ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第233話「本性を現した記憶泥棒の最後の逆襲!」

村では、

 

村人「俺だァァ!!」

 

村人達は記憶が戻った。

 

宿でも、

 

???「あの、あなた様はお客様では?」

 

客「そうだよ。客だよ!!俺 何でこんな格好してんだ!?」

 

すると、ドアが開き。

 

???「何やってんですか!!支配人!!早くフロントに!!」

 

支配人「やはりそうでしたか。私 支配人ですよね。」

 

男の子も母親に抱きつく。

 

家族も記憶が戻った。

 

あの少年は村人達の所へ来た。

 

少年「みんなァ!!大変だァァ!!」

 

村人「ドリムじゃねェか。脅かすなよ・・・」

 

母親「ドリム。ドリム!!」

 

ドリムと呼ばれた少年は母親に抱きつく。

 

村人「どうやら皆の記憶が戻ったようだ。」

 

村人「よかったよかった!!」

 

村人「しかし、何でこんな事になったんだろ?」

 

ドリム「みんな!!大変なんだ!!森の中に僕達の記憶を奪った奴が!!」

 

村人達は驚愕。

 

ウソップとチョッパーは後ずさる。

 

ゾロは接近してくる。

 

オトシゴが何か言ってる。

 

ウソップ「何て言ってんだ?」

 

チョッパー「蹴散らせロロノア・ゾロ。」

 

ウソップは泣く。

 

ウソップ「ほら見ろ。やっぱりコントロールされてやがる!!」

 

ゾロの常に睨むような視線でウソップはビビる。

 

ナミ「ちょっと誰か何とかしなさいよ。ララ!!どうにかデバイスの力で何とか出来ないの?」

 

ララ「ゾロさんは仲間なんですよ!仲間と戦うなんてちょっと・・・。」

 

アイリス「私も仲間と戦うというのは・・・」

 

サンジ「たく~。クソ剣士が相も変わらずいつもいつも厄介事しょい込みやがって。ぬう!!」

 

サンジが飛び出した。

 

アイリス「サンジ!?」

 

オトシゴは何か言っていた。

 

チョッパー(これで時間が稼げる?)

 

サンジは強烈なカカト落としを決めるが、ゾロが刀で受け止めた。

 

地面には大きな亀裂が走る。

 

ゾロ「邪魔すんな。このアホコック!!」

 

サンジ「ああ?」

 

ルフィは彷徨っていたが、ゾロとサンジの姿を発見。

 

ルフィは木に摑まってのロケットで飛ぶが、ゾロとサンジを巻き込み、先の岩に突っ込んだ。

 

ウソップ達もその先へ走る。

 

チョッパー「無事だったのか!?」

 

ゾロ「ルフィ!!てめェ何しやがる!?」

 

ララ「ゾロさん!!」

 

ウソップ「ゾロ。お前・・・今ルフィっつったか?」

 

ナミ「記憶戻ってるの!?」

 

ゾロ「当たり前だ。」

 

アイリス「戻ってるんなら良かったんですけど・・・。接近してきた時の顔が。」

 

サンジ「ああそうだ!!顔が怖ェんだよ!!」

 

サンジはゾロの顔を弄る。

 

サンジ「記憶が戻ってるんなら、もっとこうニコニコって優しい顔で寄って来やがれっつんだよ!!」

 

ゾロ「ああ!!うるせェ!!」

 

ゾロはルフィをサンジにぶつけた。

 

ルフィ「あ?俺 誰だ?」

 

ゾロ「はぁ!?」

 

ウソップ「ってェェ!!これ以上話をややこしくすんな!!」

 

ルフィ「あ!!ゾロ!!さっきはよくもやったな!?」

 

ウソップ「もう好きにしてよお前ら。」

 

ゾロは刀を収める。

 

ナミ「良かったァ これで全員元に戻ったわね。」

 

サンジ「タツノオトシゴが真犯人だって見破ったロビンちゃんはやっぱり素敵だァァ」

 

ルフィ「え!?そうだったの!?」

 

ララ「あなたは一番先に船で記憶戻ったのに、そこに気づいて欲しいんですけど!!」

 

アイリス「そうですよ!!」

 

ルフィ「失敬だな。ゾロよりはマシだ!!」

 

サンジ「っで、あのヤローどこ行ったんだ?」

 

ウソップ「逃げられたか・・・。」

 

ゾロ「いや」

 

ゾロは水辺に近づき、

 

ゾロ「丸分かりじゃねェか。」

 

水面に潜っていたオトシゴは驚き、水と同化した。が、水面から出てるブクブクで居場所が一目瞭然である。

 

しかも、移動開始。

 

ウソップ「ホントだ。青くなりやがった。」

 

