ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
チョッパーとアイリスは通路を通って向こう側まで行った。
アイリス「ロビン・・・」
チョッパー「・・・・・・見失った・・・・・・」
サンジ「ああ・・・」
サンジ「・・・・・・チョッパー・・・アイリスちゃん・・・」
チョッパー「ん?」
アイリス「何ですか?」
サンジ「二人はルフィ達と合流して 今あった事を・・・全部話して来な・・・・・・!!一言一句漏らさずな アイリスちゃんは記憶チップにインプットされてるだろうから 正確さはあいつらに伝わるだろう。」
アイリス「・・・ええ。」
チョッパー「サンジは?」
サンジ「俺は少し・・・別行動を取る・・・まァ心配すんな・・・無茶はしねェから」
ルフィ達4人は市民達に追われていた。
ララ「追って来る市民達 工具持ってますし!!」
ナミ「何なのよ あんたは!?」
市民達はルフィ達を探す。
市民「どこへ行った!!」
市民「どっかの屋根に登ってねェか!?」
市民「くまなく探せ!!」
市民「路地はどうだ!?」
市民「くそ!!まかれたか!!?」
市民「いや、確かにこっちへ逃げたぞ」
橋の下に影があった。
ルフィが橋の下に掴まって、腹の上にゾロとナミを乗せて、踏ん張っていた。ララはセカンドアーマー・エックスに変身し、3人の真下の川の中に隠れていた。Xシリーズのゲーム世界での水中ステージでエックスが呼吸しているので、隠れる方法としても活かせると思ったのだろう。
ルフィ「もういいか」
ゾロ「まだだ」
しかし、チョッパーが顔を覗かせた。
ルフィ「うお!!!」
ルフィはうっかり手と足の指を離して、ゾロ、ナミと共に川へ落ちた。
アイリス「落ちた・・・。」
ウソップが店主に迫っていた。
ウソップ「頼むよ。」
店主「次にしやがれ!!もう避難するんだ!!しつこいぞ!!」
ウソップ「頼む・・・!金はあるんだ!!」
ウソップは店主の掌に持ってる分の金を落とす。
ウソップ「これだけで・・・買える木材 それから・・・タールとロープ あとクギとかけがねとブリキを少し・・・」
店主「店 もう閉めるんだ」
ウソップ「あァ・・・悪い・・・でも・・・」
ウソップの腹の音が鳴る。
店主「チッ・・・!!わかったよーーだがこんだけじゃそんなに買えねェぞ!?」
ウソップ「じゃあ・・・足りねェ分は何か・・・道具と交換で・・・」
店主「オイオイバカいえやめろ ウチは売るだけだ 物々交換なんてどこの田舎モンだおめェは しょうがねェな・・・」
ウソップは木材を担いでいく。
店主「大丈夫かよ・・・お前 よく見りゃどえらいケガじゃねぇか・・・買い物なら他に仲間がいるだろ!?おい!!」
ウソップはコケた。
店主「ほらみろ」
ウソップは立つが、またコケた。
店主「お・・・おいちょっと待てボーズ!」
ウソップ「何だよ・・・大丈夫だ・・・・・・!!」
店主「いや・・・・・・」
店主はおにぎりを数個差し出す。
店主「コレ お前もってけ 腹減ってんだろ・・・」
ウソップ「あ・・・・・・ありがとう・・・」
店主「あァ 気ィつけていけ・・・」
ウソップはメリー号に戻り、おにぎりを食べる。
ウソップ「んん・・・うめえ なかなか気の利くおっさんだ んん!」
ウソップ「ーーーだいぶ波が高くなってきたな・・・・」
ウソップ「心配すんなよ 大丈夫だ!」
ウソップは作業を再開する。
ウソップ「お前は空を飛んだ船だ!!心配すんな!!」
造船島ブルーノの酒場ーーーー
フランキーがブルーノの酒場へぶち破って入ってきた。
ココロ「・・・・・・おーおーどうしたんら急に」
フランキー「フゥ~~~~~~」
客達は唖然としていた。
チムニー「どうしたんだー?フランキーーーーー!!」
「「アニキーーー?」」
フランキー「アァ!!!ムシャムシャしてきたっ!!!そろそろもうひと暴れ始めるかァ!!!」
フランキーは店を出た。
ココロ「んがが!!」
ブルーノ「どうしたんだココロさん フランキーは急に・・・」
ココロ「さァねぇ わからないねぇ・・・・・・!!バカの考えてる事らんて・・・・・・!!!」
ルフィ達は適当な建造物の屋上へ。
ルフィ「チョッパー お前 よくここがわかったな」
