ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第63話「ナミの過去(後編)」

アーロン《大人一匹10万ベリー 子供(ガキ)一匹5万ベリー》

 

アーロン《今回は奇襲につき払えねェ奴のみ(・・)殺すことにする・・・・・・!! いくら出た同胞よ》

 

クロオビ《2千5百万ちょいってとこか・・・・・・》

 

アーロン《上出来!!》

 

村人《・・・た・・・たまらねェ》

 

村人《毎月こんなに巻き上げられちまったら・・・おれ達ァ生きていけねェよ・・・・・・!!!》

 

ゲンゾウ《今は まだ耐えろ・・・幸い村に一人の犠牲者もいない》

 

ナミとノジコは林の中から様子を覗いていた。

 

少女ナミ《どうしようノジコ・・・ベルメールさん無事かな》

 

少女ノジコ《大丈夫 あの家は見つかんないよ 村からは見えないから》

 

ゲンゾウ《(この集落は全て捕まったな・・・!! 金で事足りるならば安いと見るべきか・・・!!)》

 

ゲンゾウ《(このまま せめてベルメールの家に気づかずに帰ってくれるといいんだが! さすがに一家3人分・・・20万人もの貯えがあるとは思えん・・・)》

 

アーロン《よォし 引き上げるぜ同胞よォ!!》

 

ゲンゾウ《・・・・・・》

 

ナミとノジコはホッとした。

 

すると一人の魚人が、

 

魚人《アーロンさん 村のはずれに家があるぜ!!》

 

アーロン《んん!?》

 

ゲンゾウ《(くそ・・・!!)》

 

魚人《見ろよ あれは民家の煙だ》

 

村人達はヤバイっと驚く。

 

ナミとノジコ()()()()()()()()()

 

ベルメールは中で調理中であった。

 

ベルメール《よ♪》

 

アーロン《見落とすとこだった・・・》

 

ベルメール《ん!》

 

ベルメール《美味すぎっ!! さすがは”私特製みかんソース”!!》

 

ベルメール《オーブンの鴨肉があと10分野菜をそえて シチューも沸騰中 あとはオムライスで出来上がり こりゃ家計に大打撃ね》

 

ベルメール《打撃ついでに あいつらにお酒でも飲ましてやるか》

 

アーロン達はベルメールの家に向かう。

 

アーロン《ところで海図は見つけたのか?》

 

チュウ《いやどの家にもなかった》

 

アーロン《融通のきかねェ村だ・・・》

 

村人《おいマズイぞ 海賊達がベルメールの家へ行く!!》

 

村人《我々でもやっとの金額を あいつに払わえるのか!?どうする!?》

 

ベルメールの家のドアを叩く音が。

 

ベルメール《お 帰ったか》

 

ベルメール《・・・・・・?》

 

少女ナミ《ノジコ急いで!!》

 

少女ノジコ《わかってる!!》

 

ベルメール《開いてるでしょ? どうそ》

 

アーロン《失礼》

 

アーロンは扉を開けるが、ベルメールの体を捻りながらの左足の蹴りでアーロンは地面に倒され、銃口を押し付けられる。

 

アーロン《!!?》

 

ベルメール《残念 私は元軍人なの ”偉大なる航路(グランドライン)”の海賊が はるばる》

 

ベルメール《このココヤシ村に 何の用?》

 

アーロン《シャハハハハハハハハ!!! ハッハッハハハ!!!》

 

ゲンゾウ《くそ・・・何でこんなことに!!!》

 

ゲンゾウもベルメールの元へ向かっていた。

 

ベルメール《何がおかしい!!!》

 

アーロンは銃口を噛み砕いた。

 

ベルメール《は・・・・・・!!!?》

 

アーロン《てめェら下等種族の 非力さよ》

 

ナミとノジコは家へ辿り着く。

 

少女ナミ《このまま裏口から ベルメールさん連れて逃げよっ!!》

 

少女ノジコ《でも・・・たぶんもう海賊来てるよ!?》

 

少女ナミ《平気よ!!》

 

そこへドクターが二人の止めに入る。

 

ナミとノジコ「()()()()()()()()()()()()()()()()

 

ドクター《お前達には少々 残酷な話かも知れんが よく聞け二人とも・・・》

 

