ロドス「なんで攻撃が効かないんだ!?」
イージス「ロドス不思議な技使いすぎでは?」
僕「ふえぇ…。どうやってイージスちゃんこの攻撃の中無双できるのぉ?訳わかんないよぉ…!どうやって書けばいいのさ!」
「鮮血が武器を染め、戦場を沸き立たせる!」
「――汝らの哀鳴、我が威光に掻き消されたり――。」
「私が、怖いですか?」
「銃弾の雨で、あなたたちを苦痛から救済しよう。」
「この身に纏う悪夢よ、唄え。」
「これでどうです!」
「Mon3tr。」
各々がそう声を上げる。イージスの近くにはブレイズとスカジが、その少し後ろにはシルバーアッシュ。それを見下ろすように、巨大な黒の獣が。大きく離れてエクシア、アーミヤ、エイヤフィヤトラが、遥か遠方にケルシーが。イージスの四方を取り囲むように位置し、一斉攻撃を開始する。
「…流石にっ、数が、多いですね…!」
スカジがイージスへ切り込み、ブレイズとシルバーアッシュが追撃を与える。防御するイージスの後ろや左右から後衛達が攻撃を放ち、頭上からはMon3trの鋭い爪が迫る。動ける範囲が狭く、回避を取れないイージスはそれらを全て受ける。右手の盾で前衛達の攻撃を受けたらすぐに盾を捨て、『魔法』で槍を創る。左手の槍で後衛達の弾幕を弾き、同様に今度は槍を捨て盾を創る。右手の槍でMon3trの一撃を逸らし、再び迫る前衛達の攻撃を今度は左の盾で受けまたそれを槍に持ち変え…。
と、被弾こそしていないものの、流石のイージスであっても防戦一方であるようだ。しかし、ロドスも余裕がある訳ではない。彼らのほぼ全てが今使っている技は彼らの切り札。そもそも長く続くものではないし、これが凌がれたらロドスの勝ち目はほぼなくなる。今までで1番の手応えを感じてこそいるが、まだ一撃すら与えられていないことに僅かな焦燥が生まれる。そんな内心を押し殺し、彼らは攻撃を続ける。
「だいぶ無茶をするが…仕方ない。」
ー目覚めよ。
そうケルシーが宣言すると、Mon3trは濁った橙のオーラを纏い、その身体からは赤黒い瘴気が漏れ始める。途端、Mon3trの攻撃は激しさを増した。急に早くなったMon3trの一撃にイージスは槍で対処するものの、あからさまに重くなった一撃を逸らしきれず、とうとうその一撃がイージスの右肩に傷を与えた。
「ーっ!」
「「「よしっ!」」」
傷は軽微ではあるものの、初めて浴びせた攻撃。イージスとて無敵ではないと、彼らは僅かに希望を持つ。イージスは攻撃の変化に対応できず、そのまま二撃目、三撃目と、彼女の体に傷が生まれていく。
ーついに防御が追いつかなくなった!このまま削れる!
と、彼らだけでなく、周囲のオペレーターまでもが確かな希望を持った。
そのままスカジが新たに攻撃を仕掛けた。
その時。
ーっダン!!!!!
と、イージスは
「っ!しまっ」
そう誰かが漏らしている最中、振り回した槍の勢いをそのままに、イージスはMon3trの頭部に槍を穿つ。その槍は、光を超えていた。この場にいる者全てが槍の軌跡を見ること能わず、まるで、初めから何もなかったかのようにMon3trの頭にはぽっかりと大穴が空いていた。
一方、イージスとて無傷ではなかった。無理矢理彼らを引き離すためにスカジの一撃を彼女の右腕の防具で敢えて受けたために、右手の防具は壊れ、彼女の美しい白い肌が露わになっている。さらに、Mon3trが倒れた時、Mon3trの瘴気がイージスを包んだ。それによって、少なからずダメージは与えられたようだ。
ロドスのメンバーが再び攻撃を仕掛けるまでに数秒、僅かな時間ではあるが、イージスにとっては十分であった。
「(少々無理はしましたが、もんすたー?とやらは撃破しました。しばらくは復帰できないでしょう。あの医師にもダメージが入っているようなので、何かしらの繋がりがありそうです。しばらくは他の方の回復もできないでしょう。それに、未だに戦場に出ていない1人、一目見ただけですが戦闘能力は高く無さそうでした。おそらく私を動かすための切り札、勝負の分かれ目は彼女の攻撃でしょうね、警戒しなければなりません。)」
「まだ諦めないで!向こうにも確実にダメージは入ってる!」
そう言いながらブレイズはイージスに攻撃を仕掛ける。それに応答するように、他のオペレーター達も追撃を与えていく。しかし、Mon3trが居なくなった分、攻撃の密度は小さくなり、イージスにも余裕が生まれる。それに、イージス自身もこれまで経験したことのなかった大人数の攻撃の対処に慣れ始めた頃だった。
