ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第92話「ララ達のちょっとした1日(前編)」

ウイスキーピークを出てからかなりの時間が経過し、

 

ビビが手すりにもたれかかり足元に高校のカバンを置き、イヤホン接続のタブレットを操作しているララに近づき、

 

ビビ「ねェ」

 

ララ「何でしょう?」

 

ビビ「あなたって一体何者なの?町でも姿が鎧姿に変わったと思ったら、声も話し方も男に変わるって訳がわからないの・・・」

 

ララ「話してもいいですけど、年齢聞いても?」

 

ビビ「私は16歳よ。」

 

ララ「私も16歳、ならあなたの事は呼び捨てとため口で。」

 

ビビ「私は呼び捨てとため口?」

 

ララ「同じ年なら基本の事だからね。ビビも私の事は呼び捨てでいいよ」

 

ララは左目でウインクする。

 

ビビ「・・・そう。」

 

ララ「それと私はこの世界のどこの海の生まれでも無いの。異世界からの転生者なんだ」

 

ビビ「イセカイ? テンセイって?」

 

ララ「転生っていうのは、人間 一度死んで生まれ変わるという概念。」

 

ビビ「生まれ変わるか・・・」

 

ララ「私はこの世界とは別世界の住人で、女子高生っていう学生で学校って学び舎で勉強していた身だったの。」

 

ビビ「ジョシコウセイ・・・ガッコウ・・・」

 

ララ「今着ている制服は下がスカートだけど、上はなんていうのか忘れちゃったな、別の高校の物だけど、私は生死の空間の管理者的存在の女神様の力で、この世界に転生してきたの。このスマホで女神様とは連絡はできるし、元の世界の事件の記事は更新されてくる。動画も視聴。この世界でも教わったりするけど、大体は独学とかでしょ?」

 

ビビ「まぁ ほとんどがそうね。」

 

ララ「そして町で変わった鎧姿の事だけど」

 

ビビ「それ!一体何なの?」

 

ララ「まず私が元いた世界にはテレビって映像を映す機械の存在があってね。」

 

ビビ「てれび?」

 

ララ「タブレットでの映像見せた方が早いわ。」

 

ビビ「たぶれっと・・・」

 

ビビは不思議そうにタブレットを見る。

 

ララ「ちなみに内部のバッテリーはスマホ同様で無限で永久に減らない・・・」

 

ララは動画サイトでのテレビの歴史映像を一部版で見せる。

 

ビビ「へェ・・・てれびって結構年代と共に、形も変わっていったんだ・・・」

 

ララ「開発メーカーごとに、リモコンだって形やボタン配置、機能も違うしね。そして鎧姿の件だけど、あるゲーム会社が最初「ロックマン」というゲーム作品を作ったの。」

 

ビビ「ロックマン?」

 

ララ「うん。あるロボット工学の天才とまで言われたお爺さんのトーマス・ライトさんが、家庭手伝い用ロボットとしてロックマンを作ったの、しかしかつては研究者仲間だったのに、世界征服を企むようになったドクターワイリーが各ステージにボスキャラとして6体の戦闘ロボットを放ったの。」

 

ビビ「そのワイリーって人物はどうして世界征服なんて考えを?」

 

ララ「ワイリーはロボット関連の勝負だとライト博士には1回も勝てなかったみたい!」

 

ビビ「1回も・・・」

 

ララ「ライト博士は平和の為にロボットを開発、対してワイリーは過激の為に開発しようとしてたので異端児扱いだった。ライト博士を倒して一番になるってしょうもない理由での自分で勝手な結論に至る。」

 

ビビ「ほんとにしょうがない自分勝手な結論ね。」

 

ララ「ワイリーは何度もロックマンに倒されて野望を阻止されてきた。そしてライト博士は死ぬ間際に、後継機の私達人間に近い思考能力「心」を持ち唯一悩む事ができるロボット「ロックマンエックス」を開発するの。それから100年近く研究所のカプセル内で封印されていた。ワイリーもエックスに対抗する為に自身の最高傑作である「ゼロ」を開発した。」

 