ベルメール《あうっ!!!》

 

少女ナミ《!!! ベルメールさん!?》

 

ベルメール《うあァアアア!!!》

 

ベルメールは左腕をアーロンに踏み潰される。

 

ベルメール《(ダメだ・・・!!!こいつら本物の化け物だ・・・!!!殺される!!! ノジコ・・・!!!ナミ・・・!!!)・・・・・・・・・・!!!》

 

ゲンゾウ《バカモン!!ベルメール!!! つまらん正義感で命を無駄にするな!!! 意義のない戦いもある!!!》

 

ベルメール《!》

 

ゲンゾウ《金で解決できる問題もある!!!》

 

ベルメール《ゲンさん・・・!!!》

 

アーロン《そういうことだ女海兵・・・大人一匹10万ベリー 子供一匹5万ベリー家族分払って村は無事だ》

 

ベルメールはゲンゾウに抱かれる。

 

ベルメール《家族分・・・・・・》

 

ゲンゾウは小声で聞く。

 

ゲンゾウ《ベルメール 今 全財産いくらある》

 

ベルメール《足りないわ・・・・・・ヘソクリ足しても・・・10万ちょっと・・・》

 

ハチ《おいアーロンさん!! 3人分の食事が用意してあるぜ 3人暮らしのようだ!!》

 

ゲンゾウは立ち上がる。

 

ゲンゾウ《・・・さァベルメール・・・・・・!!さっさと大人一人分・・・払ってしまいなさい 今日は夕食に招待されたんだったな・・・! せっかくの料理が冷めてしまう・・・》

 

ベルメール《ゲンさん・・・・・・!?》

 

ゲンゾウ《金が足りてよかった・・・これで村人は全員無事だ》

 

ベルメール《・・・・・・》

 

クロオビ《確かに・・・村の名簿に 結婚も出産も記録されてない こいつは一人身だ》

 

アーロン《よし・・・ 10万ベリーだ奉貢を払え それとも死ぬか》

 

ドクター《わかるな?ノジコ ナミ・・・!!ベルメールとお前達には親子である証拠が無い》

 

ナミとノジコ!・

 

ドクター《お前達の存在があいつらに気づかれぬ内にこの村を・・・いや この島を出ろ!! 海を渡ってずっと遠くへ逃げるんじゃ》

 

ナミとノジコ・・・・・・・・・・・・!・!・

 

ドクター《他にお前達3人が助かる道は無い!!》

 

少女ナミは涙ぐんだ。

 

少女ナミ《私やだ!!どうして私たちが出て行かなきゃいけないの!?私 この村に住んでいたいよ・・・!! 貧乏だから・・・・・・?もう・・ ベルメールさんの子でいちゃダメなの!?》

 

村人《・・・・・・!!ドクターやっぱり無茶だ こんな小さな子達を海へなんて・・・ それこそ死んじまう!!》

 

ドクター《家族の縁か命か!! こんな時代・・・・・に甘えは無用じゃ!!!》

 

アーロンは金を受け取っていた。

 

アーロン《よォし 確かに10万ベリー受け取った》

 

少女ノジコ《わかった行く!!この村を出る!!》

 

少女ナミ《ノジコ!!》

 

ベルメール《よかった これで助けてもらえるのね》

 

少女ナミ《ベルメールさん・・・》

 

少女ノジコ《行くよ!!これでいいの!!ベルメールさんは助かったんだから!!》

 

ベルメール《子供二人で10万ベリー・・・・・・!!》

 

アーロン《!》

 

ベルメールは立ち上がる。

 

ベルメール《それは私の娘達の分 私の分は足りないわ》

 

ナミとノジコ!・

 

ゲンゾウ《ベルメールお前っ!!》

 

アーロン《あァ!?》

 

ベルメール《ゲンさんごめんなさい・・・ 私・・・!!家族がいないなんて言えないや》

 

少女ナミ《ベルメールさん》

 

ベルメール《たとえ命を落としても・・・・・・!!》

 

少女ノジコ《・・・・・・》

 

ドクター《何とバカなことを・・・!!》

 

ベルメールは泣き出す。

 

ベルメール《口先だけでも親になりたい あいつら・・・私の子でしょ?》

 

アーロン《子供(ガキ)が・・・ いるんだな・・・・・・?》

 

