ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~ 作:サトシゲッコウガ
バギー「このバギー一味!! 旗揚げ以来奪いに奪ってハデに名を上げて来た!!」
バギー「たかだか3人の泥棒や訳がわからねェロボット野郎にナメられていいのか!!?」
部下達「「「いけません!」」」
バギー「声が小せェ もう一回!!」
部下達「いけません!!!」
バギー「うるせェ!!!」
バギー「奴らには海賊の一団・・・・・を敵に回す事の恐ろしさを教える必要がある!!! ここで一発”猛獣ショー”だっ!!!」
ここで巨大ライオンに乗った羊皮の男が登場。
モージ「お呼びで? バギー船長」
部下「おおおっ!! モージさんだ!!」
部下「モージさんの猛獣ショーだ!!」
モージ「ロロノア・ゾロの首とロボット野郎を壊すのは私がやっても?」
バギー「構わん」
ゾロ「もう だいぶ酒場から離れた」
ゾロ「とりあえず すぐには追っちゃ来ねェだろう」
ゾロ「まぁな しかしいったん退いたはいいが この檻は厄介だな・・・!! そうなんだ これが開かねェとあいつが来ても何もできねェよ!!」
ゾロは倒れる。
ゾロ「もうダメだ 血が足りねェ これ以上歩けん・・・!!」
近くにちょこんと座っていた1匹の白い犬。
ゾロ「・・・何だ この犬は・・・・・!!」
ルフィ「犬? あ 犬だ」
ルフィ「これ何だ犬か? 本当に おい ゾロ エックス全然動かねェよ」
ゾロ「知るか・・・ そんなもん犬の勝手だ とにかく今はお前が その檻から出る事を考えろ」
ルフィ「死んでんのかな」
ルフィは犬の額を指で押すが、怒った犬はルフィの顔に咬みつく。
ルフィ「痛え!!」
ルフィ「何すんだ犬っ!!」
犬「ワンワン」
ゾロ「てめェ 今の事態わかってんのか!!?」
犬とルフィの絡み合いが終わり、ルフィとゾロは共に倒れる。
ルフィ「犬め!!」
ゾロ「くそ・・・血が足りねェ!!」
そこへナミが来た。
ナミ「あんた達 一体何やってんの 3人して・・・ こんな道端で寝てたら バギーに見つかるわよ!」
ルフィとゾロ「「よォ 航海士」」
ナミ「誰がよ!!!」
ナミ「一応 お礼をしに来ただけよ 助けてもらったからね」
ルフィ「礼?」
ナミは近くにオリの鍵を放り投げる。
ルフィ「鍵!!! 檻の鍵 盗ってきてくれたのか!!」
ナミ「まァね・・・我ながらバカだったと思うわ 他に海図も宝も何一つ盗めなかったもの そのお陰で」
ルフィ「はーーーっ!!ホントどうしようかと思ってたんだこの檻!!」
ナミ「それより あんたって一体何者よ? 一応気になるし教えてほしいのよ」
変身解除し、正体を明かそうとしたが、犬がカギを口で咥えて、飲み込んでしまったのだ。
ルフィ「あ」
ナミ「あ」
ゾロ「いいっ!?」
ルフィ「いいーーー!?」
ルフィは犬の首を掴む。
ルフィ「このいぬゥ!!! 吐け 今飲んだのエサじゃねェぞ!!!」
ルフィ「くそーッ」
犬「ワンワン!!」
近くをおじさんが通りかかった。
???「くらっ!!!小童ども!! シュシュをいじめるんじゃねェっ!!」
エックス内部の半超空間内の下着ララ(町長さん なつかしーー!!)
