思い出したんですけど、前回は初の図書館じゃない妄想でしたね。めでたい。
あとUA1000超えました。案外見られるもんですね。めでたい。
ある日、私はいつものように数年前から愛用しているオリジナルチーレム主人公(以下「ぼくのかんがえたチーレムしゅじんこう」)をヒロアカの世界にぶち込んで、体育祭のトーナメント戦にてハーレムメンバーの一人と殺し合わせていた。普段なら血が跳ね、肉が飛び、臓物が弾ける戦いを延々と続け、決着がつかないままフェードアウトしていく妄想だったが、その日は少し展開が違った。なんと「ぼくのかんがえたry」が自身のチート能力を使って粉砕機を再現し、その中に相手を入れた。
共感してくれる人が居るか分からないが、ある程度一区切りした妄想は何回か繰り返す。そんな風に3~4回相手を粉砕機にかけたところで思いつく。
「粉砕機武器に出来ないかな……」
だがこれだけでは終わらない。これまでの作品を見てきた人達なら分かるだろう、今の私の頭の中ではプロムン世界がトレンドである。つまり
「プロムン世界に丁度いい粉砕機いるじゃん!」
こうなる。
ここは近年、多くのファンタジー小説の基盤となっている世界、その名を「ナーロッパ」。
数々の作品の舞台となったこの世界は、此度も新たな妄想の礎となる
「この依頼書ずっと前からあるな。【武器の捜索と回収】か、楽そうだし報酬も良さげなのに誰もやんないのか?」
「どうしたの?」
「この依頼なんだけど……」
「あ~【『奏でる武器』の回収】ね、回収する物がかなりの曰く付きって噂で皆怖がってるやつだよ。最近これが原因らしい事件も聞かなくなって捜索が難しいのもあるかもね」
「曰く付きに事件って……そんなやばい武器なのか?」
「一部じゃ結構有名だよ。
「良くないこと?」
「本当かは分かんないんだけど、十何年か前にこの武器が使われてるのを見た人がいてさ、その人曰く
平地に引かれた道、その上を馬車が通る。行商か運搬か、荷物が入った荷車。そして、積まれた荷物の中で寝ている男が1人。
突如、寝ていた男が起き上がって御者に訊ねる。
「なぁ、今どっからか曲が聞こえてこなかったか?」
「曲?いや、特に何も聞こえませんでしたけど……」
「そうか……いや悪い、幻聴だったかもしれん」
「はははっ、冒険者からしたらこんな平和な旅は退屈ですか?」
「別にいつも暴れてたい訳じゃねぇよ。まぁ、暇っちゃ暇だが」
「まだ続きますよ。耐えてください」
「へいへい」
そう言ってもう一度寝る態勢に入ろうとしたその時
ギュイイイ!ギュイイイ!ギュイイイ! ~~♪
「「!!!」」
「……今の聴こえたな?」
「ええ……でも何ですか今の、聞いたこと無い音に音楽?あれがさっき聞いたってやつですか?」
「曲の方は間違いない筈だ。音の方が分からん、どこから聞こえた?」
「方向的に……あの村でしょうか」
御者が指差したのは近くにあった小さな村、一見民家が集まった何の変哲もない村だが様子がおかしい。
「あれ住民か?なんで殴り合ってるんだ?」
「血が出てる……武器持ってる人もいるし本気で殺しあってますよ!」
「……の割には皆楽しそうにしてるな」
「瞬きもせずに目かっ開いて頬吊り上げてんの見えてますよね!?明らかに異常ですよ!何とかしましょう!?」
「待てって、まだ気付かれてない。対処するにしても村一つ分の住民相手は分が悪い。ここから見て分かる事を集めろ」
「もう見たく無いんですけど……気分悪い」
「しゃーねぇなあ、ちょっと前出るぞ。一応逃げる準備だけしとけ」
「はい……」
男が御者台に出て村を観察する。そして、お互いを殺しあう住民の中で一際おかしな人間が1人。
「あいつ、変だな。他の奴らは鍬とか鋤とか、その辺にあった物を武器にしてる感じなのに、あいつだけ鉄の塊みたいなのを武器にしてやがる。あんなの今まで見たこと無いぞ……」
