ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第52話「”総隊長”ギン」

部下「・・・・・・恩返しだと・・・・・・!?」

 

ゼフ「サンジ!!余計なマネするな チビナスにかばわれる程おれは落ちぶれちゃいねェ!!」

 

サンジ「余計なマネしやがったのはどっちだよ その右足さえ失ってなきゃこんな奴らにナメられることはなかった!!」

 

コック「あの野郎フラフラじゃねェか・・・!!」

 

コック「店主(オーナー)のあの足はどうやら サンジのために失ったものらしいな」

 

コック「・・・じゃあ あいつがずっと この店にこだわってたのは」

 

パティ「店主(オーナー)に恩返しするためだったのか・・・・・・!!」

 

カルネ「ケンカばっかしてるあの二人にそんな因縁があったとは・・・」

 

ルフィ「・・・・・・」

 

アクセル「1ヶ月以上も岩山で生きていられるのも凄いもんだよね・・・」

 

ギン「なぜ・・・・・・立ち上がるんだよサンジさん・・・!!」

 

パール「ハーーーーッハッハッハッハッハッハ!! まだ受け足りねェかおれの攻撃(プレゼント)を!! きみに勝ち目はないんだぞ!!」

 

パール「結果が全ての勝負の世界!!やられた奴が敗けなのさ!! 人質とろうが店質とろうがブチのめした奴の勝利だ!! 違いますか首領(ドン)・クリーク!!!」

 

クリーク「そういうことだ」

 

パール「そうでしょう!?ギンさん!!」

 

ギンは沈黙である。

 

パール「聞くまでもねェか・・・ それを先陣きってやってる本人だ・・・・・・・!!」

 

パール「つまり貴様はおれ達に手出しもできずに散っていくのさ それでもなお ナゼ立ち上がる!!フンバるだけ無駄なのに」

 

サンジ「一時でも長く ここがレストランで在るためさ」

 

ルフィとアクセル「「!」」

 

パティ「あ・・・!!あの野郎 死ぬ気かよ!!」

 

ゼフ「クソガキが・・・」

 

ギン「・・・・・・!!!」

 

パール「・・・・・・っカッ!!こりゃまたイブシ銀な台詞(マーチ)だね!! だが このレストランはもう店じまいだ!! これからは海賊船に変わるのさ!! ダメ押しパ~~~~~ル」

 

パールは右腕によるパンチでサンジをぶっ飛ばす。

 

アクセル「サンジ・・・。」内部ララ(サンジくん・・・)

 

ルフィはここで天高くと言っていいほど右足を伸ばす。

 

アクセル「ルフィ!!」

 

サンジ「バカよせ!!こいつらに手ェ出すな!!」

 

部下「何する気だ」

 

部下「あの野郎っ!!」

 

ギン「!?」

 

部下「何する気だァ」

 

ルフィ「ゴムゴムの!!!」

 

ルフィ「戦斧(オノ)!!!!」

 

アクセル「まずい!! 着地の足場を選ばないと!!」

 

ルフィは伸ばした右足を足場に叩きつけ、破壊した。直前にアクセルは空中ホバーで避けて、まだ足場として使えるヒレに再び乗る。

 

部下「『ヒレ』が!!! 砕けたァーーーーっ!!!」

 

クリーク「あの小僧 妙なマネを・・・・・・!!! ギン!!ゼフの頭をぶち抜け!!!」

 

アクセルはルフィの近くまで移動した。

 

ギン「! ・・・しかし・・・」

 

アクセル「ルフィ 何やってるんだ!?」

 

ルフィ「いや おれはお前たちに手ェ出してねェぞ!!『ヒレ』割っただけだ」

 

サンジ「てめェ雑用何のつもりだ!!!」

 

ルフィ「この船沈める」

 

コック「・・・な!!?」

 

アクセル「ルフィ!?」

 

コック「ああ!!?」

 

コック「何つったあいつ今!!!」

 

部下達「「「「船を沈めるだと!!?」」」」

 

パティら含むコック達「「「「ふざけんなァーーーーーっ!!!」」」」

 

部下「おれ達の海賊船だぞ!!」

 

部下「ふざけんなァーーーーーっ!!」

 

