ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第57話「東の海最悪の男 魚人アーロン」

海上レストランバラティエにて念願の”海のコック” サンジを仲間に引き入れ船はゆくー天候は良好だ

 

ヨサク「うわあああああん・・・」

 

ルフィ「おいいつまで泣いてんだ 元気出せよ」

 

ヨサク「だっで感動じだんでやんす!!!あっぱれな別れっぷりでじだコックのアニギ・・・・・・!!」

 

雨野ララ「いや 泣き過ぎでしょ・・・」

 

サンジ「お前 この進路ちゃんとあってんだろうな・・・」

 

ルフィ「あー早くナミ連れ戻して”偉大なる航路(グランドライン)”行きてーなー!!」

 

サンジ「やけに嬉しそうだな ナミさんが帰って来てもまだ ここにいるララちゃん含むたった6人だろ? 本当に6人で”偉大なる航路(グランドライン)”へ行く気かよ」

 

雨野ララは日常用スマホで若干音ありで動画を視聴する。

 

サンジ「海をナメてかかると痛い目みるぜ!?」

 

ルフィ「仲間集めなら”偉大なる航路(グランドライン)”でもできるさ! なんたって『楽園』だもんなー」

 

サンジ「『楽園』?『海賊の墓場』だろ!?」

 

雨野ララは一旦動画再生を止める。

 

雨野ララ「そういえばレストランでギンさんがそう言ってましたよね・・・」

 

サンジ「そうなんだよララちゃん。」

 

ルフィ「レストラン出る前にさ オーナーのおっさんが教えてくれたんだ しししし!! ”偉大なる航路(グランドライン)”を『楽園』と呼ぶ奴もいるんだと!!」

 

サンジ「クソジジイがそんなことをね・・・まァ おれはナミさんやここにいるララちゃんとなら どちらかと二人きりでな・・・」(ララちゃんも十分愛しき子だしな・・・!)

 

ララ(サンジくん・・・二人きりなんて何だか嬉しいかも・・・。)

 

ペケ(ララ様・・・)

 

ヨサク「甘すぎるっすアニキ達にお譲さん!!!」

 

ヨサク「だいたい3人は”偉大なる航路(グランドライン)”を知らなすぎる!! 今回だってその辺の認識があればゾロのアニキ達もあっしと一緒に引き返して来たはず!!!」

 

ヨサク「ナミの姉貴が向かった場所がどんなに恐ろしい奴のもとかってことくらい 理解できたはずなんす!!!」

 

サンジ「メシにすっか」

 

サンジは立ち上がる。

 

ルフィ「そうしよう!!」

 

雨野ララ「そうしましょう!」

 

ヨサク「そこになおれ!!!」

 

3人はほんとになおった。

 

ヨサク「これから行く場所についてあんたがたも知っておかなきゃならねェ!!」

 

ヨサクは右手で人差し指、中指、薬指を伸ばす。

 

ヨサク「そもそも”偉大なる航路(グランドライン)”が海賊の墓場と呼ばれるのは 君臨する三大勢力のせいだと思いやすが その内の一つの勢力が」

 

ヨサク「王下”七武海”」

 

ルフィ「七ブカイ?」

 

ヨサク「簡単に言えば世界政府公認の7人の海賊達」

 

サンジ「何だそりゃ 何で海賊が政府に認められんだよ」

 

雨野ララ「変ですよね・・・」

 

ルフィ「?」

 

ヨサク「”七武海”は未開の地や海賊を略奪のカモ()し その収穫の何割かを政府に収めることで海賊行為を許された海賊達なんでやす」

 

ルフィ達3人「「「・・・・・・」」」

 

ヨサク「他の海賊達に言わせりゃ”政府の狗”に他なりやせんが 奴らは強い!!!」

 

ヨサク「何を隠そうゾロのアニキを打ち負かし、ララのお嬢さんの力を少し拝見する感じだったあの”鷹の目のミホーク”も!!! 王下”七武海”の一角を担う男なんです!!!」