少女ノジコ《ベルメールさんっ!!》

 

ナミとノジコはベルメールの元へ走り出す。

 

ドクター《おい!!お前達っ!!!》

 

少女ナミ《〈私・・・!! どうせ拾われるならもっとお金持ちの家がよかった!!〉》

 

少女ナミ《うそだからね・・・・・・!!!》

 

ナミとノジコ()()()()()()()()()()()()()

 

アーロン《!!》

 

ベルメールは二人をしっかり抱える。

 

ベルメール《ナミ!!ノジコ!!》

 

ベルメール《(うっ)》

 

ベルメール《もっといろいろ・・・本でも!!洋服でも!!いっぱい買ってあげたかった・・・!! ごめんね・・・!!私・・・母親らしいこと 何もしてあげられなかったね・・・》

 

少女ナミ《そんなことない!!何も要らないから死なないで!!》

 

少女ノジコ《あたし達とずっと一緒にいて!!!》

 

少女ノジコ《ベルメールさんは元海軍でしょ!?強いんでしょ!?こんな奴らやっつけてよ!!!》

 

少女ナミ《私が世界地図を描いたら見てくれなきゃやだよ!!?》

 

アーロン《こいつらはてめェの娘達だな》

 

ベルメールは立ち上がる。

 

ベルメール《ええそうよ!!》

 

少女ナミ《死んじゃやだ ベルメールさん!!!》

 

ベルメール《この子達に手は出さないのよね・・・!?》

 

アーロン《もちろんだ てめェが大人しく死ねばな》

 

ベルメール《!》

 

少女ナミ《誰か助けてェ!!》

 

ゲンゾウは銃を撃ちこむが、クロオビのボディに弾かれる。

 

クロオビはゲンゾウを斬る。

 

少女ナミ《・・・・・・・・・!!!》

 

ゲンゾウ《ベルメールを助けろ!!! 武器をとれ戦闘だァ!!!》

 

アーロン《はーはー下等なサルどもが・・・適当に相手してやれ 殺すなよ》

 

魚人《オウ》

 

アーロンは銃をベルメールの額に向ける。

 

アーロン《お前が最初の 見せしめだ・・・・・・!! くだらねェ愛に死ね》

 

ベルメール《ノジコ!!ナミ!!》

 

ナミとノジコ!・!・

 

ベルメール《大好き》

 

ベルメールからの二人への最期の遺言となり、額を撃たれ倒れて死亡。

 

 

ゲンゾウ《今何て言った この不良娘!!》

 

ベルメール《私が この子達の親になるの!!》

 

ゲンゾウ《無理だ!!無謀だ!!やめなさい!!悪いことは言わんから政府の施設に預け・・・!!!》

 

ベルメール《うるさい!!もう決めたの!!この子供たちは私が育てる!! 私だってもう大人よ!!海軍だって入ったし少しは まともな人間になったつもり!!》

 

ベルメール《この子達は私が責任持って こんな時代にも負けない様な立派な人間に育ててみせる!!》

 

少女ナミがゲンゾウに掴まれていた。

 

ゲンゾウ《まったくもってこりん奴だ この泥棒ネコめっ!!》

 

少女ナミ《離してよー!!お金は今度払うから!!》

 

少女ナミ《体で》

 

ゲンゾウ《アホなこと覚えるな!!!》

 

ベルメール《んもー!二人で また男の子達泣かしたの?》

 

ナミトノジコ()()()()()()()()()()()()()

 

母親《いいのよベルメール 子供のケンカだもん》

 

少女ナミ《ベルメールさんのみかんまずいって!!》

 

ベルメール《うらァ!!このガキャーーーーっ!!!》

 

ベルメールはその男の子の頭を殴った。

 

母親《ベルメール!!!》

 

ベルメール《〈ノジコ!!ナミ!!誰にも負けるな!! 女の子だって強くなくちゃいけない!!〉》

 

ベルメール《〈何があっても 生まれてきたこの時代を憎まないで・・・・・・!!〉》

 

ベルメール《〈人に褒められなくたって構わない! いつでも笑ってられる強さを忘れないで・・・〉》

 

ベルメール《〈生き抜けば必ず楽しいことが・・・・・・〉》

 

タバコも落ちる

 

