誰か書いて   作:嫌怠

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リバースMOD終止符事務所接待と、執筆途中の中にあるこれ見て「やるしかねえ!!!」と思った。


24.アンジェリカ図書館潜入ルート 2

終止符事務所

 

─── バンッ

 

放たれた弾丸が「歯車の教団」の教祖、エイリーンの肩を掠めた。

戦闘とは無縁であったエイリーンは耐性が無く、それだけで膝をつく。

それを見て、指示を出していたリーウェイは止めを刺そうとエイリーンに向けて発砲する。

 

カンッ

 

しかし、その弾丸は突如現れた黒尽くめの男によって切り落とされた。

 

「誰だ!」

「"ロジックアトリエ"の弾丸……。金に余裕も無いだろうに、お前ら随分つぎ込んだんだな?」

 

着ているスーツ、顔を覆う仮面、その全てが黒い男は、余裕そうに話す。

その姿を見て、今度はエイリーンが口を開く。

 

「あなたは……。あっ、父がずっと私に伝えてくれた方ってまさかあなたなんですか……」

「……いや、それはもっと別の奴だ。だが、俺にはお前が必要なんだ。一緒に来てくれるか?」

「それは……。いえ、そこが私が回るべき場所と言う事なのでしょう。お供させていただきます」

 

エイリーンと黒尽くめの男が話している間も、終止符事務所の3人は発砲を続けるが、放った弾丸は全て男によって切り落とされていく。

 

「駄目」

「逃げろ!」

 

リーウェイの声と共に3人は走り出す。

男はそれを見逃す気は無い様だ。こちらに近づいてきた仲間であろう新たな人物にエイリーンを預け、3人を追いかける。

 

「何がどうなってるんだよ?あんなに撃たれて無傷で防ぎ切るなんて、ある程度名の知れたレベルのフィクサーだろ?どうしてここにいるんだよ?」

「俺も知らないって、クソッ。見た感じ俺たちのことを殺しに来るだろうな」

「これじゃカネを稼ぐどころか、弾丸代で全部パーだぞ!」

 

突然の異常事態に愚痴を吐きながら通路を走る3人。

 

「俺たちがどうにかできる相手じゃない。今はこのまま逃げて命だけでも守らないと」

「そろそろ出口だ」

 

後方にあの男は見えない。そのまま出口の目の前に辿り着いた。

 

「やっと来たか」

 

しかし、出口には既にあの男が立っている。

 

「クソッ、左に走れ!」

「そんなんじゃ逃げ切れないぞ。どこからかお前らを助けてくれる救いの手でも差し伸べられてくればいいのにな?」

 

逃げ回って少し、3人の息が上がってきているが、男は何の問題も無く追いかけてくる。

 

「クソッ!銃を捨てるべきか……」

「正気か?いくらしたと思ってんだ!」

「捨てるのは絶対に無理」

「いつまでも逃げるわけにはいかない」

 

逃げ切れない、しかし戦っても死ぬのが早くなるだけ。もう終わりか、そう考え始めたところでメンバーの一人、タマキが何かを差し出した。

 

「リーウェイ、これ……」

「なんだ、招待状?」

 

受け取ったのは、黒い紙に黄色い字で書かれた招待状。

 

「この前、ハナが"都市疾病"に指定した図書館だか何だかってやつか?」

 

これを使うと、どこか別の場所に飛ばされるらしい。これを使えばこの状況から脱することが出来るだろう。招待状によれば、自分の欲する情報が手に入るとも。しかし、飛ばされた先で何が起こるかは分からないままだ。何も考えずに使うのは危険だろう。リスクは低い方が良い。そう考え、まずは目の前の男と交渉する。

 

「俺たちがお前の仕事を邪魔したのなら謝る。ここで見たもの、あったことはすべて忘れるから俺たちを見逃してはくれないか?」

「……悪いな、俺の目的はお前らだ。お前らがどんなに頼もうと、何を差し出そうと関係ない」

 