チョッパー「におい」
ルフィ「ああ」
アイリス「しかし、ホント大騒ぎですね・・・。」
ゾロ「ふう・・・落ち着いたか・・・」
ナミ「落ち着いたかって・・・!!あんたがあんな大勢の船大工に追われてたから私達まで巻き込まれたんでしょ!?」
ゾロ「仕方ねェだろ あんな数の人間相手に見つからねェ方がおかしいぞ」
ララ「そこはしょうがないんじゃ・・・。」
ルフィ「おいそうだ サンジは?」
チョッパーが説明しようとしたけど、電子頭脳に記憶チップが搭載されているアイリスが代わりに言う事になった。
ルフィ「アイリス 本当に言ったのか!!?ロビンがそんな事!!!」
アイリス「はい・・・。」
ララ「ロビンさん・・・。」
ゾロ「ロボットであるアイリスによる記憶チップの正確さは半端ねェぜ。」
ゾロは鞘付き和道一文字をカツンとやる。
ゾロ「全員・・・・・・覚悟はあったハズだ・・・・・・」
ルフィ「!?」
ゾロ「仮にも・・・”敵”として現れたロビンを船に乗せたーーーそれが急に恐くなったって逃げ出したんじゃ締まらねェ
ロビン《事態はもっと悪化する 今日限りでもう・・・・・・あなた達とは会う事はないわ》
ゾロ「・・・・・・ロビンは 確かにそう言ったんだなチョッパー アイリス」
チョッパー「うん」
アイリス「はい」
ゾロ「今日限りでもう 会う事がねぇってんだから 今日中に何かまた事態を悪化させる様な事をするって 宣言してる様にも聞こえる 市長暗殺
ナミ「今度こそ・・・”市長暗殺”」
ゾロ「そう考えるのが自然だなーーーただしわざとおれ達に罪を被せてるとわかった以上 これはおれ達を現場へおびき寄せる”ワナ”ともとれる・・・・・・今夜また決行される暗殺の現場におれ達がいたら そりゃ”罪”は簡単にふりかかる」
ナミ「ちょっと!!それじゃあもう本当にロビンが敵だって言ってるみたいじゃない!!」
ゾロ「可能性の話をしてるんだ 別におれはどっち側にも揺れちゃいねぇ 信じるも疑うも・・・どっちかに頭を傾けてたら・・・真相がその逆だった時 次の瞬間の手足が鈍っちまうからな 事が起こるとすりゃ今夜だ ”現場”へは?」
ルフィ「行く」
ナミ「行くのは構わないけど・・・問題あるのよね」
ララ「問題ですか?」
ナミ「うん。サンジ君はロビンが誰かと歩いてるのを見たと言ってたでしょ アイスバ-グさんも・・・同じ証言をしてるの ”仮面を被った誰か”ってそれは私達の中の誰でもない 急にロビンが豹変したのはそいつが原因なのよ!!」
チョッパー「そいつに悪い事させられてるんじゃないか!?ロビンは!!」
ゾロ「その考え方が”吉” そいつとロビンが
ナミ「ーーーーかと言って”仮面の誰か”じゃ何の手がかりにもならない 私達の目的は何?」
ルフィ「ロビンを捕まえるんだ!!! じゃなきゃなんもわからねぇよ」
ゾロ「確かに・・・考えるだけ時間のムダだな・・・だがーーー確か・・・世界政府が20年・・・あの女を 捕まえて 未だムリなんだっけな・・・」
ララ「その仮面の人物が政府の人間って可能性は?」
ゾロ「実際に行ってみなきゃ分かんねぇだろ・・・。」
ナミ「ええ。真相を知るにはそれしかないわね」
チョッパー「よし!おれも頑張るぞ!」
ルフィ「じゃあ 行こう」
ララ「アイリス 一旦デバイスに戻って。」
アイリス「はい。」
ゾロ「戻るのか・・・。」
ルフィ「でも、なんでだ?」
ララ「アイリスがロボットとはいえ、警備がたくさんいたら大変ですしね。」
ナミ「そういう事か。」
チョッパー「じゃあアイリス またララが召喚するまでな。」
アイリス「うん。」
アイリスは光となってデバイス内へ戻った。
パウリー「くそ・・・!!とうとう日が暮れた」
???「パウリーさん!もう無理です!この先裏町は危険です!」
パウリー「・・・・・・ああ 引き上げよう おれは本社へ行く!」
???「わかりました」
フランキー「麦わら!!ララァ!!出てきやがれェ~~~!!どこだァ~~~~~!!!麦わらァ!!ララァ!!」
フランキー「少しは骨のある奴に見えたがな 出て来やしねェっ!!!」
「だってアニキ あいつら今や島中の怨み所なんだわいな」
「そうそう 逃げ回ってるんだわいな きっと」
フランキー「・・・・・・お前らどうした 何やってんだ」
