ「何かワクワクするな!」

 

ルフィはチョッパーの調合を覗く。

 

ルフィ「何作ってんだ?」

 

チョッパー「記憶を取り戻す新薬だ。ジャマするな。」

 

サンジがトレーにスペシャルドリンクの入ったグラスを持って来た。

 

サンジ「何か分かったかい?」

 

と、一個をロビンの目の前に置く。

 

ロビン「いいえ。どこにでもある普通の島のようだけど」

 

ルフィは腕を伸ばしてグラスを取った。

 

ウソップ「よォーし!出来た!!フフフフ。これぞ俺の大発明。」

 

アイリス「大発明ですか?」

 

サンジ「何だそりゃお前?」

 

ウソップ「フフフ。よくぞ聞いてくれた。これは万が一記憶を失ってもこれで安心。」

 

と、テーブルに5人分の板切れを置く。

 

ウソップ「名付けてマイネーム版!!」

 

ロビン「フフ。名案ね。」

 

アイリス「私とララ様のは無い・・・。」

 

ルフィ「失礼だぞ!!はてなかよ!?」

 

チョッパー「おれはタヌキでも、非常食でもねェ!!」

 

サンジ「アホラブリンダァ!?」

 

ウソップ「どうよ。俺様のアイディアは イカスだろ?」

 

サンジ「つまんねェもん作ってんじゃねェよ。」

 

サンジは全て海へ放り捨ててしまう。

 

サンジ「ララちゃん スペシャルドリンク どうかな?」

 

ララはストローでドリンクを飲むと、

 

ララ「おいしいですよ!」

 

サンジ「サンキュー!!」

 

ゾロ(俺の記憶・・・。)

 

ゾロの先生《人間はなんて脆いんだろうね。ゾロ。》

 

過去のゾロは道場を走り、ある場所へ。

 

ゾロの先生《ゾロ・・・。》

 

過去のゾロの目の先には一人の顔を覆われた遺体が。

 

くいな《ゾロはいいね、男の子だから。私だって世界一の剣豪になりたいよ。女の子はね 大人になったら男の人より弱くなっちゃうんだ。悔しいよ あたしも男に生まれてくれば》

 

過去のゾロ《おれに勝っといてそんな泣き言言うなよ。卑怯じゃねェかよ!お前は俺の目標なんだぞ!》

 

くいな《ゾロ・・・》

 

過去のゾロ《男だとか女だとか俺がいつかお前に勝った時もそう言うのか!?実力じゃねェみたいに一生懸命特訓してる俺がバカみてェじゃねェかよ!!そんな事言うな。約束しろ。いつか必ず俺かお前が世界一の剣豪になるんだ!どっちがなれるか競争だ!》

 

くいな《バカ。弱いくせに・・・》

 

2人は握手を交わす。

 

過去のゾロ《先生!!その刀、俺にくれよ!》

 

ゾロの先生《くいなの刀を?》

 

過去のゾロ《俺は、あいつの分も強くなるから。天国に名前が届くように強くなるから 世界一の大剣豪になるからさ!約束したんだ 俺は・・・おれは・・・》

 

ゾロの先生《ああ・・・いいとも。くいなの魂と夢を君に頼みます。》

 

ゾロ(あれから修行を重ね、あの男を探しに海へ出た。大剣豪を目指して。船に寝たトコまでは覚えてる。それからだ。それからがまるで思い出せねェ 大体奇妙なのはこの刀だ。この2本の刀はいったいいつ手に入れた。だが妙にしっくりと来る。どうなってんだ?)「そこにいるのは誰だ!?」

 

船が停泊している島のある宿に泊まる事にしたナミもシャワーを浴び、気持ちを落ち着かせていた。前の胸部分は両手で隠しつつ。

 

ナミ(航海日誌の最後の日付は新聞の前日。辻褄は合ってる。だけど、信じられない。彼女やあのピンク髪の女の子の言った通りなの?だとしたら・・・海賊の仲間?そんな事、そんな事ある訳ないじゃない!!でも、この入れ墨一体どうしちゃったの?もう分からない私。分からないよ・・・)

 

アーロン《シャーハハハハ!!ご機嫌麗し!くだらねェ人間共よ!!》この瞬間からこの島を俺達の支配下とする!!記念すべき日に自分達の命を俺から買うんだ!払えねェ奴は殺す!」

 

ナミ《ヤダ。どうして出ていかなきゃいけないの?私 この村に住んでたいよ。貧乏だから?ベルメールさんの子でいちゃダメなの?》

 

ベルメール《待ちな!!》

 

アーロン《ん?》

 

ベルメール《その10万ベリーは2人の娘の分。あたしの分は足りないわ。》

 

ゲン《ベルメール!!お前!!》

 

ベルメール《ごめんゲンさん。私 家族がいないなんて言えないや。たとえ命を落としても、そりゃ確かに血の繋がりはないけどさ。家族なんだ。口先にだけでも親になりたいじゃない!あいつらはあたしの子でしょ?》

 

ナミとノジコはベルメールに駆け寄った。

 

ベルメール《ゴメンね。母親らしい事 何もしてあげられなくて」

 

ノジコ《そんな事ない!!》

 

ナミ《何もいらないから死なないで!!》

 

ベルメール《ナミ。あんたは夢を叶えるんだよ。生きて。》

 

アーロンは銃をベルメールの胸辺りに向ける。

 

アーロン《フン。くだらねェ愛に死ね。》

 

ベルメール《ノジコ!!ナミ!!》

 

ナミとノジコ「「()()()()()」」

 

