サッカー少年少女の日常 〜オリキャラ●レクションfeat.イナイレ〜 作:杠葉
「ええぇええええええ!!??」
すぐ外の廊下のその両端まで余すことなく轟く悲鳴は、周囲にその深いショックを物理で強制的に体感させた。まだ少ないとはいえぱらぱらと通りがかった生徒や、発生
掴みかからんとばかりに詰め寄りまくし立てる発生
「っ
「なんて??」
滑舌が悪いので。
「そもそも俺に聞くなよなぁ、新任のペーペーだせ?」
「3年目で
そう
『入部届は担任か副担任に貰うこと』
『職員室にあるので
それを聞いて即職員室へ
「
「だからなんて?? まあ、なんとなくわかるが……このご時世にそこそこ珍しいもんなぁ。」
「うぅう、
……どうして、サッカー部が、ないのよ…です?」
「だから俺に聞くn
「っなぁあんですってぇえええぇえ!?!?」
――ウルサっ!?」
「サッカー部が!! ないっ!? いったいどういう意味かしらっ!?!?」
声量や速度がガクンと落ちるがそれでも伝わるように、一言一言噛
そして二度にわたって間近で騒音被害にあった副担任は流石に堪忍袋の限界だったか、大人気なく感情を爆発させたのだった。
「だあぁああっ!! ウルセェっつーの!!
俺に!! 聞くなと!! 言っとるだろーがっ!!!!」
「
「
「まあまあ先生、落ち着かれてください。ここは職員室ですし。」
「う…も、申し訳ないです。」
結局別の初老の教員にたしなめられることで騒ぎは収束した。
「お二人も、落ち着きましたか?」
「
「そうね、すまなかったと思っているわ!! 落ち着いた場をウチが騒がせてしまったようね!!」
「明日葉さん、声量を
「すみません!!!!」
……まあ、いいでしょう。」
…………収束した!!
初老の教員は生徒2人を連れて、職員室の隅に設置された簡易応接室(ローテーブル1卓と椅子4脚がパーティションで目隠しされているだけの空間)へ腰を据えた。
そこで彼女達――【
「ふぅん……?」
「うぅうん…?」
「「それって、
同じような言葉――“かちゅぜちゅ”により別言語と取られることはあるが間違いなく日本語――が聴こえたことで、2人は互いに顔を見合わせる。
本当の意味で互いを見たのはこの時だった。
「……どうやら、目的は同じようね!!」
「……
「先生!! 申請書をいただけないかしら!?」
「あと、
目と目が合った瞬間に何やら通じ合った2人は、早速行動を起こすことに決めたらしい。興奮気味に立ち上がり、サッカー部について語った初老の教員にグリンと視線を――えありは糸目で判りづらいが――向けた。
熱い視線を受ける初老の教員は、生徒達の考えを予測し、受け入れることを決めた。その目を懐かしげに細めながら。
「おやおや…………一応格式的に聞いておきましょうね。
――一体、何をなさるのかな?」
「「
えありと瑞花は互いの視線を再度合わせた後、初老の教員へ向けて破顔した。
それはいつかみた希望の形をしていた
珍しくさらっと流れが決まりました、葉っぱです。
文字数のことはお目溢しを…。
先日書くよ〜と言っていた『読者参加型への応募で生まれたオリキャラのわちゃわちゃした日常』を覗き見る感じの小説、まずは各サッカー部のメンバーが集まるきっかけを書きます。
第一弾は【ミナクモ中学】でした。
なおここは【ミナクモ中学】であり【ミクモ(水雲)中学】とは似て非なる中学であると宣言します。
……いえまあ、あっちも似た展開で創部しますが。大元は同じですが。
これに更に登場人物(『G』にて募集したキャラ)が関わり展開がちょろっと変わる感じです。そちらもまた書きますね。
全員1つの中学――というのも考えましたが、総数多すぎて回らないのである程度散らしました。ある程度なので、完全に立ち位置一致しない子もいたりしますが……そこは相関図的にとかで必要なので許して♡ゴメン。
我得と割り切ったので文章的に〜〜とか気にせずぴゃっと投稿。
うーん、葉っぱってば叫ばせるの好きですね…?
あっそうだ。(唐突)
今回のえありちゃんのセリフの書き方、どうですかね? 読みやすい?
まあ入力面倒過ぎたので次回から仕様変えるかもですが。
※タイトルとサブタイトルが逆転していたので編集。まじか…。
スカウトキャラの募集、する?(読者参加型にするか否か)※ト●ダチ●レクションとかどう森の住民とか?のイメージな立ち位置になってしまう。それでも良いか。
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みんなでわちゃわちゃしようぜ!!(OK)
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わちゃわちゃいーれーてっ!(参加したい)
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どっちでもいいかな…?(お好きに)
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初志貫徹しよう??(“うちの子”のみで)