ONE PIECE~イレギュラーハンター航海記~   作:サトシゲッコウガ

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第93話「ララ達のちょっとした1日(後編)」

ルフィ「あいつは海軍町長になるっつってたからな!」

 

ゾロ「町長じゃなく将校だろ!?海軍将校!!」

 

ララ「そう言ってましたね!」

 

ルフィ「そう それ!!」

 

ララ(リトルガーデンに上陸したら、ライドアーマーやライドチェイサーって乗ってみたいな・・・ライドアーマーは上陸してから女神に連絡すれば、X3に出てきた搭乗装置って転送してくれるかも。X1~8まで自由選択で。水中専用のフロッグは不要ね。)「きっと彼も頑張ってますよ」

 

ルフィ「だといいけどな・・・」

 

ララ「そうだ!皆さん あの扉の向こうへ行ってみますか?」

 

ルフィ「ララが入ってたって言う扉の向こうか?」

 

ララ「はい!」

 

ナミ「私は選ばれてないから入れないんでしょ?」

 

ララ「そう思って言いましたが、ある条件を守ってくれるなら入ってもいいですよ。」

 

ナミ「条件?」

 

ララ「「お宝の山」と誤認とか勘違いを起こさない事です。」

 

ビビ「扉・・・」

 

ナミ「誤認や勘違いを起こさない・・・ならその条件を守るから入らせてくれる?」

 

ララ「はい!」

 

サンジ「それじゃ行ってみっか。」

 

ルフィ「よーし行くか!」

 

ウソップ「おれもな。」

 

ゾロ「一応俺も行くか。」

 

ララ「ビビもね?」

 

ビビ「うん。カルーは?」

 

ララ「カルーはダチョウだし、入らなくてもいいよ。」

 

ララはタブレットとカバンを持ち、その扉へ行き、ルフィ達もララの後ろへ待機する。

 

そして扉の画面に手のひらを添え、静脈システムが認証を起こして、ロックの赤が黄緑に変わる。

 

ララ「ロック解除です。」

 

ナミ「鍵の解除方法が明らかに海賊時代の物じゃないわ・・・」

 

ララ「はい。元いた世界でのもうちょっと近未来に導入されるかもしれない技術です。静脈認証システムと言います。」

 

サンジ「静脈認証システム・・・」

 

ルフィ「うーん よくわかんねーけどすげーのか・・・」

 

ウソップ「ララが説明しただろ? 俺から見てもすげェと思うぞ・・・」

 

ララ「登録した私だけがロックを解除できるので。」

 

ゾロ「ほう。」

 

ビビ「じゃあ入ってみよう。」

 

ララ「中に入ったら、皆さん 靴は脱いでくださいね。」

 

サンジ「あ、ああ。」

 

ララ「では」

 

ララは扉の取っ手に手をかけ、扉を開けると、中は完全に異空間のように広がっている。

 

ナミ「うわっ!?」

 

サンジ「すげェ・・・」

 

ルフィ「うほほーー」

 

ウソップ「何だ こりゃ!?」

 

ララ「驚くのは入ってからにしてください。どうぞ」

 

ララが先に入っていき、靴を脱ぐ。

 

ルフィ「お邪魔しまーす。」

 

ルフィの後に皆続いていく。

 

ララが横のボタンで天井の明かりをつける。

 

ナミ「あっ ちょっと明るくなったわ!」

 

ビビ「ララ どーなってるの!? この広さ!?」

 

ララ「扉を閉めれば、外とは遮断され時間の流れが異なります。」

 

ウソップ「この広さはどーなってんだ!?」

 

ララ「広さは現代日本のマンションレベルです、って言っても分かんないですよね。」

 

ウソップ「まんしょん?」

 

ララ「設備もマンションレベルです。異空間、4次元空間とも言えるのかな・・・扉が取り付けられた船内には何の影響もありませんよ。だからウソップさん ご安心を」

 

ウソップ「そうか・・・ならいいか!」

 

ララ「私がお見せしたい部屋は、視聴覚室なんです。」

 

ララは右側の扉に行き、扉を開くとアイリスと共に見たでかめの液晶テレビ 50~60インチが。

 

メンバーも入り、特にテレビの存在を見たゾロは、

 

ゾロ「あっ てれびって奴だろ? あれ・・・」

 

ララ「そうです。横の棚にはジャンルごとの映画作品DVDのパッケージが多いのと、これまでレコーダーでダビングしてきたアニメ作品ですね。」

 

