ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第284話「ロビンの過去! 悪魔と呼ばれた少女!」

カリファ「高潮(アクア・ラグナ)を越えて遥々考えたら凄いわね」

 

ジャブラ「ハン 運は良さようだな」

 

ルッチ「今度は殺しの許可がある」

 

カク「手加減ナシだと楽じゃのう」

 

ルフィ「跳ね橋?」

 

ゾロ「ああ 今フランキー一家が奮闘中だ そいつが下りれば一気に向こうへ行けるってわけだ。」

 

ララ「なるほど・・・。」

 

サンジ「まったく すぐ目の前だっていうのに・・・」

 

ロビン「・・・・・・!!」

 

フランキー「てめェ」(まったく どんだけ重いもん背負ってんだよ この女は・・・)

 

長官「おい 「CP9」!!いいかお前ら 抹殺許可は出すがこの”司法の塔”で迎え討て!!!そもそもあいつらがここへ来れる保証もねェんだ!!」(まずは何を置いてもおれの命!!おれの昇格!!こいつらを自由にしちまったら 万が一って時 このおれを一体誰が守るってんだ!!!)「ダーッハッハッハッハッ!!このタコ海賊団!!お前らが粋がった所で結局 何も変わらねェと思い知れ!!!この殺し屋集団「CP9」の強さ然り!!人の力じゃ開かねェ”正義の門”の重み然り!!!何より今のおれにはこの「ゴールデン電伝虫」を使い「バスターコール」をかける権限がある!!!」

 

長官の右手の平には黄金の電伝虫が。

 

ロビン「!!!「バスターコール」・・・・・・!!」

 

長官「そうさ ちょうど・・・20年前 貴様の故郷を消し去った力だニコ・ロビン!!!”オハラ”という文字は・・・翌年の地図から消えてたっけなァ・・・」

 

チョッパー「ロビンの故郷!!?」

 

サンジ「クソマスク」

 

ララ「あいつを撃ち落としたい気分ですよ・・・。」

 

ロビン《私には行く当ても 帰る場所もないの》

 

ルフィ「・・・・・・」

 

ロビン「やめて!!!それだけはっ!!」

 

長官「ウ~~~ウいい反応だぜ ゾクゾクする 何だァ!?そりゃこの”バスターコール”発動スイッチを押せって意味か?えっ!?おい・・・!!」

 

ロビン「・・・・・・あなた 本当に分かってるの?それを押せば 何が起こるか!!?」

 

長官「分かるとも・・・!!海賊達がこの島から出られる確率が”0”になるんだ!!このボタン一つでな・・・!!!実に簡単な話だ・・・」

 

ロビン「そんな簡単な事じゃ済まないわ!!」

 

長官「何か思い出す事でもあるのか?なんなら試しに押してみるか?」

 

長官はボタンに指を近づける。

 

長官「今・・・」

 

ロビン「何をするの!!?やめなさいっ!!」

 

長官「生意気な口を利くじゃねェかァ・・・あァん?」

 

ロビンの脳裏の記憶に蘇るあの恐怖。

 

ロビン「地図から(・・・・)”オハラ”が消えたって言ったわね・・・!!地図の上から人間が確認できる?あなた達が世界をそんな目で見てるから あんな非道な事ができるのよ・・・・・・!!「バスターコール」は目的さえ見失う無情の力・・・・・・!!!」

 

ロビンは座り込む。

 

ロビン「それだけは使っちゃいけない 絶対・・・それだけは・・・」

 

時は20年前ーーー”西の海(ウエストブルー)”ーオハラー

 

男の子「ロビンがいたぞォ!!」

 

男の子「やっちまえ!!」

 

男の子が投げたトマトが幼きある女の子の眉間に直撃。

 

男の子「へへーん!!やったーーー!!」

 

男の子「やーーーい ようかーいーーー!!」

 

男の子「きもちわりーーー!!」

 

しかし、少女はその場で力を発動し、向こう側の男の子の頭を殴った。

 

男の子「わーーーんようかいにおそわれたーーーーっ!!」

 

女の子「えーーーん気味悪いよーーーー!!」

 

4人は逃げて行った。

 

少女は眉間のトマトをちょっと拭い、座って読書を再開する。

 

???「ちょっとあんた」

 

少女が上を向くと、さっきの子の母親らしきおばさんが現れる。

 

母親「子供が何もしてないのに殴られたって泣いて帰ってきたんだけど・・・もうウチの子に近づくのは止めておくれ」

 

少女は視線を横に向けると、さっきの2人が舌を出していた。

 

母親「何とか言ったらどうだい」

 

少女「・・・・・・」

 

母親「はあ まったく気味の悪い子だよ。」

 

少女は本を閉じて、去って行く。

 

そして、小さな市場を歩く。

 

女の子「ねェねェ今日のご飯はなーに?」

 

母親「んー何が食べたい?」

 

女の子「うんとねェ うんとねェ!!オムライス!!」

 

父親「ははっ!!ほんとオムライス好きだな?」

 

