ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
「お兄さん お茶が入ったわいな。一休みするだわいな。」
ウソップ「ん?ああ 悪ィな。ここの補修を終えたら貰うわ。」
しかし、ウソップはミスって金槌で指を叩いてしまう。
ウソップ「痛ってェェ!!」
フランキー「ーーーんで お兄ちゃんよォ 本題に入るが・・・その船直してどうすんだ」
ウソップ「そりゃ当然 コイツと一緒にまた冒険して いつの日か故郷の”
フランキー「いや帰れねェよ”
ウソップ「!?」
フランキー「第一遠すぎる・・・・・・」
「アニキ・・・・・・!?」
ウソップ「・・・・・・」
フランキー「ーーーさっきここへ船を引き上げる時
ウソップ「!!? 何をくだらねェ事・・・!!」
フランキー「手伝ってやるよ・・・船の解体作業」
ウソップ「!!? 何だと!!?てめェ・・・何言ってんだァ!!待て何する気だァ!?止まれ!!」
「「アニキ!!」」
フランキー「その船の解体を手伝ってやるって言ってんのよ」
ウソップ「ふざけんな!!!そんな事させるか!!メリー号はおれの船だ!!」
フランキー「いいや・・・もう
ウソップ「あ?何だと」
フランキー「おれはさっき聞いたよな・・・「この船直してどうすんだ」・・・・・・って おめェがこの船と一緒に海へ命を投げるつもりなら俺は別に口は出さなかったーーーだがこの船で”
ウソップ「!?」
フランキー「この船はもう 次の岸へすら辿り着けねェ いいか?船ってのは「こっちの岸から向こうの岸まで渡してやろう」 この”約束”をかかえて生まれる・・・・・・!!!人を向こう岸まで渡せなくなった船は」
フランキーはメリーの節に掴み掛かり、
ウソップ「あ!!よせ!!!おい!!!」
フランキー「渡せなくなった船は船じゃねェんだよ!!」
「「アニキーーー!!」」
フランキーは節部分をはがしていく。
ウソップ「やめろォォォ!!」
はがされた節部分は投げ捨てられた。
ウソップ「この野郎が!!!船から離れろォ!!!」
ウソップは火炎星を食らわすが、フランキーは踏みとどまる。
フランキー「んぐァ~~~!!コノヤローが・・・」
フランキーはウソップに掴み掛かり、
フランキー「分からねェなら・・・・・・!!」
上へと放り飛ばし、上へと跳び、
フランキー「てめェの目で・・・・・・!!!しっかり見てみろ!!!」
同時に水の中へ殴りつけた。
ウソップは水中へ。
ウソップは地面へ叩きつけられ、そのままメリー号の船底を見た。
竜骨がひび割れ、ツギハギで補強はされているが、限界まで来ている事は分かり涙が出てきた。
ウソップは上がってきて、船の節部分を拾ってきて、取り付けて作業を続ける。
ウソップ「ごめんなメリー・・・・・・すぐ直す・・・・・・!!おれが・・・!!何度でも!!何度でも!!直してやるからな・・・!!」
フランキー「オイ いい加減にしろ長っ鼻!!船底を見たろ ヘシ折れた竜骨を中心に外販はズレて肋骨もボロボロ!!そんな船体じゃあ一波ごろに外から崩れ落ちてくだけだ!!それをてめェみてェなド素人のツギハギで・・・」
ウソップは金槌を釘箱へ落とし、フランキーを睨む。
ウソップ「うるせェってんだよ!!!お前なんかに何も言われたくねェんだ!!!黙らねェとブッ飛ばすぞ このチンピラ野郎!!!」
フランキー「何だと!!?」
ウソップ「ホントは・・・全部知ってんだ もうメリーが!!ダメだってのも知ってんだ!!!」
フランキー「!?」
ウソップ「おれは本当は・・・・・・知ってんだ・・・・・・!!査定の結果を聞いた時・・・おれは
フランキー「?」
ウソップ「最初は夢だと思ったしーーーそんなバカな事はねェと思ったけど・・・!!」
フランキー「おれはある夜・・・一緒にいたレプリロイドって言う人間の心を持ったロボットで、優しさの心を持つ女レプリロイドのアイリスも誰もいねェハズの船から 木槌をたたく音を聞いたんだ・・・・・・!!霧は深かったけどそこには確かに誰かいた 誰かもわからねェまま次の朝 船はヘタクソに修繕されてた」
ルフィ《フライングモデルじゃなくなってるなウソップ アイリス》
アイリス《ええ そうなんです。》
ウソップ《何で船を直してくれた奴は・・・メリー号の元の姿を知ってるんだ なァ アイリス。》
