ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
フラムはアイスバーグに責められ、苦悩した。
トム《よせ》
アイスバーグ《! トムさん》
トム《責めちゃいけねェよアイスバーグ・・・フランキーは悪くねェ・・・》
アイスバーグ《この期に及んで まだそんな事・・・・・・!!》
フラムはトムに駆け寄り、
フラム《トムさん・・・・・・!!ごめん!!!これはおれが作った銛だ・・・!!刺さっても抜けねェ様に作ったんだ 畜生!!!》
トム《謝るな 痛くもカユくもねェよ・・・!!たっはっ・・・!!・・・!!・・・》
男性《見ろ あそこだ!!》
男性《・・・・・!?トムが倒れてる・・・・・・!!》
男性《なんであんな大ケガを》
男性《襲撃はあいつらの仕業じゃねェのか!?》
アイスバーグ《町の奴らだ・・・》
スパンダムと部下4人が現れる。
スパンダム《ーーーさてでは!!我々も町へ向かいましょうか!!》
フラム《てめェ!!!スパンダ!!》
スパンダム《スパンダ・・・ムだ・・・犯罪者諸君・・・・・・!!》
その後、アイスバーグ達は拘束され、民衆の晒し者になっていた。
スパンダム《襲撃犯達です!!!ご安心を皆様!!襲撃後我々CP5が仕留めました もう動けません!!》
男性《裁判を待てば罪は消えただろうに トムがなぜこんな事を》
男性《結局海賊王の仲間だって事か・・・!?》
スパンダムは裁判長に接近。
スパンダム《どうもお初に・・・CP5のスパンダムです。》
裁判長《偶然いたのか 助かったよ》
スパンダム《奴らの身柄は我々にお引渡し下さい。取り調べをしたいので》
裁判長《うむ。》
スパンダム(ワハハ・・・!!言い逃れてみろ!!信用度は天と地の差だ 古代兵器の設計図はこのスパンダムが頂くぞ!!)
ヨコズナ《ゲロゲロ!!》
ココロ《何て事に・・・・・・!!》
フラム達はその場で裁かれる事になる。
裁判長《まずは”海列車”の件 見事という他に言葉はない これから先このウォーターセブンの発展に深く貢献してゆく事だろう それによって・・・前科
フラム《ふざけんな!!!司法船の襲撃犯はおれ達じゃねェ!!!そこにいるスパンダムって野郎だ!!》
裁判長《・・・・・・》
観衆は大笑い。
男性《まさか!!》
男性《何をおかしな事を言い出すんだ あのトムの弟子!!》
フラム《・・・・・・!!》
男性《政府機関のCP5が司法船を沈めて何の得になるってんだ バカ言ってんじゃねェ 全くあり得ねェ!!》
スパンダム《ワハハハ カティ・フラムと言ったかな・・・・・・!?そもそも我々は船に乗っていた君らを”現行犯”で仕留めたんだぞ!!それに その襲撃船は君達の会社で造られたものじゃないのか!?》
フラム《あんな事する船なんて・・・・・・!!もう あんなのはおれの船じゃねェ!!!》
トムは手錠を引きちぎる。
そしてフラムを殴り飛ばした。
フラムは樽まで転がり、衝突。
男性《トムが手錠を引きちぎった!!!》
海兵《構え!!!》
アイスバーグ《・・・・・・!!トムさんが・・・!!フランキーを初めて殴った!!!》
フラム《何すんだァ!!!》
トム《フー・・・「おれの船じゃねェ」!!?フランキー・・・それだけは・・・言っちゃいけねェ・・・!!!》
フラム《言って何が悪い!!!後悔してんだ!!!あの船さえなきゃ誰も傷つけずに済んだんだ!!!》
トムは体に刺さった銛を引っこ抜く。
トム《どんな船でも・・・・・・造り出す事に”善”も”悪”もねェんだ・・・・・・!!この先お前がどんな船を造ろうと構わねェ!!・・・だが 生み出した船が誰を傷つけようとも!!世界を滅ぼうとも・・・!!!海の親だけはそいつを愛さなくちゃならねェ!!!生み出した者がそいつを否定しちゃならねェ!!船を責めるな!!造った船に!!!男はドンと胸をはれ!!!アイスバーグ・・・フランキー・・・・・・!!これから起こる事に口を出すな絶対に・・・!!!》(罪を着せてきたのも世界政府 裁くのも世界政府 この疑いだけは晴れるわけもねェ・・・・・・ここまでだな・・・!!自分の造った汚れのない船を こんな事に使われて辛かろう・・・あいつを殴りてぇだろう?フランキー・・・・・・!!)
