ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
ギンは鉄球を振り回す。
ギン「せめて跡形もなく消えてくれ!!!」
部下「ハハハッ!!やっと普段の総隊長に戻ったぜ!!」
部下「頭蓋骨粉砕しちまえ!!ギンさん!!!」
コック「サンジ~~~~~~っ!!!」
サンジは咥えていたタバコを飛ばし、ギンの右頬をかすったので隙ができ、トンファー部分から頭を離し、ギンはトンファーを叩きつける。
サンジは逆立ちの要領でギンの顎めがけて蹴った。
しかしギンはすぐさまトンファーを振り、サンジを吹っ飛ばす。
部下「あ・・・あのコック ギンさんに一撃かましやがった!!」
部下「・・・ま・・・まさかギンさんまでやられやしねェだろうな」
クリーク「フン・・・バカどもが奴の戦闘に何の心配がいる・・・・・・!! てめェら その目で今まで何を見てきたんだ」
部下「
クリーク「ギンは おれが見込んだ冷徹な”鬼人”だ だからこそ総隊長の座を与えた ・・・・・・すぐに
部下「そ・・・それもそうだ・・・あの人は」
部下「敵が泣こうがわめこうが容赦なくなぶり殺す 情のかけたもねェ”鬼人”なんだ・・・!!」
サンジは起き上がる。
パティ「・・・・・・サ・・・・・・サンジの野郎大丈夫なのか」
カルネ「大丈夫なもんか!! さっきのたて男からあわせてアバラ5・6本イッてるはずだぜ・・・・・・!!」
サンジ「・・・あんがいチョロイんだな 艦隊の総隊長ってのも クリーク海賊団ってのは名ばかりの集団かよ」
ギン「・・・・・・」
ルフィ「あ」
ルフィ「なあ アクセル あいつよそ見してっから今のうちにぶっ飛ばそうぜ!」
アクセル「まあ いいけど。」
ルフィが船柱に乗り、クリークに向かって駆け走った。
ルフィ「どあーーーーーっ!!!」
アクセルも船柱に乗る。
クリーク「・・・・・・そう力むな」
クリークが左の盾を開き、柱部分の海に何かを落とし爆発させた。
クリーク「てめェも すぐに殺してやるさ!!!」
水柱に紛らせるように、短い槍を何発も撃ってきた。
アクセル「何!? 槍だってーー!?」
ルフィは一旦後ろに逃げるが、左足に食らい海にずれ落ちそうになる。
しかしうまく足場に落ちた。
クリーク「・・・ほう 逃げたか・・・カナズチ小僧」
アクセル「ルフィ!! 大丈夫か!?」
ルフィ「いでェ!!! ちくしょう!!!」
アクセル「クリーク あんた戦う気あんの!?」
クリーク「戦う気だと!?そんなものは必要ねェさ 戦闘に要るものは”殺す手段”それだけだ それが『武力』だ!!人間のな!!」
クリーク「ただつっこむことしか頭にねェカナズチ小僧はサル同然!! だがアクセル てめェはどうだろうな・・・」
アクセル「僕はちゃんと頭脳戦でやっていくさ!」
ルフィ「あとサルを舐めると引っ搔くぞ!!!」
部下「うおおおおおやっちまえギンさーん!!」
クリーク「フ・・・・・・そらみろ・・・」
サンジはギンにやられていた。
部下「ぎゃーはははは もう あいつの骨ボロボロだぜ!!」
部下「殺せーっ」
コック「くおォ!!サンジだってあの盾男のダメージさえなきゃ・・・!!」
コック「あいつ もうあの鉄球10発はくらってるぞ・・・!!」
ルフィ「・・・・・・!!」
アクセル「サンジ・・・あれってきついんじゃないの?」内部ララ(サンジくん 無理してるよね・・・)
サンジ「・・・・・・ハ・・・大したことねェな・・・その”くし団子”の威力も・・・」
ギン「!」
サンジ「この・・・ザコ野郎」(まいった コイツ マジ強ェ・・・!!)
