ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第41話「招かれざる客」

サンジ「おいクソジジイ」

 

サンジ「おれは ここの副料理長だぞ おれが この店に要らねェとはどういうこった!!」

 

ゼフ「客とは すぐ面倒を起こす 女と見りゃ すぐに鼻の穴ふくらましやがる」

 

雨野ララ(ゼフにはチャームの発動最弱レベルはあんまり効いてないみたいね。)

 

ペケ(そのようですね。)

 

ゼフ「ろくな料理も作れやしねェし てめェはこの店にとってお荷物なんだとそう言ったんだ 知っての通りてめェはコックどもにもケムたがられてる 海賊にでも何にでもなって早くこの店から出てっちまえ」

 

サンジはゼフの胸ぐらを掴む。

 

サンジ「なんだと 聞いてりゃ言いてえこと言ってくれんじゃねェかクソジジイ!!! 他の何をさしおいてもおれのけなすとは許さねェぞ!! てめェが何を言おうとおれはここでコックをやるんだ!!文句は言わせねェ!!!」

 

ゼフ「料理長(オーナー)の胸ぐらを掴むとは何事だ ボケナス!!!」

 

ゼフはサンジをテーブルに叩きつけた。

 

幸いララ達が料理を避難させた。

 

サンジ「・・・・・・っキショオ」

 

ゼフ「フン」

 

サンジ「てめェが おれを追い出そうとしてもな!!!おれは この店でずっとコックを続けるぞ!!!」

 

サンジ「てめェが死ぬまでな!!」

 

ゼフ「おれは死なん あと100年生きる」

 

サンジ「口の減らねェジジイだぜ・・・・・・!!」

 

厨房のシェフは、

 

シェフ「聞こえたろ 今のサンジの言葉」

 

シェフ「ああ 料理長の座を狙ってるな・・・」

 

ルフィ「あー よかった 許しが出たな これで海賊に」

 

サンジ「なるか!!」

 

そしてサンジは女性であるナミとララに丁重に接する事にした。

 

サンジ「さき程は失礼 おわびにフルーツのマチュドニアを召し上がれ 食後酒にはグラン・マニエをどうぞ お姫様」

 

ナミ「わあっ ありがとう」

 

次にサンジはララの方へ、姫に忠誠を誓うような座り方になる。

 

サンジ「あなたは何て美しさだ 着ている服も靴も見た事が無い まるで女神のようだ。」

 

ララの左手を取り、手の甲へキスをした。ララはこの時、胸がキュンとなり、頬が赤くなった。

 

雨野ララ「お褒めいただき光栄ですわ。私は16歳でお酒は好まないので果物ジュースだと嬉しいのですが。」

 

サンジ「16歳!?それにお酒は好まない!! 少々お待ちください 最高の果物ジュースをお持ちします。」(それに16歳でこんな美しく抜群なスタイル・・・)

 

雨野ララ「優しいコックさんですわね。」

 

ナミ「ほんとね!」

 

サンジ「いえいえ そんな・・・」

 

ゾロ(ララがお嬢様口調で話してやがる。なんかスゲー・・・)

 

ゾロは粗茶を飲む。

 

ウソップ「おいっ」

 

ウソップ「おれ達には何のお詫びもなしか!! 男女差別だ 訴えるぞ このラブコック!!」

 

サンジ「てめェらにゃ粗茶出してやってんだろうが 礼でも言えタコ野郎!!」

 

ウソップ「お!?やんのかコラ手加減はしねェぞ!!やっちまえゾロ!!」

 

ゾロ「てめェが自分でやれよ・・・」

 

ナミ「んーうまいっ」

 

ウソップ「だいたい男相手にゃ皿も下げねェのか」

 

サンジ「キノコ残ってんだろ食えよ!!」

 

ウソップ「残した(・・・)んだよ おれはキノコが嫌いなんだよ ガキの頃に毒にあたってからな」

 

サンジ「こいつは毒じゃねえから平気だ 残さず食え長っパナ!!」

 

雨野ララ「店内で揉め事は起こさない方がいいかと。」

 

ナミ「そうよ 私の為に争わないで」

 

サンジ「はい やめます」

 

ウソップ「ララの言い分なら分かるが、何でてめェのためかっ!!」

 

ナミはサンジの顔を掴み、自分に寄せて、

 

ナミ「ところでねえコックさん?」

 

サンジ「はい」

 

ナミ「ここのお料理 私には少し高いみたい」

 

サンジ「もちろん!!無料(ただ)で」

 

ナミ「うれしい ありがとう」

 

ナミはサンジに抱きつく。

 

サンジ「あー」

 

サンジ「お前らは払えよ!!」

 