ベルメール《・・・大好き。》

 

ベルメールは胸部分を撃たれ、即死した。

 

ナミ《あたし、アーロン一味に入る。測量士になって海図を描くの。》

 

ノジコ《ナミ・・・。》

 

ナミ《契約したの・・・。アイツからココヤシ村を買うって。》

 

ノジコ《村を買う?》

 

ナミ《1億ベリーでね。村を買えば自由になれる。》

 

ノジコ《でも1億ベリーなんて一生働いて払えるかどうか!?》

 

ナミ《稼いでみせるわ。どんな事しても、あたしが誰かに助けを求めたら、また人が傷つくから。》

 

ノジコ《辛いよ・・・。ベルメールさんを殺した奴と一緒にいるなんて。辛いよ》

 

ベルメール《生き抜けば必ず楽しい事がたくさん起こるから》

 

ナミ《平気。アイツの顔見てたってアタシ、ずっと笑っててやる。もう泣かないって決めたの。一人で戦うって決めたの!!》

 

ナミは湯船から立ち上がる。

 

ナミ「ベルメールさん・・・。」

 

少年「楽しみだな・・・。今夜残り全てを頂くけど、あのピンク髪と茶髪の二人は見知らぬ存在だな。記憶を奪えてないしどういう事なんだろ?」

 

ララは皆に隠れてこっそりスマホで女神様に頼み、自身は念の為に寝てても平気なように笛の音を弾く結界幕を張っておいた。

 

アイリスとロビン以外は寝ていた。

 

ロビン「アイリス。ピンクちゃんにタオル被せておいてくれる?」

 

アイリス「はい。」

 

アイリスはララにタオルをかぶせる。

 

ロビンはサンジにタオルを被せようとしたが、サンジは起きた。

 

サンジ「おっといけねェ。」

 

ロビン「起こしちゃったかしら。」

 

サンジ「いや・・・」

 

ロビン「まだ眠っていていいわよ。何か異変があったら、アイリスと一緒に起こすから。」

 

アイリス「今は安心して寝て下さい。」

 

サンジ「大丈夫。アイリスちゃんもありがとう。ロビンさん 眠気覚ましにコーヒーでも入れようか?」

 

ロビン「ありがとう お願いするわ。」

 

アイリス「サンジ コーヒー 私も手伝いますか?」

 

サンジ「んじゃ お願いしようかな。にしても男子共は爆睡だぜ。ララちゃんは寝顔が美しいぜ。」

 

アイリス「そうなんです。私にとっては至福の目の保養になります。」

 

サンジ「男子共は寝ねェて活きこんでたのによ。」

 

ロビンとサンジとアイリスは笛の音に気付く。

 

少年「お姉さん達まだ眠ってなかったんだ。」

 

ロビン「あなたなの?皆の記憶を奪ったのは!?」

 

少年「フフ。よく気づいたね。だけどもう遅いよ。」

 

ルフィ達男子は苦しい感じになるが、ララは普通に寝ていた。

 

少年は疑問に思う。

 

少年「何故あのピンク髪のお姉さんだけ平気で寝てるんだ?」

 

ロビンは能力で、ルフィ達の顔をはたいて起こす。

 

少年「へェ 不思議な技を持ってるんだね。」

 

アイリス「ララ様。起きて下さい!!」

 

ララ「う~~ん。アイリス。」

 

アイリスは耳打ちする。

 

アイリス「例の男の子が来ました。」

 

ララ「来たの?」

 

ウソップ達は起きた。

 

ウソップ「来やがった!!」

 

チョッパー「うわぁァ!?」

 

ルフィ「何だ?朝メシか?」

 

ララ「犯人来ましたか?」

 

少年「酷いよお姉ちゃんに茶髪のお姉ちゃんも。皆を起こしちゃうなんてさ。っていうかピンク髪のお姉ちゃんは笛の音を聞いても何で平気で寝てるの!?」

 

ララ「それは言えないね。」

 

少年「しょうがないなもう。こんな事したくなかったのに。」

 

少年はオトシゴの笛部分を吹いて、オトシゴは目を光らせる。

 

サンジとロビンは頭痛のような感じで苦しみだした。

 

しかし、最終的にオトシゴをぶっ飛ばし、みんなが記憶を取り戻す結末を知っていて本来この海賊世界に存在していないララは女神に頼んでの対策により無効化してもいた。人間の心を持っているとはいえ機械であるアイリスには全然効かなかった。

 

少年は平然としているララとアイリスに驚くしかない。

 

少年「な、何であの二人のお姉ちゃんには効いてないんだ!?」

 

ルフィは少年が船首に立っている事に怒り、腕を伸ばしていく。

 

船首に向かうが、少年が腕を蹴ったが、ルフィは船首の首部分にぶつかるが上手く足からオトシゴを蹴りで踏みつけつつ着地した。

 

少年「ごめんなさい。」

 

ルフィ「うん。」

 

オトシゴの口から煙が出て来て、ルフィにまとわりつく。

 

ルフィは船首から落ちて、煙が口から入っていく。

 

ウソップ「な、何だ 今の?」

 

サンジ「おい コイツ 何かやばくねェか?」

 

ララ「ルフィさん・・・」

 

アイリス「ルフィ・・・」

 

ロビン「固まったままね。」

 

ウソップ「生きてんのか?コレ・・・」

 

チョッパー「医者!!医者ァァァァ!!あっ 俺だ。」

 

ルフィは起き上がる。

 

ルフィ「記憶が戻ったぞォォォォ!!」

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