ビビ「最高傑作って言うのだから、相当な性能なのね。」

 

ララは左手首のデバイスを見せつつ、

 

ララ「うん 防御力が「赤き破壊神」という異名を持つほどの異常な高さに設計されてるし、このデバイスの力で町で変身していた赤い鎧姿がそのゼロなの。でもゲーム内での設定上のストーリーだからね。」

 

ビビ「異名が赤き破壊神・・・ 確かに設定上のストーリーあるのね。」

 

ララ「とにかくロックマンはヒットしてシリーズ化して、今度はエックスが登場を始めシリーズ化しながら、システムも進化していった」

 

ビビ「相当人気はあったゲームなのね・・・」

 

ララ「また 今度説明していこうと思うの、このタブレットでの映像付きでね。」

 

ビビ「うん その時はお願い。」

 

ララ「ついでに変身中の私は「下手をすれば世界観そのものを破壊しかねないチートに近い存在」なの。」

 

ビビ「何それ!?チート?」

 

ララ「チートってのは主に不正って意味で、自分が最初から能力的にあり得ない強さで逆に敵側から「反則」「化け物」「来るな」とか言われ、敵が哀れに見えて、「つまんない」と言ってしまうくらいなの。」

 

ルフィ達がカルーで騒いでいた。

 

ナミ「うっさいわ!! 少しは焦らんか!!」

 

ナミが手すりを叩いた。

 

ルフィ達はカルーを捕まえて止まった。

 

ルフィ「なーにを焦るんだよ・・・」

 

サンジ「ああ 怒ったナミさんも素敵だ!!」

 

ナミ「ったく・・・」

 

ビビ「でも不思議ね・・・彼が3000万ベリーはまだ分かるとして、ララの20億3000万って初頭からのあり得ない異常な金額はどういう事なの? 二人とも凶悪な人物には見えないのよ・・・」

 

ララ「私の場合、崩壊したアーロンパークでネズミ大佐に言った「チート」が原因と、もう一つはナミさんがネズミ大佐をタクトでぶっ飛ばしたんでちょっとした逆恨みだと思うよ きっと。半分ウソだし」

 

ビビ「じゃあ まさか!?」

 

ララ「うん 本部への報告の際にチートの事と「イレギュラーハンター」の事、単純な逆恨みとして凶悪って言ったんだよ。本部はそれを真に受けちゃったんだね・・・」

 

ビビ「イ、イレギュラーハンター?」

 

ララ「この事もおいおい言わなきゃね・・・」

 

ナミ「まあ 想像できないかもね、あいつとララが倒した奴らの顔ぶれなんて」

 

ナミ「東の海(イーストブルー)制覇に手をかけていた魚人アーロン、海賊艦隊提督 首領(ドン)・クリーク、公には知られてないけど狡猾な海賊キャプテン・クロ、」

 

ゾロ「まだいるぜ」 

 

ナミとビビ「「へ?」」

 

ゾロ「でっかい斧手を振り回す海軍野郎」

 

ナミ「ああ 斧手のモーガン。」

 

ビビ「斧手のモーガン 聞いた事があるわ。東の海(イーストブルー)で圧倒的支配力で恐れられられていた海軍大佐。あんな奴も倒したの?」

 

ゾロ「ああ!確か あの時俺たちが海兵達にやられる直前にララがゼロになって、乱入する形で海兵共の刀を受け止めたんだ。」

 

ビビ「そうなの!?」

 

ララ「うん 私は基地の所へ転生してきたの 上の基地が騒がしいからね。でも転生直前に女神様からちょっとだけ情報は聞いていたので何とか行けたの。」(本当は物語知識が記憶に大体残ってるから、対応出来ただけ。)

 

ペケ(ララ様 さすがです・・・)

 

ルフィ「ララ そうだったのか・・・それにしても斧手のおっさんか、じゃあ斧手のおっさんのとこにいたあいつどうしてっかな?まだ基地にいんのかな・・・」

 

ナミ「あいつって?」

 

ララ「コビーって男の子なんですけどね」

 

ルフィ「ああ 俺の友達だ!」

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