ギン「とどめをさす!! もう足掻くな・・・!!!」
ギンは両手のトンファーを回転させて、突進してきた。
ギン「死ねサンジ!!!」
ギンはトンファーを食らわそうとしたが、サンジは何とか避けける。
サンジ「なんだ・・・!!?そりゃ同情かよ・・・・・・!!」
サンジ「フザけんな!!!」
ギンを足場へ蹴り叩きつけた。
部下「ええっ!!?・・・ギ・・・ギンさん!!?」
サンジは体がミシミシいってしまう。
サンジ「・・・・・・あ・・・!!!」
パティ「は!!?サンジ!!?」
カルネ「・・・だ・・・だめだあの野郎!!もう自分の攻撃の
ギン「しね・・・」
部下「ぶわっはっはっはっはっは!!」
部下「あの野郎 話になんねェよ!!」
クリーク「フン」
ギンはサンジを仰向けにして馬乗りになる。
サンジ「・・・・・クソ野郎!!」
しかしギンは泣き出し、
ギン「できません!!!
クリーク「ア!!!」
サンジ「・・・・・・」
ルフィとアクセル「「・・・ギン」」
ギン「おれには・・・ この人を殺せません・・・・・・!!」
クリーク「何だと!!?」
ギンはサンジにメシ食わせてもらった事で、
ギン「だっておれは・・・」
クリーク「もういっぺん言ってみろてめェ!!」
ギン「・・・あんなに人に優しくされたのはおれは 生まれてはじめてだから・・・・・・!!おれには・・・この人を殺せません!!!」
アクセル「ギン・・・」内部ララ(ギン あの人にも人間らしいとこあったね・・・)
クリーク「・・・・・・!! ・・・フヌケが・・・・・・!!」
クリークは左腕の盾を構える。
部下「まさか・・・
クリーク「殺せねェだと?がっかりさせてくれるじゃねェか ギン お前は このクリーク海賊団の本義を最も忠実に 遂行できる男だと信じてたぜ?」
クリーク「海賊艦隊50船の戦闘”総隊長”をハメらせたのは その腕っぷしも必勝を貫く卑劣さも 艦隊随一と見込んだからこそのことだ!」
ギン「わかってます おれは別に あんたを裏切るつもりはねェ 今までやってきたことを間違ってるとも思わねェ」
ギン「あんたの強さを尊敬してるし 感謝もしてる・・・」
ギン「だけど この人だけは殺せねェんだ!!!」
ルフィ「・・・・・・」
アクセル内部のララ(ギン・・・)
ギン「・・・・・・!
ギン「この船を・・・見逃すわけにはいかねェだろうか・・・・・・!!」
クリークはこの時キレた。
部下「ギンさん!!何て気の抜けたことを・・・・・・!!」
部下「総隊長!!見損なったぜ・・・・・・!!」
部下「どうしちまったんだ総隊長!!!」
コック達も唖然だった。
クリーク「艦隊一忠実なお前が命令に逆らうことにあき足らず!!! このおれに意見するとはどういうイカレようだ ギン!!!」
ギン「!」
部下「うわあっ!!”MH5”だ!!」
部下「マスクをつけろ」
部下「今度こそ本気だぞ!!」
コック「・・・・・・毒ガス弾か・・・!!?」
ルフィ「・・・にゃろ」
アクセルはフッと笑う。
ギン「しかし
クリーク「ガスマスクを捨てろ てめェはもうおれの一味じゃねェよ」
ギン「!! ・・・・・・え・・・・・・!!? ・・・・・・
部下「・・・・・・!!
