ねじれ探偵の知識はずっと前に霧の射手に出会ったところで止まってます。
文ストはアニメまで。
「まだ~?」
「まだです」
「エズラ、いつまで続くか分からない以上、そんな事を聞くのは無意味だとは思わないか」
「愚痴くらい吐かないとやってられないですよ!先生もちょっと機嫌悪くなってるじゃないですか~!」
「わざわざ口にするんじゃない......。久々に君の減給について考えてみようか?」
「すみませんでしたっ!!!」
現在、私たちは霧の中を走っている。周囲に建物等の影は見えない、高低差もカーブも無い地面が延々と続く。ここはどこだろう、L社の巣の霧の中を走っていてふと気付けばこうなっていた。ユーリアが喋らないのを見るにL社から離れた訳では無い様だが......。場所型のねじれだろうか。どのみち今の状況では解決策が無い。
キィィー!
急に車が停まる。
「モーゼス氏、前方に光が見えます。どうしますか」
「何っ!?出口!?」
「エズラうるさいぞ、減給」
「すいませんでしたっ!!!」
「情報が少なすぎる、一先ず突っ込んでみよう。何が起きてもいいよう、準備はしておくように」
「了解」 「はいっ!」
車が光の中に入る。眩しさに目を顰め、少しして光が止んだ。直ぐに危険が無い事を確認し、警戒しながら車を降りる。そこに広がっていたのは平らな金属の地面。周囲を見渡せば横も上も青空、ここは空を飛んでいるのか?
「地面が飛んでる!都市でも見たこと無い!」
「ここまで大きな物が飛んでいると言う話は聞いたことがないですね。こんな物があれば話題になると思うのですが」
「見知らぬ場所に飛ばされたか......。いったい何が
「おやおや、たったの三人だけで襲撃かい?ここは
「「「!!!」」」
現れたのは三人。白いスーツの男、牧師風の黒衣の男、農家風の青年。
「一応聞いておこうか、どこの差し金だい?」
「......信じて頂けないと思いますが、道に迷ってここにたどり着いたとしか言えません」
「成程、後ろにある車でドライブをしていたら道に迷って、地上から遥か上空を飛ぶこの『
同感だ。
「現在、我々は大きな計画を実行に移す大事な時期なんだ。部外者にはお引き取り願おう」
ガッ
突如凄まじい速度で迫る男をベスパが受け止める。
「ふむ、やはり異能力者か。大した金額で無いとは言え、よく反応した。君も僕と同じタイプの能力かな?」
「言っている意味が分かりません」
打ち合う二人。ベスパは相手に合わせて、武器を使わず素手で戦っている。援護をしなければ長引きそうだ。
「加勢はさせませんよ」
「先生危ないッ!」
ガキンッ!
私に飛んでくる赤い弾丸をエズラが弾く。
「エズラッ!」
「おっと、君の相手は僕だ」
背後から木が伸びてくる。私は赤い息をついた。煙管を刀に変え、伸びて来た木を切り払う。
「その煙管が武器になるのかい?変わった異能だね」
先程から彼らが呟く「異能」と言う言葉。先程飛んできた赤い弾丸は文字の塊に見えた。そして目の前の身体から木を生やした青年。
「ねじれが見えないからまさかとは思ったが。全員『神秘』を発現しているのか?」
「えっ!?全員ですか!?都市中探してもほとんど居ないと思ってたのに......」
まさか三人も一気に見つかるとは。私たちは運が悪かったのだろうか。そう考えていると、懐で何か動く。
「......あら?探偵様、ここはどこ?これはいったいどんな状況ですか?」
ユーリアが喋った......?
ねじれ探偵一行
黒雲会の検問から夢の洗濯屋に着くまでの間に深い霧の道に迷い込み、霧を抜けたら『白鯨』の上に到着した。
このタイミングで転移させた理由は、四人そろってて欲しいのと、夢の洗濯屋回収後だと車のトランクにそれが入ってて見つかったら面倒になりそうだったから。
ねじれが見えないのは、文ストの世界にE.G.Oの概念が無いから。
ユーリアは喋らないのも考えたけど、前述の通り四人そろってて欲しかったから喋らせた。
この後なんやかんやあって和解した後、「本」の話を聞く。都市に帰れるかもと言うことで組合に仮加入。ヨコハマには行くと思うけどその後は分からん。
一行の応対をした三人の選考理由
ジェラルド:侵入者が来たら自分で対応しそう。
ベスパと殴り合って「同じタイプの能力かな?」を言わせたかった。
ナサニエル&スタインベック:異能力が分かりやすい。
全員の喋り方が分からん。
プロムン世界って飛行能力は出ても飛行技術は出てませんよね。ワープがあるし、需要が無さすぎて発展してないんでしょうか。少なくともでかい人工物が飛んでいる描写は本家でまだ無いはずなので皆驚いてます。
歌う機械の妄想を投稿した翌日に図書館のアートブックを買いました。本編で語られてない設定もいっぱいあって面白かったです。一番驚いたのは、ターニャが中指の幹部出身だった事。