スカジのお師匠様   作:アイギス 

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お久しぶりです。何とか戦闘回を書き切りました。…いやぁ、戦闘回って死ぬほど難しいですね。これをコンスタントに書いている方は本当に人外だと思います。僕はもう二度と書きたくないですね。まあ、この話が終わった後はイージスちゃんがオペレーター達にコミュ障爆発させるだけの話になるので、どんなに酷い内容でも、笑って見逃してくれれば幸いです。

さて、僕がそんな拙作を書いている間にどうやらお気に入り登録者数が100人を超えたみたいです。皆さん、こんな駄作への過分な評価、本当にありがとうございます。「皆さんの感想、お気に入りがモチベーションにつながる」なんて話は書く前までは「本当でござるかぁ?」なんて思っていましたが、本当なんですねこれが。もちろん催促しているわけではありませんよ?ここまで多くの方に評価していただいた作品を突然消すのは流石に申し訳ないので、消すことは致しません。しばらく経った後、ふとこの作品を見て「なんだこの読みにくい話は?」なんて笑い話にでもしていただければ幸いです。


方舟vs神楯①

 

 

 

「よし、作戦通り行くよ!ホシグマ!」

「了解!」

 

ドクターの声を合図に戦いは始まった。まず仕掛けたのはホシグマ、彼女の補助をするように、エクシア、アーミヤ、エイヤフィヤトラも攻撃を開始する。

 

「はあっ!」

 

そう声を上げながらイージスに攻撃するホシグマ。イージスは余裕を持ってその一撃を迎え撃ち、盾で受け流す。盾と盾が相当な勢いでぶつかった筈なのに、何の衝撃も訪れない。ホシグマはまるで、水を叩いているかのような錯覚を受けた。そのままホシグマを攻撃しようとするイージスだが、それは後衛達によって放たれた弾幕によって遮られる。しかし、彼女がひとつ槍を振るえばそれらの勢いは途端に減衰し、彼女に届くことはなかった。これには思わずエクシアも「嘘でしょ!」と声をあげる。

一方でイージスは、未知の攻撃(アーツ)に僅かに動揺していた。

 

「(あの攻撃は…例の源石を媒体に放っているようですね。茶髪の彼女からは炎ですが、アーミヤ氏のあれは何でしょう?少し警戒しておきましょう。)」

 

その時だった、突如としてイージスの目の前に影が現れる。それはイージスより低くなるほど身を落とし、鞘から剣を抜刀しようとしていた。

ー刹那、赤色の斬撃が咲き誇る。

 

「ーちっ、駄目か。」

「いい攻撃でした。しかし、まだ足りない。」

 

しかし、その一撃は防がれる。だがチェンもそれは予想していたようで、すぐさま体制を整える。油断なくイージスの一撃を捌き、ホシグマと共に追撃する。今まで共に数多くの修羅場を潜ってきたチェンとホシグマ、この2人の連携は元々高い彼らの実力をさらに高みに押し上げる。1+1が2になる筈が、この2人では何故か10になってしまっている。しかし、それでもイージスには届かない。彼らの攻撃を油断なく受け流し、遠方から来る弾幕を無効化する。時折、彼女からも一撃が放たれる。

一方で、他のオペレーター達も何もしていないわけではない。まだ姿を現していない者もいるが、シルバーアッシュやブレイズ、スカジは時折イージスを牽制しながら力を温存している。そしてケルシーは、後衛達よりも遠方から戦闘を俯瞰し、チェンやホシグマを補助していた。

 

「(思っていた以上にケルシー殿が有能だ。いいタイミングでこちらを回復してくれる)」

 

そう内心でごちるホシグマ。現状、状況は作戦通りに進んでいる。イージスの一撃は強力でこそあるが、油断なく構えれば避けることも受けることもできている。一撃に全力を注ぐロドスにとって、今の進展しない状況はむしろ好都合であった。

しかし、スカジだけは違った。この場で誰よりもイージスを理解している彼女は、イージスに攻撃を仕掛けるホシグマを見て声をあげる。

 

「…違う!彼女の攻撃は()()()()()()()()じゃない!」

 

