ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

260 / 296
第260話「裏切りの真相! ロビンの哀しき決意!」

デンデン虫〈ワハハハ!!〉

 

フランキー「てめェスパンダ!!」

 

デンデン虫〈ムだっ!!ムっ!!ワハハハ!!エニエス・ロビーでお前の到着を心待ちにしてるぞ〉

 

スパンダム「さァお前ら その犯罪者をさっさとここへ連れて来い!!」

 

カク「了解」

 

フランキーは体をぐるぐる巻きにされる。

 

フランキー「畜生放せコノ・・・・・・!!」

 

ルッチ「---行くぞ」

 

ルッチ達は先を行く。

 

ウソップ「あっ・・・・・・!!お・・・お・・・・・・!!!」

 

ウソップはパチンコをルッチ達に向ける。

 

ウソップ「おい待てお前らァァ!!!そいつを放せェ!!!」

 

ルッチは立ち止まり、振り返りつつ、睨む。

 

ウソップは気弱になった。

 

ウソップ「あ ごめんなさい」

 

フランキー「うをいっ!!お前の輝きは一瞬かァ!!!」

 

カク「お前確か・・・”麦わら”の・・・仲間じゃな・・・」

 

ガレーラカンパニー本社

 

消化活動は続いてる。

 

崩壊する本社内でチョッパーは獣姿で、ゾロの刀を咥える。

 

ステーションではクランクをはめ込んだ歯車を回す駅員が二人。

 

駅員「様はあと政府関係者の移動を出すのみか。」

 

駅員「アグア・ラグナが来ようって時はご苦労様だよなァ・・・」

 

駅員「今日の特別任務 すっごいお偉いさんが乗るらしい!知ってるか?」

 

駅員「何だよソレ?」

 

駅員「さっき海軍の連中が話してるのを聞いたんでな。何でもそのお偉いさんはこのウォーターセブンで何年も正体を隠して秘密任務に就いていたらしい。」

 

駅員「秘密任務・・・。」

 

駅員「ああ・・・実際に何をやっていたのかは知らないがな。」

 

駅員「正体を隠してって事は、俺達も知ってる奴かもしれないなァ」

 

駅員「実はな・・・俺はそいつが誰なのか なんとなく検討がついているんだ。」

 

駅員「何!?誰だよ!?」

 

駅員は耳打ちで教えた。

 

駅員「えっ!?裏町の!?」

 

駅員は頷く。

 

駅員「あいつら 時々ブルーノと酒場の隅っこでコソコソ密談してるんだ。」

 

駅員「でもお前 それだけで疑っちゃあよ・・・」

 

駅員「だってよォ あいつらロクに仕事もしてねぇのにヤケにはぐりがいいじゃないか。」

 

駅員「うむ。確かに・・・よくグリーン車に出かけたりするよなァ」

 

駅員「だろ?何にしても、後で海列車に乗り込む時に正体は分かるさ。明日この話で持ち切りになるだろうな。」

 

本社の消化活動は続いていた。

 

大工「ダメだ 風に負けちまう!!」

 

大工「全然消えねェ!!」

 

大工「まだ中に誰かいたら・・・!!これじゃもう助からねェ!!」

 

すると、窓からチョッパーが飛び出してきた。

 

大工「アイスバーグさん!!」

 

大工「パウリーさん!!」

 

チョッパーは周りを見た。

 

チョッパー(ナミ・・・!!大変だ・・・早く治療して・・・やんなきゃ・・・・・・)

 

チョッパーは倒れてしまう。

 

大工「は、早く手当を!!!」

 

大工「凄い火傷だ!!」

 

大工「おい!!このトナカイどうする」

 

大工「そいつもだ!!命の恩人だぞ!!」

 

大工「そうだ・・・おい!!手を貸してくれ!!」

 

フランキー「あ~~~あ・・・!!やられちまった・・・!!」

 

ウソップは倒れる。

 

カク「ーーーつまり”麦わらの一味”は抜けたがーーーまだ海賊はやめておらんのじゃな・・・海賊ならば連れていく カリファ」

 

カリファ「ええ」

 

カク「ーーーそれとこの船 処分しておらなんだか・・・」

 

ウソップ「おいてめぇ・・・!!そいつに触るなよ!!?」

 

カクは跳んで錨を蹴り外した。

 

ウソップ「おい!!聞いてんのかっ!!!」

 

カク「仮の姿とはいえわしらはこの町ではれっきとした船大工 ダメなものはダメだと聞き入れてほしいもんじゃ」

 

ウソップ「それがどうした 放っとけよ お前の船じゃねぇんだから!!」

 

カク「これで水が出せるんじゃな・・・」

 

ウソップ「待て!!バカなマネはやめろよ!!?おいっ!!!」

 