クリーク「・・・・・・!!!ギン!!! モタモタしねェでゼフを殺せ!!!」

 

サンジはルフィの肩を掴む。

 

サンジ「てめェ正気かクソ野郎 おれが今まで何のために この店で働いてきたと思ってんだ」

 

ルフィ「だって船ぶっ壊せばあいつらの目的なくなるじゃん」

 

アクセル「理屈としては間違っていないのかな。」

 

ゼフ「アクセル おめェのいう通り理屈としては間違っていないかもしれねェな」

 

サンジ「クソジジイ てめェ何でアクセルの言う事に納得しかけてんだよ! それに雑用 てめェがおれの受けた恩のデカさとこの店の 何を知ってるんだ!!」

 

ルフィは自分の肩を掴むサンジの手を払う。

 

ルフィ「だからお前は店のために死ぬのかよ バカじゃねェのか!!?」

 

サンジ「何だと!!?」

 

ルフィはサンジの胸ぐらを掴む。

 

ルフィ「死ぬことは恩返しじゃねェぞ!!!」

 

サンジ「!」

 

ルフィ「そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!!!」

 

サンジ「?」

 

ルフィ「生かしてもらって死ぬなんて 弱ェ奴のやることだ!!!」

 

互いに胸ぐら掴んだままになる。

 

サンジ「じゃあ他にケジメつける方法があんのか!!!」

 

ここでアクセルが間に入る。

 

アクセル「ちょっと待った待った!! 二人ともこの状況でケンカはダメだ!!」

 

二人を引き離した。

 

ルフィ「アクセル 邪魔すんな!!」

 

サンジ「そうだ!!」

 

パール「そいつの言う通りケンカはダメだな キミ達 キミらの不運は ただこのクリーク海賊団を 相手にしちまったことだ」

 

パール「どうせ何もできやしねェだろ!!」

 

パール「あの人質がある限りな!!」

 

パールは両手の壁を燃やし、迫ってくる。

 

パール「ファイヤーパールで 燃えて死ねェ!!」

 

ギンが銃を放り捨て、

 

パール「は!!?」

 

ギンが両手に構えた別の鉄球付きトンファーでパールの前の壁を破壊した。

 

ルフィ・サンジ・アクセル「「「ギン!!?」」」

 

ギン「悪いなパール ちょっとどいてろ」

 

パールは吐血し、倒れる。

 

パール「何で・・・!!?ギン・・・さん・・・!!?」

 

部下「ギ!!ギンさん」

 

部下「何でパールさんを!!?」

 

クリーク「ギン てめェ!! 裏切るのか!!!」

 

ギン「申し訳ありません首領(ドン)・クリーク ・・・やはり我々の・・・命の恩人だけは」

 

ギンはトンファーを右肩に乗せる。

 

ギン「おれの手で葬らせて下さい」

 

サンジ「アァ!?」

 

パティ「あ・・・あの野郎砲弾も効かねェ盾男の盾を割りやがった」

 

カルネ「・・・下っ端じゃなかったのか・・・」

 

ルフィ「・・・ほ ほらうまくいった」

 

アクセル「いやいや 船の壊し方本気(マジ)だったよね?」

 

サンジ「おれもアクセルに同感だ! ふざけんなてめェ!!」

 

クリーク「血迷ったかギン・・・ 海賊艦隊戦闘”総隊長”よ」

 

ギン「サンジさん あんたには傷つくことなくこの船を降りてほしかったんだが そうもいかねェようだな」

 

サンジ「あァいかねェな」

 

ギン「だったら せめておれの手であんたを殺す事が・・・おれのケジメだ」

 

サンジ「・・・・・・ハ・・・・・・ありがとうよ クソくらえ」

 

ギン「アクセル 心を持つロボットであるきみもついでに破壊した方がいいようだ。」(変身してるのが16歳の女の子だと分かっているから、気まずいがな・・・)

 

アクセル「ぼくはパールって奴と違って簡単に壊れないよ! 特にゼロなんかは赤き破壊神という異名を持つくらいにボディの防御力が非常に高く設計されているからね。」

 

ギン「赤き破壊神? 神レベルの防御力だと!?」

 

ゼフ「何?破壊神だと!?神の如き防御力って事か!?」

 