アイリス《はい・・・。》
ウソップ「何もかも不思議だったけど・・・なぜか心に残ってる言葉があるんだ 直接
???《大丈夫もう少しみんなを運んであげる》
ウソップ「・・・バカバカしいかも知れねェが・・・・・・!!おれは・・・あれは・・・メリー号の化身だったんじゃねェかと・・・!!!思うんだ」
フランキーはソファーに座る。
ウソップ「ーーーきっとあの時 船はすでに限界で・・・おれ達にそれを知らせようと現れたんじゃねェかと思った おれをイカレた奴だと思うだろ・・・別に信じなくてもいい・・・」
フランキー「信じるも何も・・・そいつァ木槌を持った船乗りの様な姿に見えただろ」
ウソップ「・・・・・・え? 何で・・・知ってんのか?」
フランキー「・・・・・・そりゃあお兄ちゃん・・・と一緒にいた女ロボットは”クラバウターバン”を見たのさ」
ウソップ「クラバル・・・・・・?」
フランキー「”クラバウターバン”船乗りに語り継がれる伝説の一つだ・・・本当に大切に乗られた船にのみ宿る妖精・・・まァ船の化身だな 手には木槌を持ち船乗りのコインコートを着てる 船の凶事に船内をかけずり回ってそれを知らせるという」
ウソップ「・・・・・・」
フランキー「時には大きく船乗りを助けると言うが・・・正直ーーーそいつを見たと直接聞くのは・・・おれは初めてだ」
ウソップ「・・・・・・」
フランキー「大切にされた分だけ船は船乗りに感謝する この船は何とかお前達を”向こう岸”へ渡したかったんだろう そうやって人の姿を借りて現れる程運んでやりてェ
ウソップ「・・・・・・メリー ・・・・・・そうか じゃあやっぱりあの時話しかけてきたのは お前だったのか・・・・・・メリー」
フランキー「しかし・・・呆れたもんだなァ・・・・・・!!じゃあお前はァ船を限界を知ってて、仲間と大喧嘩したのか」
ウソップ「・・・・・・そうワリ切れるもんじゃねェんだ」
「男って奴は不器用だわいなー」
「バカだわいなーーー!!」
ウソップ「・・・・・・」
すると、呼び鈴が鳴る。
「誰か来たみたいだわいな」
フランキー「誰か来たっておめェ・・・ザンバイ達しかいねェだろ あいつら何をわざわざ「海側」から来てんだ」
「ホントだわいな・・・いつも上の入り口を使うのに・・・」
「麦わらを連れてきたのかもしれないわいな」
フランキー「そうだ!!おめェをエサに麦わら達を呼びつけてたのを忘れてた!!」
ウソップ「来ねェよ あいつらはもう仲間じゃねェんだ そう言っただろ」
フランキー「・・・・・・」
呼び鈴は鳴る。
「ーーー?何で入って来ないんだわいな」
「はいはい 今開けるわいな!」
フランキー「・・・・・・お兄ちゃんよォ・・・おめェ」
ウソップ「!」
フランキー「ーーー仲間のトコ帰れ」
「はいはいもーうるさいわいな」
ウソップ「今更そんな事できるか おれは
フランキー「解決って何だ・・・!!船はもう走れねェと知ってるんなら話は早ェじゃねェの!!おれに預けて行け お前の気の済む様に後処理してやるよ さっきのだってアレだぞ!?それが一番お前の為になると思っておれァ 船をぶっ壊してやろうと・・・・・・!!」
ウソップ「余計な事すんな!!!おれの問題だ!!!」
フランキー「おォよ お前の問題をおれが解決してやろうってんだ 感謝しろ!!分かんねェのか!!?船にとっても迷惑な話だぜ!!!お前らが大好きで人の姿で現れた程のこの船が お前らを乗せて海のど真ん中で沈んじまった日にゃあオイ 死んでも死にきれえねェぞ!?成仏できねェってもんよ!!!」
ウソップ「じゃあ お前はもう死にそうな仲間がいたら「後はせいぜい楽に死ねよ」って そこを立ち去れるのか!!?」
フランキー「そう言うとまたお前話が逸れるだろ」
ウソップ「逸れてねェだろ!!どういう状況だ!!!」
すると、先程のフランキーの子分の女性が吹っ飛ばされた。
フランキーとウソップ「「え!?」」
フランキー「モズ!!!」
「アニ・・・」
もう一人も蹴り飛ばされた。
フランキー「キ・・・キウイ!!!誰だァ~~~~!!!」
フランキー「!!?」
ウソップ「え・・・」
カリファ「お取込み中失礼・・・お嬢さん二人が中へ入れてくれなかったもので・・・」
フランキー「ガレーラの秘書・・・!!」
フランキーは駆け出す。
フランキー「ここで何やってんだてめェらァ!!!」