ララ「逃げるんならさっさと逃げればいいじゃないの。」

 

サンジ「上手く隠れたつもりか」

 

ゾロ「てめェ!!よくもこの俺様を操りやがったな!?とっ捕まえて3枚下ろしだァ!!」

 

ゾロは水辺に飛び込むと、オトシゴとの鬼ごっこ開始。

 

ウソップ「ほら!!僕を掴まえてごらん!!言ったな!?待てェ!!キャハー無理無理無理ィ!!よォしこれならどうだァ。こっちだよォ!!そんなァ本気で行っちゃうぞォ。ほぅらァ捕まえたァァ。もう離さないぞ。」

 

ルフィ達は大笑いだが、ロビンとララ、アイリスはクスクス笑いである。

 

ゾロ「次はてめェだ!!ウソップ!!」

 

オトシゴは何か言っていた。

 

チョッパー「「奥の手を・・・出す!?」」

 

オトシゴは口からガスを大量に放出し、上へと浮かび上がると、目を光らせる。

 

すると、ララの胸ポケットからの着信が入る。

 

ララ「着信!!多分女神様からかな。」

 

ララはスマホを取り出して、応対する。

 

ララ「女神様!!」

 

女神〈ララちゃん!!あなたも知ってるはずですが、奴はルフィ達の記憶を自分が誰だか分からなくなるくらいに吸収します。でも本来この海賊世界に存在してないあなた自身には私が結界を張っているので、問題はないかと!以上です。アイリスは機械なので大丈夫でしょう。〉

 

ララ「はい。」

 

ララは通話を切ると、ポケットにしまう。

 

前方に複数の人物が。

 

それはルフィ達の恩師や友人の姿であった。

 

ロビン(これは、皆の記憶の残像・・・。ピンクちゃんのは無い・・・別世界からの転生者だから?)

 

オトシゴは叫び出すと、恩師達は光り出し、かつて戦ってきた強敵達が。

 

ルフィ「やんのかこのヤロー!!?まとめてぶっ飛ばしてやる!!」

 

ララ「アーロン!!クロコダイル!?クリークも!?」

 

ナミ「何なのコレ!?」

 

ロビン「しまった!?」

 

ゾロ(ちくしょー 体が動かねェ・・・)

 

ルフィ「あいつ 何て言ってんだ!?」

 

チョッパー「君達のせいで、せっかく集めた村人達の記憶まで失っちまった。だけど、君達の濃い記憶を全て手に入れる事が出来れば僕はなれるんだ!!」

 

サンジ「何にだよ!?」

 

チョッパー「分からねェ!!」

 

オトシゴは思い浮かべたのは千年竜だった。

 

オトシゴは光り出す。

 

チョッパー「「この機会を逃してたまるか!!」」

 

ロボットであるアイリスと結界を張られている主のララを除外したルフィ達は記憶のガスをほぼ全て吸収されていく。

 

オトシゴは巨大化し始めた。

 

ルフィ達は驚愕した。

 

ルフィ「何だあれは!?そして、俺は誰だ?ん?おめェら誰だ?」

 

しかし、ララとアイリスだけは違う。

 

ナミ達キョロキョロする。

 

ララ「皆さん!!」

 

アイリス「自分が誰だかも分からないんですか!?」

 

ウソップ「お前は誰だよ!?」

 

ゾロが水面に上がった。

 

ルフィ「そこで溺れてる人 知りません!?」

 

ゾロ「知るかァァ!!」

 

胴体がパンパンに膨れ上がったオトシゴは何か言っていた。

 

チョッパー「「やった。千年竜になれた。」

 

ルフィ「すげェェ!!お前 あいつの言葉分かるのか!?」

 

ウソップ「って、タヌキが喋ってるよ!?」

 

チョッパーは自分がタヌキと言われた事に驚愕。

 

サンジ「喋るタヌキと千年竜・・・溺れかけたクソ野郎。何だこりゃ?」

 

ゾロ「あの竜見てるだけでなんかムカついてくる。何でだおい!?」

 

ナミも困惑中。

 

ロビン(不思議・・・私 どうしてここにいるのかしら?)

