ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第263話「ナミ魂の叫び! 麦わらのルフィ復活!」

ナミは裏町の屋上を飛び越えつつ、進む。

 

大工「よくあんなトコ走れるな~~~。」

 

大工「なんて女だよ・・・。」

 

大工「バカ。感心してどうする!?おーい!!今すぐ戻れー!!」

 

大工「海にのみ込まれるぞーーー!!!」

 

ララ「ナミさん!?」

 

チョッパー(イソギンチャクだ・・・イソギンチャク・・・煙突からイソギンチャク・・・なんでイソギンチャク?)

 

しかし、目を凝らしつ見ると、チョッパーはそれが何なのか分かってきた。

 

チョッパー「あ・・・ああ・・・。」

 

煙突に頭から突っ込んでしまっていたゾロを発見した。

 

チョッパーは飛び出して走っていってしまう。

 

ララ「チョッパー!?」

 

大工「こら待て!!!トナカイ お前まで!!!」

 

チョッパー「ゾロォ!!」

 

ナミはビル群の間に挟まっていたルフィの元へ走る。

 

チムニー「海賊ねーちゃんすごーい!!」

 

ゴンベ「ニャーニャー」

 

ココロ「バカなマネを・・・!!!・・・手遅れになるよ!!沖を見なよ・・・!!!もう波がそこまで来てるんらよ!!」

 

高潮は接近していた。

 

大工「やべェ!!あいつら死んじまう!!」

 

大工「もう助からねェぞ・・・・・・!!」

 

ララ「なんて高さなの・・・・。」

 

チョッパーは煙突前まで到着した。

 

チョッパー「ゾロー!!ゾロー!!聞こえるか!!?おれだぞーーーっ!!!」

 

ゾロ「!! チョッパーーーー!!?」

 

ナミ「ハァ・・・ハァ・・・ダメだわ・・・これ以上進めないっ」

 

ナミは目の先にあるビルを見た。

 

ナミ「ルフィーーーーー!!!」

 

ルフィ「!」

 

ナミ「あんた!!そこで何やってんのよ!!!」

 

ルフィ「ニョ・・・ニョミ!?うひろにいんのか!!?むにっ!!くっ!!いやーおい聞いてくれよしかしー!!あのハトの奴に飛ばされてよー ほのまま飛んれコレがうめーコトここに・・・!!」

 

ナミは怒りつつも、ポロポロと泣き出し、

 

ナミ「ふざけてんじゃないわよ こんな大事な時に!!!あんたがグズグズしてる間に ロビンが連れてかれちゃったじゃないっ!!ロビンは私達の為に・・・!!死ぬつもりなのよ!!?」

 

ルフィ「!!?」

 

ナミ「自分一人犠牲になってロビンは!!私達を政府の攻撃から守ってくれたの!!!」

 

ロビン《私には行く当ても帰る当てもないの》

 

ナミ「連行されれば殺される事も分かってるのに!!」

 

ルフィ「じゃあ やっぱりロビンは・・・ウソついてたのか・・・!!」

 

ナミ「うん!!」

 

ルフィ「よかった・・・!!」

 

大工「みろ!!!あの波!!!」

 

大工「何だ ありゃ・・・・・・!!やっぱりいつもの数倍でけェ!!!」

 

ルフィ「安心しろ・・・!!・・・・・・・・!!!ロビンは死なせねェ・・・!!!」

 

ナミ「・・・・・・!!」

 

チョッパーは煙突に頭から刺さったゾロを抜こうと必死であった。

 

チョッパー「抜けねェよ!!どうやって入ったんだ!!?ゾロ!!!」

 

ゾロ「いてェ!!いでででちぎれる!!!」

 

チョッパー「どうしよう!!!・・・もう 大波がそこまで来てるんだよ!!」

 

ゾロ「・・・・・・く!!!・・・どうしようたって・・・・・・!!!お前 ちょっと待て もしかして ”鬼徹”持ってんじゃねェか・・・?」

 

チョッパー「え??刀!?持ってる!!何でわかったんだ!?」

 

ゾロ「わかるんだそいつだけは・・・!!妖刀だから 持っててくれたのか ありがとう それを手に持たせろ!!急げ!!!」

 

大工「ああ・・・!!もうダメだ 間に合わねェ!!」

 

大工「高い場所へ登れーーーーー!!!もっと高い場所へーーー!!!」

 

ココロ「早く逃げなァ~~~~~!!!のまれちまうぞ~~~~~!!!」

 

ルフィ「んぐ!!!」

 

ゾロ「・・・・・・・・・!!!」

 

ココロ「アグア・ラグナだァ~~~~~~!!!」

 

大工達「「「うわああああああ」」」

 

ナミ「なにこれ」

 

ララ「波が高すぎる!!」

 

ルフィは両腕に力を入れ、自分を挟んでいたビルを離した。

 

大工「うおおおァ!!!町壊しやがったァ!!!」

 

ルフィは腕を伸ばし、ナミの体を掴む。

 

ルフィ「行くぞナミー!!!」

 

ゾロ「離れてろ!!チョッパーーーー!!”一刀流”・・・」

 

チョッパー「うん!!」

 

ゾロ「”三十六煩悩(ポンド)鳳”!!!」

 

ゾロは煙突を上から下へ真っ二つに切り裂く。

 

大工「うわああああァ~~~~!!」

 

大工「何だあいつらァ~~~~~!!!」

 

しかし、ゾロはバカでかい波を見て、

 

ゾロ「何だコリャ・・・」

 

チョッパー「”ランブル”!! ”飛力強化(ジャンピングポイント)”!!」

 

チョッパーはゾロの手を掴み、橋の上まで跳び上がる。

 

大波は裏町を吞み込み始めた。

 

ララ「裏町が!?」

 