ルフィ「シュシュ?」
ゾロ「誰だ おっさん」
町長「わしか わしはこの町の長さながらの 町長じゃ!!!」
ゾロはとある民家の中で休憩中。
ルフィ「ゾロは?」
町長「休ませて来た。隣はわしの家じゃ。避難所に行けば医者がおると言うとるのに」
町長「寝りゃ治ると言って聞かんのじゃ。凄い出血だというのに!!」
ナミ「あ そうよ あんた一体何なのよ!?」
ナミ「えええ!? ロボットじゃなくて人間の女の子ですってーーー!!?」
町長「何じゃと!?」
雨野ララ「驚かせてごめんなさい。一応自己紹介はさせてください 私は雨野ララ ピチピチの16歳です!」(ナミちゃん 顔立ちは可愛い方だと思う・・・。いいのは容姿だけだろうけどね。)
ナミ「あっ これはご丁寧に 私はナミって言うんだけど・・・じゃなくて一体どういう事なのよーー!?」
雨野ララ「その用件はバギーとの一件が終わってからにしてほしいんです。」
ナミ「えっ? って16歳って私より2つ下・・・」(しかも何て綺麗なピンクの髪と顔立ちなの・・・胸も私よりちょっと大きくてスタイルも良い・・・着ている服も見た事ないわ。)
雨野ララ「だってバギー達は変身中の私に向かって、ロボット「野郎」って言ってましたし ロボットは大抵男の子が好むものと言われてます。目の前で初対面での16歳の女の子が変身してるなんて知った時のあの人たちの反応はびっくりレベルで面白いかと。」
雨野ララは舌を出し、困った顔での笑い表情。
ナミ「でもなんで 麦わらのこいつはびっくりじゃないのよ!?」
ルフィ「モーガン大佐との戦いで乱入してきて、初めて会ったしな。その時からだ」
ナミ「う う~~ん。とりあえず あなたの言う通り、今の話はバギーとの一件が終わるまで置いとくわ・・・ それとこの犬シュシュって名前なの?」
町長「ああ」
ルフィ「こいつ ここで何やってんだ?」
町長「店番さ わしはエサさながらをやりにきただけさながらなんじゃ」
ナミ「あ! 本当 よく見たらここ お店なんだ」
雨野ララ「ペットフード屋さん・・・そうだ。記念に店の写真撮っておこうかな。」
雨野ララは日常用スマホを取り出し、カメラモードにすると、店から距離を置く。
ナミ「その手に持ってるの何なの?」
雨野ララ「これはスマートフォンって言いまして 略してスマホです。」
ナミ「すまーとふぉん? 略すとすまほ?」
雨野ララ「3人も店と共に被写体として撮りますか。」
雨野ララはルフィ達を入れて、ペットフード屋の写真撮影をした。そして日常用スマホをスカートの右ポケットに入れた。
町長「この店の主人は わしの親友のじじいでな この店は10年ほど前 そいつとシュシュがいっしょに開いた店なんだ」
町長「二人にとっては思い出がたくさん詰まった大切な店じゃ わしも好きだがね」
主人『いいか!わしの留守中はお前が店長だ!くれぐれも商品は食うんじゃないぞ!!』
シュシュ『ワン!』
町長「この傷を見ろ きっと海賊と戦って 店を守ったのだ」
ナミ「だけど!いくら大切でも海賊相手に店番させる事ないじゃない 店の主人はみんなと非難してるんでしょ?」
雨野ララ(確か・・・病気で亡くなったんだっけ。」
町長「いや・・・奴はもう 病気で死んじまったよ」
ルフィ「!」
雨野ララ「え? 病死!?」(やっぱり・・・)
町長「3か月前にな 病院へ行ったっきり」
主人『わしが入院しとる間 店番しっかり頼んだぞシュシュ!』
シュシュ『ワン!!』
ナミ「もしかして それからずっと おじいさんの帰りを待ってるの?」
雨野ララ「シュシュは主人が亡くなったのは知らないとか?」
町長「・・・・・・!わしは違うと思ってる。」
町長「シュシュは頭のいい犬だから 主人が死んだ事くらいとうに知っておるだろう」
雨野ララ(シュシュ 健気だよ・・・)
ナミ「じゃ どうして店番なんて・・・」
町長「きっとこの店は シュシュにとって宝なんじゃ」
町長「大好きだった主人の形見だから それを守り続けとるのだとわしは思う」
町長「困ったもんよ わしが何度 避難させようとしても 一歩たりともここを動こうとせんのだ 放っときゃ餓死しても居続けるつもりらしい」
ナミ「・・・・・・」
と、その時だった。
「グオオオオオオ・・・!!!」
ナミ「な・・・この雄叫び・・・・・・!!」
町長「こ・・・こりゃ あいつじゃ!!”猛獣使いのモージ”じゃ」
雨野ララ(ああ いたね。そんな奴・・・)
ナミと町長はその場から逃げた。
ルフィ「って ララはどうすんだ? なんか来ちまうみてェだけど」
雨野ララ「一応ここにいますよ・・・」
ルフィ「あっそう つーか犬 お前鍵返せよ」
そこに猛獣使いのモージが現れる。
モージ「見つけたぜェ まず一匹・・・というか隣にいる見た事がない服を着た美しいピンク髪の容姿をした娘は誰だ? まぁいい。俺はバギー一味猛獣使いのモージだ」
彼が乗っている巨大ライオンのリッチーは威嚇するようにしていた。
雨野ララ(モージ あなたも懐かしいーーー!!)