クリーク「そんな事信じられるか!?」

 

コック「いくらなんでも神レベルの防御力ってのはな・・・」

 

部下「そうだぜ!! ギンさんのあの鉄球は強ェぜ!!」

 

ギン「あんたもだ麦わらの人 さっきの仲間と一緒にここを離れちゃよかったのに」

 

ルフィ「ん?」

 

ルフィ「別に!おれもアクセルもお前らみてェな弱虫には敗けねェから!」

 

ギン「!」

 

部下「コ・・・・・・コ・・・・・・コイツら我らが総隊長に向かってクソくらえだの弱虫だの好き勝手言いやがって!!」

 

部下「おれ達ァ東の海(イーストブルー)最強のクリーク海賊団だぞォッ!!!」

 

ルフィ「一番 人数が多かっただけじゃねえの?」

 

部下達はずっこけた。

 

アクセル「あ 図星だったんだ・・・」

 

サンジ「ああ 核心ついちまったよ」

 

ルフィ「やっぱりか」

 

コック「バカ雑用め 何をわざわざ怒らせるようなこと 首領(ドン)・クリークだぞ・・・」

 

コック「・・・あいつらの強さは本物なんだぞ・・・!!」

 

パティ「・・・あほ」

 

ゼフ「クク・・・・・・!!」

 

部下は怒りまくった。

 

部下「コイツら やっぱりおれ達の手で」

 

部下「ぶっ殺してやる!!ロボ小僧は壊す!」

 

クリーク「引っ込んでろてめェら!!!」

 

部下「ド・・・首領(ドン)・クリーク・・・」

 

部下「でもコイツら・・・」

 

クリーク「弱ェと言われて取り乱す奴ァ 自分で弱ェと認めてる証拠だ」

 

クリーク「強ェ弱ェは結果が決めるのさ おれがいるんだ ギャーギャー騒ぐな」

 

部下達は敬礼のポーズになった。

 

部下達「「「はっ!!! 首領(ドン)・クリーク!!」」」

 

パティ「な・・・なんて統率力だ」

 

カルネ「50船の艦隊の首領(ドン)とは名ばかりじゃねェってことか」

 

クリーク「アクセル・・・いやここは変身前の小娘として聞いてもらうが、お前は船じゃ何の役割だ?」

 

アクセル「うーん 船じゃせいぜい船の手伝い程度かな・・・」

 

クリーク「ほう 手伝い程度か。じゃあその麦わら小僧とおれとどっちが”海賊王”の器だとおもう・・・」

 

アクセル「ルフィ どうだろ?僕はルフィだと思うけどね。」

 

ルフィ「ああ おれ!」

 

パティ「てめェ少しは退けよ!!」

 

ルフィ「なんで」

 

クリークはキレかかっていた。

 

クリーク「よォし どいてろ野郎ども」

 

部下「!!」

 

部下「まさか・・・」

 

クリークは左肩のショルダーを外し、左手で前に構える。

 

クリーク「その夢見がちな小僧に 『強さ』とはどういうモンかを教えてやる・・・!!」

 

部下「エ・・・・・・」

 

部下「”MH5”っ!!!」

 

ギン「そんな・・・待って下さい首領(ドン)・クリーク!!!」

 

サンジ「?」

 

ルフィ「なんだ?」

 

アクセル「・・・・・・」

 

コック「MH・・・・・・」

 

コック「5?」

 

ルフィ「・・・砲弾ならおれがはね返してやるけどな!」

 

ギン「お願いします この男はおれの手で・・・」

 

クリーク「誰の手で殺そうとも同じ事だ」

 

クリーク「おれはそういう甘ったれた『義』や『情』なんてモンが 最も嫌いだと常々言ってあるはずだ いいか これは”戦闘”なんだ 勝利のみを目的とした戦いだ」

 

クリーク「勝ちゃあいいんだ たとえ こんな」

 

盾のドクロマークの口が開く。

 

クリーク「”毒ガス弾”を使ってもな!!!」

 

サンジ「ど・・・毒ガスだと!!?」

 

ギン「首領(ドン)っ!!」

 

クリーク「一息(・・) 吸えば全身の自由を奪う猛毒よ」

 

クリーク「これが『強さ』だ!!!」

 