 

ルフィは両足の裏をバンバンし驚愕した。

 

ルフィ「そりゃすげーっ!!あんなのが7人もいんのかよ!!七ぶかいってすげェ!!」

 

サンジ「・・・・・・」

 

雨野ララ「ミホークさんってクリークの巨大ガレオン船をぶった切っちゃったくらいですから、この世界での最強レベルの剣士と言われるのは何だか納得かもしれないです。」

 

ヨサク「そっか。ララのお嬢さんは別世界からの転生者でしたね。そうでしょう・・・問題はその七武海の中の一人」

 

ヨサク「魚人海賊団(・・・・・)の頭”ジンベイ”!!」

 

ルフィ「魚人か!おれ まだ会ったことねェよ!」

 

雨野ララ「私も会ったことないですね。」

 

サンジ「魚人といやあ”偉大なる航路(グランドライン)”の魚人島は名スポットなんだろ? そりゃあ もう世にも美しい人魚たちがいるって話だぜ」

 

雨野ララ「人魚か・・・」

 

ヨサク「ジンベエは”七武海”加盟と引きかえにとんでもねェ奴をこの東の海(イーストブルー)へ 解き放っちまいやがった」

 

ルフィはスケッチブックに絵を描いて、見せた。

 

ルフィ「こういうのかな」

 

雨野ララ「なんですかその魚?」

 

サンジ「お前 そりゃキモイ魚だよ」

 

ヨサク「あんた達に集中力はねェのか!!」

 

ヨサク「まァいい ややこしい戦いの歴史はとっぱらいましょう」

 

ヨサク「今あっしらが向かっているのは”アーロンパーク”!!! かつて”七武海”の一人ジンベエと肩を並べた魚人の海賊」

 

ヨサク「”アーロン”の支配する土地です!!! 個人の実力なら首領(ドン)・クリークをしのぎます!!!」

 

サンジ「・・・・・・でもよ・・・お前途中で引き返してきたんだろ? 何でナミさんがそこへ行くってわかるんだ? 同じ方角の別の方向かも知れねェだろ」

 

ヨサク「あっしとジョニーに少し心当たりがありやしてね・・・・・・!!」

 

ヨサク「進路踏まえてよォく今思い返して見ると・・・!!」

 

メリー号でのナミが一枚の手配書を手に取り、表情が変わる。

 

そして特にアーロンの手配書を見ていた。

 

ヨサク「確かに姉貴はアーロンの手配書ばかりじっと見てた そしてアーロン一味が最近また暴れ出したってことをあっしらが口走った直後・・・」

 

ヨサク「ナミの姉貴は宝持って船を出したんす これはもう偶然とは思えやせん きっと何らかの因縁が・・・」

 

ルフィはスケブで描いた。

 

ルフィ「みろ!!これは!?」

 

雨野ララ「いえ なんというか・・・」

 

サンジ「そりゃ さっきの魚を立たせただけじゃねェか」

 

サンジ「しかし ナミさん その魚人に何の用なんだろうなァ もしかして彼女は人魚だったろしてな!あの可愛さだしなー」

 

雨野ララ「ただならぬ関係だったりしたら?」

 

ルフィ「・・・・・・え?」

 

ルフィはスケブでまた描いた、今度は奇妙な姿でナミの名前付きだった。

 

サンジ「ぶっ殺すぞてめェ!!」

 

ヨサク「3人ともあっしの話ちゃんと理解したんすか!?」

 

ルフィ「ああ 強い魚人がいるんだろ わかったよ」

 

ヨサク「いいえ わかってやせんね!!だいたい強さをわかってねェ!!」

 

雨野ララ「実際に会ってからでも遅くはないですよ!」

 

サンジ「だろうな」

 

ルフィ「そうそう 心配すんなよヨサク」

 

ヨサク「あっしの話した意味がねェっ!!」

 

サンジ「とにかくメシにしようぜ 何が食いたい?」

 

ルフィ「骨ついた肉のやつ!!!」

 