カクはレバーを前に倒して、メリーを水流にて動かす。

 

ウソップは走るが、カリファに捕らわれる。

 

メリーは外へ。

 

ウソップ「メェェリーーーー!!」

 

ガレーラ・カンパニー本社

 

本社の一部が崩れた。

 

すると、アイスバーグの意識が戻る。

 

大工「アイスバーグさんの意識が戻った!!!」

 

大工「よかった!!」

 

大工「よかった無事で!!」

 

大工「あのトナカイのお陰だ」

 

大工「ーーーだがありゃ”麦わら”達のペットらしいぞ・・・」

 

大工「おい こっちもだ!!女が目を覚ました!!」

 

ナミも目が覚めて、起き出した。

 

大工「ど・・・どうする!?すぐに”麦わらの”居場所を吐かせるか!?」

 

大工「だけどひでェケガだぜ。女だし。」

 

大工「んな事!!」

 

大工「あ!!ちょ アイスバーグさん!! まだ動いちゃ・・・!!」

 

アイスバーグは立ち上がった。

 

アイスバーグ「・・・・・・お前ら おれ達から少し離れてろ この女と二人で話をしてェ・・・」

 

ナミ「・・・・・・?」

 

大工達は二人から離れて、アイスバーグとナミの二人の状況を作る。

 

大工「何だろうな」

 

すると、頭に物を投げられる。

 

大工「何すんでェ!?」

 

大工「ボケっとしてんじゃねェ!!」

 

アイスバーグ「ンマー・・・まずは申し訳なかった・・・お前達に妙な濡れ衣をきせた 誤解は後でといておく・・・・・・」

 

ナミ「・・・・・・」

 

アイスバーグ「話はニコ・ロビンの事だ・・・」

 

ナミ「! 何か知ってるの?」

 

アイスバーグ「ーーーこの町へ来て あの女の様子は変わったか?」

 

ナミ「ええ急に・・・!!町へ出た後突然いなくなって 今日の朝にはーーーあなたの・・・暗殺未遂の犯人になってて仲間がやっとロビンを探し当てたらーーーもう私達の所へは「戻ろない」って 私達は何が何だかわからなくて 今夜もう一度直接ロビンに船を降りる理由を聞く為に ここへ来たのよ!!」

 

ロビン《私の願いを叶える為よ あなた達と一緒にいても決して叶わない願いを!!》

 

ナミ「私達と一緒にいちゃ叶わない願いって何?」

 

アイスバーグ「・・・・・・おれの知ってる事を話そう・・・」

 

仮面の人物《CP9です》

 

ロビン《!》

 

アイスバーグ「お前達が最初に町でニコ・ロビンを見失った時だろうな・・・ーーーすでに政府の作戦は始まっていたんだ・・・あの女の行動にもちろん理由はあるーーーだがその事を話す前に おれとニコ・ロビンは 世界を滅ぼす程の”古代兵器”を呼び起こす(すべ)を持っていると思って聞け」

 

ナミ「世界を・・・・・・!!?」

 

アイスバーグ「そうだ・・・・・・」

 

デンデン虫〈作戦に障害が発生した 全員すぐに”寝室”へ アイスバーグはまだ撃つな〉

 

アイスバーグ《わかったか ニコ・ロビン お前らの狙った”設計図”はニセ物だ》

 

ロビン《・・・・・・》

 

アイスバーグ《おれはたとえ殺されても設計図を政府には渡さねェ!!ーーーなのに一方で お前が”歴史の本文(ポーネグリフ)”をかぎ回り政府にも力を貸すってんならおれはお前をここで止めなきゃならねェ!!!》

 

ロビン《ーーー何も私は兵器復活の為に”歴史の本文(ポーネグリフ)”を求めているわけじゃないわ!!ーーただ歴史を知りたくて》

 

アイスバーグ《ーーーそんな言い分に意味はない!!人を傷つけるものに必ずしも悪意があるとは限らない!!!歴史を知りたいただの興味が世界を滅ぼす結果を招くなら今 お前はここで死ぬべきだニコ・ロビン!!》

 

ロビン《!!》

 

アイスバーグ《”オハラの悪魔達”の運命を目のあたりにして まだ歴史を追いかけてェのか!!》

 

ロビン《・・・・・・!!あなたがオハラの何を知ってるのよ!!世界政府の手で・・・私の人生がどれ程狂わされたのかも知らないで!!!》

 

アイスバーグ《・・・・・・!?それ程嫌う政府に・・・・・・じゃあなぜ加担する!!!》

 

ロビンは能力を解き、立ち上がる。

 