「…もうそれは効きませんよ。」
油断なく彼らの攻撃を受け流し、イージスの槍はブレイズの腹部へと命中する。ブレイズは痛みで顔を歪ませるが、
「あまりエリートオペレーターを舐めてもらうと、困っちゃうかな!」
と叫び、気合でその場に踏みとどまる。そのまま彼女はアーツで高音にした自身の手を傷口に当て、熱で傷を塞ぐ。
「…発狂するほどの痛みでしょうに、よく叫ばずにいられますね。」
と、ロドスの攻撃を防ぎながら1人呟くイージス。その声はどうやら彼女の耳に届いたようで、
「私にもエリートオペレーターの意地があるからね!…とはいえ長くは持たないから、最後の一撃、全力も全力で行くよ!」
と言うや否や、彼女は流れた血て自身のアーツを最大限に強化する。最早真っ赤になったチェーンソーで、イージスへと迫る。
イージスは盾でそれを受けるが、攻撃を受け流しても受け流しても、彼女はイージスとの距離を離さず、執念で攻撃を続ける。必然的に、イージスは彼女の攻撃を受けながら、片手の槍で他の攻撃を凌がなければならない。
「ええ!最後まで足掻いてみなさい!」
攻撃が緩んだ僅かな隙を逃さず、イージスはそう返事をしながらブレイズに槍を放つ。しかしそれでもブレイズは怯まず、逆に流れた血を使ってさらにアーツの威力を高める。
ブレイズがもう長くは持たないことは他のオペレーターも分かっている。彼女の最後の一撃を無駄にしないように、彼らは限界を振り絞り攻撃を続ける。エイヤフィヤトラが、アーミヤが、シルバーアッシュが、誰一人余裕のない様子で、普段の彼らからは想像もつかないような雄叫びを上げながらイージスへ迫る。
ーそしてそれは、今戦っている者だけではなかった。
この戦いを見ている全てのオペレーターが、ロドスの人材が、声を上げていた。負けるな、頑張れ、勝てるぞと、普段は臆病で自信のない者が、自分勝手な振る舞いを見せる者が、病に苦しみ死に怯える者までも。ロドスは今まさに、1つとなって神楯に牙を向けていた。
そんな方舟の攻撃をイージスは受けていた。ただでさえブレイズの攻撃を受けなければならないのに、槍のみでは他の攻撃を守りきれず、彼女の体には1つ2つと傷が増えていく。しかし、どれも致命的な攻撃は防がれ、その傷は全て軽微なものであった。
そしてそのまま、決定打を与えることなく、とうとう時間切れが訪れた。始めはエイヤフィヤトラが、次にシルバーアッシュが、続くように彼らは自身の切り札をこれ以上放つことができなくなり、イージスに攻撃が通らなくなる。そして、ブレイズにもとうとう限界が訪れた。
「あー…駄目だったかぁ…。」
「悔いることはありません、素晴らしい攻撃でした。ここまで攻撃を受けたのは初めてですから。」
「まあ、負けは認めるしかないかな。
「…」
「まだ、
そう言うと、彼女を中心に大爆発が起こる。あたりは砂煙に覆われ、周辺を見ることは出来なくなる。
イージスは予感する、きっと、この攻防が最後だと。彼らは、これから放たれる私を動かす一撃のためだけに、ここまで積み重ねて攻撃を続けてきたのだと。
イージスは目を閉じ、彼らの攻撃を待つ。すると、ある一つの声が聞こえた。それはイージスへの名乗りのような、ある種1つの宣言であった。
「こちらチェン。」
ー神楯は、未だ動かず。
※スルトもブレイズも死んでません。
色々調べたんですが、Mon3trが倒される際の演出が分からなくて、勝手な解釈で書かせてもらいました。違っていたら申し訳ない。いや、どの動画見ても、Mon3trが倒れる前に敵を倒して撤退しちゃうんですよ。だから僕は悪くありません、強すぎるケルシーちゃんとMon3trが悪いんです(責任転嫁)。
ちなみに、Mon3trですが、約9mあるみたいです。見た目の割にすっごく大きいですよね。
イージスちゃんの部屋事情
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個人部屋
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スカジと同部屋
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他のオペレーターと同部屋