トムは踏み込み、スパンダムへ飛び込む。
スパンダム《!?》
トムはスパンダムを殴り飛ばした。
フラム《トムさん!!》
男性《トムが暴れだしたァ!!》
ココロ《何て事・・・》
アイスバーグ《トムさんやめてくれ!!これ以上手を出しちまったら》
トムはスパンダムの首を掴む。
トム《お前に!!!あいつの痛みがわかるか!!?》
スパンダム《撃てェ!!!》
海兵達は発砲し、トムに命中。
スパンダム《・・・・・・!!》
トムはダメージが大きく座る。
フラム《トムさァん!!!》
トム(麻酔弾か・・・・・・!!)
スパンダム《・・・・・・!!ハッ・・・!!怪力魚人がザマァ見やがれ ワハハハハハ!!》
フラム《トムさん!!!何でこんな事》
スパンダム《オイ てめェら何やってる こいつらをさっさと捕らえろ!!!凶暴な
男性《・・・・・・トムがこんなに危ねェ奴だったとは》
男性《何考えてるんだ一体》
男性《やっぱりあいつは海賊に魂を売った男なんだ!!》
男性《戦艦をあんなに造って・・・!!こんな機会を待ってたんだ!!》
フラム《てめェら・・・・・・!!トムさんに向かってよくも・・・!!》
トム《よせ・・・いいんだ・・・フランキー・・・》
フラム《でも・・・!!!》
トム《裁判長・・・》
裁判長《ん?》
トム《司法船襲撃の罪を認める!!!》
フラム《え!!?ちょ・・・!!!トムさんやめろよ!!》
トム《・・・・・・だが一つ 頼みがある・・・!!》
スパンダム《ぬかせ!!アホ魚人!!罪人の頼みなど誰が》
裁判長《黙っていろCP5!!!》
スパンダム《・・・!!》
裁判長《それで頼みとは?》
トム《”海列車”を造った事で・・・何か一つ罪が消えると言うのなら・・・ハァ 今日の日の罪を消して欲しい・・・・・・!!ハァ・・・》
フラム《!?》
アイスバーグ《・・・・・・!!》
裁判長《ーーーたとえその望みが通ったとしても振り出しに戻るだけだ お前には極刑となる”海賊王の船製造”の罪が残るぞ!!》
トム《ああ・・・その方がいい・・・!!わしはロジャーという男に力を貸した事をドンと誇りに思ってる!!!》
男性《ーーーなんて横暴な・・・・・・!!》
女性《海賊王に力を貸した事を誇りだなんて・・・・・・!!!》
男性《謀反人ーー!!》
男性《凶暴魚人ーー!!》
フラム《トムさん 何で・・・・・・!!?》
トム《いいんだこれで・・・フランキーおめェ・・・自分を責めるなよ まさか政府に設計図を狙っていたとは・・・ロジャーの件で・・・わしは少し不利な立場にいたな》
フラム《・・・・・・!!何も自分から・・・!!》
トム《大丈夫だーーー見ろ 罪名が14年前に戻っても・・・何もかも昔とは違うーーーこの島は今や力に満ちている これからさ・・・・・・わしの身に何が起きても わしは町の力になれる わしの夢はやっと》(走り始めたんだ・・・)
トムは前へ倒れた。
フラム《トムさん!!》
アイスバーグ《トムさん・・・・・・!!》
トム(アイスバーグ フランキー ”設計図”を頼んだ・・・・・・ココロさん・・・ヨコズナ・・・今まで世話になった)
スパンダム《ワハハハ!!やっと麻酔が回ったか!!司法船
海兵《はっ!!》
フラム《!!?》
裁判長《待て!!》
スパンダム《あ?》
裁判長《罪名は変更だ”海賊王”ゴールド・ロジャーの海賊船製造の罪により造船技師トム1名!!エニエス・ロビーへ連行するーーー以上だ》
スパンダム《・・・・・・ジジイが何の情にほだされたんだか まァいい 弟子に用はねェ 弟子二人を解放しろ!!》
フラムとアイスバーグは解放された。
ココロ《トムさんはもう助からねェよ・・・・・・相手が世界政府じゃあどうしようもねェ 我慢しなよ おめェら・・・トムさんに救われたんだ あいつらを敵に回したら命がいくつあっても足りゃしねェ・・・・・・!!エニエス・ロビーは政府所有の”司法の島”あそこへ行った罪人が 帰って来たためしは一度だってねェんだ!!!》
海兵《”海列車”の準備ができました 連行可能です!!》
スパンダム《よォし!!》
フラム《ココロさん・・・・・・!!》
スパンダム《ワハハハ!!おいてめェら すぐに運べ!!》
フラム《おれは・・・》
スパンダム《この重てェイカレ魚人をよ!!!》
フラム《ムリだわ》
フラムは走り、海兵の銃を奪い取って、
