テンマとヴァレンティンは居ません。
2024/05/07
花御が吹っ飛んだ先の描写を修正
京都姉妹校交流会に向けて特訓している、伏黒と釘崎の2人。ある日先輩にパシられ、飲み物を買いに行った先で京都校の生徒2人と出くわした。
(東堂……あの東堂なのか?去年起きた、『新宿・京都百鬼夜行』。京都の夜行に現れた1級5体、特級1体を1人で祓ったって言う、あの東堂……。だが特級に勝てる1級術師は居るにはいる。驚くべきは )
「お前術式使わないんだってな」
「ん?……あ~あの噂か。あれは結果的にそうなっただけだ」
「どういう意味だ」
「俺の噂を知ってるって事は、もう1人の方も知ってるだろ?」
「もう1人……ユジンって奴か、夜行の呪霊の半数近くを1人で祓ったとか、2級以下の呪霊100体以上を一撃で祓ったとか……あれマジなのか!?」
「さぁな、正確な数は知らん。だが一撃で大量の呪霊を祓ったのは確かだ。俺はその余波でダメージを受けた特級を相手にしたに過ぎん」
(だとしても術式無し、しかも1級の方は噂通りかよ、化物が!!!)
「クソッ!『
本格的に戦闘態勢に入った伏黒が、羽の生えた蛙の式神を呼び出す。
(相手はゴリゴリの近接タイプ。距離をとり拘束する!)
しかし、東堂は伏黒が反応出来ない速度で後ろに回り込み、組み付く。
(速い!?さっきのが全速じゃ……)
「薄っぺらいんだよ……体も、女の好みも 」
「止めろ、東堂」
伏黒の身体が持ち上がったところで声が掛かり、動きが止まった。声の方を見ると、コートのようなデザインの制服を着た人物が立っている。一見性別が分からないが、声からして女だろうか。
「邪魔するなユジン、俺はこいつを半殺しにして、乙骨を引っ張り出さないといけない」
(ユジン、この人が……!?)
「……」
僅かな沈黙。しかし、すぐにはっとした顔をして口を開いた。
「『たかだちゃんのこあく』に行くんじゃなかったのか?」
東堂はその言葉に目を見開き、すぐに伏黒を投げ捨てる。
「そうだった!こんな事をしている場合ではない!!!」
「がっ!」
東堂が制服の上着を回収しに行く。その先では銃を構える真依と、服にいくつかの穴を開けて倒れている釘崎の姿。
「釘崎っ!」
「真依……お前もか」
「呪術師続けるなら、ケンカ売る相手は選ばないとね?」
「……君、立てるか?」
「無理よ、しばらく起きないわ、それなりに痛めつけたから。」
「……」
「……何よ?」
数秒2人が睨み合っていると、倒れていた釘崎が起き上がり真依に締め技をかける。
「ナイスサポート!知らん人!」
「ぐっ!」
「卸したてのジャージにバカスカ穴開けやがって!制服置いてけよ私の夏服にしてやる!」
「……後輩がすまなかった。その位で許してくれないか」
(落とす……!!!)
釘崎は制止を無視し、真依の首をさらに絞めていく。ユジンは止める様子の無い釘崎を真依から引き剥がし、組み伏せた。
(何だコイツ、剥がして伏せられるまで反応できなかった?クソッ!)
(あの人も近接タイプ……東堂がパワー重視だとしたら、こっちは技術重視か!?)
「非礼は詫びる、望むなら服の弁償もしよう、ここは退いてくれないか?」
「はっ、それが人にもの頼む態度かよ」
「……」
明らかに不利な状況でも変わらない釘崎の態度に、無理矢理黙らせようかと考えかけたところで、また声が掛かる。
「うちのパシリに何してんだよ」
「あ、真希さん」
「ユジン、そいつ放せ」
ユジンが釘崎を開放する。それを見て、黙って見ていた東堂が口を開く。
「終わったか?早く帰るぞお前ら、俺は高田ちゃんの個握に行かなくてはいけない。乗り換えミスってもし会場に辿り着けなかったら、俺は何しでかすか分からんぞ。ついてこい」
「~~ッ、もう!」
「私も行くのか?」
「チケットに余裕はある。せっかくだ、連れてってやろう」
「……いいだろう」
「あんた達、交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」
去り際に真依がそう言い捨て、ユジンがすまなそうに小さくお辞儀した。
「おい、何勝った感出してんだ!」
「止めとけ馬鹿、ここじゃ勝っても負けても貧乏くじだ。恵、無事か?」
「はい、釘崎よりは」
「よし、飲み物買ったな?さっさと行くぞ」
真希について行く伏黒と釘崎。伏黒は歩きながら、去っていくユジンをみつめる。
(ユジンのもう一つの噂。百鬼夜行の日、一日で『黒閃』を20発以上発生させた……あれも本当なのか?)