しかし、その言葉は遅かった。この時、イージスは初めて()()()()()()()槍を放つ。ホシグマはこれを油断なく受けようとするが、瞬間、彼女の体は数十m以上吹き飛んだ。

 

「ホシグマさん!」

「力を温存しているのは、そちらだけではありませんよ。」

「っ。サリア!ケルシー!」

「「了解!」」

 

ホシグマの代わりを務めるようにサリアが前線に現れる。それと同時にサリアはアーツを発動させる。ごく僅かにだが、イージスの動きが遅くなる。その好機を逃すほど彼らは愚かでない。チェンを始めとする全員がイージスに攻撃を仕掛ける。

しかし、イージスはそれすらも全て守りきった。チェンの刀を盾で受け、サリアの盾を槍で弾く、その勢いのまま槍を振り抜き、遠方の攻撃を全て無効化する。イージスは攻撃を仕掛けようとするが、それはシルバーアッシュとブレイズに阻まれる。

 

何とか戦闘を保っていられるが、状況は徐々に悪いものになっていく。サリアも相当な実力者ではあるが、チェンと共に、となるとどうしてもホシグマには劣ってしまう。さらに悪いことに、あれ以来、イージスの一撃はありえないほど重く、早くなっている。受けるという選択肢が消えるはおろか、回避すら難しくなった。サリアやケルシーの回復も追いつかなくなり、彼らの体の傷は増えていく。さらに、攻撃が緩むとイージスは手に持つ槍を遠距離オペレーターに投擲し始めた。幸い、今の所後衛達にダメージは無さそうだが、イージスの攻撃を備えようとすると攻撃が緩み、攻撃が緩むとイージスが槍を投げる、それを見てさらに攻撃が緩んでしまう…という悪循環に陥っていた。明らかに、軍配はイージスに上がっている。

 

「ーがっ!」

「チェン!」

 

さらにそれを深くする事態が訪れた。とうとうチェンがイージスの一撃を受けてしまった。無理はない、この中で唯一の前衛オペレーターである彼女は、いくらサリアやホシグマが防御を肩代わりしてくれるとはいっても、常にイージスに攻撃を仕掛けねばならない。攻撃を仕掛けるだけではなく、そのあとの回避にも多大な集中力が要求される。ここにきて、彼女に限界が訪れたようだ。

 

チェンが崩れてからは一瞬であった。守りに徹することしかできなくり、そのままサリアも脱落してしまった。流れる勢いのまま、次の槍をエイヤフィヤトラに放とうとしたその時、彼女は現れた。

 

「まさか本当に私が()()()()に使われるとはな。少し解せないが、まあ誰の邪魔も入らないからよしとしてやろう。」

「…時間稼ぎなどと、私の前で言っていいのですか?作戦がバレてしまいますよ?」

「ふん、既に気づいている奴が何を今更。それに、私は負けるつもりなど毛頭ないからな。」

「なるほど、では、お相手仕り(つかまつ)ましょう。」

「…初めから全力で行くぞ!」

 

ー神楯は、未だ動かず。

 

 

 




この作品には独自設定を置いています。それが、「オペレーター、スキル複数使うことできんじゃね?」です。今回登場しないみんな大好きWさんを例に挙げるならば、この作品内のWは戦闘中、S2の地雷を仕掛けながら、S3の爆弾を相手につけることが可能になっています。これくらいなら大丈夫だとは思いますが、念のため独自設定タグをつけさせていただきます。ちなみに、スカジのS1とS3のような、効果が被っているようなスキルは同時に使えません。

もしゲーム内でもこれが適用されたら、評価が大きく変わるオペレーターいそうですよね。パッと思いつきませんが。

アンケートが多くて恐縮ですが、イージスちゃんの部屋をどうするかのアンケートを取ろうと思います。ぜひご協力ください。なお、スカジ以外のオペレーターと同部屋の意見の方は、誰がいいかコメントください。予め言っておきますが、どれだけこの票が集まっても採用されない可能性があります。作者のイメージに合えばワンチャン、程度なので、あまりこの票に期待はしないでください

イージスちゃんの部屋事情

  • 個人部屋
  • スカジと同部屋
  • 他のオペレーターと同部屋
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