ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
メリー号にて。
チョッパー「おーい!!ウソップが目を覚ましたぞ!!」
ララ「ホント!?」
アイリス「よかった!」
ルフィ「よかったーーーっ!!!」
ナミ「ふう・・・これで一安心ね。」
ルフィ「おーーいウソップーーー!!」
サンジ「帰らねェなロビンちゃんは・・・・・・」
ウソップはゾロの足に抱きつく。
ウソップ「面目ねェ!!!みんな・・・!!!大事な金をおれは!!!」
ゾロ「おいおいちょっと待て落ちつけよ!!」
アイリス「ウソップ 傷に響きますから!」
ウソップ「だけど・・・!!おれァせっかく手に入ったとんでもねェ大金をみすみすあいつらにィ!!!」
チョッパー「ウソップ まだ寝てなきゃダメだ!!!」
ウソップ「・・・じゃあやっぱり・・・金は戻らねェのか・・・」
ルフィ「いや それもフランキーってのが帰ってこねェとわかんねェんだ もしダメでもまだ1億
ララ「気にするなって言っても・・・。う~~ん」
サンジ「ーーーまったくムチャしやがる・・・・・・!!命があったからよかったものの・・・!!」
ナミ「よくないわよ!!お金は!!」
ウソップ「・・・・・・すまねェ・・・だけど・・・じゃあ船は・・・メリー号は1億ありゃ直せるのか!?せっかくこんな一流の造船所で修理できるんだ この先の海も渡って行ける様に今まで以上に強い船に・・・!!」
ルフィ「いや それがウソップ 船はよ!乗り越える事にしたんだ ゴーイングメリー号には世話になったけど この船での航海はここまでだ」
ウソップ「? ?・・・・・・」
ルフィ「ほんでな新しく買える船を調べてたんだけど カタログ見てたらまァ 1億あれば中古でも今よりデカイ船が・・・」
ルフィはカタログのページをパラパラとめくる。
ウソップ「待てよ待てよ そんなお前・・・!!冗談キツイぞバカバカしい」
ウソップ「・・・・・・何だやっぱり修理代・・・足りなくなったって事か!?おれがあの2億
ルフィ「違うよそうじゃねェ!!!」
ウソップ「じゃ何だよはっきり言え!!!おれに気ィ使ってんのか」
ルフィ「使わねェよ!!あの金が
ウソップ「だったら!!!何で乗り換えるなんて下らねェ事言うんだ!!」
ゾロ「おいお前らどなり合ってどうなるんだよ もっと落ち着いて話をしろよ!!」
ウソップ「落ち着いてられるか!!バカな事言い出しやがって!!」
ルフィ「ちゃんとおれだって悩んで決めたんだ!!」
ララ「ウソップさん!!」
ナミ「ちょっと!!大事な話なんだからちゃんと順序よく」
チョッパー「ウソップ 体にさわるよ!!熱くなったらダメだっ!!」
ルフィ「メリー号はもう直せねェんだよ!!!!」
ウソップはあまりの衝撃の事実に茫然状態でいた。
ルフィ「どうしても直らねェんだ じゃなきゃこんな話しねェ!」
ウソップ「この船だぞ・・・今おれ達が乗ってるこの船だぞ!!?」
ルフィ「そうだ・・・もう沈むんだ この船は!!」
ゾロ「・・・・・・」
ウソップ「・・・・・・ 何言ってんだお前・・・ルフィ」
ルフィ「本当なんだ そう言われたんだ!!造船所で!!・・・・・・もう次の島にも行き着けねェって!!」
ウソップ「ハァそうかい・・・行き着けねェって・・・今日会ったばかりの他人に説得されて帰って来たのか」
ルフィ「何だと!?」
ララ「ウソップさん!!」
ウソップ「何だよララ!!」
ララはスマホを取り出して、録音したあの会話音声を聞いてもらう。
ララ「その造船所の職人さん達との会話音声です。録音しました。信憑性が高いと思いますが、ウソップさんが納得するかは分かりませんけど聞いて欲しいんです。」
チョッパー「ドックの職人達の録音か・・・。ルフィが忘れるといけないから、船に関する重要な事だからか・・・」