 

ルフィ「すっげェェ!!竜かァ!!俺も乗りてェ!!」

 

ウソップ「お前バカか!?ここから乗れるワケ!」

 

ルフィ「やってみなくちゃ分かんねェ」

 

ルフィは崖から落ちそうだったが、ゴム人間のお蔭で伸びた足の伸縮で飛び上がる。

 

そのままルフィはオトシゴの体に巻きつく。

 

ララ「ルフィさん・・・」

 

アイリス「ララ様。決着つきますね?」

 

ララ「・・・うん。」

 

ルフィは巻きつきを強くする。

 

オトシゴの口からほぼ全て吸収したルフィ達の記憶のガスが漏れる。

 

ウソップ「何だかアイツ苦しそうだな・・・。」

 

チョッパー「離せ!!記憶が漏れる。」

 

ゾロ「記憶・・・?」

 

オトシゴは言っていた。

 

チョッパー「「ピンク髪の小娘と茶髪の娘!何故お前ら2人の記憶は奪えないんだ!?」て、ええ!?」

 

ナミ達はララとアイリスを見る。

 

ロビン(このピンク髪と茶髪の子だけ記憶を奪えない!?)

 

ルフィは記憶のガスを鼻から取り込み、元に戻った。

 

ルフィ「何度も何度も記憶を奪いやがって。こんニャロー!!」

 

ララ「ルフィさん 記憶戻りましたね!」

 

ルフィ「おう!!ララ!!ララはこの海賊世界の住人じゃねェ!!アイリスは生き物じゃなくて機械だ!記憶を奪えるワケねェんだ!!それと何て言ってんだ!?チョッパー!!」

 

チョッパー「チョッパー?俺?」

 

ルフィ「お前以外誰がいる!?」

 

ララ「チョッパーって名前はキミだけなんだよ!!」

 

アイリス「チョッパー!!しっかりして!!」

 

チョッパー「「う、うん。やっと千年竜になれたんだ!邪魔すんな!!」」

 

ルフィ「んだとォォ!?」

 

ルフィは伸ばして巻きついてた手足をほどく。

 

ルフィ「他人の記憶は記憶!!千年竜になりたきゃ!!自分ででっかい記憶を作ってなりやがれェェ!!」

 

チョッパー「「うるさい!!くらえ!!これで最後だ!!」」

 

オトシゴは目を光らせるが、ルフィはゴムゴムの(ピストル)で顔面に1発与え、完全にほどき、

 

ルフィ「そんなに飛びたきゃ俺が飛ばしてやるぅぅ!!」

 

ルフィは右足を勢いよく伸ばして、オトシゴの腹に命中させ、ララ以外の取り込んだ他の皆の記憶が強制的に全て吐き出され、そのままオトシゴは空の彼方へ吹っ飛んだ。

 

お蔭でゾロ達は記憶が全て戻った。

 

ロビン「フフッ」

 

ララ「皆さん 今度こそ元に戻りました!!」

 

アイリス「ルフィ!!」

 

ルフィ「おう!!ぶっ飛ばしてやったぜ。」

 

ルフィ達は林の中を歩く。

 

ゾロ「しかしィ 千年竜ってのは、確か卵から孵るんじゃなかったか?」

 

サンジ「ああ。記憶を食ったってなれるもんじゃねェ。」

 

チョッパー「そうなのか!?」

 

ウソップ「ああ!お前は知らねェだろうが、偉大なる航路(グランドライン)に入る前にこの目でしかと見たからな。」

 

チョッパー「へェェ!!」

 

ララ「チョッパーとロビンさん!!千年竜の爺さんと一緒にいた女の子の写真があるんですけど、拝見します?」

 

チョッパー「ええ!?」

 

ロビン「その女の子見てみたいわね。」

 

アイリス「私も見てませんよ。」

 

ララはアプリから写真のデータを表示して見せる。ララと一緒に映る軍艦島の少女・アピスの姿を。

 

アイリス「可愛いです。」

 

チョッパー「この女の子が?」

 

ロビン「千年竜のお爺さんと一緒にいた時期があるっていう子なの?」

 

ウソップ「ああ!軍艦島って島に住んでる女の子で、アピスって言うんだ!」

 

チョッパー「アピスか・・・。」

 

ロビン「へェェ」

 

ナミ「アピスも、自分の目指すものに向かって今も頑張ってるでしょうね。」

 

サンジ「きっとっすよ。」

 

ゾロ「違いねェな。」

 

ルフィ「そうだ!!」

 

ララ「はい!!」

 

ララはスマホを閉じて、胸ポケットにしまう。

 

ウソップ「それよりも今頃村は大騒ぎだぜ!なんたって俺達は村中の記憶を取り戻した大恩人!英雄扱い間違いなァし!!」

 

ゾロ「久々飲み放題かァ?」

 

サンジ「忘れたい事があるってか?」

 

ゾロ「うるせェ」

 

ナミ「謝礼もたっぷり期待できそうねェ」

 

ルフィ「銅像がいいなァ おれェ」

 

ララ「銅像があっても意味無いんじゃ・・・」

 

アイリス「ララ様に同じです・・・」

 

ルフィ「何だよ!?」

 

サンジ(モテまくりかも!!悪くねェ!!)