京都姉妹校交流会初日の団体戦、その途中で植物を操る特級呪霊を筆頭に、数人の侵入者が現れた。特級呪霊と交戦する伏黒・狗巻・加茂・ユジン。均衡を保っていた戦況は、加茂の脱落と狗巻の限界で、呪霊側に大きく傾く。そこに援軍にやってきた真希。残った伏黒とユジンは一気に攻勢に出る。
「特級呪具『游雲』!!!」
真希による攻撃で特級呪霊「花御」は大きく飛ばされた。飛ばされた先は校舎外れの森、そこを流れる川。
周囲は森に囲まれ、一時的に敵全員を見失う。
「『玉犬・
そこへ伏黒の式神、人狼のような姿をした「玉犬・渾」が追撃し、花御の腕に大きな傷を負わせる。
(速い、手負いの腕から落とすつもりか)
さらに、間髪入れず森から飛び出したユジンが、その傷跡に切りかかる。
(あの距離をもう詰めて来た……さっきの狼に乗ってきたか!?)
『死の境界』
ユジンの攻撃が的中する。それと共に黒い閃光が奔り、花御の腕を切り落とした。
(落とされた!?先程までの攻撃とは違う!)
(「はずれ」か、しかし黒閃発生……。これなら……)
この後伏黒と真希が攻撃して、伏黒は種くらったけど、真希は肩に攻撃当たる前にユジンが切り落としたりした。
書けなかった話
真希vs三輪
ユジンの影響により、三輪が強化。
防戦一方にはならなかったが、単純に実力不足で負けた。
真希が武器を折る必要が無くなって、殴り倒されたかもしれない。
花御ラストアタックを任され、「游雲」で死の境界を成功させるユジン
打撃属性で死の境界成功。演出はマークがひび割れて砕けると予想。
虚式くらうよりは花御が軽傷かもしれないけど、「供花」のくだりが出る前に撤退を決断させる位のダメージは入れた。
でも東堂が虎杖との共闘でユジンを参加させると思えない。
あと、真希が負傷してないから「游雲」が落ちてない可能性がある。
ユジン
こっちの世界の名前が決まらない。そのままなのか、別の名前なのか……。
百鬼夜行(pixiv百科事典曰く1000体)の呪霊の半数を祓ったは流石に盛った。撃破数より移動距離の方に無理がある気がする。
一撃で大量の呪霊を祓ったのは「死の境界」と「黒閃」が同時に発生して、黒閃の閃光が飛び散り、かなりの範囲の呪霊を巻き込んだから。本当に夜行の半数を倒してるとしたら、「死の境界」と「黒閃」の同時発生は2回起きて、合わせて200体位祓った。高専側の術師も巻き込まれて何人か負傷したため、本人はあまりこの実績をよく思ってない。
黒閃を20発以上発生させたのは、黒閃1発で8体前後祓えると仮定して、300体を丁度良く祓えるのがこの位の数だった。前に黒閃を発生させるの上手いって書いといたし、黒閃発生によるゾーンと呪霊の数合わせたら多分出来る。
ちなみにユジンは1~3ヶ月に1回位の頻度で黒閃してるイメージ。黒閃発生したらほぼ任務完了だけど、相手が滅茶苦茶頑丈だったり数が多いと、その日の内に5発位出る。
交流会初日に、釘崎からジャージ代を請求された。払った。
高田ちゃんの個握に行った感想は「只者じゃない」。
「死の境界」
4分の1の確率で威力が跳ね上がる。
黒閃と同時発生した余波でダメージを受けた特級呪霊を、東堂が術式無しで倒した辺り、何かしらデバフが付いているかもしれない。
失敗演出(仮) 死の境界
成功演出(仮) 死の境界
成功演出(仮2) 死の境界
小説内で使う場合、発動タイミングは
・実際に4面ダイスを振る
・作品内の「死の境界成功数/死の境界発動総数」を4分の1になるように調整する
・「ここで絶対決めてほしい!」と言う箇所を決めておき、そこ以外の発動を全部失敗させる
を想定。
ハーメルンでもpixvでも、【ブラックサイレンス(スズカ)】の閲覧数がやけに高い。
皆スズカ好きなんだなぁ。