スカジのお師匠様   作:アイギス 

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お待たせしました。いや〜、今回はかなりの難産でした。地の文難しい。

先日、また上級エリートが来た上、シルバーアッシュだったんですよね。2回目の無料10連でAsh2体目も出てきた(ガチャ回さなければよかった…)し、これは濁心スカジが沼る未来が見えますね…。

最近僕がしたこと
スルト 昇進0→昇進2 S3特化3
ソーンズ S3特化0→3
シルバーアッシュ 昇進0→昇進2 S3特化2
ブレイズ 昇進1→昇進2
Ash 昇進0→昇進2
エリジウム 昇進0→昇進2
テンニンカ 昇進0→昇進2 S1特化3
今まで貯めた素材がごっそり消える…。まだAshとブレイズの特化終わってないってマジ…?ウィーディ、サリア、シャイニング、ナイチンゲール、エクシアも昇進2にしてないし…、先はまだまだ長そうです。
(むしろここまで育ててなかったのによく今までやってこれたなと思ってます。)


功夫

 

 

 

「ただいま、今帰ったわ。」

「おかえりなさい、スカジ。今日は早かったですね。」

「以前と同じ任務だったから勝手が分かってたのよ。師匠は…またテレビ?いい加減飽きないの?」

「すごいですよね、てれびにいんたーねっと。色んなことを知ることができますし、動いている物語を見ることができるなんてとても新鮮です!」

「それで、今は何を見てるの?」

「映画ですね。この女優さんの武術の演技がすごいんですよ。多分実戦でも使えますよ、これ。」

「…まあ、そうね。」

「私は完全に我流なので、参考にと思ってこの人が出てる作品を色々見てるところなんです。」

「…本人に直接聞けばいいじゃない。」

「へ?それができないからテレビを見ているじゃないですか?」

 

 

 

「へ〜いスカジ!噂のお師匠様がわざわざ私を御指名だって〜?」

「という訳で連れてきたわ。」

「どう言う訳ですか⁉︎」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

突然部屋に訪れたエフイーター。イージスはスカジの後ろに隠れているが、エフイーターは特に気にした様子を見せない。

 

「おー…、聞いた通りものすっごくシャイなんだな!」

「ちょっと!折角連れてきたのにどうしたの?」

無理です無理です!なんで女優さんがここにいるんですか⁉︎

「そりゃ今はロドスに所属してるからな!そっか〜、私の映画見てくれたのか。どうだった!すっごいだろう?」

「ピィ!」

「ありゃ、隠れちゃった。」

 

イージスはとうとうスカジからも離れ、ソファの下に身を隠す。スカジは呆れながら彼女の元へ歩みよる。

 

「ちょっと!…もう、エフイーターももう少し加減してあげて。私の師匠、本当にクソ雑魚コミュ障なんだから。」

「お前さん、そんなに口悪かったっけ?仮にもアンタの師匠なんでしょ?」

「仮にもというか、普通に師匠なのだけれど。…ほら、師匠、あなたもいい加減人に慣れなさい。この前はグムと会話できたんでしょう?」

 

一向に会話の兆しが見えないイージスに対しスカジは励ましの言葉を送る。しかしそれも今のイージスには届かないようだ。流石に相手が有名人であると一筋縄ではいかないようだ。

 

「違う、違うんです。グムさんがこの身を暖めてくれるお湯なのだとすれば、この人は全てを焼き尽くす太陽です…。戦闘力(コミュ力)が桁違いなんですよぅ…。」

「(酷くない?)」

「そろそろ会話くらいできるようになって欲しいのだけれど…。外に出るたびに後ろに隠れられると、流石に鬱陶しいのよ。」

「いやそれはめっちゃ嘘じゃん。この子が後ろにいるときいっつも笑顔じゃんあんたってごめんごめんそんな顔で見ないで怖いなぁもう。」

 

ちなみにだが、この時のスカジの笑顔の写真がロドス内で高値で取引されているらしい。CEOが先に気づいて押収するのが先か、スカジが先に気づいて血祭りになるのか、不安である。

 

「…もう。まだ自己紹介すら出来てないのに…。」

「なら私からな!今はエフイーターって名前でロドスのオペレーターやってるよ!よろしく!」

「…い、イージスです。その、見ての通り、とても会話が苦手です。ごめんなさい…。」

「ここはあんた以上に個性的なやつばっかだからね、全然気にならないよ!それで、今更だけど何か用があるの?」

「え、えと、その、私の武術って我流だから、エフイーターさんの映画を見て色々参考にしてたら、スカジが突然呼んできて…。」

「なるほどね。つまり私のカンフーを見たいってことだ!良いよ、訓練室行こうか!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「…どうですか?」