「あたしら正面からの強風に」
「弱くて!」
「それよりアニキ 今日は荒れ方が変だわいな!」
「何かため込むなんてアニキらしくないわいな」
フランキー「うるせェ!!おれは今週こうなんだ!!!」
すると、フランキー一家が声をかけてきた。
「ザンバイ達だわいな。」
一家はフランキーの所まで来た。
ザンバイ「あいつら!!ぶちのめしてくれやしたか!?」
フランキー「いや まだだとんでもねェ邪魔が入ってよ 逃げられた・・・・・・!!」
ザンバイ「ええ!?怒りのアニキから逃げた!?何て運の強ェ奴らだーーーそうか しかし あの”弱々長っ鼻野郎”が一人で船の修理してやがったんで てっきりアニキが他の奴らヤッちまってくれたのかと」
フランキー「あン!!?いるのか一人・・・・・・」
ザンバイ「え・・・ええ 船に」
フランキー「一人いるなら話は早ェ・・・そいつを使って全員 引きずり出せるじゃねェか・・・!!」
一家「うおおっ!!アニキがワルの顔をしている!!!」
フランキー「・・・じゃあおめェら 今からこう叫んで町中をねり歩け・・・!!「長っパナを預かった!!海へ沈められたくなかったら」「橋の下の倉庫へ来い!!!フランキーより」と おれァこれからその長っ鼻をかっさらって来る!!」
ザンバイ「おお!!!待ってましたアニキ!!!お任せをォ!!!」
造船工場 1番ドック
そして、市民達は工場地下格納庫(避難所)へ。
市民「あんた 体がでけェが荷物が少ねェな?」
店主「専用ベッドだ。」
子供達がアクア・ラグナと騒ぐ。
市民「ーーーで どうなってるんだ? 例の犯人」
市民「結局捕まってねェらしい」
市民「物騒だねェ!!あーやだやだ。」
市民「今夜 嵐に紛れて また狙ってくるんじゃねェかって話だ」
市民「だがすげェぞ 今夜はガレーラの職人達が総出で本社を護衛するんだそうだ」
市民「すげェ!そりゃ大ゴトだなァ」
市民「だいたい”麦わら”の海賊団は何人くらいいるんだ」
市民「一説によると50人 一説によると100人!!仲間のとある少女も賞金首でな、なにしろ船長は1億の首だそうだ」
市民「その少女はどれくらいなんだ!?」
市民「確か、手配書では、さ、30億直前の27億9100万だって聞いてる・・・。」
市民「何だそりゃーー!?船長じゃないのに、船長より遥かに上の異例の超高額の首って!?」
市民「ありえねェだろうが!?どうなってんだ!?」
市民「俺も詳しくは知らねェよ 今夜は3千人の部下達が海から押し寄せるとか!!」
市民「メチャクチャやべェじゃねェかっ!!!」
ガレーラガンパニー本社ーーー
大工「隙間なく整列~~!!ガレーラカンパニー!!」
大工「おう!!」
大工「ネズミ一匹入れるな!!」
大工達「「「オオ!!!」」」
それぞれ本社内に配置していく。
アイスバーグ寝室前
タイルストン「来るなら来いィ!!!ウオオォ~~~~!!!」
ハットリ〈うるさいポッポー静かにしろ!!!タイルストン!!〉
ルル「”海列車”には乗ってねェそうだ」
カク「まだこの島のどこかでおるんじゃな・・・しかしこれだけの護衛の中現れたらバカじゃぞ」
パウリー「今日の昼出中からバカがここへ突っ込んで来たと聞いてるぞ 常識で考えるな・・・・・・!!」
寝室ーーー
アイスバーグ「ンマー・・・何もここまでして貰わんでも・・・」
カリファ「自発的に・・・・・・」
アイスバーグ「まるで王様だ・・・・・・」
カリファ「ーーーーーところでアイスバーグさんは なぜ お部屋にニコ・ロビンの手配書を?」
アイスバーグ「気になるか・・・・・・」
カリファ「・・・・・・少し」
アイスバーグ「知らんほうがいい・・・・・・アレは・・・・・・”悪魔”だ」
チョッパーは木の上での葉をどけて双眼鏡で確認。
チョッパー「凄い数の護衛だ・・・」
ララ「きっと大工の皆さん 護衛っていうか、あれで警備のつもりなのね。」
チョッパー「護衛、警備の
ララ「言い方は似てるだろうけどね。」
ルフィ「ちょっと遠いぞ!」
ナミ「腕伸ばして飛んでいけばいいでしょ!騒ぎが起こってからね」
ゾロ「そうだな こっちが先に騒ぎを起こしちゃ それを利用されるだけだ」
大工「いいかァ!!わずかな異変でも見逃すなァ!!」
大工達は歓声を上げた。