女の子「うん!!」

 

母親「じゃあたくさん卵買わないとね。」

 

女の子「やったァァ!!」

 

少女はある一軒の家へ。

 

少女「ただいま帰りました 遅くなってごめんなさい ・・・・・・ロジおばさん?」

 

テーブルの書き置きを発見し、読み始める。

 

手紙〈ロビンへ 今日は娘の誕生日なので 今夜は家族3人水入らずで外食する事にしました お前の夕食にはパンがあるので適用に済ませて下さい ジャムは使い過ぎない様に 食事が済んだら私達が帰る前に 掃除 皿洗いを済ませ 洗濯物を取り込んで 早めに2階へ上がっておく様に ロジ〉

 

ロビンは皿洗いと掃除、洗濯物を済ませる。

 

そして、家を出て、とある場所へ。

 

???「おおっ!来たぞロビンじゃ 本を返しに来た模様!全員 配置に!!」

 

ロビンはドアを開ける。

 

ロビン「こんばんは クローバー博士っ!!借りてた本を・・・」

 

すると、クラッカーを一斉鳴らされる。

 

???「せーの!」

 

「「「「おめでとうーーー!!」」」」

 

「すごいぞロビン!!」

 

「ケーキあるぞケーキ!!」

 

「先日の博士号試験!!見事満点じゃ!!!今日からお前!!考古学者と名乗ってよいぞ!!今日からお前はワシらと研究する仲間じゃ!!」

 

あるブローチを差し出す。

 

「さぁ 学者の証だ!!受け取れロビン」

 

ロビンは右胸に着ける。

 

「よかったな ロビン」

 

「おめでとう!」

 

???「よいかロビン!!考古学者が何たるかをよく知っておけ!!」

 

ロビン「はい!クローバー博士!」

 

クローバー「「知識」とは!!即ち「過去」である!!樹齢5000年!!この「全知の樹」に永きにに渡り 世界中から運び込まれた膨大な量の文献の数々 これらは全人類にとってかけがえのない財産である!!!世界最大最古の「知識」を誇る図書館 この「全知の樹」の下にあらゆる海から名乗りを上げて 優秀な考古学者達!!我々がこの書物を使う事で 解き明かせん歴史の謎などありはしないのだ!!よいな!これほどの土地で 考古学を学べる幸せを誇りに思い この先もあらゆる文化の研究で世界に対し貢献する事を機体してる」

 

ロビン「博士!私は・・・”空白の歴史”の謎を解き明かしたいの!!」

 

クローバー「!!!! な・・・い・・・いかんっ!!それだけは禁止だ!!今まで通り禁止だ!!!」

 

ロビン「どうして!?”歴史の本文(ポーネグリフ)”を研究すれば空白の100年に何が起こったかわかるんでしょ!?」

 

クローバー「ぬおーーーーーーっ!!お前っ!!・・・・・・なぜ そんな事まで!!さては また”能力”で地下室を覗いたな!!!”歴史の本文(ポーネグリフ)”を解読しようとする行為は”犯罪”なんだと承知のハズだぞっ!!!」

 

ロビン「ーーーだけどみんな!!夜遅くに 地下室で”歴史の本文(ポーネグリフ)”の研究してるじゃないっ!!」

 

クローバー「!!? 貴様!!ロビンっ!!!なぜそんな事まで・・・どういう事だ!?それも全て覗き見てたというのか!!!」

 

ロビン「だって堂々と行ったってお部屋に入れてくれないじゃないっ!!だから・・・ちゃんと”考古学者”になれたら みんなの研究の仲間に入れて貰えると思って 私 頑張ったのに!!!」

 

「・・・・・・!!」

 

「ロビン・・・」

 

クローバー「確かに・・・学者と呼ばれる程の知識をお前は身に付けた・・・だが ロビン お前はまだ子供だ!!」

 

ロビン「!!!」

 

クローバー「我々とて・・・見つかれば首が飛ぶ 覚悟の上でやっている事なのだ・・・命懸けだ 800年前・・・これが世界の”法”となってから 現実に命を落とした学者達は星の数程おる・・・!!いい機会だ 教えておくが・・・歴史上古代文字の”解読”にまでこぎつけたのは 唯一 この「オハラ」だけだ 踏み込む所まで踏み込んだ我々はもう 戻れない 「全知の樹」に誓え・・・!!今度また地下室に近づいたら お前の研究所と図書室への出入りを禁ずる!!いいな!!」

 

ロビンは図書館を出て行く。

 

「完全に・・・・・・母の影を追ってますね」

 

クローバー「先日の事件を・・・まだあの子は知らん・・・ロビンの母オルビアはもう捕まった 運命はーーーもう見えておる・・・・・・!!!」

 

ロビンは砂浜につくと、謎の巨人が倒れていた。

 

ロビンは巨人に接近する。

 

巨人は目を覚まし、叫んで脅かすが。

 

ロビンはビクともしなかった。

 

???「・・・・・・み・・・・・・水・・・」

 

ロビン「・・・・・・ ミミズ?」

 

