ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
メリー号には倒れているウソップ以外誰もいない。アーマーカプセルとデータ転送マシン、異空間にしてララの居住スペースの扉はララが女神様に連絡して、2代目の新しい船・サウザンド・サニー号が手に入るまで女神様の所へ移動して貰った。
翌朝 ウォーターセブン裏町ーーー
記者「第一発見者は誰ですか!!?
市民「おい聞いたか昨夜の 造船島の事件!!」
女性市民「フランキーがやったに違いないわ!!あんな奴野放しにしてるからこんなことになるのよ・・・!!」
市民「いや造船所を出入りする海賊達の仕業って線も強いんだ 現に昨日遅く岬のバーカーすがってたらしいじゃねぇか。」
市民「それが関係してんのかい!?」
市民「分からねえがとにかく職長達にノされた海賊達は多いからな。」
付近をサンジが通りすがり、屋内を徘徊。
裏町の宿屋ーーー屋上
サンジは屋上への扉を開けた。
ララ「サンジさん・・・。」
アイリス「サンジ・・・」
サンジ「ここにいたのか せっかく宿とったのに部屋に誰もいねぇーーーロボットであるアイリスちゃん以外は揃って眠れてねぇんだろ・・・・・・」
アイリス「はい・・・。ロボットの私は睡眠は必要ないので・・・」
サンジ「だよな。ルフィは?」
チョッパー「あそこ」
チョッパー「サンジ どこ行ってたんだ?」
サンジ「夜中中岩場の岬を見張ってた・・・・・・ロビンちゃんが・・・・・・帰って来やしねぇかと思ってよ」
ララ「そうですか・・・。」
サンジ「・・・・・・どこ行ったんだろうな 何も言わずに・・・・・・」
チョッパー「この島に着いてから悪い事ばっかりだ。お金盗られて、ウソップともあんな事になるなんて。ウソップ あんなひどいケガしてるのに今頃は熱出して動けないでいるに違いないんだ!!」
ゾロ「チョッパー・・・。もう言うな・・・アイツのことは。」
ララ「チョッパー 仕方ない事なんだから・・・。」
アイリス「そうだよ。」
チョッパー「・・・・・・」
サンジ「今日は町ん中を探してみようと思う。」
チョッパー「見つかるかな?ロビン・・・」
サンジ「さぁな。これといって宛てがあるわけじゃねぇが。とにかくこの町にいる事は確かだ。もし何かあってもこの宿を落ち合い場所にしよう。」
チョッパー「お・・・・・・!!おれも行くぞ!!探しに!!」
サンジ「そうか・・・よし」
ララ「サンジさん アイリスも一緒に行っても?」
サンジ「ああ よろしく頼むよ アイリスちゃん。」
アイリス「はい!!」
ナミ「ルフィ!!」
ナミが勢いよく扉を開けた。
サンジ「ナミさん・・・・・・」
ナミ「大変なの 今 町中この話で持ちきりで・・・・・・!!ルフィ・・・!!昨日の夜 造船所のアイスバーグさんが・・・!!」
パウリー「アイスバーグさんが自宅で撃たれた!!?オイ!!フザケんな殺されたのか!!?だいたいあの人は人に恨みを買う様な」
デンデン虫「いやオイちょっと待て落ち着けパウリー!!とにかく聞け!いいか。アイスバーグさんは今朝 部屋で血まみれになって倒れてるトコを発見されたんだ 今まで昏睡状態で・・・意識はねぇが とにかくお前・・・すぐ本社へ来い!!!」
カク「ルル!パウリーは!?」
ルル「今呼んだとこだ すぐに来る」
カク「そうか・・・。外はもう新聞記者が押しかけて大騒ぎじゃ 何がどうなってるのか知りたいのはワシらの方じゃというのにーーー社内中荒らされてはおるが 金品を盗まれた形跡もない 強盗でもなさそうじゃ 一体誰が何の為にアイスバーグさんを。」
ルル「ーーーしかしえれェ事になった・・・町はパニックだぞ・・・・・・あの人にもしもの事があったらガレーラカンパニーも、このウォーターセブンもお終いだ!!」
アイスバーグはベッドで点滴を打って寝ている。