ゾロ「なるほど・・・」
ウソップ「じゃあ聞かせろよ。」
ララ「はい・・・。スマホは渡してから、音声再生します。」
ララはスマホを握ってもらい、その会話音声を再生する。
そして、数分後、音声は終了し。
ウソップ「何だよ・・・その市長までも・・・呆れた奴だとか、ルフィに「てめェ それでも一味の船長か!」とか。フザケンな!!」
ウソップはスマホをララに投げ渡した。
サンジ「てめェ!!ララちゃんの私物なんだから丁寧に渡せよ!!」
ゾロ「録音の通りなんだろ?」
ルフィ「ああ。」
ウソップ「一流の言われる船大工達にこんな事言われて!!今までずっと一緒に海を旅してきた どんな波も!!戦いも!!一緒に切り抜けてきた大事な仲間を お前はこんな所で・・・見殺しにする気かァ!!!」
ルフィ「!!!」
ウソップ「この船はお前にとっちゃそれくらいのもんなのかよ ルフィ!!」
ウソップは吐血する。
アイリス「ウソップ!?喋りすぎると!!」
チョッパー「そんなに叫んじゃ!!」
ララ「ウソップさん・・・。」
ゾロ「・・・・・・」
サンジ「・・・・・・」
ナミ「ウソップ・・・・・・」
ルフィ「じゃあお前に判断できんのかよ!! この船には船大工がいねェから!! だからあいつらに見て貰ったんじゃねェか!!」
ウソップ「だったらいいよ!! もうそんな奴らに頼まなきゃいい!! 今まで通りおれが修理してやるよ!! 元々そうやって旅を続けてきたもんな」
アイリス「ウソップ・・・」
サンジ「おい待てウソップ!!」
ウソップ「よし!! さっそく始めよう!!おいお前ら手伝えよっ!! そうだ 木材が足りねェな 造船所で買って来よう さァ 忙しくなってきたっ!!」
ルフィ「お前は船大工じゃねェだろ!!ウソップ!!」
ララ「ルフィさん!!」
ナミ「ちょっとルフィ!!」
ウソップ「おうそうだ それがどうした!!!だがな 職人の立場をいい事に所詮は他人の船を あっさりと見限るような無責任な船大工なんかおれは信じねェ 自分達の船は自分達で守れって教訓だなコリャ!!!」
ウソップ「絶対におれは見捨てねェぞこの船を!!!!バカかお前ら!!!大方 船大工達のもっともらしい正論に担がれてきたんだろ!!!おれの知ってるお前ならそんな奴らの商売口上より このゴーイングメリー号の強さをまず信じたはずだ!!!そんな歯切れいい年寄りじみた答えで・・・!!船長風吹かせて何が”決断”だ!!!見損なったぞルフィ!!!」
アイリス「ウソップ!!」
ナミ「ちょっと待ってよウソップ!ルフィだって最初は!!」
ウソップ「黙ってろナミ!!アイリス!!」
ルフィ「これは俺が決めた事だ!!!今更お前が何言ったって意見は変えねェ!!!船は乗り換える!!!メリー号とはここで別れるんだ!!」
ウソップ「フザけんな そんな事は許さねェ!!!」
ララ「二人とも!!熱くならないでください!!」
サンジ「それじゃ話になんねェだろ!!」
ウソップ「いいかルフィ 誰でもおめェみたいに前ばかり向いて生きて行けるわけじゃねェ!!おれは傷ついた
ルフィ「バカ言え!!仲間でも人間と船じゃ話が違う!!」
ウソップ「同じだ!!!メリーにだって生きたいって底力はある!!お前の事だ もう次の船に気持ち移してわくわくしてんじゃねェのかよ!!!上っ面だけメリーを思ったフリしてよォ!!!」
ルフィはウソップは押し倒す。
ルフィ「いい加減にしろお前ェ!!!」
ウソップ「ルフィ」
ルフィ「お前だけが辛いなんて思うなよ!!!全員気持ちは同じなんだ!!!!」
ウソップ「だったら乗り換えるなんて答えが出るハズがねェ!!!」
ルフィ「・・・・・・!!!じゃあいいさ!!!そんなにおれのやり方が気に入らねェんなら 今すぐこの船から・・・」
サンジ「バカ野郎がァ!!!」
サンジはルフィを蹴り飛ばす。