ナミ「エイガ? アニメ?」

 

ララ「私がナミさんにお宝の山と誤認か勘違いを起こさないでって言ったのは、これを大量に商人とかに買い取られたくないからです。」

 

ウソップ「確かにこんなの見たらナミの奴、絶対お宝の山と間違えるぜ・・・」

 

ゾロ「ああ 絶対あり得るぜ・・・だからここに来る前に特にナミには注意したのか。」

 

ナミ「いくらお金好きな私でも、さすがに仲間の物を売ったりしないわよ。」

 

ララ「ならいいです。って言うかナミさんってお金好きを超えた病気レベルで「依存」ですよね・・・名付けて「お金依存症」・・・かな?」

 

ウソップ「うんうん そう言えなくもない」

 

ゾロ「確かに、病気レベルっつうか「依存」だぜ。」

 

ビビ「ララ 机の上に板状の物があるけど。」

 

ララ「それはノートPCって奴でね。」

 

ララは机の椅子に座って、PCを開き電源を入れて、有線マウスを掴む。

 

画面が明るく光り、

 

サンジ「ララちゃん 一体何を?」

 

ララ「まあ 見ててください。ちょっとネットを開きますか。」

 

ララはネットを開き、ある程度情報を知った。

 

ララ「なるほどね・・・」

 

ルフィ「なんか分かったのか?」

 

ララ「元の世界での各国の事件や芸能関係の事とかで、バンドの解散や芸人や俳優、声の男優女優の結婚やまたは離婚など、でも殺人や交通事故による重傷者や死者も出たり。」

 

ウソップ「ばんど・・・。」

 

ララ「棚の映画作品を2・3作品くらいは観てみます? ビジョンの下のブルーレイレコーダーで。リモコンありです 劇場の目の前でやる舞台とは迫力が違いますよ。CGっていう映像技術を使った豊富なのが多いので。」

 

ビビ「ラライチオシの作品とかあるの?」

 

ララ「自然災害含むアクションやスパイ、SF、ファンタジー、コメディ・二つのジャンルの合体作品など多数だけど。」

 

ゾロ「刀を使った奴とかあるか?」

 

ララ「あるはずですけど、なかったらごめんなさい。」

 

ゾロ「いや 無理はしなくていい。」

 

ララ「問題は皆さんがパッケージの文字と映像での音声の翻訳、字幕が理解できるかですけど」

 

ウソップ「それは問題ねェだろ。」

 

サンジ「そうそう 海軍にも肩の部分に雑用と書かれた奴らもいるしな。」

 

ビビ「たぶん 大丈夫。」

 

ララ「良かった。途中で休憩挟んで、キッチンも完備してるのでサンジさん 一緒に来て頂けますか?」

 

サンジ「おお キッチンも完備してるんだね!?」

 

ララ「はい。トイレもです。この海賊時代には無いドリンクがあります。配膳お手伝いしますね 1作品目は笑いありのコメディにして、途中休憩で、2作品目は自然災害の名作を。とりあえず皆さん座ってくれます?」

 

ルフィ「おう。」

 

ルフィ達は座り、ララはコメディ作品を持ってくる。

 

ララはまずテレビとレコーダーの電源を入れ、入力切換でHDDにし、ディスクをレコーダーで再生させ、最初メニューから予告集を数分、それから音声を日本語、字幕を日本語にして再生。

 

そしてパッケージの裏の本編時間が経過し、

 

ララ「どうでした?」

 

ビビ「結構良かったと思う。」

 

ルフィ「おもしれェなー」

 

ナミ「まっ 良かったと思う」

 

サンジ「よかったぜ ララちゃん。」

 

ゾロ「いいんじゃねェか。」

 

ウソップ「このキャプテン・ウソップもいい評価出しとくぜ!」

 

ララ「はい!それじゃちょっと休憩して、サンジさん キッチン行きましょうか?」

 

サンジ「おう そうだ!」

 

二人はキッチンへ向かい、そしてキッチンの最新設備を見たサンジは、

 

サンジ「すげェーー。船内のキッチンとはレベルが違い過ぎるぜ!」」

 

扉の中の最新設備と船内の普通設備では、技術レベルに差があったのだ。

 

ララ「ちなみ電気エネルギーは女神様効果で永久供給なんです。ガスコンロや水道も問題なく使えるハズです。冷蔵庫開きますね。タッチパネル画面が四角形で上ドアに取り付けられていてちょっと未来を感じさせるな・・・」