カリファ「先生いかがでしょう」
医者「んん・・・弾は・・・正面から2発・・・後ろから3発・・・昨夜あの部屋で何が起きたのかは知らんが ヒドイもんだよ」
ルル「鑑識が言うにゃ・・・社内のどこの鍵も開けられた形跡はないそうだ 入れるハズのない部屋で起きた事件ーーー現場で見つかったのは・・・・・・どこにでもありそうな 仮面が一つ・・・・・・」
ルフィ「アイスのおっさんが・・・・・・!?」
ララ「あの人がですか!?」
ナミ「ええ 撃たれて今 意識不明だって・・・!!」
ルフィ「あんなにみんなに慕われてるおっさんが・・・何で・・・」
サンジ「誰だい そりゃナミさん ララちゃん」
ナミ「昨日造船所で私達がお世話になった人よ 造船会社の社長でウォーターセブンの市長」
ララ「この島での相当な権力でしょうね・・・。」
サンジ「ほう。そりゃまたずいぶんと大物が・・・」
アイリス「なんと・・・」
ナミ「ええ この街ではこれ以上無いほどの大事件よ」
ルフィ「ちょっと行ってくる」
ルフィは飛び降りた。
ララ「ルフィさん!!」
ナミ「待ってルフィ 私も行くから ララ あなたも行くんでしょ?」
ララ「はい!!」
ナミとララはルフィを追う。
サンジ「じゃあ俺らはロビンちゃんを探しに行くぞ お前は?」
ゾロ「いや・・・・・・おれはもう少し・・・・・・成り行きを見てる・・・」
サンジ「・・・?」
アイリス「成り行きですか・・・?」
サンジ「行くぞ アイリスちゃん。」
アイリス「はい。」
サンジとチョッパー、アイリスの3人はロビン捜索へ。
街には新聞が配られる。
「号外だよ~~~~!!!号外号外ィ!!!ウォータセブンの英雄!!!市長アイスバーグさんに 暗殺の魔の手が伸のびた!!!事件の速報だよォォ!!」
男性「アイスバーグさんは無事なのか?」
女性「ヒドイわ。どうしてこんな目に!?」
男性「誰がこんな事を!?」
男性「犯人は何もんだ!?」
男性「何も手掛かりが載ってねぇぞ!!」
男性「おい新聞屋!!肝心な事が書いてねぇじゃねぇか!!」
男性「どうなってんだよ!?」
男性「こんな物騒なマネやらかすのは海賊共だろ・・・。やっぱり。」
男性「俺たちでとっ捕まえてやりてェぜ。」
男性「昨日も一番ドックで暴れた奴がいたしな。」
男性「三日月の一味か!?」
ルル「おれは案外・・・政府の仕業じゃねぇかと思うぜ」
カク「ルル 何を?」
ルル「コーギーさ・・・・・・毎度アイスバーグさんに何か話を持って来てはつき返されて帰ってく」
男性「やっぱりフランキーが犯人だろ!?」
ルル「それが何の話か知らねぇが逆恨みでこんな事」
カク「よせ政府の文句など・・・誰かの耳に入ったらお前もただじゃ済まんぞ」
男性「許すまじき犯人の目的は富か権力か!!?足跡も残さず消えた暗殺者は何者なのか!!!」
パウリー「どこのどいつだ・・・!!!許さねぇぞ絶対!!!」
アナウンス〈ご乗車ありがとうございました まもなく水の都”ウォーターセブン” ブルーステーション ブルーステーション 到着でございます〉
ステーション内には乗客達が乗り降りしていた。
その中には仮面をつけたフランキーの姿も。
記者「パウリーさん!!今回の事件について一言コメントを!!」
記者「どういう連絡を受けてここへ!?」
パウリー「うるせぇ 道を開けろ!!」
記者「会社の方からはどのように説明されたんでしょう!?」
記者「一言お願いします!!」
パウリー「聞こえなかったのか!?道を開けろと言ったんだ!!」
記者達は質問責めにするが、
パウリー「どけっつってんだろうが!!馬鹿野郎共!!」
ルフィは走るが、ヤガラにナミとララが乗っていた。
ナミ「ルフィ!!こっちよォォ!!」
ララ「ルフィさーーん!!」
ルフィは飛び降りて、ヤガラのララはギリギリでどく。