ウソップ「なぬっ!!」

 

雨野ララ「あっ 私はちゃんと払いますわ!」

 

サンジ「そうですか!? まもなく最高の果物ジュースを持ってまいりますので」

 

サンジはララへの最高の果物ジュース提供の為に、一度テーブルを後にする。

 

ゾロ「魔女かてめェは・・・・・・!!」

 

ルフィ「あ お茶がうめェ」

 

ルフィは茶を飲む。

 

ナミ「あなた達も十分気を付けるのよ」

 

ゾロ「しかし ララのお嬢様口調はある意味凄かったぜ。」

 

ウソップ「ああ 確かにな。」

 

雨野ララ「お嬢様口調ってやってみると、育ち方がいいって印象を受けるはずですからね。」

 

ゾロ「育ちがいいっていう印象か・・・」

 

女性客「あ サンジさんお久しぶり」

 

サンジ「ああ よく来たねロクサーヌ」

 

ウソップ「あのナンパヤロー」

 

サンジはルフィの頭に右足でのかかと落としを決める。

 

サンジ「ところでてめェは何をくつろいでんだ雑用っ!!!」

 

サンジはルフィを引きずっていく。

 

サンジ「店に客が入ったらおしぼりだ」

 

ルフィ「御意」

 

その後、雨野ララはサンジから最高の果物ジュースを提供され満足し、会計は済ませた。

 

雨野ララ達はメリー号に戻ると、ララはゾロ達の見えない所で日常用スマホで女神様に連絡し、彩南高校の制服の冬服をスカートと共に転送してもらう。

 

雨野ララ「ちゃんとYシャツに冬服の上着とスカートだわ。夏服は今度の暑い時期にでも、今すぐの着替えは船内の見られにくい場所で。今の所気温は夏服を着るほど高くないしね」

 

雨野ララは一応場所はあったので、高校のカバンに夏服の上部分を入れる事にして、とりあえずリボンを外しYシャツまで脱ぎ、上だけブラジャー姿になりデビルーク星人としての尻尾が無い姿でだけと身長とスリーサイズは本家のララと同じなのである。

 

雨野ララ「ブラジャー姿だけど、改めて確認するとララちゃんて本当にバストサイズが89って豊満なでかさよね・・・タプンっとしてるし。」

 

バスト89という巨乳が若干揺れる。

 

ペケ「それはそうですよ。宇宙一の美しさと容姿、スタイルも抜群な王妃様の血を引いた方ですからね。」

 

雨野ララ「でもまぁ とりあえず着替えなきゃ。」

 

冬服用の手首まであるYシャツを着て、それからリボンをYシャツの首部分に巻きつけて、最後に冬服の上着を着用した。脱いだ夏服の上は高校のカバンにしまう。日常用スマホはスカートのポケットではなく、上着の右側のボタン付きポケットにしまい、変身用スマホ型デバイスは左側のボタン付きポケットにしまう。

 

 

そして2日後ーーー事件は突然起きる

 

グラスが落ちて、割れる。

 

店の外に見えるは海賊船の旗。

 

客「”首領(ドン)・クリーク”の海賊船!!!」

 

客「ドクロの両脇に敵への脅迫を示す砂時計・・・」

 

客「間違いない!!クリーク海賊団だ!! どうしてここへ!!?」

 

シェフ「見ろパティ!!!マジで来ちまった!!!追い払ってくれるんだろうな!!!」

 

パティ「ま・・・まさか間違いじゃねェのか!!?兵力5千人の海賊艦隊の首領(ドン)だろ・・・!!?たった一人の部下の仕返しのために わざわざ来るわけ・・・」

 

シェフ「来てるんだよ 間違いなくその船が!!!」

 

雨野ララもバラティエに近づく海賊船を見ていた。

 

雨野ララ(クリークの海賊船 来た!!)

 

ペケ(ララ様 やはりクリークとは戦いますね?)

 

雨野ララ(もちろん ルフィと交互にね でもその前にミホークと場合によっては()るかも。)

 

ウソップ「おいっ!!やべェぞ!!!逃げた方がよくねェか!!?」

 

ジョニー「アニキ~~~船を出してくれ おれ達ァ死にたくねェよ!!!」

 

ウソップ「ってか ララの奴いつの間に上半分だけ着替えたんだ!?」

 

ゾロは刀の柄を持ち、出そうと準備していた。

 

ルフィ「でっけー船!!ギンの奴 お前に恩返しに来たのかなァ」

 

サンジ「そうは思えねェな・・・でも妙なだぜ」

 

ゼフ「・・・・・・?」

 

サンジ「あの船 ボロボロだ・・・!!」

 