「その人を何とかできれば収まると?」
「分からん、あいつも他の奴らと同じ顔してるし、原因ってだけで止めるのは無理かもしれん」
「じゃあどうすれば……」
「まぁ、まず疑うべきはあいつが持ってる武器だろうな。だが、取り上げるにしてもあの乱闘騒ぎの中でどうやってあそこまで行くか……」
そう考えたところで、奇妙な武器の持ち主が一人の住民をその武器で殴り殺す。しかし直ぐに別の住民の下へ行く気配が無い。
(何だあいつ。死体をじっと見て……)
少しの間死体を見つめたその者は、死体に向かって武器を構える。すると持っていた武器が真ん中程から縦に割れた。割れた武器の中には、円盤上の鋸の刃が大量に入っている。凡そ動力部が見られないその武器の刃は、凄まじい速度で回転を始める。
「はあっ!?何だあれ!?」
「何かあったんですか!?」
「あの武器が裂けやがった!んで中に大量の刃が入ってる!あそこに死体入れる気か!?ミンチになるぞ!?」
しかし止められる訳もなく、死体は武器の中へ入れられる。すると先ほど聞いた音と曲が鳴り響く。
ギュイイイ!ギュイイイ!ギュイイイ! ~~♪
「また!今度は分かりましたか!?」
「ああ、武器の中でミンチになってる時に鳴るみたいだな。俺も気分悪くなってきた」
「ちょっと!?しっかりしてくださいよ僕じゃどうにもできませんからね!?」
そんなやり取りをしたところで、比較的馬車に近かった住民がこちらに気付き、こちらに走ってくる。それを追う別の住民、結果的に四人程が向かってくる。
「まずい、気付かれた!」
「ええ!?」
「おい早く出せ!逃げるぞ!」
「はっ、はい!」
みたいな感じなんだって」
「……やばいな」
「でしょ?この報告以来、たま~に小さな村の住民全員が挽肉になって発見される事件が起きるようになって、お偉いさんが回収依頼出したって訳。実はこの後二人はその時聞いた曲が頭から離れなくて、この武器を探しに旅に出たきり行方不明って後日談があったり……」
「やめろよそんな話に持ってくの!……でもその事件最近聞かないんだろ?持ち主が居なくなったとして、今なら見つけさえすれば楽に回収できるんじゃないか?」
「その見つける情報が無いって話でしょ。何言ってんの」
「それは……その時考える!ちょっと気になるし、やれるだけやってみようぜ!」
「えぇ~、まぁいいけど……」
「よしっ!受注してくる!」
「奏でる武器(歌う機械)」
基本はチェーンソーみたいに持って振り回す、両手持ちの大剣みたいなサイズ感の打撃武器と予想。折を見て粉砕機として使う。
武器として使ってるから、粉砕機の部分を当てられればそれだけで大ダメージだと思う。
粉砕している最中は音楽が流れる。それに魅了されると音楽を求めて色々な生物を放り込むが、人間が一番良い音なので最終的に人間を襲い始める。
周囲に人間がいない状態が何日も維持されると持ち主は自分を粉砕機にかける。
持ち主がいない場合、この武器は最初に発見した人間を魅了し、人間を探させる。
一応精神力(自制)が高い者なら魅了にかからないが、この妄想ではそんな都合のいいキャラクターは考えてない。
名前を変えたのはナーロッパに機械が無さそうだから、「歌う機械」みたいなネーミングは生まれないかなと予想した結果。
粉砕機の都合上使ったら相手はミンチになると言うことで、ミンチになってもいい相手が敵になる必要がある。でもせっかくの粉砕機だし生物に使いたいよねって事でロボットやサイボーグ系がメインの世界は除外。ファンタジー系で魔物相手に使っても、魔物の死体は素材になったりするから易々と採用できなかったので、制御ができない呪いの武器になった。私ではこれが限界。
UA1000超えたのに書いてくれる人は全然いない。