ロビン《・・・全てを捨てても叶えたい”願い”がるからよ この町でCP9が私につきつけてきた条件は二つ 暗殺の罪を”麦わらの一味”にきせる事・・・・・・その後 政府に身を預け・・・従う事》

 

アイスバーグ《ーーーそうなればお前の命もないぞ!!20年逃げのびた女がなぜそんな要求をのむ》

 

ロビン《”CP9”は”麦わらの一味”に対したった一度の”バスターコール”の発動を許可されていたの》

 

アイスバーグ《・・・・・・「バスターコール」?》

 

ロビン《海軍本部の”中将”5人と”軍艦”10隻を一点に召集する緊急命令・・・・・・その”国家戦争クラス”の軍事力の標的にされたら後にはもう何も残らない 本来それは海軍の中でも3人の”大将”と海軍トップの”元帥”にしか使えない権限ーーーだけど今回”CP9”は”大将青キジ”を介して 一度だけそれを発動できる権利を与えられていた 条件をのまなければ私達に”バスターコール”がかかる ”青キジ”のその名を聞いた時に・・・観念したわーーー私が今まで20年どんな状況でも逃げのびて来れたのは守るものがなかったから・・・人を裏切り盾にできたからーーーでも 今の私には本島に それができない・・・!!一度捨てた命も・・・!!失った心も途絶えた夢もみんな掬い上げてくれる こんな私を信じてくれる仲間ができた・・・》

 

アイスバーグ《・・・・・・じゃあ お前の願いってのは・・・!!!》

 

ロビン《ーーー私を除く”麦わらの一味”の7人が無事にこの島を出航する事》

 

アイスバーグ《その為なら兵器も呼び起こし世界がどうなろうと構わねェってのか!!?》

 

ロビン《構わない》

 

アイスバーグは銃を掴んで、ロビンに向けた。

 

アイスバーグ《バカな考えはやめろ!!!》

 

アイスバーグ「おれは 引き鉄を引けなかった 事もあろうに全世界に生きる全ての人間の命より あの女はお前達6人の命を選んだ」

 

ナミ「私達の為・・・!!!」

 

アイスバーグ「俺の方の兵器の設計図も奪われそうな今・・・おれにあの女を責める権利はねェが・・・!!!」

 

ナミは倒れる。

 

アイスバーグ「おい どうした!!」

 

ナミ「よかった・・・ロビンはじゃあ・・・私達を裏切ったんじゃないんだ・・・・・・!!!」

 

ナミ「早くみんなを集めて知らせなきゃ!!ありがとうアイスバーグさん!!」

 

ナミは立ち上がって走る。

 

アイスバーグ「待て!!麦わら達もやられちまって今更 何をしようってんだ!!」

 

ナミ「今更ですって?今から(・・・)ルフィ達なら大丈夫あのくらいじゃやられない!!ララも同じよ!!これからロビンを取り返すのよ!!!迷えば誰でも弱くなるもの 助けていいんだとわかった時のあいつらの強さに限度なんてないんだからっ!!」

 

ナミはチョッパーの顔面をチョップし続けた。

 

ナミ「チョッパー起きて!!!みんなを探すのよ!!!チョッパー ねェ起きて!!」

 

大工「おいおいそいつはすげェ重傷で!!」

 

ナミ「起きなさいチョッパー!!」

 

サンジ《チョッパー アイリスちゃん ルフィ達と合流して今あった事 全部話してこい!!一門一句漏らさずな》

 

アイリス《あなたはどうするんですか?》

 

サンジ《俺は少し別行動をとる・・・まァ心配すんな 無茶はしねェな》

 

アイリス《ならいいんですけど・・・》

 

チョッパーはうつむく。

 

アイリス《チョッパー?》

 

サンジ《どうした》

 

チョッパー《ロビンは・・・おれ達が嫌いになったのかな・・・》

 

アイリス《そんな事ないよ・・・》

 

サンジ《ああ チョッパー・・・一つ覚えておけ》

 

チョッパー《・・・?》

 

サンジ《”女のウソ”は許すのが男だ》

 

サンジは目的の方向へ向かう。

 

ウォーターセブン”ブルーステーション”

 

アナウンス〈午後11時発 エニエス・ロビー行き最終便 水位上昇中につきーーーご乗船は駅2階よりーーーお願いいたします〉

 

駅員「よし。見に行こう。」

 

駅員「ああ!!」

 

駅員二人は向かおうとしたが、政府の役人と遭遇。

 

役人「極秘作戦が絡んでる為、乗るとこ見るの禁止。」

 

駅員「「ちぇェ~~」」

 

ロビンもフードを被って待機。

 

役人「フフフ。20年も追われ続けた女がようやく観念したか。」

 

サンジはタバコに火をつける。

 

サンジ「ビンゴ・・・」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。