雨野ララは表情はまじめな表情はしていたが、内心は敵キャラであるモージとの生での対面でちょっと感動していた。
モージ「フハハハ・・・仲間に置き去りにされたのか?不憫だなァ せっかく逃げ出したのに・・・」
モージ「バギー船長はかなりお怒りだぜェ えらい事しちまったなァ お前ら」
モージ(娘の方はリッチーにビビる様子すら見せんとはどういう事だ? 気が強い性格なのか・・・)
ルフィ「なんだ お前 へんな着ぐるみかぶって」
モージ「何っ・・・・・・・・・!!!」
モージ「失敬だぞ貴様ァ!!これは 俺の髪の毛だ!!」
ルフィ「じゃあ なおさら変だな」
モージ「何だと!? おい娘!お前はどうなんだ!?この髪の毛変か!?」
雨野ララはちょっと表情が困り顔で、
雨野ララ「悪いですけど 私もちょっと変かな・・・って。」
モージ「小娘が・・・」
モージ「つーかてんめェ その檻に入ってるからって安心してんじゃねェのか まず 俺の怖さを知らんらしい・・・」
物陰で見ていたナミと町長。
ナミ「あいつとあの子 なんか挑発してない・・・!?」
町長「バカか あの小童と娘は・・・」
モージ「言っとくがこの世に俺に操れない動物はいないんだぜ 例えばそこにいる犬にしてもだ」
モージはシュシュに噛まれた。
モージ「お前は所詮名もないコソ泥だ」
ルフィ「犬は」
モージ「貴様の命に興味はない ロロノア・ゾロとあのロボット野郎の居場所を言え」
リッチーも威嚇中。
ルフィはララを手招きし、ヒソヒソ話を始める。
ルフィ「ララ お前があのロボット野郎だと教えていいのか?」
ララ「いえ 襲われた際に変身して初めて分かってもらいます、だから一応断りの返事で、そもそもロボットってルフィさんのような男の子が好むって言われてますし、女の子が変身した姿なんて思わないでしょ?」
ルフィ「そりゃそうか」
二人は離れて、ルフィが
ルフィ「いやだ」
モージ「やれ!!リッチー」
リッチーは檻をかみ砕く。
ナミ「鉄の檻が!!!」
町長「まずい!!! あの小童と娘殺されるぞ!!!」
ルフィは破壊された檻から脱出できた。
ルフィ「やった 檻が開いた!!!」
しかしルフィはリッチーのパンチで奥の民家まで吹っ飛ばされる。
モージ「即死だ!おれに歯向かうからそうなる そこの小娘 ゾロとロボット野郎の居場所を知らんのか?」
雨野ララ「さて どうでしょうね・・・」
モージ「なら貴様もリッチーの手で殺してやる! やれ リッチー!」
リッチーは腕パンチを繰り出す前に、雨野ララは咄嗟にデバイスの力で黒ゼロに変身。
モージ「姿が変わった!? つーかロボット野郎の正体は女かよ!?吹っ飛ばせリッチー!」
リッチーの腕パンチで黒ゼロは民家まで吹っ飛ばされた。
モージ「まさか ロボット野郎の正体があんな見た事ない服の小娘だとは・・・」
リッチーは匂いを嗅ぐ。
モージ「・・・・・・!どうした」
モージ「なるほど・・・・ここはペットフード
リッチー「ガルル・・・」
シュシュは近づくリッチーを警戒し、吠えて威嚇する。
一方吹っ飛ばされたルフィは、
ルフィ「あーーーびっくりした 裏の通りまで吹き飛んじまったよ ララの奴もきっと大丈夫だろ」
ルフィ「でも窮屈な檻から出られた!! よォし ララの奴とも合流してあいつらをぶっ飛ばして 泥棒ナミに航海士やってもらうぞ!!!」
そして別民家に吹っ飛ばされた黒ゼロ
黒ゼロ「リッチーのパンチはパワーはあるもんだな。だが俺の敵ではない!」
元々ゲーム世界の設定とはいえ、ボディの防御力が高く作られて赤き破壊神という異名をも持つゼロの黒版は、大したダメージは受けずに瓦礫から起き上がり、変身を解き雨野ララへと戻った。