ルフィ「よーーし!!急げぇぇ!!ヤガラ!!」
ナミが一発頭をぶつ。
ララ「自業自得ですよ。」
ナミ「大丈夫?ヤガラちゃん。じゃあお願いね?」
ヤガラは進みだす。
ナミは新聞をルフィの腹に放り投げた。
ナミ「アイスバーグさんの事が載ってるわ。」
ルフィ「ん?」
ララ「それよりルフィさん ちょっとだけどいてください・・・。」
ルフィ「ああ 悪ィな。新聞一緒に読むか?」
ララ「はい・・・。」
ルフィは新聞を広げた。
ルフィ「襲われたってのはホントなんだな・・・。」
ララ「アイスバーグさん・・・。」
ナミ「ええ。これじゃ造船所に行っても会えないかもね。」
ルフィ「じゃ おっさんの家に行ってみよう。」
ララ「ですね。」
ナミ「自宅は本社の中にあるんだって。」
ヤガラは水路を進む。
ナミはウソップが倒れていた場所を思い出していた。
ルフィ「ナミ・・・今何考えてた?」
ナミ「!?」
ララ「あの人の事はいいんです・・・。」
ナミ「そうね・・・。」
フランキーは家に着くが、
フランキー「キウイ・・・モズ・・・おれァ・・・おれは今夢を見てんのか・・・?」
キウイ「いいえ アニキ」
モズ「確かにここはフランキーハウスのあった場所」
キウイ「しかし これはまた・・・」
モズ「ずいぶんだわいな」
フランキーは仮面を放り捨てる。
フランキー「どォオオなってんだコリャア~~~~!!!!」
フランキー「ハァ・・・・ハァ・・・誰だ?人の留守中にこんなマネを!?そうか・・・・・・・・・
フランキー「おのれ・・・”麦わらのルフィ”に、確か”ジョシコウセイのララ”にしてイレギュラーハンターとかいう小娘か・・・!!!これがおれへの報復がこれか!!おれのかわいい子分達をよくも・・・!!」
キウイ「無残だわいな・・・」
フランキー「許さん・・・・・・!!!」
一家「フランキーのアニキ!!か・・・・・・帰って来たんですね!!!」
フランキー「おう おめぇら無事だったのか!?よかったぜ・・・。」
一家「ひどい目にあいましだ・・・・・・!!あいづらもうメチャクチャで・・・俺たち どうしてもアニキに仇取って貰いたくて・・・!!麦わら達の動向を探ってまじた・・・・・・!!」
フランキー「どこに居るんだ・・・・・・!!!」
一家「あいつらが宿に入るとこ見つけまして そこからさっき造船島への方へ向かいました・・・」
一家「となりゃあきっと昨日居た1番ドックに行ったんですぜ・・・!!」
フランキー「そうか・・・分かった・・・!!”麦わらのルフィ”に”ジョシコウセイのララ” 必ずぶっ潰す!!そしてララ 小娘とはいえ容赦しねぇぞ!!」
ウォ-ターセブンの北の駅ーーーシフトステーション
チムニー「ばーちゃん!!ばーちゃん すごい風だよ!ねぇ!!」
チムニーとゴンベははしゃぐ。
ココロばあさん「はしゃぐんじゃらいよ・・・・・・!!」
ココロばあさん「南の風・・・カロックらねェ・・・」
ココロばあさん「波もだいぶ荒れてきた・・・今夜にはもう”運航停止”らねェ・・・コリャ・・・」
ココロばあさん「チムニー!!ゴンベ!!島に帰る支度をしな!!」
チムニー「はーい!!」
ココロばあさん「”アクアラグナ”が来るよ」
街に警報が出される。
アナウンス〈お知らせ致しますーーーこちらはウォーターセブン気象予報局ーーー只今島全域に”アクア・ラグナ”警報が発令されました ウォータセブン到達は今夜半過ぎと見られます。〉
男性「・・・そうか もうそんな時期だ・・・!!」
女性「アイスバーグさんの事件で頭がいっぱいだったわ」
男性「おーーーい”アクア・ラグナ”が来るぞ~~~~!!聞いてない家にゃ知らせてやれーーー!!」
男性「仕事は休みにしろー」
アイリス「え?」
チョッパー「何だ?」
サンジ「アクア・ラグナ?」
サンジ「おいちょっとあんた!!今の放送何なんだ?」