ヨサク「あっしモヤシいため!!!」

 

サンジ「ララちゃんは?」

 

雨野ララ「そうですね・・・お肉はそこまで多くなくていいので、野菜は多めがいいかと。」

 

サンジ「よっしゃ 任せてくれ!!特にララちゃんには愛情込めるぜ!!」

 

雨野ララ「なら食事中でもいいので、サンジさんとヨサクさんにはデバイスの力の事改めて説明が必要ですね。」

 

ヨサク「そうっすね。鷹の目の時はほんの少ししか見ていやせんし」

 

サンジ「なら食事中でも改めての説明お願いだな、ララちゃんは16歳でお酒やワインは好まないんだっけ。」

 

ララ「好まないですし、祖国の法律なら酒類を飲む事を許される20歳までは、飲めない未成年なのでダメなんです。」

 

サンジ「未成年!?元いた世界での祖国の法律だと酒を飲めるまであと4年待てって事か。分かったよ、果物ジュースがあるから喜んでくれ!」

 

雨野ララ「果物ジュース やった。成人という正式な大人を迎えても酒は飲む気ないんです。」

 

サンジ「そうなんだ!?」

 

ララ「チートに関しても教えた方がいいと思いますね。」

 

サンジとヨサク「「ちーと?」」

 

雨野ララ「あと普段の私と変身中の私への接し方講座みたいな事です、特にサンジさんね。」

 

サンジ「俺かい?」

 

雨野ララ「はい!食事中にでも話しますから。」

 

サンジ「わかったよ。」

 

雨野ララ「そしてデバイスでの元いた世界での映像ゲーム作品のロックマンXシリーズに登場してきたアナザーやラスボスを含む歴代ステージボスキャラ召喚とかもね。」

 

ルフィ「それ今までちゃんと聞いてなかったな・・・」

 

雨野ララ「食事中にでも女神様に連絡して攻略本や大全書を転送してもらい、3人に見せますから。」

 

ヨサク「そうなんすか!?」

 

雨野ララ「はい お楽しみに!」

 

ルフィ「んーーーーいいよなーコックがいると」

 

雨野ララ(チャームはオフにしないとね。サンジくんには使わない方がいい・・・)

 

ペケ(ララ様 サンジ殿にチャームは使わないのですか?)

 

雨野ララ(チャームを使ってまで恋愛成就は卑怯ってものでしょ・・・今の所サンジくんは「仲間」なの、いつかは自分自身の力でサンジくんとは恋仲になりたいの。)

 

ペケ(恋愛事には真面目なんですね。)

 

雨野ララ(サンジくんにだけはチャームの事は言いたくないから・・・。たとえ知ったとして許しそうだけど)

 

ペケ(サンジ殿は女性の為なら許しそうですね・・・)

 

雨野ララ(あとで女神様に連絡して召喚するボスキャラを追加しようかな。)

 

ペケ(ララ様 追加されるんですか?)

 

雨野ララ(うん。コマンドミッションに登場したラスボスのゴッドリディプスをね。)

 

ペケ(それって!?)

 

雨野ララ(うん 特に巨大ボス戦では役になってくれそうだから・・・ゲーム内でも両肩の超フォースメタル・左での三つの属性攻撃と序盤でのフェラムに奪われるまでの右での体力回復&強力バリアーが凄いから。それと戦う前にこう言ってるし「私はこの世界を支配する者 すなわち神である」っとね メンバー達に対する状態異常攻撃、複数の隕石攻撃、右腕での一振りで大ダメージやある時は即死も。)

 

ペケ(そうでしたか・・・)

 

雨野ララ(ついでに創造(クリエイト)で、ある魔剣数本や聖剣、妖刀を半分再現でもあるかな。一本だけ力の発動方法を変える。)

 

 

そして”東の海(イーストブルー)”北西部

 

ある二人が金による交渉をしていた。

 

???「さァ これが今月の分 収めてくれ」

 