スパンダム《ん?》
スパンダムの顔面を殴りつけ、ぶっ飛ばす。
アイスバーグ《フランキー!!!》
観衆は逃げ出す。
男性《うわーーー!!》
男性《スパンダムさんの顔が曲がった!!》
男性《今度はトムの弟子が暴れ出したーーーーーー!!》
ココロ《よしなァ!!》
海兵《やつを捕えろ!!残りの者はトムを連行しろォーーー!!》
フラム《上等だァ!!連れていかせやしねェぞ!!》
海兵《撃って構わん!!!》
フラムは海兵共と交戦する。
フラム《トムさんを返せェ~~~!!》
しかし、一発の弾丸で肩に命中し、後ろへ吹っ飛ぶ。
ココロ《大丈夫かい?》
フラムは立ち上がって、逃げる。
海兵達は発砲を続けた。
そして、海列車は海の線路を進む。
スパンダム《畜生め逃げられた!!あのカティ・フラムってガキは絶対に許さんっ!!あいつは立派な犯罪者だ!!!この件が片付いたら舞い戻ってあのバカを縛り首にしてやる!!!》
部下《スパンダムさん!!》
スパンダム《何だァ!!?》
部下《カ・・・カティ・フラムです!!》
スパンダム《何ィ!!?》
部下《ここまで追って来ました!!!線路の上に!!!何やら武器を持って!!!》
フラム《そこにいろヨコヅナ》
ヨコヅナ《ゲロロ!!》
スパンダム《バカか!!?あいつは!!!!》
部下《どうしましょう!?》
スパンダム《おめェもバカか!!!ここまま進め!!奴のお望み通りに 構う事ァねェ!!!》
部下《は・・・はい。》
フラム《・・・・・・止まれパッフィング・トム てめェ・・・生みの親をどこへ連れてく気だよ!!!》
と、同時にバズーカによる砲弾を撃った。
命中しても海列車は進む。
ヨコヅナ《ゲロゲロ~~~~ッ!!!ゲロ!!!》
フラム《行かせやしねェ!!!》
フラムはバズーカを放り捨てた。
フラム《トムさんを返せ!!!止まれ海列車ァ!!!!》
トム《たっはっ!! !!・・・!!・・・!!・・・!!・・・そうか!!親に捨てられたのか!!ケッサク》
フラム《おい!!笑い過ぎだ!!》
トム《よし!!ドンとウチに来い!!》
フラム(トムさん・・・俺はもう船なんか造りたくねェ・・・・・・!!!本当に大切な人達を傷つけた船をおれは愛せねェ・・・!!!ーーーだけどトムさん・・・・・・おれの目標はやっぱりあんただから・・・!!!)
フラムは真正面から海列車を受け止めた。
フラム(帰って来て また教えてほしいんだ!!おれもいつか”夢の船”を造りてェから・・・!!世界の果ての 未知の波でも・・・胸をはって乗り越えていく・・・!!”夢の船”を)
そして今に戻る。
ルッチ「我々の聞いているトムという男は・・・腕は確かだが凶暴で手に負えない怪力の魚人 町の人間に聞いても口ににごすばかりだ そんな男をかばわなきゃならない弟子も大変だな カティ・フラム」
フランキー「言い返す気力もわかねェ・・・・・・てめェら政府の人間はみんなクソだ!!!」
ウソップ「うオイオイ・・・!!」
ルッチ「当時 このウォーターセブンで海兵とその他役人に 100人を越える重傷者を出した・・・その犯人がお前だ ”世界政府”にそれだけの事をした罪は重いが その日の内に”海列車”の事故で死亡確認された為に 罪は無効となっていた・・・改めて犯罪者としてお前をエニエス・ロビーへ連行しようーーーそこでゆっくり答えてくれればいい・・・”プルトンの設計図”のありかについて・・・・・・」
フランキー「!!」
ルッチ「ブルーノ」
ブルーノ「ああ・・・ちょうどつながった・・・・・・」
デンデン虫の受話器が外され、ブルーノはフランキーの元へ。
ルッチ「ウチの長官にこの件の報告をしたら すぐにでもお前と話をしたいと言うもんでな」
フランキー「長官?」
ブルーノ「どうぞ長官」
デンデン虫〈うわあっちあち熱っ!!コーヒーこぼしたっ!!畜生ォ!!こんなコーヒー!!〉
コーヒーカップの割られる音が。
デンデン虫〈そこにいるのか カティ・フラム・・・・・・!!久しぶりだな まさか
???「信じられェが・・・嬉しいニュースだ」
フランキー「誰だ おめェは」
???「この8年・・・・・・キズが痛むたびに おれはぶつけ様のない怒りに苛まれて生きて来た 自分を傷つけた犯人が 死んじまってたからさ」
フランキー「だから!!誰だっつってんだろ!?」
???「覚えてねェか!!?8年前 ”