 

 

 

ララは冷蔵庫を開くと、各種ジュースや乳製品などの紙パックに小型と大型のペットポトルが。それに多めのみかんが袋に入ったまま入っていた。

 

サンジ「へェ・・・。これは何なんだい?」

 

サンジは中身が入ったペットポトルを手に取る。

 

ララ「それはペットボトルと言って、プラスチックって素材です。」

 

サンジ「ぷらすちっく・・・?」

 

ララ「海賊時代には素材はありませんか?」

 

サンジ「残念ながらねェんだよね・・・酒は置いてないんだな?」

 

ララ「置いてないです。この異空間内では酒類は禁止です、私は未成年ですから。ルフィさん みかん食べたがってたので、数個は持っていこうっと。ナミさんのは食べさせてもらえないので、私のは喜ぶでしょうね。お菓子とかは・・・」

 

ララはお菓子棚を調べると、ふ菓子やポテチ、各クッキー類などが多数入ってた。お盆を用意し、お盆の上に人数分のガラスコップとりんごとオレンジジュース、お茶の紙パックを乗せる。

 

ララ「サンジさん みかんの袋とふ菓子の二袋お願いします!」

 

ララは冷蔵庫のドアを閉める。

 

サンジ「よし 行こう!」

 

二人は皆の元へ戻る。

 

すると、ルフィ達は映画DVDの棚で作品を漁りつつ、雑談していた。

 

ララ「皆さん ちょっと待たせましたね。」

 

ルフィ「おう ララ!」

 

ララ「ルフィさん みかん持って来たんですけどどうです?」

 

ルフィ「みかんだって!?」

 

ナミ「まさか私のみかん採ってきたんじゃないでしょうね!?」

 

ララ「違いますよ。冷蔵庫の中にあったみかんなんです。女神様効果ですよきっと・・・」

 

サンジ「ほらよ。」

 

サンジは一度ふ菓子を床に置き、袋からみかんを数個取って放り投げると、ルフィはキャッチした。

 

ルフィ「あんがとーー!!」

 

ララ「あとはお菓子とジュースとお茶です!」

 

サンジが手に持ったふ菓子袋を二つ見せる。

 

ゾロ「おい 酒はねェのかよ?おれ達はもうガキじゃねェだろ!?」

 

ララ「この異空間内ではお酒は禁止です。」

 

サンジ「キッチンには酒なんて1瓶も置いてなかったぜ。ララちゃんが16歳だから、女神様の気遣いで酒類は置かなかったんだろうよ・・・」

 

ララ「それに成人を迎えても、お酒は飲みません。たとえ酒場とかで店主や他のお客から「いい大人が酒も飲めないのか?」とバカにされようが、この一言で済ませるんです。「お酒は嫌いだから飲まないだけ。別に酒が飲めない事が恥ずかしい事でもないのに」ってね・・・」

 

ゾロ「嫌いだから飲まねェだけ・・・」

 

ナミ「ほんとに一言で済ませようとしたわ・・・」

 

ララは座りながらも、お盆を床に置いた。

 

ウソップ「サンジがもう片手に持ってるのって?」

 

サンジ「ああ ふ菓子って奴らしいぜ。」

 

ビビ「ふ菓子?」

 

ララ「私のいた世界で売られている甘いお菓子で、材料に小麦粉やハチミツを使ってるの。」

 

ナミ「甘いお菓子・・・」

 

ルフィ「うめェんだな?」

 

ララ「はい。7人いますし、一袋10本入りなので一人2本ですね。」

 

ルフィ「俺は2本ってわけか!?もっと食いてェぞ!?」

 

ララ「うーーん キッチン行けば、多めにあると思いますけど、一緒に行きます?」

 

ルフィ「行く!」

 

ルフィは目を光らせる。

 

ララ「じゃあ 行きましょう。」

 

ルフィ「おう!!」

 

ルフィは立ち上がり、ララについていく。

 

ララ「皆さんは先に食べてて下さい。紙パックの開け方は分かりますか?」

 

ビビ「それなら私がやるから行ってきて。」

 

サンジ「ララちゃん たまにあのキッチン使ってもいいのかな?」

 

ララ「そうですね。」

 

こうしてこの超空間内でララ達は満喫し、扉から出て一日が過ぎていった。

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