部下「バカな・・・!!いくら何でもそこまでは!! ギンさんは
部下「そうさ これまでギンさん程
部下「あの時だってそうだ・・・!! ”
部下「あの人は常に
クリーク「マスクを捨てろ!!!」
ギン「・・・・・・」
ギンはマスクを持つが、
ルフィは柱を駆け走る。
ルフィ「毒ガスなんか撃たせるかァ!!!」
アクセル「僕も行くぞォー!!」
アクセルも柱を走りながら新生バレットをチャージしておく。
クリーク「邪魔だァ」
クリークは小型槍を連続発射した。
ルフィは横に避けて、下にしがみつきそこから前進する。アクセルはX7の特殊武器・ガイアシールドを前に展開する。
ガイヤシールドで槍を弾いていく。しかし連続発射の槍のスピードが速くて、前に進みにくかったのだ。
アクセル「これじゃ前に進みにくいね・・・。」
クリーク「アクセルの野郎 妙な壁を前に作りやがる! カナヅチ小僧が・・・・・・!!てめェらは黙ってでもおれが殺してやるよ」
クリークは柱を叩き折った。
ルフィ「うわっ 沈む」
アクセル「危ない 危ないっ・・・」
クリークはまた連続発射してきた。
ルフィは一度撤退し、アクセルも不規則な連続槍発射からは撤退した。
ルフィ「くそ」
アクセル「ルフィ!!」
ルフィ「ギン!! あんな弱虫の言う事なんて聞く事ねェぞ 今おれとアクセルがぶっ飛ばしてやるから!!!」
ギン「!」
サンジ「雑用・・・アクセル・・・」
ギン「貴様!!
ルフィ「!?」
ギン「
アクセル「いい加減に目を覚ましなよ! あんたこのままじゃ殺されるんだよ?」
サンジはギンの肩を掴む。
サンジ「アクセルの言った通りだぜ! 目を覚ませ!!あの男は お前を殺そうとしてんだぞ!」
ギン「当然だ 妙な情に流されて一味の本義を全うできなかったふがいねェおれへの」
ギン「これが報いだ!!」
ギンはマスクを海へ投げ捨てた。
サンジ「何でだ」
部下「ギンさん・・・・・・!!」
クリーク「猛毒ガス弾!!!『M・H・5』!!!」
クリークは正式な毒ガス弾を撃ってきた。
部下「!!?」
部下「きたぞオォ!!!」
部下達はマスクを装着する。
コック達は海へ潜り避難する。
クリークもマスクをつける。
ルフィは部下の二人からマスクを奪う。
ルフィ「借りるぞっ!!」
部下「いっ!!」
サンジ「く・・・!!毒くらう前からこっちは動けねェっての」
ルフィ「お前ら使え!!」
ルフィはマスクをサンジとギンに投げる。
ルフィ「アクセル お前は!?」
アクセルは余裕表情で立っていた。
アクセル「僕は大丈夫さ。レプリロイドだし 毒だろうが煙攻撃は効かないよ!」
ルフィ「そ そうか! つうかみんな潜っちまった! おれはマスク欲しいのにっ!!」
弾は直前まで来ていた。
パティとカルネはゼフを店の裏まで避難させる。
ルフィ「どうしようどうしようどうし・・・ ん?」
ルフィの所へ一つ転がってきた。
クリーク「これが武力」
弾は大爆発を起こし、猛毒の煙が蔓延した。
ルフィ「た・・・・・・都合よく落ちててよかった」
コック「海賊が戦闘に毒ガスを使うなんて 聞いた事ねェよ」
コック「悪魔みてェな野郎だ・・・・・・!!」
数分経過。
コック「・・・・・・もう5分はたったぜ サンジと雑用、そしてあの娘が変身したロボ戦士のアクセルは大丈夫なのか・・・・・・!?」
コック「俺が思うにアクセルは大丈夫だろ? 機械に煙攻撃は効かないはずだ!みろ毒霧が晴れていくぞ」
毒霧が晴れてきた。
サンジ「ギン・・・!!」
サンジ「手をどけろ・・・・・・!!」
ルフィ「ギン!!」
アクセル「ギン!!」
ルフィ「お前!!! マスクは!!?」
ギンは毒霧を吸い込んだため、体はガクガクし吐血していた。
アクセル「そうか ギンがルフィに・・・」
ルフィ「お前がくれたのか・・・・・・!!?」
サンジ「ギン!!」
クリーク「ハッハッハッハ バカな野郎だぜ たかがメシに大層な恩持っちまうからそんな目にあうのさ まァ・・・バカは死なねェとわからねェか アクセルに猛毒の煙攻撃が効かない事は大体分かっていたぜ。機械だからな!ハッハッハッハ」
ギン「・・・ ド・・・ン・・・!!?」
サンジ「ギン・・・ お前はついてく男を間違えたらしいぜ・・・!!」
ルフィ「クリーーーーーク!!!」
アクセル「あんたは絶対許さない!!」