クリークは毒ガス弾を発射した。

 

コック達は海へ潜る。

 

部下「来たァ!!!」

 

ルフィ「あんなもん 海へたたき落としてやる」

 

ルフィは弾に向かって駆ける。

 

サンジ「バカ戻れ!!」

 

ルフィは弾の目の前で攻撃へ入るが、

 

ルフィ「毒ガスなんか・・・」

 

クリーク「フ・・・」

 

ギン「違う!!」

 

弾は直前で複数の手裏剣化し、飛んだ。

 

サンジとアクセルは避ける。

 

コック「!?」

 

コック「何だありゃ 手裏剣!?」

 

ルフィは両足に食らう。

 

ルフィ「・・・ぐ!! 痛ェ~~~~っ!!!」

 

部下「・・・・・・炸裂手裏剣か!! ダマシ撃ちだ!!!」

 

アクセル「手裏剣ってクリークは忍者なの・・・?」

 

ルフィ「あれ!!?毒ガスじゃねェ!!」

 

サンジ「おせェよ!!」

 

クリーク「貴重だ毒ガス弾だ 使う場所を選べば小せェ町の一つくらい毒に冒せる代物 たかだか3匹のゴミをやるのに使うまでもあるまい」

 

ルフィ「なるほど 一本取られた!!」

 

コック「何で納得してんだあいつ」

 

クリーク「戦闘ってのはこういうことさ お前らを殺す方法はいくらでもある さァ言ってみろ おれか お前か どっちが海賊王の器だ!!!」

 

ルフィ「おれ!!! お前ムリ!!」

 

クリーク「・・・・・・」

 

クリーク「ギン!! そのコックはてめェが責任持って息の根を止めろ!!」

 

クリーク「その世間知らずの小僧とロボ小僧は おれがやる!!」

 

部下「・・・・・・ド・・・首領(ドン)・クリークが怒ってる・・・・・・!!!」

 

アクセル「僕はイレギュラーハンターだからね! お前をイレギュラーとみなして倒すよ!」

 

クリーク「またイレギュラーハンターかよ・・・イレギュラーハンターって何だよ!?」

 

アクセル「電子頭脳に異常をきたし人間に害を及ぼす犯罪者ロボットを「イレギュラー」と呼び、そんな悪のロボットを排除する同じ正義側のロボットであるレプリロイド達による警察的治安組織がイレギュラーハンターさ!」

 

ゼフ「ほう という事はアクセル クリークの事は?」

 

アクセル「そう 悪だからね 生物として見ていないのさ!ロボット認識だよ!」

 

クリーク「て てめェ・・・おれを生き物として見ずにロボット認識だと!?」

 

ギン「それよりサンジさん あんたじゃ俺には勝てねェよ・・・・・・!!」

 

サンジ「・・・・・・へへ・・・・・・言ってろよ 上等だザコ野郎」

 

クリーク「小僧共・・・おれが東の海(イーストブルー)を制した本物の『武力』ってもんを見せてやる お前の そのくだらねェ能力の無意味さを知れ」

 

ルフィ「知るか おれはお前をぶっ飛ばす」

 

クリーク「アクセル てめェも壊してやるぜ!!」

 

アクセル「やれるもんならね!!」内部ララ(コマンドミッションのボス変身を初めて使ってみよっかな。)

 

ルフィ「今そっちへ渡っていくから顔を洗って待ってろ 行くぞアクセル!」

 

アクセル「オッケー!!」

 

アクセルは両手の新生バレットを構える。

 

クリーク「ハハハ・・・また飛んで来るほどバカじゃなかったか」

 

ギン「いくぞ」

 

ギンは両鉄球付きトンファーを振り回しつつ、サンジへ突進した。

 

部下「やっちまえギンさん!!!」

 

ギンは片方を足場にめり込ませ、もう片方で別箇所を破壊し、サンジは回避した。

 

そのまま蹴りを入れるが、ギンは体をひねりつつ、かわす。

 

ギン「おれの異名は”鬼人”」

 

サンジ「!」

 

ギンはトンファーでサンジの首を足場へ抑えた。

 

ギン「あんたにゃもう同情の余地はねェよ あばよ」

 

サンジ「・・・・・・!!」

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