「え?ああうん、良いんじゃない?…え?やるの初めてなんだよね?」

「?はい。」

「うっそぉ…。」

 

訓練室に着いてから早速、イージスは自身の技を見せる。武の道に終わりがあることはあり得ないがしかし、彼女の技は一種の極みに至っていた。少なくとも、これが初めてだなんという言葉は信じられないほどには、洗練された技であった。

 

「師匠はこんなやつよ、諦めなさい。」

「むしろ私が教わりたいんだけどこれ。なんでここまでできるのさ?」

「?映画を見たので。」

「…うっそぉ…。」

「ちなみにこの人、演習の翌日に挑んできたエクシアに銃で勝ってるわよ。エクシアはちょっと泣いてたわ。」

 

ちなみにそのあと、弓でも負けていたことをここに記しておく。

 

「本当に規格外なんだねあんたの師匠…。」

「?」

「それでもってあの『どうしましたか?』みたいな態度よ。ぶん殴りたくなるわ。」

「あはは…で、私は何をすればいいの?正直教えられることなんてないよ?」

「あ、じゃあ模擬戦をお願いできますか?きちんと修めた人の技を見たいので。」

「おお、それなら大丈夫!むしろ私がお願いしたいくらいさ。一応聞くけど、素手でも戦えるんだよね?」

「はい、全力のスカジに勝てるくらいには。」

「あっははは!ご冗談を。…え?まじ?」

「…黙秘するわ。」

「おー、…お手柔らかにね?」

「大丈夫です、加減はできますから。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

それから約10分後、無傷のイージスに対しエフイーターは傷だらけで地に伏していた。

 

「たっは〜。完敗だよ。師範との稽古を思い出したよ。」

「ありがとうございました。あ、これどうぞ。」

「お〜噂のやつ?後で医療班のやつらに自慢してやろーっと。」

 

エフイーターが受け取った治療薬を飲むと、全身の傷が瞬く間に癒える。数秒後には、傷の一切は無くなっていた。

 

「はえ〜、すっごいねこれ。みんなが騒ぐのも納得だ。」

「そう言ってくれるなら幸いですね。」

「にしても…訓練室くると随分人が変わるじゃん?普段からそれくらい堂々としてればいいのに。」

 

訓練室での…というより、戦闘の前後のイージスは普段の臆病が引っ込む。その小さな体からは想像もできないほどの威圧感が放たれており、事実、彼女と戦うオペレーターはこれが訓練だということを忘れる。そのためほとんどが自身の限界を出してしまい、肉体はボロボロ、訓練室は崩壊する。今も和やかな雰囲気こそ出ているものの、周りの惨状は悲惨なことになっている。

 

「訓練を直したりこんな貴重な薬を配ったりって、いいの?あんたの信条的にアウトじゃないの?」

「原因の半分は私にありますしね。雇われた以上は相応の仕事はしますよ。」

「(過剰じゃないかしら?)」

 

しかしそれに関しては流石イージス、とでも言おうか。アフターケアはバッチリである。謎の薬によって怪我は治り鉱石病の進行は戦う前のものに戻る。また、『魔法』によって訓練室も直される。過去何度も訓練室の崩壊に苦しんできたドクターは感涙している。

 

「それにしても、今日はありがとう。新たな同胞に教えようと思ったら、むしろこっちが教わっちゃったよ。」

「いえ、やはり映像だけでは見えない部分もありましたし、非常にためになりました。わざわざありがとうございました。」

「いやいや、必要になったらぜひ言ってよ。私にとっても大きな収穫だったからさ。それで?これからどうするの?」

「折角スカジもいますから、これから稽古にしようかな、と。」

「…あら?いいの?」

「むしろそのつもりでついてきたのでしょう?私もいいものを教わりましたし、今日は素手で行かせてもらいますね。」

「上等よ。」

「あ、じゃあ折角だし見てていいか?」

「「問題ない(わ)(ですよ)。」

 

どうやら、訓練室がまた壊れそうである。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「…お、エフイーターじゃねえか!どうした?やけに楽しそうじゃん。」

「やっほ、ビーハンター。いや〜、いいもん見たんだよ。まさか本当にスカジが無手でやられるとはな〜。やっぱ功夫に限界はないんだな!」

「?よく分からんけど、暇ならやらないか?」

「お、いいね〜。今日の私は強いぞ〜?」

 

この後めちゃくちゃ訓練した。

 

 

 




というわけで、今回はおっぱいパンダもとい、エフイーター回でした。正直、エフイーターってそこまで性癖ってわけではないんですが、めちゃくちゃ好きなんですよね。彼女とマドロックに関しては童貞を絶対に殺す、っていうYostarの意思を感じます。
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