アイリス「アクア・ラグナって・・・」
男性「何なんだってそりゃあ・・・二人は旅の人かい いやそりゃ運の悪い時に来たもんだァ ”アクア・ラグナ”ってのはつまり「高潮」の事さ」
サンジ「高潮か・・・。」
男性「ああそうだ ちゃんと 高い所へ避難しとかねェと この町は海に浸かっちまうぞ」
アイリス「ええっ!?」
サンジ「町が・・・海に!?」
男性「ハハ 別に今すぐってわけじゃねェから大丈夫だ 予報じゃ今日の夜中だとさ まァ毎年の事だ 気ィつけなよ」
サンジ「ああ。」
アイリス「ありがとうございます!」
チョッパー「海に浸かるって・・・え!?ここ沈むのか!?」
アイリス「それくらいの規模の高潮が来るって事みたい・・・。」
サンジ「そうらしいな・・・とにかく急いでロビンちゃんを探そう」
アイリス「はい。」
チョッパー「うん。」
チョッパー「ところでどこを探せばいいんだ?」
サンジ「そうだな。彼女の行きそうなトコはどこだ?」
アイリス「本屋か遺跡辺りはありそうなんですけど・・・。」
チョッパー「俺もそんな気がする・・・。」
サンジ「ここら辺に本屋はあっても遺跡はねェだろ・・・。」
サンジ「他は?」
サンジは走り出す。
チョッパーとアイリスも走り出す。
サンジ「じゃあ好きな物は?アイリスちゃんもどうなんだ?」
チョッパー「さあ。」
アイリス「私も彼女の事を把握はしてませんし!」
チョッパー「サンジは他の知ってんのかよ!?」
アイリス「サンジは知ってそうですよ!!」
サンジ「俺は知らねェから聞いてるんだよ!!」
サンジ「アイリスちゃんはいいけど、おめェは俺の前に出るんじゃねェよ!!」
チョッパー「なんでだよ!?」
アイリス「二人ともケンカはしないでください!!」
サンジ「もしかして俺たちロビンちゃんの事 何にも知らなくねェか?」
女性「何か教えて!?」
男性「アイスバーグさん!!」
ルフィ「入れねェか・・・。」
ララ「完全に門は閉じてますしね・・・。」
ルフィ「どの道もっかい会わなきゃなんねェんだけどな。アイスのおっさんには」
ナミ「ねェ すいません。本社の入り口って分かりますか?」
男性「ああ 無駄だと思うぞ。1番ドックの中から入るんなら 中には関係者か特定の記者達しか入れねェんだ 心配で居ても立ってもいられねェのはみんな同じさ・・・」
ナミ「そう・・・。」
ララ「困りましたね。」
ナミ「ありがとう・・・」
フランキー「何の騒ぎだコリャア わらわらと・・・・・・まっ 観客は多い方がいいか。」
何やら音楽的なリズムが。
男性「うわあ!!こ・・・このリズムは!!!」
男性「まさか!!そんなバカな!!!」
フランキー「へいお前達 今呼んだのか?」
男性「呼んでねェよ!!!」
男性「どこだ!!」
男性「あ!!!あそこだーーー!!」
弾幕が張られ、フランキーとお供二人の影が。
フランキー「アウ!!アウ!!恥ずかしがらずに聞いてみな!!おれの名を!!!」
男性「聞きたくねーーー!!」
男性「アイスバーグさんを襲ったのはお前だろーー!!」
男性「ええ!?あいつが!!?」
男性「そうに決まってる!!」
男性「この島から出ていけー!!」
男性「縛り首だこのチンピラーーー!!」
フランキー「アーうるせえハエ共め」
弾幕は外される。
フランキー「おれはこの島一のスーパーな男!!ウォータセブンの裏の顔!!そうだ おれは人呼んで ワァオ!!!」
フランキー「んーーーーーーーーっ!!」
フランキーはポーズを取り、
フランキー「フランキーーーーーーーっ!!!」
ギャラリーは逃げ出す。
ララ(フランキー・・・エニエスロビーでの一件後はサニー号と共に新メンバーになる・・・。ついでに前半分がサイボーグだから。)
ペケ(そうなのですか!?)
フランキーはサングラスを上に上げる。
フランキー「出てこい”麦わら”にララの小娘がァ!!」