そして、巨人は森林内の湧き水を飲んで、大体回復した。

 

???「ハァ・・・・・・ハァ 命あったでよ・・・あいつも無事だろうか・・・とりあえず助かっただで・・・ありがとう この土地にゃあ・・・町でもあるだか」

 

ロビン「うん」

 

???「そうか・・・ああ どうせなら、いっそ無人島にでも 流れつきたかった・・・」

 

ロビンはじっと近くで立つ。

 

???「じっとそこにおっても何も起きんぞ ワシ 足ケガしてもうたで ここでじっとしとるでよーーーそのうちイカダでもこさえてここもすぐ出るつもりだで」

 

ロビン「うん」

 

???「巨人族初めてか」

 

ロビン「うん」

 

???「言っとくが「エルバフ」の様な野蛮なのと一緒にすんじゃねェど あいつら一番有名だで 巨人はみんなああだと世間は思うて困る 巨人じゃて穏やかな一族はおるんだでな」

 

ロビン「ふうん」

 

???「・・・・・・・・・・・・ダメ元で頼んでみるけどよ お前・・・家帰ってもワシの事誰にも言わんでほしいんだ」

 

ロビン「わかった」

 

???「返事よすぎる 絶対ムリだで」

 

ロビン「言わないよ」

 

???「ウソだで~~~子供が秘密守れるわけねぇでよ~~~」

 

ロビン「だって私・・・あなたに興味ないもん」

 

???「ぴーっデレシ!!!デレシシシ!!デレシ!!」デレシシシ!!」

 

ロビン「でれし?何ていう意味?」

 

???「何ってお前笑ってんだで!」

 

ロビン「笑ってるの?」

 

???「面白え奴だでよ」

 

ロビン「・・・ふふっ あはははははは 変な笑い方っ」

 

???「デレシ!!デレシシシシ!!・・・・・・昔から笑い方が下手だと よく言われとったで こんなんだ おめェ笑うとかわいいでねェか」

 

ロビンは赤くなる。

 

???「もっと笑った方がええど デレシシ!ワシはサウロという名だ!ハグワール・D・サウロだ」

 

ロビン「D?」

 

サウロ「ああ・・・これは よく知らんでよ ウチの家系はみんなくっついとるんだでよ お前の名は」

 

ロビン「ロビン」

 

サウロ「そっか ロビン 実は今 ワシは人に追われとるんでよーーーそんで人に見つかると厄介で」

 

ロビン「言わないったら」

 

ー巨人漂着より 3日目ー

 

サウロはロビンからの差し入れの食料を貰っていた。

 

サウロ「うまい」

 

ロビン「はい もう一個」

 

サウロ「デレシシ 気持ちが嬉しいでよ あとはお前食え ハラは大丈夫だ 夜中の内に魚とって食ったでよ」

 

ロビン「うん」

 

サウロ「さァ もう少しで完成だで イカダ造りを続けるどーーーしかしお前・・・ヒマなんだか ここ何日も一日中 ワシんトコおるんだ 友達や親も不審がるで?」

 

ロビン「親はいないの お母さんは・・・いるけど 小さい頃 仕事で海に出たっきりで顔も覚えてないの 考古学者のみんなは好きだけど 研究にまぜてくれなくて仲間外れで 町の子達は・・・私を気味悪いって言うから遊んでくれないの」

 

言いつつ、サウロの腕を使って、能力発動。

 

サウロ「ああ・・・能力者だったのか」

 

ロビン「怖くないの?」

 

サウロ「ワシは”偉大なる航路(グランドライン)”におった事あるで すげェ能力者いっぱい見たでよ そうか うらやましいでよ 便利そうだなデレシシ~シ!!」

 

ロビン「うふふっ やっぱり笑い方」

 

サウロ「変でも何でもおめェあのな デレシシ!!笑ってると幸せになれんだでよ!」

 

ロビン「どうして?」

 

サウロ「どうしてって 楽しかったら笑うでよ という事は笑ってたら楽しくなってくるわけだで おめェチビのくせに色々苦しそうだで 笑ったらええでよ!苦しい時は笑ったらええ」

 

ロビン「苦しいのに笑ったらバカみたい・・・・・・」

 

サウロ「んな事ねぇよーデレシシ ほら 試しにおめぇもやってみるでよ!」

 

ロビン「デレシ!」

 

サウロとロビンは多少お互いに独特の同じ笑い方で笑い合う。

 

西の海(ウエストブルー)”ある海域

 

電伝虫〈こちら海軍本部よりーー長官応答願います」

 

役人「呼んでますけど長官」

 

スパンダイン長官「シカトしろ!!状況確認だろうが 岸が見えたらコッチから連絡するってんだよ オハラだかオペラだかしらねェが 何で俺様がこんな”西の海(ウエストブルー)くんだりまで来なきゃならねェんだ まったく ろくでもねェ仕事だぜェ・・・」

 

ー翌日 巨人漂着より 4日目ー

 

小舟から一人の女性が陸に上がろうとしていた。

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