 

チョッパー「ロビンとララ、アイリスは?何か貰えるとしたら、何が欲しい?ロビンはやっぱり本か?」

 

ロビン「そうね。できればこの島の歴史書かしら。」

 

チョッパー「ララとアイリスはどうなんだ?」

 

ララ「今の所希望はないかなァ」

 

アイリス「ロボットの私が貰ってもしょうがないしね・・・。」

 

チョッパー「そうか。俺はこんなに分厚い医学書!!ハァハハハ!!」

 

ナミ「あっ 海岸が見えてきたわ!!」

 

 

ウソップ「よよう!!諸君!!出迎えご苦労!!」

 

しかし、村人達は銃や武器を構えて来た。

 

ウソップ「何?」

 

ナミ「え!?」

 

チョッパー「何で!?」

 

ウソップ「いや、ちょと ちょと・・・」

 

ドリム「こ、こいつらだ!!」

 

村人「皆 かかれェェ!」

 

村人達が武器を持ってかかって来たので、ルフィ達は逃げるしかなかった。

 

チョッパー「ええ!?どうなってんのォォ!?」

 

ナミ「ウソップ!!アタシ達英雄じゃなかったの!?」

 

ウソップ「知るかよ!!こっちが聞きてェよ!!」

 

サンジ「ナミさん!!ウェイバーはどこに!?」

 

ナミ「こっちよ!!」

 

村人「待ちやがれ!!この記憶泥棒!!」

 

村人「小娘!!宿代を置いていけェ!!」

 

アイリス「私達を記憶泥棒扱い!?」

 

ルフィ「こいつら 人違いしてるぞォ!!」

 

ロビン「フフッ そのようね。」

 

ゾロ「まっ 海賊だし、しょうがねェか。」

 

ララ「はい。しょうがないです・・・」

 

ナミはウェイバーを走らせ、村人達を払っていく。

 

ルフィ達はメリー号に戻った。

 

チョッパー「はぁ 戻れて良かった。」

 

ララ「結果オーライって事でいいじゃない?」

 

チョッパー「そうか?」

 

ルフィ「でっかい銅像がよォ もうちょっとでよォ 立つはずだったのになァ 黒ォくて太ォい銅像がよォ」

 

ウソップ「しかしなァ 記憶を失うってのがあんなに厄介な事だとはなァ」

 

サンジ「はっ 全くな 自分の海賊団にしちまおうと企む奴はいるし。」

 

ウソップ「いい?サンジくん あれはノリ、ノリノリだからノリノリノリ。」

 

アイリス「ウソップの悪い癖になってますよね。」

 

サンジ「・・・だよなァ それに身も心も乗っ取られちまったクソめでたい奴もいたしなァ」

 

ゾロ「んだと?」

 

サンジ「ララちゃんが外からの音を一切遮断する異空間の居住スペースにいたからまだいいものの、おめェもきちんと見張りやってりゃあんな騒動起こんなかったんだよ。アホマリモ。」

 

ゾロ「うるせェ!!眠たかったんだよ!!」

 

サンジ「そんな寝たきゃ一生寝とけ。」

 

ララ「まァ 寝る子は育つと言いますけどね。」

 

ナミ「だぁァ!!もううるさい!!そこまでにして!!それとももう一回記憶を失って貰おうかしら・・・」

 

サンジ「もうナミさん!!そんな事言わないでくださいィィ♡!!」

 

ロビン(あたしの・・・記憶。もしあのまま記憶が無くなっていたら・・・私は・・・)

 

チョッパー「どうしたんだ?ロビン・・・」

 

ロビン「大丈夫。ちょっと眠いだけ!」

 

サンジ「無理もねェ。今回の事でロビンちゃんはまともに寝てねェんだ。」

 

ララ「ある意味、今回の功労者ですしね。」

 

サンジ「ララちゃんも功労者だよん♡よォし 今夜は薬膳スぺシャルメニューと行くか。」

 

ララ「サンジさん!手伝っても?」

 

アイリス「私もやります!!」

 

サンジ「お願いしちゃうよ♡」

 

ルフィ「ああ!!メシ!?忘れてたァ!!サンジィ!!ララァァ!!アイリスぅぅ!!メシィ!!」

 

サンジ「今作るから、ちょっと待ってろォ」

 

ララ「焦らなくても料理は逃げませんよ!」

 

アイリス「そうです。そうです。」

 

ナミ「ねェルフィ!!」

 

ルフィ「ん?」

 

ナミ「何であの時ゾロの一緒に戻って来なかったのよ?」

 

ルフィ「ああ!いやァゾロが斬った岩の下敷きになっちまってさァ」

 

ナミ「岩!?」

 

ルフィ「ああ!!それがまたでかくて硬ェんだ。」

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