サンジ「ああいう巨大ガレオン船をあそこまで いためつけられるとすりゃ まず人の業じゃねェ・・・ なんかの自然現象につかまっちまったんだろう」

 

すると店の扉が開く。

 

客達「「「「!!」」」」

 

パティ「・・・・・・は・・・?」

 

シェフ「!?」

 

クリーク「すまん・・・水と・・・メシを貰えないか・・・金ならいくらでもある(・・・・・・・)・・・」

 

ギンがクリークに肩を貸し、共にやってきた。

 

シェフ「な・・・・・・・・・」

 

パティ「なんだありゃ・・・ 威厳も迫力もねェあれがクリークか?」

 

ルフィ「ハラへってるみたいだな」

 

サンジ「どういうこった・・・」

 

クリークはふらつき倒れた。

 

ギン「首領(ドン)・クリーク!!!」

 

クリーク「・・・たのむ 水と食料を・・・!!」

 

ギン「お願いだ!!船長を助けてくれ!! このままじゃ死んじまうよ!!!」

 

パティ「はっはっはっはっはっはっはっはっ!!!こりゃいい!!傑作だ!! これが あの名だたる大悪党”首領(ドン)・クリーク”の姿か!!」

 

ギン「今度は金もあるんだぜ!!おれ達は客だ!!!」

 

パティ「すぐに海軍に連絡をとれ!!」

 

ギン「!?」

 

パティ「こんなに衰弱しきってるとは政府にも またとねェチャンスだろう!!! 何も食わせるこたァねェぞ!!取り抑えとけ!!」

 

客「そうだ!!そいつが元気になった所で何されるかわかりゃしない!!」

 

客「日頃の行いが悪いんだ ハラすかして死んじまえ!!」

 

客「死んで当然だ そいつはそれだけのことをやってきた!!」

 

シェフ「クリークを復活させたらまず この店を襲うに決まってる!! 一杯の水すら与えることはねェ!!」

 

クリーク「何もしねェ 食わせてもらったらおとなしく帰ると約束する・・!! だから頼む・・・助けてくれ・・・!!!」

 

クリークは土下座を始めた。

 

ギン「ド・・・首領(ドン)・クリーク!!やめて下さい 頭を下げるなんてやめて下さい!!あんたのすることじゃねェよ そんな情けないマネ・・・!!!」

 

クリーク「お願いしますから・・・・・・!! 残飯でも何でもいいですから・・・!!」

 

クリーク「何でも・・・・・・!!」

 

ギン「首領(ドン)・・・・・・・・・!!」

 

パティ「けっ 同情引こうってのか・・・!?」

 

サンジ「おい そこをどけパティ」

 

サンジは両手に料理と酒瓶を持ちながら、左足でのかかと横蹴りを食らわす。

 

サンジ「ほらよ ギン そいつに食わせろ」

 

サンジは料理と酒瓶を差し出す。

 

ギン「サンジさん!!」

 

クリーク「すまん・・・!!!」

 

クリークは料理を食い始めた。

 

シェフ「おいサンジ!!!すぐに そのメシを取り上げろ!!! てめェ そいつがどういう奴だかわかってんのか!!?」

 

シェフ「東の海の覇者”ダマし討ちのクリーク”とはこいつのことだ 始まりは監獄から・・・!!こいつは海兵になりすまし」

 

シェフ「海軍の船上で上官を殺しその船を乗っ取ることで 海賊としてののろしを上げた!!」

 

シェフ「時には”海軍旗”をかかげて港に入り町や客船を襲ったり ”白旗”を振って敵船に襲い掛かったり・・・・・・!! 勝ち続ける(・・・・・)ために手段を選ばず ここまで上りつめた海賊だ!!!」

 

シェフ「この男 本来の強さもハンパじゃねェ・・・!! メシ食ったらおとなしく帰るだと?こいつに限ってあり得ねェ話だ」

 

シェフ「そんな外道は見殺しにするのが 世の中のためってもんだ」

 

すると突然クリークがサンジの首に右腕でのラリアットを決めた。

 

サンジは吹っ飛ばされた。

 

シェフ「サンジ!!!」

 

ギン「は・・・話が違うぞ!!首領(ドン)・クリーク!!! この店には絶対手を出さねェって条件であんたを ここへ案内したんだ!! それにあの男はおれ達の命の恩人だぞ!!」

 

クリークはギンの右肩を掴む。

 

ギン「ぎゃあああ」

 

クリーク「ああ うまかったよ 生き返った気分だ・・・」

 

ルフィ「ギン!!」

 

客達は恐怖のあまり店を出ていく。

 

サンジ「そう きたか・・・」

 

クリーク「いいレストランだ この船をもらう」

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