そう言って男はゆっくり近づいてくる。交渉の余地はもとより無かったようだ。

 

「あーもう!リーウェイ!その招待状でなんとかしてみろって!」

「誰かペンを持ってるか?サインしないといけ───

「あぁ、ペンならあるぞ。落ち着いてサインしろよ?」

 

ペンを差し出したのは黒尽くめの男だった。リーウェイにペンを渡し、また少し離れてから、またゆっくりと近づいてくる。

 

「ゲス野郎……」

「早くみんなサインしろ!」

 

3人は急いでサインを終え、現れた扉に飛び込んだ。


 

紫の涙

 

都市の知識を吸収し、肥大化を続ける図書館、その付近の一角に、橙色に輝くドーム状の結界に囲まれたテント群がある。

特色フィクサー「青い残響」であるアルガリアは、その結界の内側へ迷いなく入っていく。やがて見えてきた異形の集団、そんな中唯一異常の見られない一人、紫色のコートを着た女性、特色フィクサー「紫の涙」のイオリに話かける。

 

「おかしいと思ったんだ。最近都市を騒がせるねじれの集団、それを率いるのが黒尽くめの男、しかも仮面で顔を隠してるって?まるで気に入らないあいつが生き返ったみたいじゃないか」

 

そう話しながら、一つのテントの傍に座る黒尽くめの男を見る。

 

「私がリーダーだと広まる訳にはいかないからね。相応の実力があって、生きていると思わせるだけの新鮮な死体。そこにあんた達とある程度の因縁があるんだから、これ以上のものは無いってね」

 

イオリの言葉にアルガリアは不機嫌そうに答える。

 

「止め止め、これ以上あいつを思い出したくないよ。それで、俺をここに呼んだ理由は何かな?」

 

「前に話した件、考えてくれた?」

 

「あの話はその場で断っただろ。まさか覚えてないとでも?」

 

「あらそう、でも分かってたでしょ?拒否権は無いって」

 

その言葉と同時、イオリの周囲にいる異形たちが臨戦態勢に入る。

 

「俺を殺していいのかな?師匠の望みが叶わなくなるんじゃないの?」

 

「確かに図書館を成長させるにあたってあんたは重要だけど、替えが聞かないわけじゃない。死んだら死んだでコツコツやってくさ。でもあんたは死ぬわけには行かないだろう?妹を残してさ」

 

イオリはアルガリアに図書館の招待状を渡した。


 

書けなかった話

 

アルガリアと初対面するエイリーン

 

楽団皆が話す前にシーンが終わってしまった。

「私が今回るべきはこちらなのです」みたいな感じ。

 

 

楽団メンバーの話を聞いて自分が知らない内に暴れていた事を知るアンジェリカ

 

図書館との共鳴抜きで第二人格が出てくる初めての瞬間。

 

 

頭接待で助っ人に来る青い残響

 

「妹が頭と戦ってるわよ。見殺しにしたくないでしょう?」

 

「仕方ないなぁ」

 

みたいなのを考えたが、アルガリアは図書館の外で目覚めるのを待ってる状態だから多分無理。


 

イオリ

 

アルガリアが楽団を結成してくれなかったので、自分で集めて図書館を手伝った。

残響楽団接待時は図書館襲撃に参加せず、ねじれ楽団接待で参加するイメージ。

 

 

ローラン人形

 

表向きの楽団リーダー。選ばれた理由は本編でイオリが語った通り。

見た目が大きく変わる程の改造は受けてない。

よく考えると何で話せるか謎。

残響楽団接待時の総記の階担当。勝利後にアンジェリカがデュランダルを使えるようになるのも面白いと思った。

 

 

アルガリア

 

アンジェリカを失っていないので揺らいでない。

代わりにアンジェリカに依存しない生きる意味が見つかっていない。

兄妹で殺しあうかも知れない2人の心境は如何に。




久しぶりに書けて嬉しい。
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