大工「うわあああっ!!!」

 

大工「裏町が波で崩壊していく・・・!!!」

 

大工「見ろ!あいつらだ!!!」

 

ルフィとチョッパーがゾロとナミを担ぎながら橋へ飛び越えてきた。

 

大工「大橋まで辿り着いた!!」

 

大工「さすがにそこまでは届かねェ!!やったぞ!!」

 

大工「スゲェぞお前らァ!!」

 

大工「やるな麦わら~~~!!」

 

ララ「ルフィさん さすがです~~~!!」

 

ルフィ「ん?」

 

さらにさっきの大波を超える規模がやって来る。

 

大工「麦わら達が!!」

 

大工「アクア・ラグナにのまれたァ!!!」

 

ララ「ルフィさ~~~ん!!ゾロさん達ィィィ!!」

 

大工「いやあれ見ろ!!」

 

大工「あっ!!!」

 

大工「パウリーさんっ!!」

 

ララ「あの人!?」

 

パウリーが自身のロープ技を使い、波の中のルフィ達を捕らえる。

 

そして引っ張り、ルフィ達は波から出て来た。

 

ルフィ「助かっ・・・」

 

しかし、大波は橋を壊していく。

 

ララ「えええェェェ!?」

 

パウリー「まだだ!!造船島へ走れェ!!」

 

大工達「「「「急げェーーーー!!!」」」」

 

大工「大橋が崩れるぞォ!!!」

 

ララ「皆さん 早くーーー!!」

 

ルフィ達はとにかく走る。

 

そして、大工達の真上を飛び越えた。

 

大工「・・・なんて波だ・・・!!!」

 

大工「考えられねェ・・・ここは造船島だぞ・・・!!!」

 

大工「ここにいてもヤバそうだ・・・・・・!!」

 

大工「見ろ 潮がまた引いてく!!」

 

大工「当然だ まだまだ続くぞ 第2波 第3波と・・・!!今みてェなのが!!俺達も内陸へ避難しよう」

 

ゾロは顔にしがみつくチョッパーをはたく。

 

パウリー「まったく無茶しやがって・・・・・・!!」

 

ルフィ「ありがと 助かったよ ロープのやつ~~~~」

 

ナミ「びっくりした あれがアクア・ラグナ・・・・・・!!!・・・まだ震えが止まらない・・・!!」

 

ララ「でもルフィさん ナミさん ゾロさん チョッパー 無事でよかったです・・・。」

 

ルフィ「ああ!!」

 

ナミ「ララ あなたやっぱ生きてたのね・・・。」

 

ララ「はい!」

 

パウリー「あんなでかいのが毎年来てたら この島はとっくに無くなってるよ 今年のは特別だ・・・・・・!!」

 

ココロ「ホントに呆れたねおめェら よく助かったもんら!!」

 

ララ「ココロさん!?」

 

ルフィ「怪獣のばあさん!!この島にいたのか!」

 

ココロ「当たり前ら!あんな海の真ん中にいたら 溺れて死んじまうわね んががががが!!」

 

チムニー「海賊にーちゃん すごーい!!」

 

ゴンベ「ニャニャー」

 

ララ「チムニーにゴンベも!?」

 

ルフィ「へへっ!!まあな!!」

 

ゾロはチョッパーを顔から引きはがす。

 

ゾロ「窒息させる気か!!このヤロ・・・しがみついたまま気絶してやがる」

 

ルフィ「あれ!?そういやゾロ 何でお前まで波に追われてたんだ?下の町にいたのか?」

 

ゾロ「!・・・・・・いや・・・別に」

 

チョッパー「煙突に刺さってた」

 

ララ「何ですかそれは?」

 

ルフィ「煙突に刺さってた? あっはっはっはっ ゾロはマヌケだな どうやったらそんな事に」

 

ナミはルフィの頬を掴んで引っ張る。

 

ナミ「人を笑える立場かあんたが!!どっちも大マヌケよ!!」

 

ルフィ「あ・・・・・・じゃあサンジとウ・・・・・・サンジは!?」

 

ナミ「そうね 話す事は色々あるわ ゾロもララも聞いて」

 

ゾロ「!」

 

ララ「えっ?」

 

そして、政府側では・・・。

 

???「へっへへへ。最大のチャンスが来た。海軍本部の中将5人・・・そして軍艦10隻を緊急招集できるバスターコール。この発動の権利はかの”青キジ”が我らCP9に与えてくれたお陰だ・・・・・・!!!そう思うだろ?ファンクリード」

 

ファンクリード「パオーー・・・ン!」

 

???「世界政府が20年追い続けた女ニコ・ロビン こうも簡単に我々「CP9」に落ち 同時に”プルトンの設計図”を持つトムの弟子 にっくきカティフラムも一緒に連行中 世界広しと言えど 古代兵器復活のカギをにぎるたった二人の人間が!!海列車に乗って今 おれの下へ向かっているのだ!!!世界を滅ぼせる程の”軍事力”がおれの下に・・・・・・!!!ワッハッハッハッハッハッハッ!!!」

 

サンジは車両内で役人達を蹴り倒していた。

 

サンジ「さてと・・・待っててねロビンちゅわん!!白馬の王子様が今行くよォォ♡」

 

ゾロ「ニコ・ロビンが俺達の為に犠牲になったっていうのか・・・。」

 

ナミ「そうよ。」

 

ゾロ「コックもウソップも一緒にな・・・。どうする?船長。」

 

ララ「ルフィさん・・・」

 

ルフィ「考える事は何もねェじゃねェか すぐ船出して追いかけよう!!!」

 

ゾロ「ーーーーーーそれ以外ねェな」

 

ララ「ですよね」

 

ルフィ「行くぞ!!ロビンを助けに!!」

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