???「チチチチ・・・君は実に世渡りがうまい・・・ いつも悪いね・・・」

 

相手の男は鼻がノコギリのような奴だった。

 

???「シャハハハ!!何を今さら!!水くせェ!! いい世の中ってのは金がうまくめぐるもんさ!!」

 

???「金はいい!! 何よりも信頼できる!!そうだろう?」

 

???「確かにな」

 

???「シャハハハハ!! おれは人間が嫌いだがてめェみてェな話のわかる奴と女は別だ」

 

男は立ち上がる。

 

???「・・・じゃあ用は済んだ 私は これで帰らせてもらうぜ パトロール中の船がこんなトコで泊まってちゃマズイ・・・」

 

???「毎度せわしねェんだな たまには飲んでけよ!!楽しく行こうぜ!! 本部にチクる様な奴ァおれが殺してやるよ」

 

???「・・・いや・・・失礼する」

 

???「オーイ大佐のお帰りだ!!船まで送ってさし上げろ!!」

 

???「ウッス!!」

 

登場したのはタコの魚人だった。

 

???「タコ壺に乗んな!!送るぜ!!」

 

大佐「ああ・・・悪いね頼むよ」

 

???「しかし おめェいつ見ても面白ェ顔だな その顔でネズミってのは」

 

???「ジョーダンは顔だけにしろよっ!!!アッハッハッハ」

 

???「おいハチ!!口を慎め大佐はお得意さんだぜ」

 

ハチ「おォ!!そうかすまんな!!まァ乗れよ!!」

 

???「悪いな!!大佐!!そいつは口が悪くてよ!!」

 

大佐「いや・・・いいさチチチチ・・・!!」

 

大佐たち一行は去っていく。

 

大佐(・・・魚人どもめ ウス気味悪い連中だぜ・・・!!・・・だが いい金づるだ・・・)

 

 

アーロンパーク東口ー

 

ある男の子がすごい剣幕で怒鳴っていた。

 

男の子「おいお前っ!!そこどけよ!! アーロンを殺してやる!! おれの父ちゃんが殺されたんだ!!」

 

男の子は小型の剣を突き立てていた。相手はナミだった。

 

男の子「どかねェとお前だって殺すぞ!!」

 

ナミ「・・・・・・」

 

男の子「本気だ!!!」

 

ナミはタクトで男の子を殴った。

 

男の子はぶっ飛ばされ、さらにナミは追い打ちをかけてきた。

 

ナミ「アーロンはあんたみたいなガキにつき合う程 ヒマじゃないのよ!!!」

 

ナミ「・・・わかったら帰んなさい」

 

ナミは金の札束を男の子の傍に放り投げた。

 

ナミ「お金をあげるわ せいぜいこれで自分の身でも守るのね」

 

男の子「・・・ちきしょう・・・!!」

 

ナミはある男の元へやってきた。

 

アーロン「おお!!帰ったか 長旅だったな・・・!!」

 

ナミ「相変わらず不用心ねこの屋敷は」

 

アーロン「フン・・・このおれを誰だと思ってる・・・・・・!! どうだった今回の収穫は!?」

 

ナミ「上々! ・・・でも なんだか胸にポッカリ穴があいたみたい」

 

アーロン「シャハハハハハハハ!! いつからそういうセンチメンタルな事言う様になったんだナミ 裏切りはてめェの十八番(オハコ)だろうがよ!!」

 

ナミ「そうだったかしら?」

 

アーロン「オウ同志達よ仲間達が帰った!!宴の準備だ!!!」

 

近くの水辺から魚人たちが現れた。

 

魚人達「「「魚オオオオ~~~~~ッ!!!」」」

 

アーロンパークの屋上の旗が掲げられていて、ナミの左肩には旗のマークと同じ模様が。

 

ウソップ達はアーロンパークに到着した。

 

ジョニー「つ・・・!! つ!!着きましたっ!!」

 

ゾロ「・・・・・・」

 

ウソップ「あそこに本当にナミがいんのかァ!?」

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