ナミ「きゃあ!!!」
ララ「ルフィさん!!」
アイリス「ルフィ!!」
チョッパー「サンジ!!!」
サンジ「ハァ・・・ハァ・・・・・・!!ルフィてめェ今何言おうとしたんだ!!!頭冷やせ!!!滅多な事 口にするもんじゃねェぞ!!!」
ルフィ「・・・・・・あ・・・ああ・・・!!!悪かった 今のは・・・・・・つい」
ウソップ「いやいいんだルフィ・・・それがお前の本心だろ」
ルフィ「何だと・・・・・・!!!」
ウソップ「
サンジ「おいウソップ下らねェ事言ってんじゃねェぞ!!!」
ウソップ「いや本気だ・・・前々から考えてた・・・」
ウソップ「正直おれはもうお前らの化け物じみた強さにはついて行けねェと思ってた!!!特にエックス達イレギュラーハンターに変身するチートに近いララとララに普段召喚されっぱなしの優しさのアイリス。デバイスで召喚もできるエックスのチキュウ世界のシグマを含むボス達はララ引率の元、皆で見てきてかなりの強さだったしな。各部隊の隊長の奴もいるぐらいだもんな。今日みてェにただの金の番すらろくにできねェ この先もまたおめェらに迷惑かけるだけだ おれは・・・!!!弱ェ仲間はいらねえんだろ!!! ルフィ お前は海賊王になる男だもんな おれは何もそこまで”高み”に行けなくていい・・・!!」
ルフィ「!」
ウソップ「ーーー思えば海へ出ようとした時に・・・お前らが船に誘ってくれた」
ゾロ《何言ってんだよ 早く乗れよ》
ルフィ《おれ達もう仲間だろ》
ララ《ウソップさん 行きましょう!!》
ウソップ「それだけの縁だ・・・・・・!!意見が食い違ってまで一緒に旅をする事ねェよ!!!」
ウソップは船室を出る。
チョッパー「おいウソップどこいくんだ!!!」
ウソップ「どこ行こうとおれの勝手だ おれは この一味をやめる」
ララ「ちょっとウソップさん!!」
アイリス「待ってください!!」
ナミ「ダメよ!!待ってよ!!!」
サンジ「おい戻れ!!!」
チョッパー「え!?え!?行かないでくれよォ!!!ウソップ~~~~~!!!」
ルフィ「・・・・・・」
ウソップ「お前とはもう・・・やっていけねェ 最後まで迷惑かけたな」
ルフィ「・・・・・・!!」
ウソップ「この船は確かに船長であるお前のもんだ・・・だからおれと戦え!!おれが勝ったらメリー号は貰って行く!!モンキー・D・ルフィ・・・・・・!!俺と勝負だァ!!」
ルフィとウソップは互いに睨み合う。
ナミ「え!?え!?ちょっと何言ってんの!?」
ウソップ「今夜10時!!!またおれはここへ戻ってくる そしたらメリー号をかけて 勝負だ!!お前を倒してメリー号は貰って行く それで おれとお前達との縁も それで終わりだ!!」
そして、ウソップは一度10時まで準備を開始する為に、街に行ったようだ。
ララとアイリスは外で内緒話へ。
アイリス「どうするんですか?」
ララ「うん。でもウソップは2代目のサニー号が出航した時に、エニエスロビーに行ってCP9との激戦から奪還したロビンより後にメンバーとして復帰してくれるから大丈夫よ。最初は敵対したけど、船大工として新メンバーになるフランキーがサニー号にメリーのミニ版を仕込んだから。」
アイリス「なるほど・・・。」
ペケ「結局ウソップは維持張っていただけですな。」
ララ「うん まァね。ルフィとウソップの勝負が終わったら、あの異空間の扉とアーマーカプセルとデータ転送マシンは女神様に頼んで、一度女神様の所へ行ってもらうの。メリー号はエニエスロビーまで来てルフィ達を助けて脱出するけど、限界来て、皆の目の先で海で燃やされながら供養になったの。その時声がアイスバーグ達も含む全員にメリー号からの声が聞こえたの。」
アイリス「声?」
ペケ「声ですか?」
ララ「うん。メリー号に宿ったようなクラバウターバンなの。」
