Warp整理要員衣装のタマモクロス。
pixivでジグザグマークの上を走ってるタマモクロスの画像を見たんですよ。で、そのジグザグが途中まで直線だったように見えて、W社のロゴを思い出した次第です。
気が付いたら、紫と青が入り混じる変な空間にいた。
「何やここ……」
確か、さっき就寝時間になって寝たはずだ。そこからどうして、こんな天地も曖昧で何も無い空間に辿りついたのか……。
さらに、気付いた事がもう一つ。
「何や、この格好……」
自分が着ているのは寝間着ではなく、深い青色のズボンに黒いワイシャツ、手足と胴体部分に黒い防具が付いている、防護服のような物だった。
「夢……にしては感触がリアルやな、意識もはっきりしとるし。漫画とかでよくある、『出口を見つけないと帰れません』って奴か?」
『因子継承』、なぜかそんな単語が頭に浮かぶ中辺りを見回すと、紫と青の空間の中で白く光る部分がある事に気付く。
「おおっ!分かりやすいのが有るやないか。よっしゃ、一先ずあそこ目指すか!」
タマモクロスは歩き始めた
「~~~ッ!長い!!!」
歩き始めてしばらく、時間の把握が出来ず、数十分とも数時間とも感じる時間が過ぎたが、白い光に近づいた感じは全くしない。
「見た目より遠いみたいやなぁ……。もう早く帰りたいんやけど……走るか」
時間短縮のついでに、景色が変わらない場所で歩き続けたストレスの発散を兼ねて走り始める。
しかし
「遠い!!!!!」
走り始めてしばらく、光に近づいた気がしなくもないが、それでもまだまだ遠くにあるようだ。
そして、走った事でこの空間の異常性にも気付くことになる。
「だあぁぁぁ!!!こんなに走って大声出しとんのに、疲れも息切れもしないってどういう事やねん!!!」
本気ではないにしても、レースで使える程度の速度で走っている。そんなペースで、明らかにどこのレース場よりも長い距離を走っているのに疲労感が全くない。
「もうええわ、疲れないんやったら全力で走り抜ける!『白い稲妻、見せたるで!』」
「うおおおぉぉぉぉぉ!!!あと少しぃぃぃ!!!!!!」
全力で走り始めてかなりの時間が過ぎた。自分が持つ最高速を出した上で中々辿り着けない事実に不安もあったが、少しずつ、確かに近づく光を支えに走り続けた。
そしてようやく
「着いたああぁぁぁ!!!」
光に辿り着いた。
速度を緩めず、そのまま光に飛び込む。それと同時に意識が遠くなっていく。
「……!戻って……来たんか?」
目を覚ますと自分の部屋。無事に脱出出来たらしい。
「あ"あ"あ"あ"~~疲れた……。いや、体は疲れてへんけど……。精神的に疲れたわ。悪夢やな、あれ……」
『Warp整理要員の防護服』
変な夢を見た後、いつの間にか勝負服の中に紛れ込んでいた防護服一式。
個人的に、勝負服に転用しやすかったローズの服のイメージ。
運動か何かをすると装甲部分に充電が溜まり、特殊な能力を発揮する。基本的にレース中しか発動できない。
『空間切断ナイフ』
普段は普通のナイフ。
溜まった充電を使うと青く輝き、あらゆる物体を楽々切断できる。
本気で振ると空間切断も出来る。
唯一レース外で能力を発揮する装備。
スキル
『遡行』
胴部分の装甲の能力。
持久力をわずかに回復する。
『跳躍』
脚部分の装甲の能力。
加速力がわずかに上がる。
固有
『空間切断』
手部分の装甲の能力。
速度が上がる。
演出的には、空間切断しながら走る感じ。何で速度が上がるのかは分からない。
『次元の狭間』
青や紫等の寒色系の色が広がる謎空間。
原作では生身で入ると何が起こるか分からなかったり、Warp列車内で人が死ねないのはT社の特異点の効果だったりで、本編タマモクロスの状態はあり得ないからネタが練り直しになりかけた。夢だからセーフって事にした。
本編でタマモクロスが走った時間は、「膨大な時間が掛かった……」というよりは、「めっっっっっちゃ時間掛かった……」位のイメージ。
Warp整理要員衣装の能力で入口が開いてしまう事が有るが、ご都合主義によって入り込んでしまうモノも研究しようとする者もいない。
関西弁わからん……。あんまり出てきてないけど。