ベルメール《〈たくさん起こるから・・・・・・!!〉》

 

ナミとノジコ()()()()()()()()()()()()()()

 

アーロン《シャハハハハハ!!おれの支配下で金のねェ奴は死ぬんだよ!!!ハッハッハッハ!!》

 

アーロン《よくわかったか下等種族ども!!!》

 

ハチ《あったぜアーロンさん!! この家に海図があった!! こんなに》

 

ハチが海図の束を持ってきた。

 

少女ナミがハチの足を掴む。

 

ハチ《ニュ!?》

 

少女ナミ《返してよ!!それは私が描き貯めた海図よ!!・・・その海図で航海して・・・ 私は・・・・・・!!》

 

少女ノジコ《ナミ・・・・・・!!そいつらに近寄っちゃだめ!!》

 

アーロン《ホゥ・・・こりゃたまげた・・・ この見事な海図をこのガキが・・・!?》

 

少女ナミ《!!?》

 

アーロン《貴重な人材だ 連れてこいハチ!!》

 

ハチ《ウッス!!!》

 

ハチは少女ナミを掴んで後に続く。

 

少女ナミ《いやああ離せ!!!離せェ!!!》

 

少女ノジコもハチにしがみつく。

 

少女ノジコ《ナミを離せ!!こいつ!!!》

 

ゲンゾウ《待たんかァ!!》

 

アーロン《!》

 

ゲンゾウは剣を持った。

 

ゲンゾウ《その子の分の金は受け取ったのだろう・・・!!?もう手を出さんと言ったんじゃないのか!!!》

 

アーロン《ああ・・・傷つけやしねェさ 借りていくだけだ》

 

少女ナミ《ゲンさん助けて!!!》

 

ゲンゾウ《子供達に手を出すな!!!》

 

アーロン《クロオビ》

 

クロオビ《くどい》

 

クロオビはゲンゾウを斬りつけた。

 

少女ナミ《ゲンさん!!!》

 

クロオビ《!》

 

ゲンゾウはふらつくが、

 

ゲンゾウ《今・・・・・・!!助けるぞナミ!!!》

 

村人達も武器を持って立ち上がる。

 

アーロン《!》

 

村人《ここは通さん・・・・・・!!》

 

村人《ナミを置いてけ・・・!!!》

 

少女ナミ《・・・・・・もういいよ!!やっぱりいいよ!!助けなくていいから お願い!! もう誰も死なないで!!!》

 

アーロン《程々にな・・・ここは最初の金づるだ》

 

村人達は魚人達にやられる。

 

少女ノジコは頭を抱えてふさぎ込んだ。

 

そして魚人達は場所を後にした。

 

 

医院内では、

 

ドクター《村の船は沈められておったよ・・・》

 

ドクター《あの時・・・ ナミとノジコを海へ逃がせると思っておったわしらの考えは・・・》

 

村人《甘かったな・・・・・・!!案の定海軍も取り合ってくれんよ この島は支配される・・・・・・》

 

ドクター《ベルメールは・・・知っておったのだ もう我々の力では逃げ場すらない現実を・・・!! 奴らに従う他生き抜く術がないことを・・・》

 

少女ノジコは崖の手前にあるベルメールの墓へ来ていた。墓には花が添えてある。

 

少女ノジコ《・・・ナミも連れていかれちゃった・・・》

 

少女ノジコ《ベルメールさん あたし・・・!!これから どうしたらいいの・・・?》

 

朝には村に村人が集まっていた。

 

ドクター《アーロン一味の居場所がわかった どうやらこの島に住みつく気らしい!! 決断の時じゃ・・・!!!》

 

ドクター《今 戦い”意地”に死ぬか いつ殺されるやも知れん支配を受け 政府の助けに望みをかけるか!!》

 

ゲンゾウ《いや・・・・・・!!おそらく奴らに敵う政府の戦力は”偉大なる航路(グランドライン)”の『海軍本部』だけだ・・・!!『本部』は”偉大なる航路(グランドライン)”で手いっぱい こんな辺境までやって来る望みなどゼロに等しい!!》

 

 

ゲンゾウ《私はナミを放っておけん!! 戦うぞ!!!》

 

村人《おれもだ!! 子供一人見捨てて自分だけ 生きようとは思わねェ!!》

 