アイリス「私とウソップが空島で見たあれですか?」
ララ「ゾロ、サンジは泣いていなかったけどね。でもクラバウターバンは言っていた。「ごめんね・・・もっと皆を遠くまで運んであげたかった。ごめんね。ずっと一緒に冒険したかった。だけど僕は・・・の所でルフィの謝罪もあり、だけど僕は幸せだった。今まで大切にしてくれてどうもありがとう。僕は本当に幸せだった。君たちがいたから。」って・・・」
ララは思わず涙目になってしまう。
アイリス「ララ様・・・」
ペケ「メリーも本当にそうだったでしょうね。」
ララ「皆は大泣きだったよ。ロビン姉さんは涙目だったけど。2名であるゾロ、サンジは泣いてはいなかったかな。」
ペケ「なるほど・・・」
ララ「サニー号が出航して、ちょっと時間経過したら、扉はラウンジの後ろ辺りの壁に、アーマーパーツカプセルとデータマシンはサニー号のラウンジの側面辺りにでも設置しようかな。」
そして、ウソップが一度メリーを去っていってからある程度経過。
ナミはルフィに。
ナミ「なによもう!!!こんなバカな事やめてよ!!!どうして仲間同士でこんな事しなきゃいけないの!!?もう少し時間をおけばお互い頭も冷えるでしょ!?ウソップだって急な話でカッとなっただけよっ!!」
ルフィ「・・・・・・ ・・・・・・こうなったら退き返せねェよ」
ナミ「そんな事ない!!あんたが謝ってそして もう一回話し合えばいいじゃない!!」
ルフィ「だから・・・もうムリだって・・・・・・」
ルフィ「カッとなった勢いで命を賭けるほど ウソップはバカじゃない・・・・・・また話し合って変わるくらいの意見ならこんな事にゃならねェよ・・・わかったらあっち行け!!」
ナミ「ルフィ」
ルフィ「だから昼間に来たんだろ?
サンジ「何でその時お前の手で全員再起不能にしとかなかったんだ!!!そしたらウソップが襲われて負い目感じる事もなかったろ!!!」
ゾロ「だったらお前とアイリスが買い物になんか行かずにあいつらと殺りあえばよかったじゃねェか!!」
サンジ「おれはコックとして必要な食料を アイリスちゃんはお供としてだな!!」
ナミ「やめなさいよ!!!こんな時にっ!!!」
二人はビクっとなる。
ナミ「終わった事で言い合いしないで!!」
ララ「そうですよ!!2人ともそこまでにしてください!!」
アイリス「そうです。」
サンジ「ナミさん ララちゃん アイリスちゃん だけどこのマヌケときたら」
チョッパーが入って来た。
ゾロ「チョッパー お前・・・ウソップの後追って行ったんじゃ・・・」
チョッパー「・・・・・・ ちゃんと治療続けたかったんだけど」
チョッパー「追い返された・・・・・・ウソップは今・・・街で宿とってる 「おれとお前は」「もう仲間じゃねェんだから」「船に帰れ!!!」って・・・」
ナミ「・・・・・・!!!」
チョッパーはララの足に抱き着く。
チョッパー「ララ・・・俺・・・。」
ララは座ってチョッパー抱きつつ、頭を撫でる。
ララ「チョッパー・・・。」
ナミ「今朝までの楽しかった時間がウソのようね・・・・・・ この上に更に・・・ロビンの身に何か起きてたら・・・何だかこの一味が・・・バラバラになってくみたい・・・」
アイスバーグ「麦わらの一味か・・・。ンマー 今夜はどうにも落ち着かねェな」
ルフィ「約束の10時だ ウソップが来るぞ」
ルフィは船から降りて、立って待つ。
ルフィ「お前ら 船から下りて来るなよ いいな」
そして、ウソップはやって来た。
ナミ「来た!!」
チョッパー「ウソップ~~~~!!!」
ララ「ウソップさん!!」
アイリス「ウソップ!!」
ルフィ「怖気づかずに来たな・・・どんな目にあっても後悔するなよ!!!お前が望んだ事だ!!!」
ウソップ「当たり前だ 本気で来いよ 返り討ちにしてやる!!!もうお前を倒す算段はつけてきた!!!」