村人《どうせ一人戦うのなら》

 

村人《みんなの責任になっちまうんだ!!》

 

村人《あいつら刺し違えても仕留めてやる!!》

 

村人《ん?》

 

ナミがやって来た。

 

村人《ナミ!!!》

 

村人《ナッちゃん!! 無事だったのか!!!》

 

ゲンゾウ《よかった・・・・・・本当によかった・・・・・・!!》

 

少女ノジコ《ナミ!!》

 

少女ナミ《私・・・アーロンの一味に入る・・・!!測量士になって海図かくの》

 

少女ノジコ《!!?》

 

ゲンゾウ《何を言ってるんだナミ 正気か・・・!!あいつらに何かされたのか・・・!? 何かひどいことを!!?》

 

少女ナミ《ちがう》

 

ゲンゾウ《脅されたんだな!!?そうだろう!!! 言いなさい!!》

 

少女ナミ《違う!!!》

 

ゲンゾウ《ナミ!!!》

 

少女ナミ《離してよ!!!》

 

ナミはゲンゾウの腕を振り払う。

 

ゲンゾウ《!》

 

ゲンゾウ《お前 それは・・・アーロンの入れ墨!!》

 

ナミの左肩にはアーロンのマークが。

 

村人《そんな・・・》

 

少女ノジコ《ナミ・・・!!!》

 

少女ナミ《見てよ・・・ こんなにお金もらっちゃった 好きなものも何だって買ってくれるって・・・!!!》

 

ノジコはナミを押し倒す。

 

少女ノジコ《ナミあんた!!!許さないから!!!》

 

少女ナミ《!!》

 

少女ノジコ《海賊の一味に入るなんて絶対許さない!!あいつらが一体どういう奴らだかわかってんの!!?》

 

少女ナミ《何よ!正しく生きてベルメールさんみたいに殺されるんなら!! 私 正しくなんて生きたくない!!》

 

村人達《!!!?》

 

少女ノジコ《あんた何てこと・・・!!ベルメールさんはあたし達のために!!あいつらに殺されたんだよ!!? それを・・・》

 

ゲンゾウ《もういいノジコ・・・》

 

ゲンゾウ《出ていけナミ!!!もう2度と この村に足を踏み入れるな!!》

 

少女ナミ《!》

 

ナミは去って行ってしまう。

 

少女ノジコ《・・・・・・ ナミ・・・》

 

ゲンゾウ《何てバカなことを・・・》

 

ベルメール《しょせん あいつにとって・・・ベルメールは親じゃなかったというのか・・・!!》

 

少女ノジコ《(・・・そんなことない・・・!! ナミはベルメールさんが大好きだった)》

 

少女ノジコ《! ナミ!》

 

ナミはベルメールの墓で体育座りをしていた。

 

少女ナミ《ノジコ・・・ベルメールさん言ってたよね・・・・・・》

 

少女ノジコ《え?》

 

少女ナミ《生き抜けば必ず 楽しいことがたくさん起こるって!!》

 

少女ノジコ《・・・・・・うん》

 

少女ナミ《私が船に連れてかれてからね・・・アーロンを捕まえに来た海軍の船が5隻 簡単に沈められちゃったの きっと もう・・・この島に政府の助けは来ない》

 

少女ナミ《来たってやられちゃうわ・・・・・・!!自分達で何とかしなきゃ・・・・・・!!》

 

少女ノジコ《?》

 

少女ノジコ《1億ベリーで村を買う!?》

 

少女ナミ《うん そのかわり一味に入って海図を描けって・・・!!》

 

少女ノジコ《そんな大金 大人でも一生働いて払えるかどうか!!》

 

少女ナミ《でも一人でやるしかない!! 村のみんなは奉貢を払うことで精一杯だし》

 

少女ナミ《私が誰かに助けを求めたら・・・また人が傷つくから・・・!!そんなの もう・・・見たくないもん・・・・・・!!!》

 

少女ノジコ《・・・・・・辛いよ!?ベルメールさんを殺した奴と一緒にいるなんて・・・》

 

少女ナミ《平気!!あいつの顔見たって私ずっと笑っててやる・・・!!》

 

少女ナミ《もう泣かないって決めた!! 一人で戦うって決めたの!!!》

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